ビル、商業施設」カテゴリーアーカイブ

ホテルの客室での異臭調査(旅館における臭気アセスメント)



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種別
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2021年12月17日
対応先等
某ホテル(特定の客室)
概要
旅館における臭気アセスメント
状況等
  • 某ホテルにて、特定の客室のみ、宿泊したお客様から臭気の苦情が発生していました。
  • 滞在型のホテルであり、ホテル側の管理者や設備や施設のご担当者様、そして担当されている設備業者などが原因究明を行っておりました。
  • しかし、臭気の発生が不定期であり、常時発生しているわけではなく、さらに、ニオイの強弱もあるようで、いろいろ調べていっても全く臭気の発生源がわからない状態でした。
  • お客様にアンケートをとっていったところ、下水のようなニオイとか、卵が腐ったような悪臭とか、水が腐敗したような異臭といった表現が多かったとの事でした。
  • チェックアウトからチェックインの間の客室清掃を、水回りを中心に徹底するようにしましたが、解決しませんでした。
  • インターネットで臭気調査の専門家を検索されまして、弊社お問い合わせをいただきました。
対応内容
  • 弊社ではすぐに異臭の侵入経路調査に熟練した臭気判定士が対応に当たりました。
  • ある程度、お電話やメールにてやり取りの上、正式に臭気調査のご依頼を頂戴しました。
  • チェックアウトからチェックインまでの時間帯しか異臭調査を実施できない為、万全の準備を整えて現場に乗り込みました。
  • 事前にお聴きしていた内容と現地での目視及びニオイを嗅ぐ臭気マッピングを中心に、悪臭の発生源を探っていきました。
  • すると、その2部屋の隣接場所に、排水の処理施設が設置されていることが判明しました。
  • そこからは、下水臭が発生していることも確認できました。
  • しかし配管ルートには全く問題がなかったため、そこからお部屋への臭気侵入ルートを確認するため、トレースガスによる侵入経路調査を実施しました。
  • すると、一部のOA取り入れ口(給気口)からお部屋内にトレースガスの反応があったのです。
  • 不定期に客室が臭っていたのは、風向や風速によって、給気口からニオイが侵入したりしなかったりしていたことも判明しました。
装置などの名称/分類
対応後の状況等
  • 汚水槽や雑排水槽の漏洩臭気及び通気管からの臭気をおさえる方法もご提案しましたが、まずは宿泊のお客様への対策を優先する方針となり、給気口の場所を変更しました。それにより臭気苦情はぴたりとおさまったと聞いております。
その他補足感想など
  • このようなケースでは、多くの場合、疑ってかかりたいのは、排水の配管ルートとなります。
  • 特に、特定の2部屋のみでの汚水臭気の発生であった為、衛生配管図からして、この2部屋の系統が同じであることもわかっていたので、一番目の仮説をそこに絞っておりました。
  • しかし、その配管系統をどれだけ調査しても、問題がないということがわかりました。
  • それでも確かに、当日の臭気調査におもむいた2名の臭気判定士の嗅覚には、汚水や下水、雑排水といった、硫黄化合物系の臭気を確かに感じ取られていたのです。
  • そこでいったん、配管系統の仮説はシロと断定し、次の仮説を立てるために動きました。
  • 臭気を嗅覚とニオイセンサーでマッピングしていきながら、スモークテスターなどを活用して気流のチェック、そしてホテルの食堂のグリストラップなどまで調査範囲を広げていきました。
  • そのうち、特定のお部屋で発生している臭気と同等のニオイを感じられたのが、すぐ近くにある排水処理設備ということが判明しました。
  • ところが、設備業者さんも、水道関係の業者さんも、そして我々も、そこからの配管系統に問題がないことを確認済だったわけです。
  • それでも、同様の臭気を感じられたところはここしかなかったので、そこからトレースガスを噴霧することで、客室内での反応を確認してみたのです。
  • すると、お部屋内でトレースガスの反応があり、そこから侵入経路を追っていくと、なんと給気にのってトレースガスが入ってきていることがわかったのです。
  • ホテルや旅館、宿泊施設はもちろん、オフィスビルやマンション等、異臭の侵入経路調査でお悩みでしたら、一度、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
     
