海外の工業系事例」カテゴリーアーカイブ

東南アジアでは、新しく工場が出来て、新しく働く場が出来て、マーケットは大変活性化していると思いますが、それに伴う環境問題というのは、必ず同時に必要となるものだと弊社は考えております。

タイの工場のニオイの見える化


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担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2023年7月26日
対応先等
タイの工場(ニオイの見える化
概要
タイの工場のにおい監視システム
状況等
  • 弊社共生エアテクノでは、ここ10年ほど、タイ王国への定期的な出張を行っております。
  • もともと、タイへ進出したきっかけは、日本の工場の臭気対策を実施させていただく中で、タイの現地法人である工場でも、近隣住民等からの臭気苦情が発生しており、タイの脱臭屋の脱臭装置ではなかなか臭気問題が解決に至らず、弊社に「タイの工場の臭気対策もやってほしい」とご依頼いただいたのがきっかけです。
  • 当時のタイの工場では、臭気成分濃度での排気口での規制等はあったものの、なかなかそれだけではニオイ問題の解決には至らないため、弊社では日本と同じく、臭気濃度での基準を独自に設定して、タイの工場の排気臭を臭気測定したり、脱臭装置を選定させていただいてきました。
  • そのうち、タイにおいても、悪臭防止法のような制度であったり、タイの工場の臭気対策という資格制度などが整ってきまして、弊社でも、日本のタイの工場の臭気対策と、弊社のタイ代理店のタイの臭気判定士にて、ますますタイの工場の臭気対策をお手伝いさせていただくようになりました。
  • そして、たくさんのタイの工場にて、脱臭装置ニオイセンサーを導入させていただきました。
対応内容
  • ここ数年、最も多く導入いただいているのが、弊社ニオイセンサーである「deomoni」となります。
  • デオモニは、ハンディタイプでも使用できるようにオプションを整えておりますが、基本的には、定点設置にて、ご利用いただくことを前提としております。
  • タイの工場の敷地境界線に専用BOXを用いて設置いただきます。すると、そこから無線方式にて24時間365日、飛散してくる臭気をセンサリングして、臭気データを収集、中央制御室にあるパソコンにて、常時チェックすることができます。
  • 電波状態によっては、中継機を設置することで、広大な工場の四方をしっかりとカバーします。もちろん、風向風速計との連動も可能ですので、近隣住民様からの臭気苦情が寄せられたときに、その時間帯の諸条件を見合わせて、どの工程で、どの製造ラインの臭気が問題になっているのか、などを把握することも可能になります。
  • タイにおいては、特に塗装系臭気は、タイ人の住民様に嫌われるようで、このような日本の脱臭専門会社が開発して多数の実績を誇るセンサリング技術は、設置して見える化することで、抑止力にも繋がるということで、タイの工場でも数十件、延べ100台くらいは実績として有しております。
  • 直近では、排気口付近へ設置できるタイプも開発しまして、早速、タイの複数の工場から、導入に向けたお問い合わせを頂戴しております。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 導入に当たって、「日本の会社ですが、導入後のメンテナンスはどうなっていますか?」というお問い合わせも頂戴します。弊社では定期的にタイ出張をして対応しますし、タイの代理店もメンテナンスできる体制を整えております。先日もメンテナンスを実施し、ご安心いただけております。
その他補足感想など
  • コロナ禍で、ちょうど2年間は、タイをはじめ東アジアも東南アジアも、海外出張をすることはできませんでした。
  • その間も、タイは現地代理店としっかりと連絡を取り合って、納入させていただいた工場様の脱臭装置ニオイセンサーの、アフターメンテナンスなどの対応を実施させていただきました。
  • そして、2022年2月に、規制が緩和されてからは、(といっても当時は、1日目と5日目、帰国時のPCR検査が課されておりましたが)タイ出張をリスタートしております。
  • さらに、緩和が進んでからは、タイを中心に、ベトナム等へも出張をしながら、タイを中心としたASEAN諸国への、工場の臭気対策を実施しつつあります。
  • 脱臭装置にせよ、消臭剤にせよ、ニオイセンサーにせよ、あるいは臭気測定にせよ、多くの場合では、それを実施することはできますが、その後のアフターフォローであったり、メンテナンス体制であったりについては、臭気についてはかなり大切であり、難しいところでもあります。
  • なぜなら、タイの工場の臭気対策という資格者がいて、専門性の高い臭気測定技術が必要でありながら、それを実施できる専門家や専門道具などが、タイではほとんど行きわたっていないからです。
  • 弊社では、日本の品質をタイに送ったりタイの代理店と共有することで、臭気測定のスキルも日本レベルとさせていただいておりますし、脱臭装置などは日本で製造してタイへ輸出することで、クオリティを保つようにしております。(もちろん、タイで製造することも勘案しております)
  • さらに、タイの工場のご担当者様などが最も懸念する1つである「メンテナンス」や「アフターフォロー」についても、しっかりと対応できるように、弊社では定期的なタイ出張を行いつつ、タイの代理店でも技術者を育成することで、ご安心いただけるメンテナンス体制を整えております。
  • タイの工場での臭気のご相談、あるいはASEAN諸国、特に最近、お問い合わせの多いベトナムなどでも、まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせいただけましたら幸いです。
デオモニ(アフターメンテナンス)
ニオイセンサー(アフターメンテナンス)
    

