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脱臭装置の設置工事(ダクト工事)


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種別

脱臭装置の設置工事

担当(著者)
臭気判定士 山田大介
提出日付
2022年1月6日
対応先等
某工場(工場の排気臭対策用脱臭装置
概要
脱臭装置の設置工事(ダクト工事)
状況等
  • 大変大きな規模と、広範囲のスペースにて、工場の排気の臭気が拡散されていました。
  • 悪臭防止法では、臭気測定の結果として、排気口及び敷地境界線での基準などもあり、そこから臭気拡散シミュレーションを実施していくことで、ある程度の拡散範囲も確定できました。
  • その後も、幾度かにおいて、臭気のコンサルテーションや、近隣への臭気アセスメントを実施しつつ、しっかりとした現状把握をしていきました。
  • ある程度、臭気の見える化が可能になった段階で、引き続きの臭気測定にプラスして、脱臭のデモテストも実施していきました。
  • 工場でのユーティリティや設置場所、環境条件などもあるので、ご提案できる脱臭方法はたくさんあれど、ある程度、現実的には絞られていく中で、可能な限り、いろいろなパターンにて脱臭装置の現地フィールドテストを実施していきました。
  • また、排気の方法の変更や、排気ダクトの改良等も視野に入れつつ、いかに脱臭をコンパクトで効率を最大化できるか、そのあたりも含めながら、幾度も脱臭テストの実施、そして設計技術の立案や、ダクト工事、ファンの選定なども行っていきました。
対応内容
  • まずは1つのラインにおいて、実際に脱臭装置の実機を導入してみよう、という流れになりました。
  • 弊社としては、インジェクションスクラバー脱臭装置を主流として、そこからその工場様向けの特別タイプを設計仕様として準備を進めました。
  • それに伴い、排気ダクトの改良と追加等のダクト工事。脱臭装置を稼働させるための電気工事と電気配線工事。脱臭装置に付帯する各種足場や踏み台等の工事。架台据え付け工事。それらを輸送したり楊重するための運送や荷揚げ工事。そして脱臭装置本体の設置工事と、それらの1次と2次を繋ぐ配線やダクト工事などをオペレーションしていくことになります。
  • もちろん、脱臭装置を中心に、それらを設計図面通りに製作してもらうという協力工場さんや、部材や部品の拾い出しに伴う機材商社さんの協力、という部分でも多大なるオペレーションが必要となりました。
  • 準備期間から含めれば、約5か月ほどかけて、実際に工事に入ってからは約2か月ほどかけて、脱臭対策のプロジェクトが進められて行っております。
装置などの名称/分類
  • 工場の排気臭対策として脱臭装置の設置
  • 脱臭装置に関連する管工事
  • それらに付帯するダクト工事
対応後の状況等
  • 工場の排気臭対策工事が、季節的に冬であったことから、工場の敷地内に現場事務所を仮設置させていただき、弊社スタッフ用と職人さん用の2つを用意。電源供給、コロナ対策グッズ、冷温の飲み物の準備などなど、さまざまな細かいところまで環境を整えております。
その他補足感想など
  • 弊社では、現在創業19年目を迎えており、創業以来ずっと、臭気対策に関する業務のみを行ってきております。
  • 当初は、卸売業として、脱臭装置を仕入れて販売するという形態を主流としておりましたが、時代のニーズが変化していくとともに、弊社がこの世の中から求められる内容も変わっていきました。
  • そこで弊社では、お客様のご要望にお応えするべく、卸売業は代理店業務として主としつつ、開発から設計、製造から設置、そしてアフターフォローまで、一気通貫で臭気対策を請負できるスタイルへ変貌させていきました。
  • 工事業の必要性も出てきたことから、弊社では、機械器具設置業を取得し、さらには管工事業も取得することで、様々なお客様のニーズに幅広く、対応できるように進化していきました。
  • その中で、毎年数多くのご注文を頂戴できるようになった、活性炭脱臭装置デオキーパーですとか、ニオイセンサーとして定点設置をするdeomoniなどが創造されていきました。
  • そして今回の、大型脱臭プロジェクトである工場の臭気対策では、同じく弊社オリジナル商品であるインジェクションスクラバー脱臭装置を原型とするスペシャルモデルが開発され導入されるに至りました。
  • 湿式脱臭方式では、もともとからあった、ダクトスプレーシステムを皮切りに、デオミスト、そしてハイブリッドスクラバー、さらにインジェクションスクラバー脱臭装置と続々と脱臭のプロとして、進化をし続けております。
  • 消臭剤シリーズも、いよいよ弊社のブランド「デオドプロ消臭剤」に統一されました。
  • 工場の臭気対策でしたら、一気通貫で対応します。弊社までご相談いただければ幸いです。
     
