月別アーカイブ: 2022年1月

臭気アセスメント(住宅における下水臭の臭気調査)


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種別

臭気調査(住宅における下水臭の臭気調査

担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2022年1月26日
対応先等
住宅(マンションや戸建ての汚水や下水の異臭発生源)
概要
臭気アセスメント
状況等
  • 某住宅において、ときどき、下水みたいな悪臭が強く発生するとのことでした。
  • タマゴが腐ったような異臭であり、通常の居住には耐えがたいレベルのようでした。
  • 比較的、新しい住居ではありましたが、新築当初はあまり汚水系臭気は感じられず、どちらかというと生活していく中で、徐々に臭いが気になっていったようでした。
  • 建築を担当した工務店さんや、販売した住宅メーカーさん、水回りの設備業者さんなどが原因究明に当たりましたが、よくわからないまま、解決には至りませんでした。
  • 住民さんも当然、困り果てて、一刻もはやくこの不快な悪臭環境を解決したいと、インターネットで臭気調査を実施している会社を検索されまして、弊社共生エアテクノにもお問い合わせを頂戴しました。
  • お電話で臭気発生源調査のご説明をさせていただき、住宅メーカーさんからも同様にお問い合わせを頂戴しまして、お電話とメールにて、詳細の内容すり合わせや、お見積書のご提出、スケジュールの調整などを行っていきました。
  • 正式にご依頼を頂戴したため、異臭調査を行いました。
対応内容
  • 弊社からは、住宅やマンションの異臭発生源調査に熟練した臭気判定士が2名、臭気調査を担当しまして、各種道具類などを携えて、現場へお伺いしました。
  • 当日、その臭気の発生はありませんでした。しかし薄く、同様の下水臭のような質の匂いは、臭気判定士が2名とも嗅ぎ取ることができたため、その臭いを探すような臭気アセスメントを行っていきました。
  • すると、1か所。明らかに異臭侵入の経路となる問題個所が確認されました。念のために、スモークテスターやニオイセンサーでも確認しましたが、嗅覚による評価と、経験値からの原因という仮説の域を出ませんでした。
  • そこで、トレースガスを用いた臭気の侵入経路調査を行ったところ、そこから反応が強く出ましたので、異臭発生源は特定できました。
  • しかしなぜ、そこから下水や汚水のような悪臭があがってくるのか、という点では、一つの原因が排水の流れの悪さにあることも確認できたのです。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 排水の配管内が、何かしらの原因で流れが悪くなり、汚物等が滞留してしまうケース。そこで悪臭が発生し、配管内を通じて臭いが拡散。住居内の少しの隙間等から侵入してしまいます。普段は問題ないのですが、住宅内が負圧になるときに、異臭を引き込んでしまうというケースでした。
その他補足感想など
  • 排水を流す排水管は、当然、家のトイレから流すと、その勢いで流れていきます。
  • そして下水本管や、浄化槽など、指定の場所までは勾配を下っていくことになるのです。
  • ポンプ等で強制的に流すのは、地下にあるトイレや雑排水の槽から揚げるときであり、通常、地上より上にある汚水と雑排水は、都度、流しされていきます。
  • そんな中で、いろいろな理由によって、排水がうまく流れずに、配管の中に滞留してしまうケースもしばしば、臭気調査をしている中で見かけます。
  • そのようなケースでは、その滞留してしまっている配管の中で、いわゆる下水や汚水のような悪臭が発生してしまうのです。
  • 一つの対策方法としては、配管の上に設置する点検口に、圧力(空気)を逃がしたり入れたりする、通気口を設ける手段があり、多くのケースではそれが設置されています。
  • しかし、これまた、いろいろな諸条件により、その通気の出入口が閉塞してしまったり、機能しなくなってしまうケースもしばしば、異臭調査を実施していく中で見かけます。
  • すると、臭いの逃げ場所がなくなってしまい、少しの不備があった箇所から侵入してしまったりすることもあります。
  • もちろん、そもそも住宅設備で、配管内を通ってきた悪臭が、接合部等から入ってくるのは改善しなくてはなりません。
  • そのためには、弊社もトレースガスを含め、様々なノウハウで臭気調査を実施しております。
  • 原因不明の異臭でお悩みでしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
トレースガスを用いた臭気の侵入経路調査
配管の上の点検口
点検口の通気の閉塞
     

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

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住宅におけるシックハウスの濃度測定(原因不明の異臭調査)