臭気判定士による臭気アセスメント
トレースガスによる臭気調査
臭気測定
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多地点の同時に臭気測定(臭気発生の複数個所を臭気変動チェック)



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担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2021年9月17日
対応先等
ビルなどで発生している悪臭の調査
概要
臭気発生の複数個所を臭気変動チェック(複数ポイントを一気に臭気モニタリング)
状況等
対応内容
  • まずは現場の状況をしっかりヒアリングしまして、ニオイの質や強さ、発生しているタイミングや発生個所と思われるポイントなどをシミュレーションしていきます。
  • 次に、それらのヒアリングから、必要な場合は現地の確認を実施します。しかしほとんどのケースでは、臭気調査における現場確認は実施しておらず、お電話やメール、資料でのやりとりの中で実施方法を勘案して参ります。
  • そして、それらの中から要領書や法案書を(弊社内で)作成し、それに応じて必要な人員、弊社では多くのケースでは臭気判定士を実施メンバーに入れますが、経験豊富な臭気判定士等のメンバー選定、および定点監視の為に設置するdeomoniや中継器の台数、それらに供給する電源の確保、さらには臭気調査を実施する日程の決定等を行って参ります。
  • 段取りが出来上がり、ご発注をいただけましたのち、スケジュールにそって現場へ訪問。いよいよデオモニを各所へ設置し、多地点の同時タイミングによる、臭気の変動モニタリングがスタートします。
  • 1日で終わるケースもあれば、1週間等の連続臭気測定を実施するケースもあり、必要に応じてのデータ採取後、それらを持ち帰って報告書に纏めます。
装置などの名称/分類
  • ビルなどで発生している悪臭の調査
  • 多地点で臭気が発生している際の、複数地点の同時による臭気変動調査
  • ニオイセンサーを複数台、複数地点に設置し、PCやタブレットでチェックする臭気測定
装置等の紹介
施工後状況
  • ニオイセンサーデオモニは数値の変動を確認できますが、臭気の質までは判別できない為、そこは弊社臭気判定士が官能評価も実施していきます。複数のポイントを同時にチェックできるこの臭気アセスメントについては、現在、多数のお引き合いを頂戴しております。
その他補足感想など
  • もともと、弊社ニオイセンサー「deomoni」は、日本の工場およびタイの工場にて、敷地境界線や排気口付近での、「工場の排気臭の見える化」や、連続臭気のモニタリングによる悪臭苦情対策、さらには、風向風速計を合わせて使用することによる、工場の排気臭気の飛散状況のチェックに数多く、納入されており、現時点でも複数案件が受注されているなど、最新鋭のニオイセンサーとして多くのお問い合わせを頂戴しております。
  • それが最近では、例えば「品質管理」で使ってみたいというご要望やご相談も多くなっておりますし、あるいは今回のブログでご説明させていただいたように、臭気調査や臭気アセスメントの一つの方法として、デオモニの特徴を生かした臭気調査方法も多数、ご依頼を頂戴しておる次第です。
  • deomoniは、無線でデータを飛ばします。しかも複数台のデータを1つのPCあるいはタブレット、場合によってはスマートフォン(アンドロイドのみ)で常時、チェックできます。もちろん見ていなくても、あとですべてのデータを確認できますので、例えば複数日数分をまとめてチェックする事ができます。複数地点に設置したdeomoniの、どのニオイセンサーが反応しているのか、あるいは反応していないのか、で、臭気の発生状況や発生個所が絞り込んでいけるのです。
  • 電源については、100Vを供給できればベストです。延長コード等で配線できれば問題ありません。短い期間であれば、モバイルバッテリーを用いた電源供給等も、弊社では実績がございますので、屋外とか地下とか、100V電源の供給が難しい場合でも、まずはご相談いただけましたら幸いです。
  • また、deomoniを設置して終了というわけではなく、ほとんどのケースでは、臭気調査の経験豊富な臭気判定士が現場へ参りまして、機械(ニオイセンサー)だけに頼ることなく、嗅覚による官能評価や、目視による経験値からのニオイチェックも実施していきます。
  • 建物での異臭発生や異臭発生源調査臭気調査や悪臭測定等でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
複数台のニオイセンサー「deomoni」
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居酒屋内での悪臭発生