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タイの工場の消臭剤噴霧システム


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担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2023年6月16日
対応先等
タイの工場の脱臭装置
概要
タイの工場の消臭剤噴霧システム
状況等
対応内容
  • 弊社が申し上げるのもあれですが、脱臭装置や消臭設備というのは、生産性のあるものではございません。
  • それでも、消臭や脱臭、あるいはニオイ測定器の必要性があるというのは、タイにおいてはタイの悪臭防止法条例が制定されつつあったり、タイの各工業団地ごとに定められている臭気の規制などによって、それぞれの工場からの排気される臭気への対策は必須となります。
  • 特に、日本の工場のタイ現地法人におかれましては、コンプライアンスを含めて、しっかりとした臭気対策が求められるケースもあるかと思います。
  • 弊社では、タイ現地の代理店とともに、まずは臭気測定からお引き受けすることが可能です。
  • 具体的には、日本の臭気判定士と、タイの臭気判定士にて、悪臭防止法に則った測定方法にて、臭気濃度を算出して参ります。
  • そして、その臭気が、規制値に沿ってどうなのかを把握した上で、臭気の拡散シミュレーションも実施しつつ、消臭対策を講じていくこともお引き受けしております。
  • 最も簡易的かつコスパが良いのが、消臭剤を排気ダクト内でスプレー噴霧するシステムです。
  • もちろんそれも、定期的なメンテナンスが必要となります。
  • 弊社では、タイの工場でも臭気測定からアフターメンテナンスまで対応しております。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 先日も、デオミスト(消臭剤を接触boxにて臭気と接触させて消臭するシステム)のメンテナンスであったり、ニオイセンサーdeomoniの保守点検をご依頼いただき、弊社のタイ現地の代理店にて対応させていただきました。
その他補足感想など
  • 現在、タイの工場においては、工場の業種ごとに、順次、臭気規制が定められつつあると聞いております。これは、タイの工業省および環境省といったあたりが管轄して、進められているようです。
  • 臭気の規制については、日本における悪臭防止法を参考例としているようで、例えば、タイの悪臭防止法における基準値は、臭気濃度臭気指数)と同じ方法となっております。
  • すなわち、三点比較式臭袋法ということになっておりまして、弊社のタイ現地代理店では、タイの悪臭防止法に定められているタイの臭気判定士も複数名、常駐しておりますし、嗅覚測定法においても、日本の臭気判定士が常にともに現場対応をCO-WORKすることによって、日本基準レベルでの臭気測定を実施することを可能としております。
  • また、脱臭設備各種や、ニオイ監視システムなどの導入についても、商流としてはタイの現地法人をもつ代理店を通じております。もちろん、タイ人スタッフも多数、常駐しておりますので、日本の商慣習およびタイの商慣習の両方にて、日本人は日本人にて、タイ人はタイ人によるコミュニケーションが可能となっております。
  • その他、しばしばいただくご質問の1つとしては、アフターメンテナンスはどうなっていますか?というような不安も頂戴します。
  • 弊社では、タイに現地法人をもつ代理店とパートナーシップを締結しておりまして、タイ人の臭気判定士複数名をはじめ、技術スタッフ、営業スタッフに、トレーニングを常に実施していることで、弊社共生エアテクノと同じようなレベルにて、臭気対策全般に対応できるようにしております。
  • もちろん、弊社臭気判定士や技術責任者が定期的にタイへ出張しまして、弊社としても直接、タイの工場の臭気対策を行っております。
  • タイの工場の臭気対策でしたら、弊社共生エアテクノまでまずはお問い合わせ下さい。
臭気測定からアフターメンテナンス
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タイの工場での臭気対策コンサルテーション


