工業系事例」カテゴリーアーカイブ

工場などの工業系臭気対策事例。様々な工場様の臭気対策を取り組みさせていただいています。

デオモニの切実なユーザー様の声


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担当(著者)
臭気判定士 山田大介
提出日付
2022年7月6日
対応先等
工場の臭気対策(工場の臭気監視システム)
概要
デオモニの切実なユーザー様の声
状況等
  • 日本の工場、およびタイの工場において、排気口周辺や、工場の敷地境界線において、工場から排気される臭気の拡散状況を確認したいというご要望やリクエストは多く頂戴します。
  • そのため、弊社では、「deomoni」というニオイセンサーを開発しまして、日本の工場、およびタイの工場の「ニオイの見える化」を実現しております。
  • このデオモニについては、例えば広大な工場の敷地境界線、東西南北などに定点設置するとして、そこからその臭気測定のデータを集積するのは、コントロール室や中央制御室に設置されるパソコンなどになります。
  • そのデータを転送するための有線は不要としておりまして、無線データ通信を通じてニオイを24時間365日、常時(一定期間を選択して)集積することが可能です。
  • もちろん、無限に無線が飛ぶわけではございませんので、必要に応じて中継機を設置し、無線が途切れないように飛ばしていくようにしております。
  • さらに、風向風速計との連動ももちろん可能になるように開発されておりますので、工場周辺や上空の風光や風速によって、臭気の数値やデータをより解析しやすく仕上げております。
対応内容
  • そんな中で、某工場様では、「これを敷地境界線の、臭気苦情を申し立てておられる住民様側に設置することで、抑止力というか、工場と近隣住民さんが、一緒になって臭気を確認できるようにしたい」というお声を頂戴して、設置をさせていただいたケースもございます。
  • このケースでは、deomoniという臭気モニタリングシステムをあえて目立たせることで、住民様にも工場側にも、「臭気を常に把握していて、どのタイミングでどんな臭気がどれくらい出ているのかを把握していきましょう」という、改善へ向けた取り組みの前提であったり、あるいは臭気への取り組みをPRできるアイテムとして、大いにご活用いただいております。
  • 近隣住民様も、このような取り組みについては積極的にご協力いただけるケースがほとんどであり、deomoni用の電源供給や、敷地の隅っこに設置を許可いただくなど、それだけでも工場側と住民側の関係性が良好になる実例も少なくありません。
  • また、逆に「住民様にはあまり知られないように、まずは自社の臭気の状況を定点観測したい」というようなお声もありまして、そのようなケースでも、弊社ニオイセンサーデオモニはひっそりとお役に立てます。
  • なぜなら、専用BOXにdeomoniを完全に入れてしまうため、臭気センサーが入っていると言わなければ、外部からはわからないからです。
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 臭気監視システムのdeomoniについては、専用のBOXに入れて設置します。これは雨などを除けるためでもありますし、臭気を一定量、deomoniに設計通り吸引させるノウハウでもありますが、この現場のように、切実な工場様のご要望にお応えできるケースもあるのです。
その他補足感想など
  • 弊社では、本来、「工場の臭気をしっかりとチェックしていますよ」というような抑止力であったり、臭気対策や環境対策のPRという点でも、このdeomoniというニオイセンサーは設置されているだけでも効果を発揮するのではないかと考えておりました。
  • そして実際、日本の工場やタイの工場において、多くの現場にてdeomoniが納入されていきました。中継機や風向風速計を合わせれば、数百台の納入実績をいただいております。
  • しかしそのように、大変多くのお問い合わせやご注文をいただく中で、切実な商品にひそむ「日切実な」願いがあるケースにしばしば遭遇するようになりました。
  • それは、たとえて言えば、補聴器です。補聴器は、聞こえをよくしてコミュニケーションを円滑にする、本来であれば切実な商品ですよね。しかし、なかなか補聴器のユーザーが増えないと言われています。それはなぜか。実は補聴器を使っていることを悟られたくないという心理的なところが大きいというのです。補聴器を使っている=聴覚の衰えであり、老人扱いされたくない・・ということで、使っていることがわからない補聴器が切実に求められていたそうです。
  • これは実は、臭気対策においても大いに該当するのではないかと弊社では考えております。
  • 例えば、臭気センサーを設置したり、毎日臭気センサーをもって敷地境界を歩いて臭気チェックをすることで、本来であれば問題のないレベルであっても、かえって近隣住民様を不安にさせてしまう・・というような可能背もあるわけで、工場のご要望としては「静かに、わからないように、臭気の監視やモニタリングをしたい」というのは、切実にひそむ非切実な願いであり、弊社deomoniはそれを実現することも可能なのです。
  • ニオイセンサーのこと、臭気対策脱臭装置のことでしたら、弊社共生エアテクノまでまずはお問い合わせ、ご相談下さい。
 
