臭いの知識/講習会/セミナー」カテゴリーアーカイブ

臭気に関する講演会(ニオイのセミナー)


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担当(著者)
臭気判定士 松林宏治
提出日付
2022年5月2日
対応先等
臭気に関する講演会
概要
悪臭や異臭の授業
状況等
対応内容
  • ここ4月において、2件の講師役をつとめさせていただきました。
  • 1件は、「ニオイの授業」的なところでした。
  • 具体的には、ニオイの基礎というところから、我々の生活や日常にどのような影響を与えるのか、それが悪臭だからなのか、といった内容でお話をさせていただきました。
  • もう1件は、「経営者としてのお話」でした。
  • 生い立ちから創業、そして現在至るまでのお話の中で、やはり、臭気対策ビジネス一筋にて、今年の10月で20周年となる、弊社共生エアテクノのニオイへの取り組み、タイの脱臭も含めてのカテゴリでのお話が、本当にいろいろあるなぁ・・という振り返りにもなりました。
  • 上記の1件目の「ニオイの授業」については、3本立てとしました。1つ目が「ニオイを感じるメカニズム」として、人が何を悪臭と感じるのかというお話。2つ目が「ニオイが与える影響力」として、我々の日常に当たり前に必ずあるニオイというものが、どのような影響を与えているのかをご説明。そして3つ目として「ニオイのトレンド」として、悪臭防止法の苦情件数やら、ニオイのマーケットボリュームやらから、スメハラとか香害といった部分までお話させていただきました。
装置等の紹介
対応後の状況等
  • ニオイのセミナーにご参加いただいた皆様、そしてご都合で参加できなかった皆様から、数多くのご質問をいただき、予定時間をオーバーするくらい、オンラインでの開催でも感じられる熱量のある講演となりました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
その他補足感想など
  • ここ数年、コロナ禍になってからは、リアルでの講演やセミナーがほぼなくなりまして、その分、ミーティングや会議をはじめ、セミナーや展示会までも、オンラインでの開催が当たり前となって参りました。
  • これは、当然、メリットとデメリットがあるとはいえ、弊社としては今後、コロナが終息していったとしても、オンラインによる方式での開催も必ず残っていくと思いますし、むしろ、その方が参加する皆様が参加しやすいというような手軽さもあるのではないかと考えております。
  • 実際、今回のオンラインセミナーでの講師役を担当させていただき、会場への移動がない、というだけでも、講師の負担は大きく軽減されることがわかりました。
  • それは、移動方法であったり、移動手段であったり、時間もコストも、遠方であれば前入りや後泊などの部分も含めて、セミナー開催側にとってもメリットが多いかと思います。
  • 参加するのも、顔出しNGでも大丈夫ですし、移動中でもネット環境さえあれば拝聴できる。質問はチャットでもできるので声出しできない環境でもOKということで、参加するハードルが大きく下がり、参加できる条件が揃いやすいということはあるかなと思います。
  • その一方で、やはり今まで、会場の参加者の表情や雰囲気、匂いを見ながら話を進めていた部分や、その場その場で話す内容を変化させていた部分については、かなり難しいなと感じざるを得ませんでした。画面に向かって一方的に一人で話しているので、妙に不安になったりもします。これは慣れる必要もあるので、あまり気にしてはおりませんが、やはりオンラインという無機質さは難しい部分の一つかもしれません。
  • リアルでお会いしてなくて、名刺交換もしていないという中で、仲良くなっていきセミナー講師のご依頼などもいただける時代。これが新しい時代と受け入れ、変化していきますので、ニオイに関するご相談でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ・ご相談下さい。
 
