月別アーカイブ: 2017年11月

一般のご家庭における異臭調査

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担当(著者)
臭気判定士 中丸晴樹
提出日付
2017年11月24日
施工先
個人邸
施工概要
戸建て住宅やマンションにおける臭気調査
施工前状況
  • 某個人様のご家庭にて、ユニットバス及び脱衣場周辺が不定期にニオイがするように感じられていた。
  • ご家族の中でも、特定の人だけがそのニオイを感じておられる状況であった。
  • 臭気の質は、しいて言えば下水のようなニオイとの事だが、はっきりとわかる兼ねていた。
  • 何度か、住宅を建てた建築業者等にも見て貰ったが、はっきりとした原因がわからず、そもそもニオイがあるのかないか、あるならそれの臭気強度や臭気発生源の確認をしたいとの事で、HP等で臭気調査の専門会社を検索し、弊社にお問い合わせを頂戴した。
施策内容
  • 弊社からは、臭気判定士と、臭気対策コンサルタントの2名にて、現場へお伺いした。
  • まずは、臭気判定士の嗅覚による官能評価を実施し、臭気の発生状況の確認や、残存臭気の確認等を行った。
  • また、スモークテスターを使い、気流の確認を実施した。同時に、建築図面から衛生配管や給排気をチェックし、現場の目視との相違点を確認した。
  • 臭気測定機で、臭気強度のマッピングを実施した。
  • 特に怪しい箇所や、気になる異臭はなかったが、お客様からは「下水のようなニオイ」とお聞きしていた為、、念には念を入れて、トレースガスによる配管からの臭気漏洩チェックを行った。
装置などの名称・分類
  • 家庭(戸建て住宅やマンション)の臭気調査
  • 汚水や下水のような悪臭の発生源調査
  • 臭気の測定、臭気の判定、異臭の調査
装置の紹介(概要)
  • 臭気判定士の嗅覚による官能評価
  • ニオイ測定機を用いた臭気強度マッピング
  • トレースガスセットを用いた臭気の漏洩調査や、異臭の発生源調査
施工後の状況
  • いずれも調査でも、特に異常な点や問題となる部分は発見されなかった。近隣施設の工場では、一部、下水のようなニオイが漂ってくるケースもあったが、給気から入り込む事はなかった。その為、臭気調査結果としては、「異状なし」としてご報告させていただいた。 お客様からは、「不安があったところに、臭気調査の専門会社から「問題なし」という結果が提出された為、安心して生活できる」というお声を頂戴出来た。
その他補足感想など
  • 突発的に発生する強い異臭であれば、誰もがその臭気を感じて、ほぼ全員がクサイと言う為、その発生タイミングを知る事が、異臭問題解決の手がかりの一つとなる。
  • しかし、一部の人だけが「クサイ」と感じておられて、多くの人はあまりニオイを感じない場合は、必ずしも発生源が特定出来るとは限らない。
  • それでも、弊社の過去10年以上の経験値やノウハウから、臭気が発生しそうな箇所や、侵入してきそうな箇所、そして目に見えない壁裏や天井裏、床下等でも、いろいろな仮説をとにかく多く、立ててみるところから、臭気調査はスタートする。
  • そして現地にて、目で見て、鼻で嗅いで、少しでも違和感のあるニオイや、おかしいと感じる箇所があれば、その仮説を成り立たせる要因となるかをチェックしていく。
  • さらには、仮説は実証してはじめて真実となる・・という言葉通り、ここぞという時には、トレースガスを使った実証調査まで踏み込んで実施していく。
  • トレースガスは、疑似臭気という使い方も出来る為、いろいろなノウハウを駆使して、臭気の漏洩箇所や異臭の発生源を特定する事が出来る。
  • そこまでやっても、異臭の発生源がなく、現実に悪臭の発生もなく、仮説を全て、しらみつぶしにした上で、トレースガスの反応もない場合は、「異常なし」という結果をご報告させていただく事もしばしばある。
  • お客様としても、目に見えない異臭の発生があるのかどうかも不安だった中で、専門業者から「大丈夫です、問題ありません」と報告されれば、ご安心いただけるケースが多い。
  • もし、臭気問題で悩んでおられる企業様や個人様がいらっしゃいましたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
トレースガスによる臭気調査
トレースガスによる臭気調査
臭気判定士による臭気調査
住宅排水測定
住宅排水口測定
臭気測定機による臭気調査

