月別アーカイブ: 2018年10月

リニューアルに伴うカビ対策

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工事種別
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2018年10月25日
施工先
某施設
施工概要
リニューアルに伴うカビ対策
施工前状況
  • 某教育施設にて、某部屋と倉庫の改修工事が計画されていた。
  • しかし、換気不足等から、カビ臭が問題となっていた。
  • 実際にカビの発生も目に見えて確認出来ていた為、このまま改修工事を進めてよいのか、判断に迷っていた。
  • 建築業者さんも、設備業者さんも、明確なる判断が出来なかった為、カビ関係の専門業者をインターネットで検索し、弊社共生エアテクノにお問合せを頂戴した。
  • 早速、弊社共生エアテクノ臭気判定士が現地へ赴き、カビ対策の現場経験豊富な営業担当者による現地確認を実施させていただいた。
  • その結果、カビ対策として除カビ工事と防カビ工事を施しておいた方が良いとご提案させていただき、ご発注を頂戴した。
施策内容
  • 除カビ工事としては、使用する薬剤を、プロパストップタイプEとした。
  • 防カビ工事としては、使用する薬剤を、プロパストップタイプCとした。※現:プロパストップタイプNOKIFである。
  • 施工期間は1日とし、午前中に除カビ工事を実施。除カビ剤を2度噴霧とした。
  • 業務用のファンとフレキシブルダクトを持ち込み、除カビ工事終了後、お昼休み期間を頂戴し、その間にしっかりとファンを稼働させ、乾燥させた。
  • 躯体はコンクリートであった為、乾燥が早く、しっかりと乾燥したことを確認の上、防カビ剤を噴霧した。防カビ剤は1度噴霧とした。
  • 噴霧作業は2名にて実施し、2名とも弊社の臭気判定士にて実施した。
  • 噴霧器は、電動の散布機と、フォグマスター、そして手動の噴霧器を場所に応じて活用した。
装置などの名称/分類
施工後の状況
その他補足感想など
  • 某教育施設であった為、カビ臭やカビ菌というのは、教育環境上、よくない状況であった。
  • しかし、リニューアルをしてしまえば、カビ臭は抑止できるのではないかと考えておられた。
  • スケルトンにした状態で、弊社がカビのチェックを行ったところ、コンクリートの躯体部分に、カビの発生が目視でも確認でき、このままリニューアルを進めると、また同じようにカビ菌が活動してカビ臭が発生する事が予想出来た。
  • よって、弊社としては、除カビ作業と防カビ作業のご提案を行うとともに、必要に応じてカビ菌の菌数測定をオプションとしておすすめさせていただいた。
  • リニューアル工事のスケジュールでは、日程的にかなりタイトであり、何とか確保出来て1日が限界という事もあり、菌数測定は実施せず、カビ菌のふき取り作業も実施せず、とりあえずカビ菌を退治するべく、除カビ作業と防カビ作業を1日で実施する事となった。
  • 建築業者様も積極的にカビ対策にご協力いただけて、足場の設置や換気設備の補助等、1日という作業期間で対応できるように、全面的に対応いただけた。
  • 弊社からも、カビ対策業務に精通した2名のプロフェッショナルにて、事前準備から綿密に実施し、作業当日も効率よく、除カビや防カビ作業を進められるように作業役割の分担を行い、工程通りに作業を進められた。
  • 弊社共生エアテクノでは、カビ対策業務の全般を行っている。除カビや防カビ、カビ菌の菌数測定や菌種同定等、カビに対するご相談であれば、弊社までお問い合わせ下さい。
防カビ材・除カビ資材
防カビ材・除カビ材の噴霧
防カビ材・除カビ材の噴霧
防カビ材・除カビ材の噴霧

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OA異臭対策(外気から入ってくる悪臭対策)

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工事種別

OA異臭対策(外気から入ってくる悪臭対策)