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担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2023年5月5日
対応先等
状況等
  • タイの日系タイ現地法人の某製造工場様にて、臭気も問題が発生しておりました。
  • タイ王国においては、工場から排気される臭気について、省令が定められつつあります。
  • 弊社も、関係各位からの要請やパートナシップ等により、日本における悪臭防止法に定められている国家資格である臭気判定士として、タイの臭気判定士への臭気測定の協力等をさせていただいております。
  • タイにおいては、工業区域ごとや、工場団地ごと、といったような区分にて、臭気規制が用いられているようです。
  • 一般的な臭気の基準としては、日本と同じく、排気口と敷地境界の2ポイントで臭気濃度の規制値が定められております。
  • 工業区域では、排気口で臭気濃度1000、敷地境界で臭気濃度30。工業区域外では、排気口で臭気濃度300、敷地境界で臭気濃度15といった具合です。
  • 本工場においても、まずは臭気測定を公定法にて実施させていただきました。
対応内容
  • 本工場では、近隣の工場より、臭気苦情が寄せられていたのですが、その苦情主までは自工場の臭気は届いていない、という見解をお持ちでした。
  • しかしタイの省令では、日本の悪臭防止法と同じく、臭気苦情が発生しますと、臭気測定を実施し、基準値をオーバーしていれば脱臭や消臭といった対策を実施しなくてはなりません。
  • また、もう1つお困りであったのが、タイの省令で定められている「臭気測定」(臭気を指定された方法にてサンプリングして、その採取した空気を無臭の空気で希釈していく、三点比較式臭袋法と同様の臭気測定方法)を実施できる会社が見当たらないということでした。
  • 弊社では、タイ現地に代理店がございまして、そこに嗅覚測定を実施できる道具一式はもちろん、タイ国の定めるタイ人の臭気判定士も複数名、常駐させております。彼らは弊社臭気判定士臭気対策コンサルタントとタイのいろいろな工場にて臭気対策の経験を積んでいますので、臭気測定を速やかに実施することが可能となっております。
  • 本件では、弊社臭気判定士も日本からタイへ出張し、日本とタイの臭気判定士による臭気測定を実施し、同時に、臭気拡散シミュレーションも実施致しました。
  • 臭気の拡散状況を可視化して、レポートにまとめた上で、報告会を実施の上、ご提出させていただきました。
装置などの名称/分類
対応後の状況等
  • 結果として、臭気濃度においては排出口および敷地境界線周辺での、規制値は遵守されておりました。臭気拡散のシミュレーションでも、苦情先までの臭気到達は認められず、本レポートで説明をしたのち、臭気苦情は収まったと聞いております。
その他補足感想など
  • 日本では、環境省の管轄のもと、悪臭防止法という法律がしっかりと整備されており、その法のもとに、臭気測定業務従事者として臭気判定士が指定されております。
  • 年に1回、嗅覚測定の精度についての一斉測定のようなイベント?もありまして、参加は任意ですが、弊社もほぼ毎年、参加させていただいております。
  • また、臭気の拡散状況をシミュレーションする場合でも、弊社では独自のプラスソフトを用いて、より精度の高い拡散状況を可視化できるように技術アップも日々、務めております。
  • タイでは、まだまだここまでの法整備はされておられない印象です。例えば臭気判定士という資格制度についても、日本では年に1回の1次試験が11月に開催されています。臭気判定士を目指す人たちは、この年に1回の1次試験を目指して勉強していくのです。つまり毎年、数百人の臭気判定士が誕生しているはずなのです。しかし、タイでは現在、新規資格テスト等が行われていない?あるいは不定期開催?といったような情報もあるようでして、まだまだ認知度も低く(まあ、日本でも臭気判定士って未だに驚かれる国家資格ではありますが・・)、これからのスキルアップが求められていくことかと思っております。
  • そのような状態ですので、臭気苦情が発生したりして、まずは現状の臭気を把握するための、嗅覚測定を実施したい!となっても、そもそも、タイの省令に定められている臭気測定方法を実施できる臭気の会社が見たらない・・というのも現実問題としてあるようです。
  • そうなりますと、測定よりもとりあえず脱臭装置を適当につけておけ、みたいなケースも出てくるようで、効果があるのかどうかもわからず、貧すれば鈍する状況に陥っていくことも出てきてしまうのです。
  • タイの工場臭気対策でしたら、臭気測定から脱臭対策まで、弊社にご相談下さい。
 
臭気測定1
臭気測定2
臭気測定3
臭気測定4
    

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