臭気に関する講演会・ニオイのセミナー資料
臭気に関するオンライン講演会・セミナー
     

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研修会や勉強会における臭気対策のセミナー


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種別

臭気対策のセミナー/研修会/勉強会

担当(著者)
臭気判定士 山田大介
提出日付
2021年8月28日
対応先等
状況等
  • 各種業界の団体や、いろいろな協会より、定期開催している勉強会のテーマとして、臭気対策を検討しているというご相談をしばしば頂戴します。
  • また 会社ごとでも、定例勉強会を開催されている中で、ニオイに関する知識を身に着けることで、少しでもお客様やユーザー様へのカスタマー満足度を向上していきたいというようなお声も頂戴します。
  • 今回もまた、某展示会における発表プレゼンの場にて、弊社臭気対策を一通り実施したいというオファーを頂戴しまして、内容のご相談やお打合せをさせていただきました。
  • その中で、先方様が着目されたのが、弊社ニオイセンサー「デオモニ」でした。deomoniという臭気監視システムを用いたニオイの見える化や、24時間365日のモニタリングが実用的であり、導入したいユーザーも多そうだという事でした。
対応内容
  • よって、展示会での発表プレゼンとしてのメインテーマを「臭気監視システムdeomoniを用いた工場の臭気モニタリング管理」とさせていただき、発表資料の作成に入りました。
  • とはいえ、いきなりニオイセンサーだけをご紹介するという内容では、せっかくご来場いただいたり、オンラインでご覧いただく工場の環境管理のご担当者様等にはわからない部分もあると思われました。
  • さらには、コロナ禍ゆえのバーチャル展示会も含める為、オンラインでの海外からの閲覧や参加をされる方も増えると想定し、弊社で多くの実績があるタイ王国の工場の臭気対策や、中国での臭気対策の実績事例も盛り込んでいくこととしました。
  • まずは、悪臭防止法という法律からスタートしまして、そこに嗅覚であったり、ニオイというものがなにか、という解説を入れさせていただきました。タイの工場でも臭気規制はありますので、そのあたりのご説明が可能であることも、弊社の強みと評価していただきました。
  • そして、実際に行う臭気のコンサルテーションからデモテスト、さらには実機導入へ向けてのスクラバー各種等のご説明をさせていただきました。
  • その後、メインテーマである、ニオイ測定器「deomoni」の特徴や有効性、たくさんの実績事例等をご紹介し、スライドによるご説明を終了致しました。
装置などの名称/分類
  • 臭気対策の勉強会
  • 工場の排気臭対策のセミナー
  • 展示会におけるニオイ関連の発表
装置等の紹介
対応等
  • コロナ禍ゆえ、展示会や勉強会も、バーチャルであったり、オンデマンド方式になっており、それがリアルとは違った形になっているようです。タイの工場の臭気対策につきましては、ワクチンパスポートが可能となり次第、現地へ伺います。(現状も代理店にて対応は継続しております)
その他補足感想など
  • なかなかコロナ禍が終息していかず、感染者数が日本でもタイでも、多くなってしまっている状況の中で、何とかアフターコロナを見据えながら、withコロナに適応していかなくてはなりません。
  • 本来、セミナーの講師をお引き受けしたり、勉強会でのテーマをお任せいただける時は、やはり会場でお話させていただきたいのが本音です。なぜならば、会場に参加いただいている皆様の反応を確認しながら、わかっているから飛ばして軽く説明を行うですとか、ここは興味があるからもっとしっかり説明して欲しいといったことが、臨機応変に行えるからです。
  • 展示会も バーチャルというのは、もちろん良い部分もたくさんある一方、リアリティには欠けてしまうというデメリットもあるため、いろいろなシーンに幅広く対応できるよう、発表する側も創意工夫をこらし、少しでもご理解を深めていただけるようにしていかなくてはなりません。
  • ニオイは目に見えませんし、オンラインでお伝えすることは現時点では不可能です。現場、現地へ行って、ニオイを嗅ぐしかないのです。
  • そういった意味でも、日本国内は何とか対応出来ております(もちろん万全なる感染対策を行った上で出張等を実施しております)が、海外、タイや中国となると残念ながら今は出張が出来ません。
  • ワクチンパスポートによる、国境を開いていく動きがあると聞いておりますので、タイが日本との締結を完了しましたら、弊社臭気判定士と技術責任者が、再びタイに出張しながら、タイの工場の臭気対策も実施して参ります。
  • このようなコロナ禍によるパンデミック状況であっても、日々 多くの臭気対策お問い合わせやご相談を頂戴しております。
  • 弊社では、工場の臭気対策はもちろん、臭気のセミナーや勉強会、講師役等も鋭意、お引き受けしておりますので、各種業界団体様や協会様、もちろん個別企業様も、まずは弊社共生エアテクノまでご相談下さい。
におい監視システムイメージ
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臭気の単位(臭気の数値化)