担当(著者)
提出日付
2018年10月12日
施工先
某オフィスビル
施工概要
室内に入ってくる前に脱臭してしまう方法
施工前状況
  • 某オフィスビルにて、不定期に飲食系の臭気を含め、悪臭や異臭が発生していて困っていた。
  • オフィスの管理会社や設備業者にて、いろいろと理由を調べていったところ、どうやら空調機を介して異臭が室内に侵入してきているようだと想定された。
  • 臭気の専門業者にて臭気調査を依頼しようと、インターネット等で検索の上、弊社共生エアテクノにお問合せいただいた。
  • あらかじめ、OA(アウトサイドエアー=外気)の取り入れ口から、臭気が侵入してくる想定があった為、トレースガスを使用したOA侵入臭気の追跡調査と、弊社の臭気判定士も現場にいっての嗅覚やセンサーでの異臭侵入経路調査を実施した。
  • その結果、OAからの異臭侵入がほぼ、確実視された為、いろいろ考えられる対策をお打ち合わせののち、一つの方法が決定された。
施策内容
  • その方法とは、OA取り入れ口にて、脱臭フィルターを設置する事により、臭気を無臭(ほぼ、匂わないレベル)まで低減してあげる脱臭対策であった。
  • しかし、OA取り入れのガラリには、脱臭フィルターを設置する余裕と幅、十分なスペースがなかった為、弊社の技術責任者が設計を工夫した。
  • その工夫とは、OA取り入れガラリの外側に、特殊なケーシングボックスをかぶせるように設置し、そのケーシングボックス内に、脱臭フィルターを取り付ける方法であった。
  • OA取り入れ口での風速、圧力損失、風量、通過面風速等をトータルで勘案し、それらに対応できるサイズのケーシングボックスと脱臭フィルターを選定しながら設計し、ご承認をいただいた。
  • 弊社の協力工場にて、ケーシングボックスを製作し、実際に現場にて設置作業まで対応させていただいた。
装置などの名称/分類
  • オフィスビルの異臭調査
  • 外気から入ってくる汚水臭、下水臭、調理臭料理臭対策
  • OA異臭対策
装置の紹介(概要)
施工後の状況
  • ケーシングボックスを設置後、脱臭フィルターも設置され、設計通りにOA異臭対策用の脱臭装置が設置、納品された。脱臭設計通りの脱臭効果を発揮している為、問題なく検収も頂戴し、臭気苦情も収まったと聞いている。
その他補足感想など
  • 都心部のビル群が密接するエリアでは、排気を屋上やバルコニー等で纏めて行うケースが多い。給気もやはり、屋上等にてまとめて行っているケースもある。
  • 自ビルの排気が、風向き等によって、自ビルの給気に入ってしまうというようなケースも、なさそうで実際には弊社の臭気調査からは決して少ないケースではない。
  • しかし、近隣の隣接するビルからの排気が、自ビルの給気の取り入れ口から入ってきてしまうケースもある。
  • 本来、OA=外気であり、フレッシュエアーが供給されなくてはならないが、この供給源に、下水臭や汚水臭であったり、厨房の排気臭であったり、あるいは喫煙室の排気であるタバコ臭が入ってきてしまうケースでは、大きな問題となりかねない。
  • かといって、排気の方で脱臭対策をするとなれば、大掛かりな脱臭装置や脱臭システムが必要となる為、設計条件的に、後付けはかなり難しいケースが見受けられる。
  • それならばOA(外気取り入れ口)での脱臭対策ならばどうか?といえば、やはり簡単ではない。
  • それでも、排気口から排気された臭気は、外気とまじりあって拡散するので、給気口に到達する頃には、当然、臭気は大きく低減している。
  • その状態から脱臭をするという方法は、場合によっては有効な手段といえる。
  • 設計面や条件面等、本当にいろいろな方向性から勘案していかなくてはならない為、もしこのような状況での臭気対策のご相談があれば、弊社共生エアテクノまでご一報ください。
OA取り入れ口、脱臭フィルター設置

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ホルムアルデヒド濃度0.1ppm以下規制対策

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担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 FA対策チームリーダー 佐藤元
提出日付
2018年10月4日
施工先
病院の病理検査室
施工前状況
  • 某病院の病理検査室にて、改修工事が計画されていた。
  • 病院の病理検査室では、ホルマリン溶液を使用している。
  • 液体であるホルマリンが揮発すると、ホルムアルデヒドという気体になる。
  • ホルムアルデヒドは発がん性物質でもあり、一般住宅では0.08ppm以下の指針値がある。
  • 病理検査室のような特定作業場では、作業直近及び利用する空間ともに、HCHO濃度を0.1ppm以下にしなくてはならない。
  • 本病院では改修工事に伴い、FA対策機器のご検討をされていた。
施策内容
  • 弊社では全国展開されている医療機器メーカーや機器製造業者とアライアンスチームを形成し、全国規模で各地の病院の病理検査室や剖検室のホルムアルデヒド対策の対応を可能としている。
  • 本病院でも、改修前から弊社のFA対策チームリーダーを中心に、アライアンスチームで打ち合わせから何度も病院側と協議を行い、必要な機器の選定や、作業性を考慮した精密設計を行った。
  • 特許システムである、λ型プッシュプルを搭載した流し台や、プル型吸引法を用いた病理検査室専用の切出台、さらにはホルマリン溶液を保管する場所からのFA漏洩対策も施す事となった。
  • 局所排気装置は設置義務でもある為、経験豊富な弊社のFAチームリーダーが労働基準監督署への届け出までお手伝いさせていただいた。
  • ご発注をいただき、製造、検査~設置工事、そして試運転までを滞りなく完了した。
  • 試運転のあと、取扱説明会を実施し、検収となった。
装置などの名称/分類
  • 共生エアフローユニット
  • 特許技術搭載(λ型プッシュプル)のプッシュプル式流し台
  • 病理検査室専用に開発された、吸引システム搭載の切り出しテーブル
装置の紹介(概要)
施工後の状況
  • 1年に2回の作業環境測定(義務化)がある為、共生エアフローユニットの定期メンテナンス等を通じて、弊社の作業環境測定士による相談やアドバイス等もアフターフォローとして実施している。
    第二管理区分となってしまった場合でも原因をチェックし、第一管理区分となる提案を行っている。
その他補足感想など
  • ホルマリンという液体から揮発するホルムアルデヒドは、独特な臭気を発している。
  • ホルマリン溶液を使用する特定作業場は、病院では解剖室や解剖実習室、病理検査室や剖検室と、意外と多くの場所で使用されている。
  • しかしホルムアルデヒドはニオイ分子であり、作業直近はプッシュプル型のシステムで対応できても、それはもともとは粉じん対策であり、空間へ拡散してしまうホルムアルデヒド濃度は意外と高いようである。
  • 弊社は消臭や脱臭の専門会社であり、ニオイに特化している為、本規制がスタートする前から、ホルムアルデヒドの対策機器を開発するべく、技術開発と製品開発を実施してきた。
  • いろいろな経緯はあったものの、現在は、「共生エアフローユニット」という総称にて、病理検査室及び剖検室向けの、ホルマリン対策・キシレン対策装置一式をラインナップする事が出来ている。
  • それでも各病院、各現場ごとに、作業性を中心とした細かいリクエストを多く頂戴する為、弊社では極力、それにお応えできるように細心の注意を払って対応しているところである。
  • 共生エアフローユニットの総合カタログも先日、新しいバージョンに刷新されバージョンアップされたばかりである。
  • 病院の病理検査室や剖検室のホルムアルデヒド対策やキシレン対策であれば、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

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