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香料製造工場の室内作業環境及び排気臭対策

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工事種別

香料製造工場の室内作業環境及び排気臭対策

担当(著者)
臭気判定士 山田大介
提出日付
2017年11月14日
施工先
香料製造工場
施工概要
某香料製造工場様にて、室内の作業改善と、排気臭対策を検討。
施工前状況
  • 香料の製造や調合を実施する室内にて、香料臭が充満してしまっており、従業員や作業員の方への負担も大きくなってしまっていた。
  • さらに、その充満した香料臭気を室外へ排気する為、近隣への排気臭も(臭気苦情はなかったものの)少しでも軽減しておきたいと考えておられた。
  • 一般的なオフィスビルでの作業環境であった為、大掛かりな脱臭装置を設置するスペースもなく、電力量にも限りがあり、水も使えない為、湿式脱臭装置の選定も不可であった。
  • また、ランニングコストも極力、抑制したいという希望もあり、そのような中で出来る限りの脱臭装置を探しておられて、弊社にお声掛けいただいた。
施策内容
  • 湿式脱臭装置が使えない為、弊社としては、「デオキーパー脱臭装置」にて、排気臭対策を実施する方法が考えられた。実際に、香料工場の排気臭対策での、デオキーパー設置事例は多くある。
  • しかし、既存の都心部にあるオフィスビルであり、デオキーパーは工場であれば設置可能であるが、省スペースを得意とするデオキーパーでも今回の現場では設置不可能であった。
  • また、活性炭方式はランニングコストもかかる為、お客様とも何度も協議した結果、次善の策として、酸素クラスター除菌脱臭装置での提案となった。
  • どこまで脱臭出来るかが弊社でもはっきりとわかりかねる為、酸素クラスター除菌脱臭装置のデモ機による脱臭テストを実施したところ、効果を認めていただき、実機を設置させていただいた。
装置などの名称・分類
  • 香料工場の室内作業環境改善対策
  • 香料工場の香料臭気の排気臭対策
  • 香料製造工場の臭気対策
装置の紹介(概要)
施工後の状況
  • 脱臭デモ時・・脱臭装置設置前の臭気センサー値:800~1300→設置約10日後:600~900
    臭気判定士の嗅覚による官能評価でも臭気強度で1~2ほどの低減が確認された。
    本現場ではそこで働いておられるお客様の評価を基準とさせていただいたが、何よりお客様が、「この脱臭装置があると楽になる」との高評価を頂戴出来た為、実機導入となった。 
その他補足感想など
  • 弊社としてはお問い合わせを頂戴し、諸々のお話から最初に松竹梅の提案をさせていただいた。
  • お客様からは、「しっかりとした脱臭=松や竹=の必要はない(というか設置できない)。ある程度、軽減してくれればよい=梅=とのご指示を頂戴した。
  • 省スペース、低ラインニングコスト、乾式脱臭装置、実績もあり効果もある程度は見込める脱臭方式として、最終的には、酸素クラスター除菌脱臭装置をご提案させていただいた。
  • 弊社としてはベストなご提案ではなかった為、デモテストによる脱臭効果の体感を基準とするようお話させていただき、快諾いただいたのちに、デモテストを実施した。
  • とはいえ、当然弊社としても、臭気センサーによる臭気強度と臭気判定士の嗅覚による官能評価は、デモテストのビフォアー・アフターで実施させていただいた。
  • 結果としては、お客様の評価も、臭気センサーも、臭気判定士も、いずれも臭気低減が確認され、室内臭気の低減に成功した。
  • とはいえ、香料臭気は臭気レベルが高い為、無臭レベルにはほど遠い。それでも体感としては楽になっていた為、室内臭気レベルを落とした事で、排気臭のレベルも低減した。
  • 酸素クラスター除菌脱臭装置は、香料臭気対策では、年に1回あるいは2回の清掃点検及び3年に1回の生成管の交換を行う必要があるが、メンテナンスコストは他脱臭方式に比べれば抑えられると思われる。電力も低く、蛍光灯程度の電気代で済むのも魅力の一つであろう。その証拠に、設置数年を経過しているが、毎年のメンテナンスでのお付き合いは継続している。
  • 香料工場における臭気対策はもちろん、工場の排気臭対策や作業環境改善対策であれば、臭気の測定でも、脱臭装置のご相談でも、まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
酸素クラスター除菌脱臭装置
脱臭装置設置後の臭気測定
酸素クラスター除菌脱臭装置
脱臭装置(低メンテナンスコスト)

