工業系事例」カテゴリーアーカイブ

工場などの工業系臭気対策事例。様々な工場様の臭気対策を取り組みさせていただいています。

におい監視システムDeomoniによる、臭気苦情 発生状況の把握


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担当(著者)
臭気判定士 山田大介
提出日付
2024年7月24日
対応先等
某電機機器会社様の電子部品製造工程
概要
におい監視システムDeomoniの設置と風向風速計による環境監視
状況・条件等
  • 某電機機器会社様よりご相談を頂きました。
  • 内容は近隣の住民様から悪臭苦情が出ているというものでした。
  • 工場を訪問し確認しましたところ、製造工程からの排気臭気が発生していました。
  • また工場の敷地が広く 施設も複数あり、どの排気系統からの臭気が問題になっているかがわからない状況でした。
  • 定期的な臭気パトロールの実施など、社内独自の対応策を実施していましたが、風向きや気候、時間帯などによる臭気の発生状況の変動があり、苦労して居られました。
  • そのような状況から、まずは、工場のどの系統からの臭気がどのタイミングで臭気苦情に繋がるかを把握するという「においの見える化」が必要であったため、におい監視システムDeomoniの導入をご提案いたしました。
施策・対応内容
  • におい監視システムDeomoniの設置(12台/敷地境界線付近・排気口付近・工場屋上・工場敷地内)
  • 風向風速計の設置(風向風速計によるデーターとDeomoniの測定結果との比較)
  • 排気口付近へのDeomoni追加設置(12台追加設置)
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • におい監視システムDeomoniの導入とあわせ 風向風速計を設置し、臭気監視をリアルタイムで常時監視の体制を整えることによって、におい測定機が反応した際の風向と風速を測定する事により、臭気苦情が起こった際の状況を把握できるようになりました。
その他補足感想など
  • 脱臭装置の設置など臭気対策を行う際、通常は臭気コンサルテーションによる臭気成分の特定やニオイの広がり方の解析などを行い、状況に応じた脱臭装置を 工場の設備やコスト面なども勘案しながら選定していきます。
  • 今回の事例においては 広い敷地と複数の設備から不定期に発生する排気臭であり、また工場が稼働する以上発生し続ける臭気への対策となるため、脱臭対策を行った後も におい監視を行い続ける事が運用面でも有効と考えられました。
  • におい監視システムDeomoniは、無線通信でニオイを遠隔監視しますが、中継機を導入する事で、より広範囲に より正確にニオイの監視を実現できます。
  • また今回のように工場の系統が多い場合、各系統の排気口付近へ におい監視システムDeomoniを設置する事により臭気苦情原因を詳細に絞り込む事ができます。
  • 今回のにおい監視システムDeomoniの導入により、臭気苦情の発生状況がほぼ完全に把握できたため、今後の臭気対策にしっかり繋げていける事と思われます。
  • 今回のように工場で発生する悪臭苦情の解析から実際に脱臭装置の設置・導入まで、ニオイに関する事は弊社共生エアテクノまでお気軽にお問合せください。
     
におい監視システムDeomoni
におい監視システムDeomoni
デオモニ設置イメージ
    

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ダクトスプレーシステムでの排気臭の臭気低減および消臭対策


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種別

産業工場の排気臭気対策

担当(著者)
臭気判定士 2級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2024年2月20日
対応先等
廃棄物処理施設
概要
ダクトスプレーシステムでの排気臭の臭気低減および消臭対策
状況・条件等
  • 某廃棄物処理施設様より周辺地域からニオイに対する悪臭苦情が出ているため、対策を施したいというご相談を頂きました。
  • 臭気は廃棄物を焼却し、乾燥処理する施設の煙突排気より周囲に飛散しているという状況でした。
  • もともと、脱臭装置を導入していたようですが、思うような脱臭効果を得られていないまま、納入した脱臭業者さんはいなくなってしまったようでした。
  • 弊社では、やみくもに脱臭設備を導入せず、まずは廃棄物焼却後の乾燥処理~排気の行程で、どのように効率的に消臭対策を行うかを導入コストを加味し検討が行われました。
  • 検討の結果 煙突内にダクトスプレーシステムを設置するという対策案が出され、十分な効果が得られるかを事前の臭気コンサルテーションとデモ機でのテストにより検証する事となりました。
施策・対応内容
  • ダクトスプレーシステムは臭気を伴う排気等が通過する設備内にブロアノズルを設置し、消臭剤を噴霧する事によって臭気を軽減させるシステムです。
  • ポイントは「気液接触率×消臭剤の能力=脱臭効率」という、悪臭苦情を解決するための、勝利の方程式があるということです。
  • 消臭剤は、弊社ではデオドプロシリーズとして多数のラインナップを揃えております。消臭剤の選定テストももちろん実施しております。
  • ダクトスプレーシステムは他の脱臭システムと比較すると臭気に対する消臭剤の接触が低いため 導入後の効果を慎重に検証する事が肝要となります。
  • 本案件では事前の臭気コンサルテーションと検証デモテストにより十分な効果を見込める事が確認できたため、実機の導入となりました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 施工前の検証デモテストのとおり ダクトスプレーシステムによる消臭効果が十分に発揮され、導入後、臭気苦情は無くなったと報告を受けています。
その他補足感想など
  • 工場が取り扱うものにより様々なニオイが発生し、臭気対策もニオイの数だけ存在すると言えます。
  • また工場の規模によっても対応は変化しますので、臭気と工場に合った臭気対策を導き出す必要があります。
  • さらに、臭気苦情の解決なのか、悪臭防止法の条例遵守なのか、工場内の自社基準等によるのか、ゴールをはっきりさせてから臭気対策を実施することも大切になります。
  • 今回の廃棄物処理施設様では、既存の煙突にダクトスプレーシステムを設置するという方法を採用する事ができたためイニシャルコストを大きく抑える事ができました。
  • またダクトスプレーシステムは臭気の種類や風向きなどに併せてお客様ご自身で消臭剤の噴霧量を調整する事が比較的に容易なため、ランニングコストを抑えるという事が可能です。
  • さまざまな臭気と状況に応じて多くの臭気対策が存在しますが、弊社共生エアテクノは消臭脱臭のプロ集団として お客様にあった臭気対策をご提案致します。臭気に関するお悩みがありましたら、お気軽に弊社 共生エアテクノまでお問い合わせください。
     