工場の敷地内 現場事務所
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臭気の単位(臭気の数値化)


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種別

臭いの単位

担当(著者)
臭気判定士 シックハウス診断士1級 松林宏治
提出日付
2021年8月17日
対応先等
概要
臭気の測定方法
状況等
  • 弊社が臭気対策の専門会社として一意専心している中で、数多くいただく質問の一つに、「ニオイには単位がありますか?」というものがあります。
  • 確かに、明るさでしたらルクスという単位があり、音にはデシベルという単位があります。視覚や聴覚、そして触覚としては温かい、冷たいという、わかりやすい温度があります。
  • しかし嗅覚ということについては、まずはニオイの感じ方が大きくわかれます。千差万別といっても過言ではありません。
  • 例えば、加齢臭の原因の一つである「ノネナール」を、何のニオイかをアナウンスせずに嗅いでいただくというテレビの企画を担当させていただいたことがあります。その時の結果は、「このニオイ好き」といったご意見もありましたし、「苦手」という方もいらっしゃいました。
  • そして、そこに視覚と聴覚を加え、「加齢臭のもとです」と説明すると、ほぼ全員の皆様が「ええー」となるわけです。
  • それくらい、同じニオイを嗅いでも好き嫌いがわかれたり、同じニオイ成分でも濃度の強弱でニオイが変化してしまうこともあり、ニオイの単位というのは難しく、公式の単位はまだないようです。
対応内容
  • そんな中で、どうやって弊社では臭気を数値化しているのか。について解説させていただきます。
  • まずは6段階臭気強度表示法があります。これは0~5の6段階で感じた感覚で評価していく方法です。0が無臭、1は検知閾値(何かニオうけど質までわからない)、2が認知閾値(臭いの質はわかるけど気にならない)で、3から5にいくに従って強烈な臭いという感覚法です。臭気調査の現場等で弊社臭気判定士が実際に用いる尺度です。
  • 次に、最も公式単位に近いと思われるのが、臭気指数です。もともと臭気濃度がありまして、それはその臭気を何倍の無臭空気で薄めたら、臭わなくなるかという単位でした。そしてそれを人間の嗅覚の感じ方に近づけるために、対数値としたものが、臭気指数です。悪臭防止法でも複合臭の測定方法として定められている重要な指標です。
  • 他にも、古くより用いられている、成分濃度での単位があります。これはニオイの成分ごとに、単一成分としてのppmとかppbを計測するものです。しかし単一で存在するケースは考えにくく、現実的に悪臭の現場ではなかなかニオイの感じ方とリンクしない部分はあるのかなと思います。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応等
その他補足感想など
  • 上述しました臭気指数(臭気濃度)を算出するには、三点比較式臭袋法という公定法を用いて、6名以上のパネルと2名以上の臭気判定士が必要となります。
  • 簡易法にて二点比較法等としても、公定法と同じ道具や臭気判定士を必要とするため、決して誰もが簡単に測定できるわけではありません。(ちなみに弊社はこの簡易法を主としています)
  • そのため、弊社でいえば、deomoniというニオイ測定器を有しており、デオモニが示すセンサー値にいろいろな意味合いをもたせられるようにしております。
  • 例えば工場の排気臭や敷地境界線での臭気監視であれば、臭気指数とセンサー値に検量線を敷くことで、相関関係をある程度、もたせられるようにすることで、24時間365日の連続モニタリングの意味を高められるようにしております。
  • また、ハンディ式臭気発生源調査等で利用するときは、センサー値の上昇や下降にて、臭気のマッピングや臭気のアセスメントにも幅広く活用しております。
  • ちなみに、ニオイセンサーの数値は、弊社を含め、どこのメーカーのにおい計であっても、その数値はあくまで各メーカー独自の指標となり、公式のものではありません。
  • その他、9段階で快・不快度を示す方法もあります。これは、極端に快である+4から、極端に不快である-4までの9段階で評価するものです。あまり弊社では用いるケースは多くありませんが、品質管理とか、香り系が含まれるときの臭気の評価時には取り入れております。
  • それ以外ですと、例えば弊社にも多いカビ対策。この時は、当然、カビの菌数を測定したり、菌種を同定することが、わかりやすい指標となります。
  • あるいは火事のあとの測定では、臭気強度やセンサーを用いますが、お客様のご要望によっては、ダイオキシン類の測定も承っております。
  • 臭気に関することでしたら、測定から対策までワンストップサービスで行っておりますので、弊社共生エアテクノまでご相談下さい。
におい刑事による臭気測定
におい刑事による臭気判定
におい刑事による臭気調査
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オフィスビルの異臭調査(デオモニを用いた臭気調査)


