ビル、商業施設」カテゴリーアーカイブ

住居内にて発生する悪臭(マンションの異臭調査)


人気ブログランキング

  
種別
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2023年6月6日
対応先等
住居内(某マンション)
概要
マンションの異臭調査
状況等
  • 某マンションにて、特定の住居の住民様より、ニオイに関するクレームが発生しておりました。
  • それによりますと、マンションの1室にて、不定期に異臭の発生を感じるとのことでした。
  • マンションの管理会社様や、建築を担当された施工会社様、さらには設計会社様なども、その原因究明を行ってみたものの、なかなか臭気の原因などがつかめない状況でした。
  • また、他の住戸からの臭気苦情の発生は特になく、ヒアリングを行っても、特に気になる異臭などはないということでした。
  • 悪臭が発生しているタイミングで、住民様から連絡を頂戴し、なるべくはやく、現場へスタッフさんのいずれかが駆けつけるような体制でチェックを進めていたものの、現場へ到着したときには臭気がなくなっていたり、おさまっているということが続いてしまっていたとのことです。
  • こうなりますと、なかなか相互理解も進まず、本当に臭気があるのか?あるいは気のせいなのか?のような問題にも発展しかねない状態でした。
  • そのため、臭気専門会社である弊社にお問い合わせを頂戴しました。
対応内容
  • 弊社では、建物内の臭気アセスメントの経験豊富な臭気判定士が、対応させていただきました。
  • ヒアリング項目としては、臭気問題の発生している住戸の場所、ニオイの質、強くなるタイミングの規則性、住居内の環境などをあらかじめ確認させていただきました。
  • そのうえで、異臭発生源調査のお見積書をご提出し、すぐに調査して欲しいというご要望があり、最短日程にてスケジューリングし、現場へうかがいました。
  • 当日、あまり臭気は感じられない、とのことでしたが、熟練した臭気判定士2名の嗅覚で入念に臭気をチェックしていくと、いくつか違和感のある異臭を感じられました。
  • その中から、住民様の嗅覚の感覚と照合していくうちに、生ごみを中心としたゴミ臭に近い臭気がドンピシャだということで一致しました。
  • そこから、建築設備図面などをチェックしていくと、直下にゴミ置き場があることがわかり、その保管庫から発生しているゴミ系臭気が、住戸内に侵入しているのではないかと仮説が立てられました。
  • ゴミ置き場からトレースガスを噴霧したところ、住居内でセンサーが感応したため、侵入経路も特定することができました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 排気から給気へのショートパスの部分の改善と、念のため、躯体を抜いている配管部分の閉塞作業を実施していただいたところ、気になっていた異臭についてはピタっとなくなったとのことでした。
その他補足感想など
  • 本案件のように、特定の場所のみ、あるいは特定のフロアのみ、といったように、悪臭の発生状況にいろいろなエリア等の制限があるときには、何かしらの特徴があると思われます。
  • 例えば、マンションやオフィスビル、ホテル等において、縦の系統の居室や空間で悪臭の発生がある場合は、その縦空間においての漏洩元を確認していくことになります。
  • 具体的には、PS(パイプスペースとかパイプシャフト)という、汚水や雑排水の配管のためのスペースにて、その本管に繋がる部分の接続点や、補修工事やリニューアル工事での旧配管との関係性などをチェックしていくことは必ず実施していきます。
  • また、横スペースで異臭問題がある場合では、床下を転がしてある配管や、天井裏はもちろん、エアコンドレンなども入念にチェックする必要があります。
  • そして、例えば「最上階」の住戸に悪臭苦情がある場合、それが特に汚水や下水、雑排水系の臭気であった場合には、住戸内だけではなく、住戸の外側も必ずチェックしなくてはなりません。
  • 例えば、汚水槽や雑排水槽がもうけられていて、その臭気を逃がすための臭突管があり、それが屋上まで引っ張って大気開放されているようなケースでは、そこからダウンフローにのって最上階のベランダに臭気が落ちてきて、ベランダの給気口から住戸内に侵入するようなケースも当然、あり得るケースとなります。
  • 逆に、低層階住戸にて、臭気苦情がある場合には、今回のようなゴミ置き場であったり、テナントとして入っている飲食店であったりの、いろいろな発生する臭気発生源との関係性を当たってみる必要があります。
  • 臭気、異臭、悪臭に関することでしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
異臭発生源調査
異臭発生源調査
    

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

お問合せはこちらからどうぞ
    

下記のバナーをクリックお願いいたします!

