投稿者「kanri-nishiyama」のアーカイブ

ダクトスプレーシステムでの排気臭の臭気低減および消臭対策


人気ブログランキング

種別

産業工場の排気臭気対策

担当(著者)
臭気判定士 2級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2024年2月20日
対応先等
廃棄物処理施設
概要
ダクトスプレーシステムでの排気臭の臭気低減および消臭対策
状況・条件等
  • 某廃棄物処理施設様より周辺地域からニオイに対する悪臭苦情が出ているため、対策を施したいというご相談を頂きました。
  • 臭気は廃棄物を焼却し、乾燥処理する施設の煙突排気より周囲に飛散しているという状況でした。
  • もともと、脱臭装置を導入していたようですが、思うような脱臭効果を得られていないまま、納入した脱臭業者さんはいなくなってしまったようでした。
  • 弊社では、やみくもに脱臭設備を導入せず、まずは廃棄物焼却後の乾燥処理~排気の行程で、どのように効率的に消臭対策を行うかを導入コストを加味し検討が行われました。
  • 検討の結果 煙突内にダクトスプレーシステムを設置するという対策案が出され、十分な効果が得られるかを事前の臭気コンサルテーションとデモ機でのテストにより検証する事となりました。
施策・対応内容
  • ダクトスプレーシステムは臭気を伴う排気等が通過する設備内にブロアノズルを設置し、消臭剤を噴霧する事によって臭気を軽減させるシステムです。
  • ポイントは「気液接触率×消臭剤の能力=脱臭効率」という、悪臭苦情を解決するための、勝利の方程式があるということです。
  • 消臭剤は、弊社ではデオドプロシリーズとして多数のラインナップを揃えております。消臭剤の選定テストももちろん実施しております。
  • ダクトスプレーシステムは他の脱臭システムと比較すると臭気に対する消臭剤の接触が低いため 導入後の効果を慎重に検証する事が肝要となります。
  • 本案件では事前の臭気コンサルテーションと検証デモテストにより十分な効果を見込める事が確認できたため、実機の導入となりました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 施工前の検証デモテストのとおり ダクトスプレーシステムによる消臭効果が十分に発揮され、導入後、臭気苦情は無くなったと報告を受けています。
その他補足感想など
  • 工場が取り扱うものにより様々なニオイが発生し、臭気対策もニオイの数だけ存在すると言えます。
  • また工場の規模によっても対応は変化しますので、臭気と工場に合った臭気対策を導き出す必要があります。
  • さらに、臭気苦情の解決なのか、悪臭防止法の条例遵守なのか、工場内の自社基準等によるのか、ゴールをはっきりさせてから臭気対策を実施することも大切になります。
  • 今回の廃棄物処理施設様では、既存の煙突にダクトスプレーシステムを設置するという方法を採用する事ができたためイニシャルコストを大きく抑える事ができました。
  • またダクトスプレーシステムは臭気の種類や風向きなどに併せてお客様ご自身で消臭剤の噴霧量を調整する事が比較的に容易なため、ランニングコストを抑えるという事が可能です。
  • さまざまな臭気と状況に応じて多くの臭気対策が存在しますが、弊社共生エアテクノは消臭脱臭のプロ集団として お客様にあった臭気対策をご提案致します。臭気に関するお悩みがありましたら、お気軽に弊社 共生エアテクノまでお問い合わせください。
     
消臭剤噴霧システム
消臭剤噴霧ノズル
脱臭装置概要
    

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

お問合せはこちらからどうぞ
    

下記のバナーをクリックお願いいたします!

人気ブログランキング

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/

 

デオドプロシリーズ OSR機能水について


人気ブログランキング

担当(著者)
臭気判定士 2級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2024年1月22日
対応先等
塗装工場(塗装ブース)、油性粉塵・軽粉塵が発生する工場
概要
OSR機能水の効果について
状況・条件等
  • 工場など規模の大きい塗装ブースでは一般的に水による集塵と換気・脱臭が行われています。
  • しかし、有機溶剤は水に溶けない、あるいは溶けにくいいった性質を有しているため、水だけでの対策は不十分であるケースも多くあります。
  • そのような場合の対策としては、水に加える脱臭剤の選択が重要となります。
  • たとえば、塗装ブースでは大量の水を循環させるため、消臭剤の希釈度や寿命などがランニングコストに大きく影響するということも挙げられるのです。
  • 塗装ブースと同様に、油性粉塵などを対象とする湿式脱臭装置にも同様のことがあてはまり、やはり消臭剤や添加物の選択が重要となります。
  • 湿式脱臭装置においても塗装ブースの脱臭と同様に、消臭剤のロングライフ性が課題となります。
施策・対応内容
  • 弊社のオリジナル消臭剤ブランドである「デオドプロ消臭剤シリーズ」のうち、OSR機能水のOSRは「organic solvent =有機溶剤」を「redection=削除する」機能を持った消臭剤です。
  • その特性ゆえ、塗装ブースの貯水槽の消臭対策としても投入することが出来ます。
  • また、デオドプロtypeOSR機能水は、塗装ミストや油性粉塵、軽粉塵などを捕捉することにも効果を発揮するため、スクラバー溜水としてもご使用いただけます。
  • OSR機能水は3種類の添加剤を100~4000倍に希釈して使用するため、ランニングコスト面で非常に優れているというメリットも合わせもっております。
  • またOSR機能水スクラバー溜水としても 3~12か月のロングライフ使用が可能であり、ランニングコスト面はもちろん、省メンテナンス性という部分でも優位性を発揮します。
装置などの名称/分類
  • 工場用の消臭剤シリーズ「DeodorPro(デオドプロ)」typeOSR
  • OSR1S20
  • OSR2S180
  • OSR3S770
  • OSR機能水生成ユニット
装置等の紹介
対応後の状況等
その他補足感想など
  • 3種のOSR添加剤には投入順があります。順番を誤ると貯水槽に固形物が発生する可能性がありますので、必ず順番に投入願います。
  • 3種のOSR添加剤には基準となる希釈目安がありますが、事前の検証テストによって希釈倍数値を選定することも可能です。
  • 現地に、OSR機能水生成ユニットを設置して生成する方式、もしくは運用状況に応じて添加加水してもご利用いただけます。
  • また、消臭剤であるOSR機能水を、排気ダクト内でスプレー噴霧して使用する方法であったり、排気ダクトの途中に、排気臭気と消臭剤を接触させるための専用のBOXを設計および施工して消臭効率を向上させる「デオミスト」型として使用する、あるいはスクラバー(弊社であればインジェクションスクラバーハイブリッドスクラバー脱臭装置の水に加えて使用する方法など、塗装ブースの循環水に投入する方法以外でも、たくさんの活用方法がございます。
  • 工場の排気臭対策、塗装臭対策、VOC臭気低減、揮発性有機化合物の消臭、塗装ブース臭気対策などのお問い合わせでしたら、まずは弊社にご連絡下さい。
     