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種別

臭いの単位

担当(著者)
臭気判定士 シックハウス診断士1級 松林宏治
提出日付
2021年8月17日
対応先等
概要
臭気の測定方法
状況等
  • 弊社が臭気対策の専門会社として一意専心している中で、数多くいただく質問の一つに、「ニオイには単位がありますか?」というものがあります。
  • 確かに、明るさでしたらルクスという単位があり、音にはデシベルという単位があります。視覚や聴覚、そして触覚としては温かい、冷たいという、わかりやすい温度があります。
  • しかし嗅覚ということについては、まずはニオイの感じ方が大きくわかれます。千差万別といっても過言ではありません。
  • 例えば、加齢臭の原因の一つである「ノネナール」を、何のニオイかをアナウンスせずに嗅いでいただくというテレビの企画を担当させていただいたことがあります。その時の結果は、「このニオイ好き」といったご意見もありましたし、「苦手」という方もいらっしゃいました。
  • そして、そこに視覚と聴覚を加え、「加齢臭のもとです」と説明すると、ほぼ全員の皆様が「ええー」となるわけです。
  • それくらい、同じニオイを嗅いでも好き嫌いがわかれたり、同じニオイ成分でも濃度の強弱でニオイが変化してしまうこともあり、ニオイの単位というのは難しく、公式の単位はまだないようです。
対応内容
  • そんな中で、どうやって弊社では臭気を数値化しているのか。について解説させていただきます。
  • まずは6段階臭気強度表示法があります。これは0~5の6段階で感じた感覚で評価していく方法です。0が無臭、1は検知閾値(何かニオうけど質までわからない)、2が認知閾値(臭いの質はわかるけど気にならない)で、3から5にいくに従って強烈な臭いという感覚法です。臭気調査の現場等で弊社臭気判定士が実際に用いる尺度です。
  • 次に、最も公式単位に近いと思われるのが、臭気指数です。もともと臭気濃度がありまして、それはその臭気を何倍の無臭空気で薄めたら、臭わなくなるかという単位でした。そしてそれを人間の嗅覚の感じ方に近づけるために、対数値としたものが、臭気指数です。悪臭防止法でも複合臭の測定方法として定められている重要な指標です。
  • 他にも、古くより用いられている、成分濃度での単位があります。これはニオイの成分ごとに、単一成分としてのppmとかppbを計測するものです。しかし単一で存在するケースは考えにくく、現実的に悪臭の現場ではなかなかニオイの感じ方とリンクしない部分はあるのかなと思います。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応等
その他補足感想など
  • 上述しました臭気指数(臭気濃度)を算出するには、三点比較式臭袋法という公定法を用いて、6名以上のパネルと2名以上の臭気判定士が必要となります。
  • 簡易法にて二点比較法等としても、公定法と同じ道具や臭気判定士を必要とするため、決して誰もが簡単に測定できるわけではありません。(ちなみに弊社はこの簡易法を主としています)
  • そのため、弊社でいえば、deomoniというニオイ測定器を有しており、デオモニが示すセンサー値にいろいろな意味合いをもたせられるようにしております。
  • 例えば工場の排気臭や敷地境界線での臭気監視であれば、臭気指数とセンサー値に検量線を敷くことで、相関関係をある程度、もたせられるようにすることで、24時間365日の連続モニタリングの意味を高められるようにしております。
  • また、ハンディ式臭気発生源調査等で利用するときは、センサー値の上昇や下降にて、臭気のマッピングや臭気のアセスメントにも幅広く活用しております。
  • ちなみに、ニオイセンサーの数値は、弊社を含め、どこのメーカーのにおい計であっても、その数値はあくまで各メーカー独自の指標となり、公式のものではありません。
  • その他、9段階で快・不快度を示す方法もあります。これは、極端に快である+4から、極端に不快である-4までの9段階で評価するものです。あまり弊社では用いるケースは多くありませんが、品質管理とか、香り系が含まれるときの臭気の評価時には取り入れております。
  • それ以外ですと、例えば弊社にも多いカビ対策。この時は、当然、カビの菌数を測定したり、菌種を同定することが、わかりやすい指標となります。
  • あるいは火事のあとの測定では、臭気強度やセンサーを用いますが、お客様のご要望によっては、ダイオキシン類の測定も承っております。
  • 臭気に関することでしたら、測定から対策までワンストップサービスで行っておりますので、弊社共生エアテクノまでご相談下さい。
におい刑事による臭気測定
におい刑事による臭気判定
におい刑事による臭気調査
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