人気ブログランキング

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/

 

歯科クリニックの臭気調査(下水・汚水系臭気の調査)


人気ブログランキング

  
種別
下水・汚水系臭気の調査
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2023年5月17日
対応先等
歯科クリニックの臭気調査
概要
建物内の異臭アセスメント
状況等
  • 某歯科クリニック様にて、不定期に異臭が発生していました。
  • 院長先生やスタッフの皆様では、その異臭に気が付く人とわからない人、気が付いても気になるレベルの人と気にならない人、という感じで、異臭の感じ方は千差万別とのことでした。
  • そのうち、来院される患者様や、来客といった外部の方たちからも、場所とか時間帯によって、少しニオイが気になるというようなお声があるということがわかりました。
  • そこで、建物内の空調機器のクリーニング作業であったり、換気機器のメンテナンス作業などを実施されたとのことです。
  • 同時に、設計会社や施工会社などにも相談し、いろいろと気になる部分をチェックして貰ったにも関わらず、なかなか臭気問題が解決に至らないままでした。
  • このまま放置すると、仮にニオイが強くなっていった場合など、来院される方が不快に感じたり、転院されてしまう可能性も懸念され、働くスタッフさんたちの労働環境的にも、悪臭は邪魔になると判断し、本格的な解決に乗り出されました。
対応内容
  • インターネット等で検索をしている中で、「臭気調査」の専門会社があることを知り、弊社にご相談を頂戴しました。
  • 弊社では、すぐに異臭発生源調査に詳しい臭気判定士が対応に当たりまして、異臭調査の作業内容のご説明や、状況の詳しいヒアリングを実施させていただきました。
  • お見積書をご提出し、すぐに実施して欲しいというご依頼を頂戴したため、最短での臭気アセスメント日時を決定の上、当日は臭気判定士2名にて現場へ参りました。
  • まずは、臭気判定士による嗅覚にて、ニオイの発生状況をチェックしつつ、建築設備図面と現場の状況を照合する作業も並行して進めていきました。
  • 気になる部分に関しては、スモークテスターを使い気流チェックを実施したり、鼻が入れない奥まったところなどは、ニオイセンサーにチューブをつけて臭気の変動を確認したりしていきました。
  • その中で、幾つか気になる箇所があり、それらを仮説として絞り込み、臭気の発生源となり得るかどうかを追い込んでいきました。
  • そのうち、明らかにおかしな箇所がわかったため、トレースガスを用いた臭気漏洩検査を実施しました。
  • すると、トレースガスの反応がはっきりと認められ、発生源を特定するに至りました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • トレースガスの漏洩箇所が、手の届くところではなかったため、報告書にまとめて修繕していただくようにしました。すぐに出入りの業者さんが修正・修繕を実施したのちは、気になっていた下水とか雑排水系の異臭発生は収まったと聞いております。
その他補足感想など
  • 弊社では、建物内で発生している異臭や悪臭などが、どのような臭気の質や強さであり、それがどこから発生しているのか、を突き止めていく臭気のアセスメント調査を、専門で行うチームがございます。
  • 日々、日本全国から寄せられるご相談に対して、専門チームが対応しております。
  • 最も多い、臭気調査のご相談の内容としましては、その1つに「下水」であったり「雑排水」であったり「汚水」といったような、硫黄化合物系の悪臭が挙げられます。
  • 一般のご家庭であれば、戸建てでもマンションでも、水回りでの異臭発生は多くございますし、商業施設であれば、やはり水回りを多く構える、ホテルや旅館、商業施設、病院、などでもこのような異臭問題は多くございます。
  • そして、本件のような歯科医院であったり、歯科クリニックであったり、歯科病院というのもまた、実はお問い合わせやご相談の多いうちの1つと言えます。
  • なぜなら、治療をするところには必ずと言っていいほど、小さな、口をそそぐ用の水道設備を設ける必要がありますし、同じくその台ごとに、バキュームというのか、吸引するための機器が必要となりますので、その分、水道の給水と排水についての設備を要するからです。
  • 空調についても、しっかりと完備しますので、その分、エアコンの台数なども多くなりがちであり、エアコンドレンをどう排水するのか、などもあります。特に複合施設や商業ビルのテナントとして入っている歯科クリニックですと、ドレン排水用の配管の取り回しでもご苦労されていることも少なくないようです。
  • さらに、歯科医院ですので、いわゆる患者様の心理は決して安定しているわけではなく、歯医者さんのクレゾール臭などとは違った、下水とかの異臭や悪臭があると、不快感に繋がる可能性もあるようです。
  • 建物内の異臭調査や臭気調査、ニオイの発生源測定など、弊社にお問い合わせ下さい。
トレースガスを用いた臭気漏洩検査
臭気判定士による臭気調査
    

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

お問合せはこちらからどうぞ
    

下記のバナーをクリックお願いいたします!