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種別
担当(著者)
臭気判定士 シックハウス診断士 松林宏治
提出日付
2022年1月15日
対応先等
一般住宅(住宅におけるシックハウスの濃度測定)
概要
原因不明の異臭調査
状況等
  • 某住宅にて、住民さんが原因不明の異臭で困っておられました。
  • マンションでしたが、ほかの住戸にお住まいの住民さんは、一切、その異臭を感じておられず、管理会社さんや施工したデベロッパーさんも、全く原因がわからずお手上げ状態でした。
  • その住民さんのご夫婦でも、旦那様はそのニオイはわからず、奥様のみが感じておられるということでした。
  • 気のせいかな、と思ってみたりもしたようですが、全く良くなる気配はなく、むしろ、日を追うごとにニオイが気になり、体調不良も生じるようになってしまったとの事です。
  • いよいよ切羽詰まってしまったのですが、周囲に一人も問題が発生していないため、なかなか関係各社も手が付けられず、困り果てておられました。
  • 住民さんでもインターネット等でいろいろと調べておられて、そんな中で、臭気調査や異臭発生源調査の業務を行っている弊社共生エアテクノを見つけていただきました。
  • 関係各社に責任がなさそうということで、住民さんが直接、弊社にお問い合わせをいただき、臭気調査の実施を直接、ご発注いただきました。
対応内容
  • 弊社からは、異臭調査に熟練した臭気判定士と、同じく臭気判定士の資格をもつベテランでありながら、シックハウス診断士を有する資格者の2名にて現地へ訪問しました。
  • 先入観のない状態にて、まずは臭気判定士2名が自分たちの嗅覚にて、官能評価を実施していきました。
  • さらに、ヒアリングを行ったうえで、嗅覚のマッピングと照らし合わせながら、ニオイセンサーでも臭気強度をチェックしていきました。
  • 調査をしていく中で、住民さんからは「そこがクサイ気がする」といったような追加情報も寄せられましたが、大きく気になるニオイは感じられませんでした。
  • 汚水や下水、カビ、といったような臭気はどれだけ嗅いでも感じ取れなかったのですが、有機溶剤系の臭気は感じられたため、依頼主に確認してみると、どうやらそれに近いニオイの質とわかりました。
  • そこで、弊社としては2つの提案を行いました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 1つの提案としてはシックハウス原因物質の濃度測定でした。結果は検出限界未満であり問題のない数値でした。2つ目の提案としては、脱臭装置(空気清浄機)の設置をするとともに、ベイクアウト法でした。人体に無害な低濃度のオゾンガスを発生させているとラクになるとの事でした。
その他補足感想など
  • このように、多くの方はニオイとして感じられないにもかかわらず、その空間で異臭や悪臭として、臭気を感じられる人がいらっしゃいます。
  • ほとんどのケースでは、弊社の経験からしますと、いわゆる化学物質過敏症を発症されている現場がほとんどであり、その証左としては、シックハウス原因物質の濃度測定を行っても、検知限界以下であったり、基準値を大幅に下回っているのです。
  • しかし、それはあくまで基準値未満ということだけであり、その空間のニオイや化学物質がゼロということではありません。
  • 例えば悪臭防止法では、ニオイが問題ないレベルを、臭気濃度10未満(臭気指数10未満)という一つの基準を示してはおりますが、もちろん無臭ではありません。
  • さらに、ニオイの感じ方は千差万別、十人十色ですので、ある人には悪臭として感じられても、他のある人には問題ない匂いであったり、はたまた、ある人には不快で体調を崩すような匂いであっても、他の人には感じられない臭気であったりするのです。
  • 弊社では、創業18年間、毎日のようにいろいろな現場でニオイを嗅ぎ、たくさんの臭気をインプットしてきました。
  • さらには臭気判定士の嗅覚による官能評価だけではなく、ニオイの成分の濃度や質を機械分析で検出する測定も併用し、臭気強度や成分濃度などをトータルでアセスメントしております。
  • 臭気調査や異臭発生源調査、臭気の成分分析や臭気強度など、臭いに関することでしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
シックハウス診断士 資格者証
     

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脱臭装置の設置工事(ダクト工事)


