月別アーカイブ: 2018年9月

米糠酵素風呂から排気される排気臭の脱臭対策(活性炭による脱臭)

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工事種別

活性炭による脱臭

担当(著者)
臭気判定士 シックハウス診断士 山田大介
提出日付
2018年9月24日
施工先
米糠酵素風呂
施工概要
米糠酵素風呂から排気される排気臭の脱臭対策
施工前状況
  • 米糠酵素風呂の入浴施設が新設された。
  • 今まで臭気問題は発生していなかったが、営業をスタートしたとたん、臭気苦情が寄せられた。
  • 米糠酵素風呂の対象エリアから排気ダクトを延伸してみたが臭気苦情は収まらなかった。
  • 臭気対策を全く勘案していなかったので、その対応方法が全くわからない状況であった。
  • いろいろとインターネットを使って検索し、試せる消臭グッズ等はトライし、効果は認められるものもあったが、臭気苦情を解決するまでには至らなかった。
  • いよいよ脱臭専門業者にお願いするしかないと、弊社共生エアテクノにお声掛けをいただいた。
施策内容
  • まずは工場や施設の臭気対策に経験豊富な臭気判定士が現地へ伺った。
  • お話を直接お聞きし、臭気の状況や現場の確認を実施させていただいた。
  • その後、いくつかのご提案やお打ち合わせを経て、
    1.臭気の現状把握の為の臭気測定を含めた臭気コンサルテーション
    2.それをもとにした、脱臭デモテスト方法の選定とフィールドテスト
    3.その結果から脱臭装置や脱臭システムを設計しお見積りやご提案
    という流れにて脱臭対策のトータルでの対応をご契約いただいた。
  • 結果としては、活性炭脱臭方式を用いた排気臭の脱臭対策が最適と判断された。
  • 弊社の「デオキーパー」脱臭装置(活性炭充填タイプ)を実機として導入させていただいた。
  • 導入後、試運転とともに臭気測定も弊社にて実施させていただいた。
  • 悪臭苦情が解決し、諸条件もクリアした為、無事に検収となった。
装置などの名称/分類
  • 米糠酵素風呂の臭気対策
  • 米糠酵素風呂の入浴施設からの排気臭対策
  • 米糠酵素風呂の脱臭
装置の紹介(概要)
施工後の状況
その他補足感想など
  • 米糠酵素風呂の施設からは、独特の臭気が発生するが、お客様の利便性を考えると都心部にその施設が開業するケースも多く見受けられ、いろいろな臭気問題が発生する可能性がある。
  • 今回は、米糠酵素風呂の入浴施設にて発生する米糠臭や複合臭を、排気する排気口から臭気が拡散してしまい、臭気苦情を引き落としていた。
  • その他にも、例えば、上下左右のテナントからの米糠酵素風呂の臭気苦情が発生するケースも散見しており、これらは設備面での問題や、建物構造の問題、給気・排気の位置(自社ビルや自テナントだけではなく、隣接ビルも含めた)等々、簡単に解決できるような問題ではないと思われる。
  • 本件では、事前の脱臭デモテストにて、実際に現場にて米糠酵素風呂の臭気を使って臭気コンサルテーションやデモテストを実施させていただけた。
  • その結果、高い高性能な脱臭効率は不必要であり、現場にあった最適な段数や充填量等を十分に勘案させていただいた上で、念のため、デオキーパー脱臭装置に余裕を持たせる設計とさせていただいた。
  • 結果として、予備を使わない状況なおかつ脱臭効率が84%でも、シミュレーション結果通り、臭気苦情を解決する事が出来て、一安心である。
  • 米糠酵素風呂の脱臭対策をはじめ、工場の臭気対策でしたら、日本及びタイにて、弊社共生エアテクノが対応しております。ぜひお問い合わせ下さい。

