工事種別
香料製造工場の室内作業環境及び排気臭対策
担当(著者)
臭気判定士 山田大介
提出日付
2017年11月14日
施工先
香料製造工場
施工概要
某香料製造工場様にて、室内の作業改善と、排気臭対策を検討。
施工前状況
施策内容
- 湿式脱臭装置が使えない為、弊社としては、「デオキーパー脱臭装置」にて、排気臭対策を実施する方法が考えられた。実際に、香料工場の排気臭対策での、デオキーパー設置事例は多くある。
- しかし、既存の都心部にあるオフィスビルであり、デオキーパーは工場であれば設置可能であるが、省スペースを得意とするデオキーパーでも今回の現場では設置不可能であった。
- また、活性炭方式はランニングコストもかかる為、お客様とも何度も協議した結果、次善の策として、酸素クラスター除菌脱臭装置での提案となった。
- どこまで脱臭出来るかが弊社でもはっきりとわかりかねる為、酸素クラスター除菌脱臭装置のデモ機による脱臭テストを実施したところ、効果を認めていただき、実機を設置させていただいた。
装置などの名称・分類
- 香料工場の室内作業環境改善対策
- 香料工場の香料臭気の排気臭対策
- 香料製造工場の臭気対策
装置の紹介(概要)
- 酸素クラスター除菌脱臭装置の24時間365日運転による室内の脱臭対策
- デオキーパー脱臭装置による排気臭の脱臭対策
- 臭気判定士や臭気測定機による、室内臭気や排気臭気の臭気測定
施工後の状況
その他補足感想など
- 弊社としてはお問い合わせを頂戴し、諸々のお話から最初に松竹梅の提案をさせていただいた。
- お客様からは、「しっかりとした脱臭=松や竹=の必要はない(というか設置できない)。ある程度、軽減してくれればよい=梅=とのご指示を頂戴した。
- 省スペース、低ラインニングコスト、乾式脱臭装置、実績もあり効果もある程度は見込める脱臭方式として、最終的には、酸素クラスター除菌脱臭装置をご提案させていただいた。
- 弊社としてはベストなご提案ではなかった為、デモテストによる脱臭効果の体感を基準とするようお話させていただき、快諾いただいたのちに、デモテストを実施した。
- とはいえ、当然弊社としても、臭気センサーによる臭気強度と臭気判定士の嗅覚による官能評価は、デモテストのビフォアー・アフターで実施させていただいた。
- 結果としては、お客様の評価も、臭気センサーも、臭気判定士も、いずれも臭気低減が確認され、室内臭気の低減に成功した。
- とはいえ、香料臭気は臭気レベルが高い為、無臭レベルにはほど遠い。それでも体感としては楽になっていた為、室内臭気レベルを落とした事で、排気臭のレベルも低減した。
- 酸素クラスター除菌脱臭装置は、香料臭気対策では、年に1回あるいは2回の清掃点検及び3年に1回の生成管の交換を行う必要があるが、メンテナンスコストは他脱臭方式に比べれば抑えられると思われる。電力も低く、蛍光灯程度の電気代で済むのも魅力の一つであろう。その証拠に、設置数年を経過しているが、毎年のメンテナンスでのお付き合いは継続している。
- 香料工場における臭気対策はもちろん、工場の排気臭対策や作業環境改善対策であれば、臭気の測定でも、脱臭装置のご相談でも、まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
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