担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2018年11月23日
施工先
タイ王国の工場
施工概要
工場のルーフ排気からの臭気対策
施工前状況
- タイの某工場団地にあるゴム製造工場にて、製造過程より排気臭が発生していた。
- 工場の規模が大きく、また、ルーフファンを数多く設置されていた。
- 局所排気を集合させた直接排気は、燃焼脱臭方法にて対処されていて問題がない状態だった。
- しかし、臭気苦情がおさまらない為、弊社にて臭気コンサルテーションを実施し、臭気苦情がなぜ、発生しているのかを把握した。
- 結果として、ルーフファンからの排気に問題があることがわかった為、そこを脱臭するべく、脱臭装置の実機を見据えた脱臭デモテストを実施した。
施策内容
- 本来であれば、弊社のインジェクションスクラバー脱臭装置にて対策を行いたいとご提案をさせていただいた。
- しかし、工場の臭気対策における予算申請がすでに終了していた為、現状のやれる範囲での実機設計をリクエストいただいた。
- そうなると、現状の排気ラインもある程度いかしつつ、消臭の程度もそれなりに出せるであろう、ダクト内スプレー噴霧システムを実機に見据える事となった。
- タイ現地に実際にスプレーシステムの消臭テストシステム一式を持ち込み、実際の排気から臭気を引き込み、脱臭テストを実施した。
- 目標数値まで脱臭できる事がわかった為、実機の提案をするべく、詳細設計へうつっていく。
装置などの名称/分類
- タイにおけるゴム関係の工場の排気臭対策
- タイの工業団地にある工場における消臭剤スプレー噴霧システム装置のデモテスト
- タイの工場における近隣住民さんからの臭気苦情対策
装置の紹介(概要)
その他補足感想など
- もともと、ルーフファンからの排気なので、工場内の臭気や空気で希釈されたものが排気されていく。
- よって、上述の通り、原臭臭気濃度(臭気指数)としては、低い数値であった。
- しかし、ルーフファンの数が多い事と、そこからの排気風量が大きい為、臭気の総排出強度が高くなり、周辺への影響度も高く、遠い距離まで臭気が飛散してしまっていた。
- さらに、近隣へもどんどん新しい住宅が新築されている状況であった。
- また、弊社のような脱臭専門業者からの想像レベルであるが、今後、タイの工場の臭気規制はますます厳しくなっていくだろうと予想されるし、業界ごとに臭気規制が講じられていく可能性もあると思っている。
- そんな中、タイのゴム業界における臭気規制も今後、順次整備されていく可能性はあるし、そうでなくても、やはり、ゴム臭というのは低濃度でも不快感があり、積極的に臭気対策を行いたい工場様には、日本でもタイでも、弊社はしっかり臭気対策をお手伝いしていきたいと思っている。
- そのために、タイでも臭気対策のお手伝いが出来るような体制を整えている。
- 日本でもタイでも、ゴム関係の工場はもちろん、工場の排気臭対策や工場の臭気対策でしたら、どうぞ弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
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