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タイの工場の臭気拡散状況

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工事種別

タイの工場の臭気拡散状況

担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2017年11月3日
施工先
東南アジアにおける工場の、臭気の現状把握
施工概要
近隣からの臭気苦情対策も含めた、臭気の現状把握と今後の対策についてコンサルテーション
施工前状況
  • 製造ラインの大元からの排気臭対策について、脱臭システムを設置していた。
  • それについては既に、弊社にて臭気測定を実施し、脱臭効果の確認も行っていた。
  • しかしそれでも、近隣からの臭気苦情が発生するケースがあり、どの工程でどの排気が問題になっているのかがわからない状況であった。
  • 同時に、それらを確認した上で、消臭や脱臭の対策も勘案していく必要があった。
施策内容
  • タイやベトナムでの臭気調査や臭気測定等の臭気コンサルテーション実績が豊富な弊社に、臭気コンサルから実機勘案、そしてニオイ監視装置の提案までをご依頼いただいた。
  • 弊社からは、日本の臭気判定士による臭気測定と、技術責任者による脱臭システムの実機設計を行うべく、2名がタイ現地の工場へ訪問した。
  • 弊社のタイ代理店から、タイ人の臭気判定士2名が合流し、合計4名による、タイの工場の臭気対策コンサルテーションが実施された。
  • 期間は1日であったが、合計7検体の臭気採取と測定を実施した上で、臭気排出強度の影響度や、実機を見据えた現地調査、風量測定や工程確認等を実施する事が出来た。
装置などの名称・分類
装置の紹介(概要)
施工後の状況
  • お客様の想定されていた工程や臭気漏洩箇所等での臭気採取や測定により、現状把握が明らかになった為、次の脱臭対策や、ニオイ監視システムによる臭気変動確認等、具体的なご提案をさせていただく事が出来ようになった。
その他補足感想など
  • 現場はタイであるが、弊社ではタイの工場での臭気対策について、多くの実績を有している事から、異国であっても臭気コンサルテーション臭気測定等を実施出来る体制を整えている。
  • 加えて、タイの臭気判定士もパートナーとして有している為、三点比較式臭袋法をはじめとする、臭気コンサルに必要な道具類も一通り、揃えられている。
  • また、日本とタイ、あるいはベトナムでは、国民性の違いから、嗅覚感度が違う可能性もある為、本現場でもタイ人と日本人によるパネルを用いた、簡易法での臭気測定を実施している。
  • お客様にて、いろいろな製造工程をご用意いただき、どの工程時の臭気が強いのか等、ご教授いただいた。製造ラインや製造工程は、お客様にしかわからない為、弊社としても「このニオイがターゲットです」とご指示いただくしかない。
  • そういった中では、このようにお客様が弊社と一緒になって、臭気問題を解決していく事を、順序だててやっていただけるのは、大変ありがたい事であり、弊社としてもいろいろなプランをご提案させていただく事が出来る。
  • まずはニオイ監視システム「デオモニ」を設置し、臭気変動状況の確認も含めての定点観測からスタートとなりそうだ。
  • さらに、消臭システムもご提案させていただく予定なので、その効果も設置したデオモニで比較できる見込みである。
  • タイの工場における臭気対策であれば、臭気の測定でも、脱臭装置のご相談でも、まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
タイ工場での臭気調査
臭気調査ダクト出口
測定用臭気
センサーによる臭気調査
タイの工場での臭気調査
消臭剤テーブルテスト

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