ニオイセンサーデオモニ
    

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日本の工場のタイ現地法人の製造からの排気臭対策としてのスクラバー


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担当(著者)
技術開発責任者 吉田博満
提出日付
2022年6月25日
状況等
  • 日本の工場ではスクラバー脱臭装置を用いることは、従来より実施されてきております。
  • タイの工場でも、実はスクラバー方式による脱臭装置は、数多くの工場にて設置されてきているのを弊社ではタイ現地にて確認しております。
  • しかし残念ながら、その使用方法や利用用途などは、いわゆる「除塵スクラバー」という範疇を出ることはなく、また、メンテナンスであったり、その後の対応であったり、あるいは臭気測定を実施することはないようで、脱臭効果や消臭効率などの検証も、全くと言っていいほど、実施されていないのが現状です。
  • 悲しいことに、タイの工場の排気臭では、工業団地ごとや、工場の業種ごとに、臭気規制が設けられているにもかかわらず、その臭気測定すら満足に実施されていないのです。
  • 具体的に、弊社が対応させていただいた工場様でも、複数のタイの工場にて、せいぜい臭気成分(アンモニアやフェノールなど)での成分濃度を測定していればまだ良い方です。
  • しかし、臭気の規制はすでに、「臭気濃度」(日本では臭気指数)に変わっていっています。
  • 弊社では、スクラバー脱臭装置を消臭や脱臭に特化して設計および効果測定を行います。
対応内容
  • 脱臭や消臭に特化した、スクラバー脱臭装置を、弊社では、「インジェクションスクラバー」脱臭装置と命名し、商標登録も済ませまして、日本およびタイの工場の脱臭装置として幅広く、納入を行っております。
  • そんな中で、タイの工場の脱臭では、「輸送費がネックになるよね」というようなお声もいただきますし、あるいは「やはりタイで納める脱臭装置だから、タイで製造して欲しいよね」という、いわゆる地産地消を推奨して欲しいというご要望も少なからず頂戴します。
  • それでも、脱臭専用のスクラバーですので、かなり緻密な製作や精度を必要とするため、今までは日本の弊社協力工場にて製作の上、船便での輸出を余儀なくされておりました。
  • 今回、いよいよそこからステップアップするべく、タイ現地でのスクラバーの製作をできる体制を整えられるように、本格的な動きをスタート致しました。
  • 営業活動や現場対応は、弊社のタイ代理店にて、タイの臭気判定士が常駐しており、さらに弊社からも定期的なタイ出張にて、日本の臭気判定士および技術開発責任者が、責任をもって現場対応にあたっておりますので、ご安心下さい。
  • 今後、タイ国内で製造し出荷できる脱臭装置も、レパートリーを増やしていきます。
装置等の紹介
対応後の状況等
その他補足感想など
  • 工場の脱臭においては、当然、ビフォーアフターでの効果検証がマストとなります。
  • 驚くべきことに、いまだにタイの工場では、この脱臭効果の検証すらまともに行われていないケースが往々にしてあるのです・・。
  • それもそのはず、脱臭効果を検証するためには、臭気成分の単一濃度での比較か、あるいは複合臭を三点比較式臭袋法にて算出しての比較をするしかないのですが、後者についてはまともに測定できる臭気測定会社が、タイにはないのです。
  • さらに、安かろう悪かろうのスクラバー(脱臭ではなく、除塵目的や、いたずらにでかいだけの見掛け倒し)が横行しており、いかにも良さげな雰囲気を醸し出しつつ、見た目の良さと安さだけで設置されていくケースが多いようで、「何も効果がなかった」という残骸を、実際に現場にて何度、我々は目にしてきたことか・・。
  • 弊社では、タイのビジネスパートナー様にも臭気対策におけるノウハウや技術、スキルなどをしっかり教え込み、代理店契約を締結した上で、諸々の対応に当たって貰っております。タイの臭気判定士も複数名、常駐しておりますし、弊社からも定期的なタイ出張を行うことで、日本の臭気判定士のスキルおよび日本クオリティでの脱臭装置の設計や製造、納品から効果検証まで、しっかりと対応できる体制を整えております。
  • そのため、決して安くはありません。しかしそれに甘んじることなく、少しでもコストを削減できるように、タイ国内での脱臭装置の製造を可能とし、輸送コスト等を削減することで、よりタイの脱臭市場でお役に立てる体制を着々と整えております。
  • タイの工場の臭気対策でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
脱臭装置製造工場
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工場の臭気モニタリングシステム(ニオイセンサーdeomoni)