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種別

オフィスビルの異臭調査(デオモニを用いた臭気調査

担当(著者)
臭気判定士 電気工事士 中丸晴樹
提出日付
2021年8月7日
対応先等
あるオフィスビル
概要
デオモニを用いた臭気調査
状況等
  • あるオフィスビルにて、不定期にそこまで強くない臭気が発生していました。
  • ニオイの質は下水のような悪臭との事で、日中の人がいる時間帯に発生すると、それなりに不快感を催されたり、苦情になったりしているようでした。
  • また、夜間に発生しているケースもあるようで、朝いちばんの空間が下水臭というケースもあったようです。
  • その臭気発生個所周辺には、一切の水回り等がなく、下水とか汚水のような悪臭や異臭が発生する可能性となっている箇所は、ちょっと考えられないとの事でした。
  • テナントさんとオフィスビルの管理会社様は困り果てて、インターネットにて臭気発生源調査の専門会社を検索し、弊社共生エアテクノにご相談いただきました。
  • 弊社としては、臭気調査の方法を立案しまして、正式にご発注をいただきました。
対応内容
  • まず、全く不定期に発生するという事と、確かに現地を確認したり、建築設備図面を拝見しても、ニオイの発生源となりそうな箇所がないことを確認しました。
  • その為、弊社臭気判定士臭気の調査を行っている間に対象臭気が発生しない可能性が高い為、1週間ほどの連続モニタリング臭気測定を実施しました。
  • 具体的には、もっとも臭気が強いとおっしゃられている空間に1点、そしてそこから、四方に各1点、弊社ニオイセンサー「deomoni」を設置しまして、24時間365日の5台同時の連続臭気モニタリング調査を実施しました。
  • 1週間後、蓄積されたデータを確認すると、確かに不定期に、ニオイが強いと言われている箇所に設置したdeomoniのセンサー値が上昇している時間帯があり、同時にある特定の方向のみのデオモニのセンサー値も連動して上昇していることがわかりました。
  • その方向を重点的に調査していくと、なんとその壁の裏側に、旧物置のような使っていない部屋があることが判明。その物置をさらに入念に調べていくと、使っていないシンクがあり、その排水管のトラップが蒸発しなくなっており、そこから下水臭が発生していると判明しました。
  • 念のため、トレースガスにて侵入経路調査も実施しましたが、壁裏を通じてテナント側に臭気が侵入していることを確認できました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況
  • 物置にあるシンクの排水管を閉塞していただき、しばらく臭気の発生を見ていただきましたが、その後、全く下水臭が漂ってくることはなくなりました。お客様から「思わぬところに臭気発生源があったのに見つけて下さって本当にありがとうございます」とお言葉を頂戴できました。
その他補足感想など
  • 本現場では、最初、いわゆる「ニオイ待ち」状態でした。建築設備図面を確認し、現地を実際に目で見て確認した上で、臭気の発生源として怪しい個所が見当たらなかったからです。
  • しかも、オフィスビルなので、各テナント様の区分があり、簡単に他テナントさんのエリアへは立入もできず、まずは実際の臭気を嗅げれば、ある程度は追いかけることができると考えていたのです。
  • しかし待てど暮らせど臭気は出てこず、弊社臭気判定士たちで確認できる部分も全てし尽くした為、次の段階として、24時間連続臭気モニタリング調査に入りました。
  • テナント様の邪魔にならないように、天井部分であったり、天井裏であったりと、弊社ニオイ測定器であるデオモニの設置個所をご相談させていただきながら、複数台の設置を行いました。
  • 風向風速計も設置できるとより、わかりやすいかと思ったのですが、さすがにオフィスビルのテナント様エリアなので目立ちすぎるため、デオモニの複数台設置による臭気変動を確認する方法を選択しました。
  • 期間をまずは1週間としてトライしましたところ、見事に1週間でしっかり臭気の変動をとらえ、しかもそれが、特定の方向からのみ、臭気が侵入してきていると判明しました。これにより、一気に臭気調査の方法や次の展開が見えてきたのです。
  • ちなみに、デオモニについては、100V電源の供給を基本としますので、本現場ではそれぞれ近い100Vコンセントから、延長コードにて電源を供給しました。しかし場合によっては、大容量モバイルバッテリーにて動かすことも可能かと思いますので、電源供給が難しい場合でも対応策は勘案致します。
  • 不定期な異臭発生で、かつ、どこの方面からその異臭が来ているのかも見当がつかないようなケースでも、弊社ではこのような対応方法にて異臭問題を解決して参ります。どうぞ臭気問題でお困りでしたら、弊社共生エアテクノまでまずはお問い合わせ下さい。
デオモニによる24時間連続臭気モニタリング調査
臭気判定士による臭気調査
壁の裏の異臭発生源
異臭発生源
  

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