工事種別
担当(著者)
臭気判定士 山田大介
提出日付
2015年11月13日
施工先
食品製造工場の排気ライン
施工概要
食品工場にて、にんにく仕込み時の室内臭気を排気する際に、にんにく臭気が近隣に迷惑とならないように、ハイブリッドスクラバー脱臭装置「Type W」を設置して脱臭を行いました。
施工前状況
新築にて食品工場を建設。
にんにく調味料を使用しての食品加工時に発生する強烈なにんにく臭気を工場内から排気する為、外部への影響を考慮し、脱臭対策を検討するという状況でした。
装置などの名称・分類
装置の紹介(概要)
施策内容
幸い、既存設備にて、にんにく系臭気の脱臭デモテストを実施する事が可能でした。
にんにく系臭気は、硫黄化合物系の鼻がツンと痛くなるような臭質と強さでした。
デモテストでも、実機をスケールダウンしたデオミストType W型脱臭装置を用いて効果検証を行い、実機はそれをスケールアップして設計し、排気ダクトとともに脱臭装置を設置工事まで請負させていただきました。
施工後状況
原臭臭気濃度1,600(臭気指数32)を、ハイブリッドスクラバー脱臭「デオミスト」TypeW型通過後の脱臭装置出口にて、出口臭気濃度250(臭気指数24)までの脱臭に成功。
脱臭効率約84%となりました。
設置稼働後、近隣住民様からの臭気苦情も発生しておらず、工場の室内環境の改善にも繋がりました。
脱臭効率約84%となりました。
設置稼働後、近隣住民様からの臭気苦情も発生しておらず、工場の室内環境の改善にも繋がりました。
その他補足感想など
この現場では、悪臭防止法の規制値は関係がなく、近隣住民様にニンニク臭気の影響を与えない事がゴールとなりました。
幸い、屋上部分を広く脱臭装置の為に使用する事が出来た為、300m近い排気ダクトの中での消臭剤スプレー噴霧と、デオミストTypeWという接触ボックス内での消臭剤スプレー噴霧の2段階脱臭システムを設計する事が可能でした。
食品工場では、ニンニク臭だけではなく、珈琲臭や焙煎臭、焼き焦げ臭等、様々な臭気が発生します。弊社では脱臭方法はもちろん、消臭剤も酸化機能水やマイクロゲルをセレクトし、現場のゴールに応じてベストをセレクトして対応して参ります。
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