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担当(著者)
臭気判定士 第2種電気工事士 中丸晴樹
提出日付
2022年5月14日
対応先等
某工場
概要
「定点設置型ニオイセンサー」deomoniによる、24時間365日の臭気モニタリング
状況等
  • 某工場様にて、製造過程から発生する臭気を排気しているなかで、近隣住民様から臭気苦情がときどき発生していました。
  • 臭気の製造工程については、製品はそこまで変化はないものの、製造時間帯や製造する量などは、必ずしても一定ではありませんでした。
  • また、風向きなどによってもどう、臭気の発生と拡散が変わるのかも把握できないまま、臭気苦情の解決をどこからどう手を付けてよいかもわからない状況でした。
  • 当初は、排気ダクトを延伸して、もっと高くしてみようか?とか、脱臭装置をとりあえず設置してみては?というような話もあったようですが、コスト面などを考えると、効果がわからないものに対して、二の足を踏み、なかなか対策方法が見当たらないとのことでした。
  • そこでインターネットで検索し、弊社共生エアテクノにお問い合わせをいただきました。
対応内容
  • 弊社臭気判定士で、工場の臭気対策に詳しい臭気対策コンサルタントが対応に入りました。
  • まずは臭気のコンサルテーションや臭気のアセスメントを実施することで、工場からの排気臭がどれくらいの強さなのか。そして、それがどのように周辺へ臭気拡散しているのか。という臭気測定を実施するところからご提案しました。
  • 工場様からは、「それがスタートですね!」と快諾いただき、数日間にわたって排気口からの臭気を採取し測定。拡散シミュレーションを実施しました。同時に臭気判定士が実際の拡散状況を把握するために、周辺調査も嗅覚にて実施しました。
  • その結果、風向きと風の強さ、そして排気臭の臭気指数などが合致したときのみ、臭気苦情を申し立てている住民様のエリアに臭気が飛散していることがわかりました。
  • そこから排気方法の変更を行うと同時に、住民様にご安心いただくために、「定点設置型ニオイセンサー」deomoniによる、24時間365日の臭気モニタリングも実施することとなりました。
  • 風向風速計と連動し、無線でホストPCまでデータが飛ぶため、大変高い評価を頂戴しました。
装置などの名称/分類
対応後の状況等
  • 実際の工場からの排気臭気と、deomoniの臭気センサー値に相関関係を持たせる「検量線作成」を行いまして、deomoniを敷地境界線等に複数台、定点設置しました。工場様、住民様双方から「ニオイが可視化できるのはありがたいし安心」と感謝の言葉を頂戴できました。
その他補足感想など
  • やはり、工場からの排気臭というのは一定ではありません。特に大きいのは、風の吹く方向や強さによって、どの方角にその臭気がどれくらい飛んでいくか、を把握できなければ、せっかくのニオイセンサーもその意味が半減してしまいます。
  • 弊社共生エアテクノニオイセンサー「deomoni」は、開発当初の段階から、そのあたりのご要望を多くいただいておりましたので、発売開始から250台以上を日本の工場様およびタイの工場様に納入させていただいておりますが、そのほとんどが、風向風速計も一緒に納品させていただき、deomoniのセンサー値と、風向風速計のデータを一緒に、ホストPCへデータを無線にて集計できるシステムを整えております。
  • その他、お客様から評価いただける部分としては、測定間隔もございます。絶え間なく飛散する排気臭を、どれくらいのタイミングでモニタリングしていくのかという部分は、deomoniについては10秒間隔よりセレクトいただけるように開発しました。短ければ短いほど、データが膨大になっていくということもありますので、このあたりは工場様の使用用途や目的に合わせて、現場ごとにお打合せをさせていただいております。
  • 現状、半導体の材料納期が長くなっております。現時点でも、発注待ちの工場様が数件、ございまして、お待ちいただいておる状況でございます。もし、工場の臭気測定ニオイ監視、ニオイセンサーをご検討案件がございましたら、まずは弊社共生エアテクノまでご相談いただけましたら幸いです。
 
臭気判定士による臭気調査
においセンサーによる測定
     

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