人気ブログランキング

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/

 

建築設備の脱臭装置の設計


人気ブログランキング

  
種別
商業施設の臭気対策
担当(著者)
臭気判定士 2級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2023年3月10日
対応先等
建築設備(商業施設)
概要
臭気対策(建築設備の脱臭装置の設計)
状況等
  • 某所にて商業施設等の大型複合ビルの計画がありました。
  • いろいろな設計がされていく中で、テナントとして入る某施設では、室内で臭気が発生するとのことでした。
  • 基本的に、オープンしている間は、来客が常時あるような有人空間となるとのことで、どのような脱臭対策をしていくのがよいのか、建築設備設計段階から検討が進められていきました。
  • そんな中で、脱臭装置のメーカーや業者などにも各社、ヒアリングが実施されまして、諸々各社の提案が為されました。
  • その入店されるテナント様が、他の複合施設でも同様のテナントを有しておられたため、まずはそこで、脱臭のデモテストなどを実施して、効果があるのかを検証してみようという流れになりました。
  • そして結果として、当方がご提案させていただいた、酸素クラスター除菌脱臭装置が、臭気対策用の脱臭装置として選ばれました。
対応内容
  • 本現場では、狭い空間と広い空間という、2パターンでの脱臭対策が求められておりました。
  • 狭い空間では、室内設置型の酸素クラスターを選定しました。これらは、室内の有効容積にて設置する機器を選定することができます。
  • 広い空間では、ダクトインタイプの機器を選定させていただきました。これは、空調機の二次ダクトに設置して、テナントの室内に供給されるSA(サプライエアー=給気)の吹き出し口の各所に、効率よく酸素クラスターイオンを行き渡らせる方式です。
  • 設計会社様の設備設計ご担当者様と、設置する位置や設置する機器、それらに伴う給気や排気などの空調機器などの打ち合わせを何度もさせていただき、スペックインが完了となります。
  • さらに、実際に新築工事の空調や衛生設備などを担当されるサブコン様や工事業者様へ、機器の説明を実施させていただき、取付方法や設置するタイミングなどを、全体の工程とともにスケジューリングしていきます。
  • 実際に脱臭装置を納品させていただき、設置が完了しますと、試運転として機器稼働の確認と、酸素クラスターイオンのイオン数測定を実施致します。
  • その後は、保守点検が年に1回のペースで継続され、運用されていっております。
装置などの名称/分類
対応後の状況等
  • 商業施設がオープンしてから、たしかに臭気の発生はあるものの、酸素クラスター除菌脱臭装置が想定通りの効果を発揮していることもあり、臭気に対する苦情は発生していないと聞いており、しっかりとメンテナンスを継続しながら、現在もご使用いただいております。
その他補足感想など
  • テナント様の室内で、継続的に臭気が発生する場合で、その発生源が除去できない、当たり前のケースでは、何かしらの継続的な脱臭対策が必要となるケースがございます。
  • もしそれが、無人空間であれば、例えばオゾンガスを用いた燻蒸脱臭方法であったり、あるいは局所的な発生であれば、局所排気装置を用いてエアフローにてコントロールする方法などもございます。※弊社では、共生エアフローユニットを有しており、病院の病理検査室などの局所排気対策として多数の実績を有しております。
  • しかし、有人空間となりますと簡単ではありません。まず当たり前ですが、人体に無害であることが大前提となります。
  • また、ケースにもよりますが、本件では他のニオイの発生などはNGであったため、例えばマスキング的な強い香りを発生させる方式であったり、あるいはアロマのような方式というのがNGでありました。
  • さらに、細かいミストで消臭剤をシャワーリングするような方法も当然、NGでした。
  • その一方で、施設の特性上、給気と排気がしっかりと第1種換気方式でコントロールされ、換気回数も十分な量にて設計いただいておりました。
  • これであれば、給気のラインに酸素クラスターイオンを供給することで、効率よく、各給気口から室内へ行き渡らせることができ、臭気を融和酸化分解という脱臭をして排気されていくということで、酸素クラスター除菌脱臭装置を活用しやすい設計条件となっておりました。
  • もともとマンションのゴミ置き場などで多数の納入実績があり、狭い空間から広大な空間まで幅広く対応できるのが特徴でもあります。
  • 商業施設の臭気対策のご相談は、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
酸素クラスター脱臭装置
酸素クラスター脱臭装置
    

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

お問合せはこちらからどうぞ
  

下記のバナーをクリックお願いいたします!

人気ブログランキング

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/