3種のOSR添加剤
塗装ブース
OSR添加剤 添加加水
スクラバー
スプレー噴霧システム
    

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

お問合せはこちらからどうぞ
    

下記のバナーをクリックお願いいたします!

人気ブログランキング

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/

 

デオキーパー活性炭脱臭装置による廃プラ処理工程排気臭気対策


人気ブログランキング

種別
工場の排気臭気対策
担当(著者)
臭気判定士 山田大介
提出日付
2023年12月20日
対応先等
某工場様(リサイクル工場)
概要
デオキーパー活性炭脱臭装置による廃プラ処理工程排気臭気対策
状況等
  • 某リサイクル工場で、近隣からの臭気苦情により 市役所から改善をするように指示が出ていました。
  • 対策を行うにあたっては、どの程度の臭気が発生し、どのように影響が出ているのかを検証する必要がありました。
  • また 工場稼働時の臭気の発生しない運転時の排気方法について、脱臭のランニングコストを考慮し脱臭装置の選定や設計をする必要がありました。
  • 脱臭装置/脱臭設備の導入についてこれらの事を踏まえ施工業者選定を検討されておられました。
  • インターネット等で検討され、弊社共生エアテクノ脱臭対策を高くご評価いただき、ご相談をいただきました。
対応内容
  • どの程度の臭気が発生しているのか、どこまで臭気を低減する必要があるかを確認するため、臭気対策コンサルテーションを実施しました。
  • 続いて効率的な脱臭効果の実現を検証するための方法として候補にあがった消臭剤による脱臭、活性炭による脱臭について、検証デモテストを行い、活性炭による吸着方式がもっとも適すると見られたため、デオキーパー活性炭脱臭装置の導入が決定しました。
  • 工場の稼働時に臭気の発生しない行程があるため、開閉ダンパーを設置し、脱臭装置の排気通過を調整する仕様を採用しました。
  • 加えて風向風速計も設置し、住居等が無い方向への風の際は、開閉ダンパーによって活性炭を通過させずに排気する事で、ランニングコストを抑える工夫を行えるようにしました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
その他補足感想など
  • 近隣からの臭気苦情という事でしたが、どの程度の臭気が発生し、住民にどのような影響が出ているのかという事を調査する必要がありました。
  • このような悪臭苦情の発生している工場の排気臭対策では、例えば価格だけで脱臭装置を選定したり、現場で臭気測定や臭気確認もしないまま、型にはまった脱臭システムなどを導入しても、ゴールをクリアできないケースは往々にしてございます。
  • また、ランニングコスト面からも脱臭機の効率的な運転を考慮する必要がありました。
  • 弊社では、ランニングコストをなるべく抑えられるようなシステムの設計やご提案も常に心がけております。
  • 脱臭装置の選定や設置前に、熟練の臭気判定士による臭気対策コンサルテーションと効果検証テストのデモテストにより十分に検証と検討を行うことにより、より効率的な脱臭対策に繋げることができました。
  • 今回の施策においては 脱臭効果に加え、風向きや風速、作業工程の違いを ダンパーの開閉により調整できるため、活性炭の寿命を伸ばし、ランニングコストを抑える事が可能となっています。
  • 弊社は、状況の把握から実機の設置導入、運用時の効果の維持やランニングコストに関する事まで、お客様と十分検討のうえ対応させて頂いております。日本の全国の工場はもちろん、東南アジアではタイ王国の工場についても、対応可能な体制を整えております。臭気対策につきましては、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせください。
     
デオキーパー脱臭装置
デオキーパー脱臭装置(設置工程)
    

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

お問合せはこちらからどうぞ
    

下記のバナーをクリックお願いいたします!

人気ブログランキング

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/