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種別
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2021年5月18日
対応先
テナントビル店舗( 飲食店 | 居酒屋 )
概要
テナントビル店舗内での臭気調査
状況等
  • ある雑居ビルの地下に入居しているテナントさん(形態としては居酒屋とBARの間のような飲食系であった)において、異臭が漂ってくるとの事でした。
  • その異臭は、お客様によっては不快に感じられるという悪臭苦情があったりしたようですが、全員が苦情を申し立てるほどでもなかったらしく、また、従業員の方々でも、そのニオイが感じられるという人と、あまりよくわからないとか、気にならない、という人がいらっしゃったようでした。
  • 飲食店のオーナー様としては、一部のお客様が、「ちょっとニオイがきついから」と帰ってしまわれるケースがあり、放置するわけにもいかず、ビルの管理会社さんにご相談されました。
  • 当初、ビル管理会社さんもニオイのチェックに行かれたようですが、あまりはっきり臭気の判別ができず、臭気調査の専門会社に臭気アセスメントをして貰おうかと、弊社共生エアテクノに臭気発生源調査ご相談、ご依頼を頂戴しました。
対応内容
  • ご依頼を頂戴し、臭気調査の日程を調整の上、臭気判定士2名にて、悪臭の発生源調査にお伺いしました。
  • 当初、ご相談をいただいた時に、ヒアリングをさせていただく中で、お客様からは、「臭気は常時、感じられる人には感じられるようだが、休み明けが最も強く感じられる」という臭気の変動についてのご回答を頂戴しておりました。
  • また、「臭気の質としては、人によって回答は様々ではあるけど、下水とか汚水のようなという表現があったり、雑巾が腐ったようなニオイ」という表現もあり、何とも不快な・・というどんより重いような感じだとの事でした。
  • 実際に現場に乗り込んだ時には、極力、その状態としていただき、先入観を持たずに「しっかりとニオイを嗅ぐ」事からスタートしました。
  • 臭気アセスメントとして、たくさんの候補となる悪臭や異臭を嗅ぎ分けましたので、それらを鼻休憩時に、臭気判定士2名が照合し、発生源を絞り込んでいきました。
  • エアコンや空調のON/OFF等も仮説に従ってやってみますと、やはり天井裏から悪臭が落ちてくることがわかり、さらに詳しく天井裏を確認していきました。
  • すると、思わぬところにねずみの死骸があり、それらが悪臭発生源と突き止めました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況
  • 目に見えない部分での臭気発生源の確認用として、トレースガスセットを持参していましたが、ニオイセンサーともども、使用するには至りませんでした。弊社の臭気アセスメントでは、嗅覚による嗅ぎ分けや判別により解決するケースもあり、この現場でも問題なく解決しました。
その他補足感想など
  • テナントビルにおいては、新築であっても、古いビルであっても、悪臭が発生する可能性は当然、ゼロではありません。
  • 古いビルの場合は、経年劣化による原因もありますが、多くの場合は、リニューアルをしたタイミングであったり、テナントが入れ替えになったタイミングは、臭気が発生しやすいタイミングとなります。
  • また、本現場の場合では、確かに古いビルではありましたが、どちらかというと原因は「地下」にある事が挙げられると思います。
  • 地下にあるテナントの場合は、どうしても一つの問題点として、「汚水や雑排水の常時排水ができない」という事があり、その為、「一定量が溜まるまで、汚水槽や雑排水槽に、それらを貯めておかなくてはならない」という現状があるのです。槽の中は、曝気によって臭気の発生を抑制するケースもありますが、小規模ですとエアレーションもなかったりします。いずれにせよ、そこには臭気が発生する原因があり、同時に、害虫なども発生しやすくなってしまうのです。
  • もう一つ、その地下の槽に一定量が溜まりますと、「ポンプアップ」といって、揚水ポンプが稼働して、その槽の中の汚水や雑排水を、下水へ一気に放流します。このタイミングも室内に臭気が侵入しやすいケースとなります。(問題がなければもちろん、室内に臭気が漏れることはありません。)
  • いろいろな臭気の発生源がありますので、臭気調査、悪臭アセスメント、異臭発生源調査、臭いの判定でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ、ご相談下さい。
異臭発生源(天井裏)
異臭発生源(天井裏)
    

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