担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2018年7月27日
施工先
某ホテルの客室
施工前状況
- 某リゾートホテルにて、一部の客室に宿泊されたお客様からたびたび、臭気苦情が寄せられていた。
- ホテル側としても、臭気の問題はお客様の評価やホテルの管理に直結する問題であり、支配人特命として、いろいろと臭気調査を行ってきた。
- しかしなかなか臭気苦情をなくすことが出来ず、かといって抜本的な原因を特定する事も出来ないまま時間だけが過ぎていき、困り果てていた。
- 夏や冬、ゴールデンウィークやシルバーウイークには、多くの観光客で賑わう観光地でもあり、せっかくご来場いただいたお客様や宿泊者が、「クサイ」と言って帰られるのは、ホテルとしても致命的であり、おもてなしの精神にも欠けると、同業他社へのヒアリングや、インターネット等でもリサーチされて、弊社共生エアテクノに行き着いた。
- ホームページをご覧いただき、信頼できそうだ‥という事で、臭気調査のご依頼を正式に頂戴した。
施策内容
- 場所が遠方であった為、臭気調査に熟練した臭気判定士が2名にて、現場へ赴いた。
- 異臭の内容が不明であった為、汚水や下水、雑排水系臭気のトラブルの可能性も考慮し、トレースガスセットをはじめ、臭気調査に必要な七つ道具を満載した。
- 臭気調査当日は、閑散期でもあり、問題となっている複数の客室は原則、空けておいていただいたが、一部の異臭苦情の少ない客室は稼働されており、それらもふまえての臭気調査となった。
- 臭気苦情が頻繁に発生しているお部屋や、しばしば発生するお部屋、そして全く苦情が発生していないお部屋等、当日は20部屋程度を臭気調査として入室させていただき、徹底的に臭気判定士2名の嗅覚にて、官能評価を行っていった。
- その結果、臭気苦情が発生しているお部屋では、臭気判定士の嗅覚から2つの原因が導き出された。
- 1つはタバコ臭であり、もう1つはVOC(揮発性有機化合物)の臭気であった。
- それらの発生原因を推定し、また、対策方法も立案したものを報告書にまとめてご提出し、臭気調査は終了となった。
装置の紹介(概要)
- ニオイセンサーによる臭気強度マッピングと臭気評価
- スモークテスターによる気流チェック
- トレースガスを用いた汚水下水及び雑排水臭の漏洩調査
施工後の状況
その他補足感想など
- リゾートホテルであり、閑散期でもお客様はそれなりにいらっしゃるので、原則、10:00のチェックアウトから15:00のチェックインの間での臭気調査を実施する必要があった。
- 同時に、清掃される方や、修繕される業者さんとの相番ともなる為、いかに効率よく、的確に、臭気調査を進めていけるかが大きなポイントの一つとなった。
- そのため、このようなホテルの臭気調査の経験豊富な臭気判定士2名にて現場へ行き、約20部屋にわたる客室の臭気を続々と判定していった。
- そしてその中からさらに気になった部屋を詳細に臭気調査を行っていき、お客様がおっしゃっている臭気苦情の発生源を絞り込んでいった。
- お客様から寄せられている臭気の表現も様々であり、それらを一つずつ、潰していった結果、大きな原因となる臭気を特定していく事が出来た。
- 最終的には、臭気発生源を特定し、それらの対策方法までご提案する事で、今後の繁忙期に向けての対策をホテル側にて実施していただくことが出来た。
- ニオイの感じ方は十人十色ではあるが、何とか臭気の発生原因を突き止め、対策案までご提示出来た為、お役に立てたことを光栄に思う。
- ホテルやオフィスビル、飲食店やご家庭等における、異臭の発生源調査や臭気調査であれば、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
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