消臭剤噴霧システム
消臭剤噴霧ノズル
脱臭装置概要
    

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デオドプロシリーズ OSR機能水について


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担当(著者)
臭気判定士 2級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2024年1月22日
対応先等
塗装工場(塗装ブース)、油性粉塵・軽粉塵が発生する工場
概要
OSR機能水の効果について
状況・条件等
  • 工場など規模の大きい塗装ブースでは一般的に水による集塵と換気・脱臭が行われています。
  • しかし、有機溶剤は水に溶けない、あるいは溶けにくいいった性質を有しているため、水だけでの対策は不十分であるケースも多くあります。
  • そのような場合の対策としては、水に加える脱臭剤の選択が重要となります。
  • たとえば、塗装ブースでは大量の水を循環させるため、消臭剤の希釈度や寿命などがランニングコストに大きく影響するということも挙げられるのです。
  • 塗装ブースと同様に、油性粉塵などを対象とする湿式脱臭装置にも同様のことがあてはまり、やはり消臭剤や添加物の選択が重要となります。
  • 湿式脱臭装置においても塗装ブースの脱臭と同様に、消臭剤のロングライフ性が課題となります。
施策・対応内容
  • 弊社のオリジナル消臭剤ブランドである「デオドプロ消臭剤シリーズ」のうち、OSR機能水のOSRは「organic solvent =有機溶剤」を「redection=削除する」機能を持った消臭剤です。
  • その特性ゆえ、塗装ブースの貯水槽の消臭対策としても投入することが出来ます。
  • また、デオドプロtypeOSR機能水は、塗装ミストや油性粉塵、軽粉塵などを捕捉することにも効果を発揮するため、スクラバー溜水としてもご使用いただけます。
  • OSR機能水は3種類の添加剤を100~4000倍に希釈して使用するため、ランニングコスト面で非常に優れているというメリットも合わせもっております。
  • またOSR機能水スクラバー溜水としても 3~12か月のロングライフ使用が可能であり、ランニングコスト面はもちろん、省メンテナンス性という部分でも優位性を発揮します。
装置などの名称/分類
  • 工場用の消臭剤シリーズ「DeodorPro(デオドプロ)」typeOSR
  • OSR1S20
  • OSR2S180
  • OSR3S770
  • OSR機能水生成ユニット
装置等の紹介
対応後の状況等
その他補足感想など
  • 3種のOSR添加剤には投入順があります。順番を誤ると貯水槽に固形物が発生する可能性がありますので、必ず順番に投入願います。
  • 3種のOSR添加剤には基準となる希釈目安がありますが、事前の検証テストによって希釈倍数値を選定することも可能です。
  • 現地に、OSR機能水生成ユニットを設置して生成する方式、もしくは運用状況に応じて添加加水してもご利用いただけます。
  • また、消臭剤であるOSR機能水を、排気ダクト内でスプレー噴霧して使用する方法であったり、排気ダクトの途中に、排気臭気と消臭剤を接触させるための専用のBOXを設計および施工して消臭効率を向上させる「デオミスト」型として使用する、あるいはスクラバー(弊社であればインジェクションスクラバーハイブリッドスクラバー脱臭装置の水に加えて使用する方法など、塗装ブースの循環水に投入する方法以外でも、たくさんの活用方法がございます。
  • 工場の排気臭対策、塗装臭対策、VOC臭気低減、揮発性有機化合物の消臭、塗装ブース臭気対策などのお問い合わせでしたら、まずは弊社にご連絡下さい。
     
3種のOSR添加剤
塗装ブース
OSR添加剤 添加加水
スクラバー
スプレー噴霧システム
    

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