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タイの工場における異臭漏洩調査

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担当(著者)
臭気対策コンサルタント タイ及び西日本担当 平山レオ
提出日付
2018年9月14日
施工先
タイの工業団地にある工場
施工概要
タイの工業団地にある工場にて発生している臭気の測定
施工前状況
  • タイの工業団地にある某製造工場にて、周辺から臭気苦情が発生していた。
  • 機材メーカーさんから弊社を紹介いただき、すぐに弊社のタイ代理店とともに工場へ赴いた。
  • 臭気のコンサルテーションを実施させていただき、まずは現状の把握を実施した。
  • ターゲットを決めたのち、脱臭を実施する為の、脱臭デモテストをタイの現地工場にて実際にフィールドテストとして実施した。
  • その後、何度もお打ち合わせののち、酸化機能水消臭剤スプレー噴霧ユニットを導入させていただいた。
  • その工場にて、異臭が不定期に漂うとの事で、臭気調査の実施も行った。
施策内容
  • 日本からは、臭気調査の経験豊富な臭気判定士1名と、工場の臭気対策に経験豊富な臭気対策コンサルタントの2名にて、タイ現地へ赴いた。
  • また、弊社のタイにおける代理店からは、タイ国の制定するタイの臭気判定士も同行していただき、4名にて工場の問題箇所周辺の臭気調査にあたった。
  • 当日は、対象臭気を測定できる臭気測定器も持参していた為、臭気測定器による臭気強度マッピングも実施する事が出来た。
  • 調査中、対象臭気が突然強くなったり、全く感じなかったりと、全くの不定期な臭気発生状況であった。
  • 1つの仮説は、風向きによるEAからのまわりこみと想定した。しかし仮説を潰していく過程で、臭気判定士の中ではその説は仮説の域を出ないままであった。
  • すべての仮説が却下となったので、あとは己の嗅覚のみを頼りに、そのまま現場及び周辺を嗅ぎまわり、臭気が発生した時にその臭気を追い詰めていく作業をひたすら実施した。
  • その結果、思わぬところに発生源がある事を突き止めた。
装置の紹介(概要)
施工後の状況
  • 全く想定されていなかった発生源が発覚したので、その経緯とルートを臭気測定メンバー全員で確認の上、その発生源をクローズしてしまう事にした。
    それにより臭気発生はゼロになった。
その他補足感想など
  • 日本の国家資格である臭気判定士を英語表記すると、「Olfactory Measurement Operator」となる。
  • 悪臭防止法という法律もあり、これらをもとに、タイでも工業団地や工場別に、タイ国における臭気測定方法を順次、法令化していると聞いている。
  • その証拠に、すでにタイ国でも、Odor Practice Certificationという事で臭気測定の為の資格(日本の臭気判定士と類似)があり、弊社のタイ代理店のタイ人スタッフは、その資格を有している数少ないタイの臭気判定士である。
  • 同時に、Equipment for odor investigation(臭気測定用冶具)も、日本における臭気測定道具一式が推奨されており、弊社はタイ国の工場における臭気調査や臭気測定、臭気のコンサルテーションも滞りなくお引き受けする事が出来る体制を整えている。
  • もちろん、臭気の測定だけではなく、実際の対策を見据えた脱臭デモテストや、デモテストから立案していく脱臭装置の設計や輸出、施工や設置後の臭気測定まで、さらにはアフターフォローを含めた一貫での臭気対策も、日本及びタイで対応できる体制を整えている。
  • タイの工場では、周辺住民との臭気苦情問題も多く、タイ人臭気判定士をその話し合いに立ち会わせ、専門家として第三者の立場における見解等でご協力する事も可能である。
  • 日本及びタイの工場における臭気対策であれば、トータルでも一部分でも、ご協力可能ですので、まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

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オフィス棟のミーティングスペースの異臭

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担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2018年9月5日
施工先
某施設 オフィス棟のミーティングスペース
施工概要
某施設にて、原因不明の異臭の調査
施工前状況
  • 某企業様の会議室が入っている棟にて、原因不明の異臭が発生していた。
  • 従業員の中でも、その異臭が気になる方と気にならない方が混在しているとの事であった。
  • 来客からも、その異臭について指摘されるケースが稀にあるとの事であった。
  • あまり気にし過ぎない方がいいという考え方がある一方、会議室での異臭は問題ともなった。
  • 一度、異臭についての調査をお願いしたいが、どこに依頼したらいいのだろう?とインターネットで検索をされたところ、弊社共生エアテクノを発見いただいた。
  • 異臭調査についてのお問い合わせを頂戴し、営業担当よりご説明やお見積書のご提出後、正式に異臭調査のご依頼を頂戴した。
施策内容
  • 異臭調査の実績豊富な臭気判定士2名にて、実際の現場へ赴き、異臭調査を開始した。
  • 最初にお客様より状況をくまなくご説明いただき、設備的な部分を自由にいじらせていただける事となり、また、会議室は臭気調査の間は出入り禁止としていただいた。
  • 実際に臭気調査を開始したが、臭気調査道具として持参した七つ道具のうち、まずはスモークテスターが活躍してくれた。
  • なぜなら、臭気判定士2名の嗅覚による異臭マッピングでは、会議室ではない場所から、怪しい異臭を嗅ぎ取っていたからだ。それが、エアーバランスからくる事を確認出来た。
  • その後、いろいろな条件下で何度も臭気を確認しながら、異臭の臭気の質と、異臭の発生源を突き止めていった。
  • そして「ここだ!」という場所を絞り込み、お客様にも嗅いでいただいたところ、「このニオイ!」「ここからだったのか・・」とご納得いただき、臭気調査を終了した。
装置などの名称/分類
装置の紹介(概要)
  • 臭気判定士の鼻による臭気の質や強さの判定
  • ハンディ型ニオイ測定器による臭気強度マッピング
  • スモークテスターによる気流やエアーバランス調査
施工後の状況
  • 異臭の発生源はわかったので、そこの対処方法は弊社では所掌範囲ではなく、お客様にてどのような対処方法をするか、いくつかご提案も含めた報告書を提出させていただいた。
    どのような対処方法を施したかは不明だが、その後、異臭問題は収束したと聞いている。
その他補足感想など
  • 臭気調査として最初、「ここです」と案内された場所で、正直、ちょっととまどった。なぜなら、当初に聞いていたようなニオイの質や明らかな異臭がなかったからだ。
  • なので、臭気判定士2名にて相談の上、かなり薄いか、出入りしていると他の臭気と混在してしまうか、あるいは発生源が会議室内ではないか、といった仮説を多く立てたうえで、立ち入り禁止措置や、設備的な稼働の自由を依頼させていただいた。
  • そのうえで、臭気判定士2名が何度もいろいろな箇所を嗅ぎまわり、気になったニオイの質や強さ、その他いろいろな条件をピックアップして、両者の見解をすり合わせていく作業が続いた。
  • そのような作業を継続していく中で、会議室内で異臭が発生しているのではなく、違う場所で発生した異臭が会議室内に侵入してきている事を確信した。
  • そこからは、会議室を出て、対象となっている異臭を嗅覚と臭気センサーで追い詰めていく作業を徹底的に行った。
  • 結果として、お客様が「まさかここから?」「なぜこんなところから?」と驚いておられた場所からの、異臭発生源を特定する事が出来た。
  • 建物内で不定期や常時に発生する異臭や悪臭、下水臭や汚水臭等の臭気調査異臭調査でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
臭気測定
スモークテスターによる気流調査

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