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種別

脱臭装置の設置工事

担当(著者)
臭気判定士 山田大介
提出日付
2022年1月6日
対応先等
某工場(工場の排気臭対策用脱臭装置
概要
脱臭装置の設置工事(ダクト工事)
状況等
  • 大変大きな規模と、広範囲のスペースにて、工場の排気の臭気が拡散されていました。
  • 悪臭防止法では、臭気測定の結果として、排気口及び敷地境界線での基準などもあり、そこから臭気拡散シミュレーションを実施していくことで、ある程度の拡散範囲も確定できました。
  • その後も、幾度かにおいて、臭気のコンサルテーションや、近隣への臭気アセスメントを実施しつつ、しっかりとした現状把握をしていきました。
  • ある程度、臭気の見える化が可能になった段階で、引き続きの臭気測定にプラスして、脱臭のデモテストも実施していきました。
  • 工場でのユーティリティや設置場所、環境条件などもあるので、ご提案できる脱臭方法はたくさんあれど、ある程度、現実的には絞られていく中で、可能な限り、いろいろなパターンにて脱臭装置の現地フィールドテストを実施していきました。
  • また、排気の方法の変更や、排気ダクトの改良等も視野に入れつつ、いかに脱臭をコンパクトで効率を最大化できるか、そのあたりも含めながら、幾度も脱臭テストの実施、そして設計技術の立案や、ダクト工事、ファンの選定なども行っていきました。
対応内容
  • まずは1つのラインにおいて、実際に脱臭装置の実機を導入してみよう、という流れになりました。
  • 弊社としては、インジェクションスクラバー脱臭装置を主流として、そこからその工場様向けの特別タイプを設計仕様として準備を進めました。
  • それに伴い、排気ダクトの改良と追加等のダクト工事。脱臭装置を稼働させるための電気工事と電気配線工事。脱臭装置に付帯する各種足場や踏み台等の工事。架台据え付け工事。それらを輸送したり楊重するための運送や荷揚げ工事。そして脱臭装置本体の設置工事と、それらの1次と2次を繋ぐ配線やダクト工事などをオペレーションしていくことになります。
  • もちろん、脱臭装置を中心に、それらを設計図面通りに製作してもらうという協力工場さんや、部材や部品の拾い出しに伴う機材商社さんの協力、という部分でも多大なるオペレーションが必要となりました。
  • 準備期間から含めれば、約5か月ほどかけて、実際に工事に入ってからは約2か月ほどかけて、脱臭対策のプロジェクトが進められて行っております。
装置などの名称/分類
  • 工場の排気臭対策として脱臭装置の設置
  • 脱臭装置に関連する管工事
  • それらに付帯するダクト工事
対応後の状況等
  • 工場の排気臭対策工事が、季節的に冬であったことから、工場の敷地内に現場事務所を仮設置させていただき、弊社スタッフ用と職人さん用の2つを用意。電源供給、コロナ対策グッズ、冷温の飲み物の準備などなど、さまざまな細かいところまで環境を整えております。
その他補足感想など
  • 弊社では、現在創業19年目を迎えており、創業以来ずっと、臭気対策に関する業務のみを行ってきております。
  • 当初は、卸売業として、脱臭装置を仕入れて販売するという形態を主流としておりましたが、時代のニーズが変化していくとともに、弊社がこの世の中から求められる内容も変わっていきました。
  • そこで弊社では、お客様のご要望にお応えするべく、卸売業は代理店業務として主としつつ、開発から設計、製造から設置、そしてアフターフォローまで、一気通貫で臭気対策を請負できるスタイルへ変貌させていきました。
  • 工事業の必要性も出てきたことから、弊社では、機械器具設置業を取得し、さらには管工事業も取得することで、様々なお客様のニーズに幅広く、対応できるように進化していきました。
  • その中で、毎年数多くのご注文を頂戴できるようになった、活性炭脱臭装置デオキーパーですとか、ニオイセンサーとして定点設置をするdeomoniなどが創造されていきました。
  • そして今回の、大型脱臭プロジェクトである工場の臭気対策では、同じく弊社オリジナル商品であるインジェクションスクラバー脱臭装置を原型とするスペシャルモデルが開発され導入されるに至りました。
  • 湿式脱臭方式では、もともとからあった、ダクトスプレーシステムを皮切りに、デオミスト、そしてハイブリッドスクラバー、さらにインジェクションスクラバー脱臭装置と続々と脱臭のプロとして、進化をし続けております。
  • 消臭剤シリーズも、いよいよ弊社のブランド「デオドプロ消臭剤」に統一されました。
  • 工場の臭気対策でしたら、一気通貫で対応します。弊社までご相談いただければ幸いです。
     
工場の敷地内 現場事務所
工場の敷地内 現場事務所
工場の敷地内 現場事務所
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