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タイの工場の消臭剤噴霧システム


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担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2023年6月16日
対応先等
タイの工場の脱臭装置
概要
タイの工場の消臭剤噴霧システム
状況等
対応内容
  • 弊社が申し上げるのもあれですが、脱臭装置や消臭設備というのは、生産性のあるものではございません。
  • それでも、消臭や脱臭、あるいはニオイ測定器の必要性があるというのは、タイにおいてはタイの悪臭防止法条例が制定されつつあったり、タイの各工業団地ごとに定められている臭気の規制などによって、それぞれの工場からの排気される臭気への対策は必須となります。
  • 特に、日本の工場のタイ現地法人におかれましては、コンプライアンスを含めて、しっかりとした臭気対策が求められるケースもあるかと思います。
  • 弊社では、タイ現地の代理店とともに、まずは臭気測定からお引き受けすることが可能です。
  • 具体的には、日本の臭気判定士と、タイの臭気判定士にて、悪臭防止法に則った測定方法にて、臭気濃度を算出して参ります。
  • そして、その臭気が、規制値に沿ってどうなのかを把握した上で、臭気の拡散シミュレーションも実施しつつ、消臭対策を講じていくこともお引き受けしております。
  • 最も簡易的かつコスパが良いのが、消臭剤を排気ダクト内でスプレー噴霧するシステムです。
  • もちろんそれも、定期的なメンテナンスが必要となります。
  • 弊社では、タイの工場でも臭気測定からアフターメンテナンスまで対応しております。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 先日も、デオミスト(消臭剤を接触boxにて臭気と接触させて消臭するシステム)のメンテナンスであったり、ニオイセンサーdeomoniの保守点検をご依頼いただき、弊社のタイ現地の代理店にて対応させていただきました。
その他補足感想など
  • 現在、タイの工場においては、工場の業種ごとに、順次、臭気規制が定められつつあると聞いております。これは、タイの工業省および環境省といったあたりが管轄して、進められているようです。
  • 臭気の規制については、日本における悪臭防止法を参考例としているようで、例えば、タイの悪臭防止法における基準値は、臭気濃度臭気指数)と同じ方法となっております。
  • すなわち、三点比較式臭袋法ということになっておりまして、弊社のタイ現地代理店では、タイの悪臭防止法に定められているタイの臭気判定士も複数名、常駐しておりますし、嗅覚測定法においても、日本の臭気判定士が常にともに現場対応をCO-WORKすることによって、日本基準レベルでの臭気測定を実施することを可能としております。
  • また、脱臭設備各種や、ニオイ監視システムなどの導入についても、商流としてはタイの現地法人をもつ代理店を通じております。もちろん、タイ人スタッフも多数、常駐しておりますので、日本の商慣習およびタイの商慣習の両方にて、日本人は日本人にて、タイ人はタイ人によるコミュニケーションが可能となっております。
  • その他、しばしばいただくご質問の1つとしては、アフターメンテナンスはどうなっていますか?というような不安も頂戴します。
  • 弊社では、タイに現地法人をもつ代理店とパートナーシップを締結しておりまして、タイ人の臭気判定士複数名をはじめ、技術スタッフ、営業スタッフに、トレーニングを常に実施していることで、弊社共生エアテクノと同じようなレベルにて、臭気対策全般に対応できるようにしております。
  • もちろん、弊社臭気判定士や技術責任者が定期的にタイへ出張しまして、弊社としても直接、タイの工場の臭気対策を行っております。
  • タイの工場の臭気対策でしたら、弊社共生エアテクノまでまずはお問い合わせ下さい。
臭気測定からアフターメンテナンス
臭気測定からアフターメンテナンス
    

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日本とタイの臭気規制


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担当(著者)
臭気判定士 シックハウス診断士1級 松林宏治
提出日付
2023年2月8日
対応先等
日本とタイの臭気規制
概要
臭気判定士や悪臭に対する法律や規制など
状況等
  • 日本では、環境省の管轄にて、「悪臭防止法」という法律が存在します。
  • その悪臭防止法では、目に見えないニオイを測定する方法が定められております。
  • 大きく臭気の測定方法を大別しますと、「分析機器を用いた測定」と「人の嗅覚を用いた測定」の2つに分けられます。
  • もともと、前者である分析機器を用いた測定方法があり、例えば特定悪臭22物質を、成分濃度にて規制する方法となっておりました。例えばアンモニアが何ppm以下、硫化水素が何ppm以下、といったような規制値です。
  • しかし、ニオイ分子の種類は、実に40万種類もあると言われておりますので、成分濃度だけではとても規制しきれないようになっていきました。
  • そこで、その臭気を複合臭気としてとらえて、人の嗅覚を用いた臭気測定方法が用いられました。
  • そして、その嗅覚測定法を行うために、悪臭防止法のもとに定められた資格こそが、臭気測定業務従事者という、臭気判定士なのです。
対応内容
  • 日本における悪臭防止法では、「営利を目的とする全ての事業所」が対象となります。地方自治体ごとにその特徴などで臭気規制の方法はかわりますが、臭気苦情が発生すれば、事業所には臭気対策を実施しなくてはならない義務が生じます。
  • その一方で、タイ王国にも臭気規制に関する条例が出来つつあります。その規制方法については、日本の悪臭防止法における嗅覚測定法に近しいものとなっており、同時に、臭気判定士という資格制度も発足しております。
  • ただ、タイ王国においては、例えばバンコクの都心部でも、多くの屋台をはじめとする飲食店が立ち並び、マーケットなども多く存在するため、日本のように全ての事業所を臭気規制のターゲットとすることは現状では難しいようです。
  • そのため、日本が地方自治体ごとに臭気規制が委ねられているのに対して、タイでは、工場の業種ごとに規制が定められているようです。もしくは、工業団地ごとに独自の臭気規制値を設けているケースも弊社タイの工場の臭気対策を実施させていただく中では実際にありました。
  • 臭気判定士については、日本では毎年1回、1次試験が実施されています。2次試験は嗅覚試験であり、臭気判定士の5年毎の免状更新でも同じ試験になるため、常時開催です。
  • タイの臭気判定士は、現状では不定期開催になっていると聞いております。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
その他補足感想など
  • 臭気判定士については、平成8年に悪臭防止法に定められた、ニオイ分野における唯一の国家資格となっております。
  • 臭気判定士の国家資格を取得するためには、1次試験と2次試験があります。1次試験は筆記試験となっておりまして、嗅覚のメカニズムや悪臭防止法の理解、嗅覚測定に必要な統計学や、実際に3点比較式臭袋法の計算などが出題されます。1次試験は合格率で20%前後です。※詳しくは公益社団法人においかおり環境協会のHPより臭気判定士のページをご参照下さい。毎年の受験者数と合格率が明記されております※
  • 2次試験は嗅覚試験となります。これは、5種類の基準臭と呼ばれるニオイを、5-2法で嗅ぎ分けられるかどうかをチェックする試験であり、合格率は90%をこえてくるでしょう。実は臭気判定士は5年に1度の免状更新(60歳をこえると3年に1度)が必要であり、その免状更新の必須条件が、嗅覚検査となります。これは2次試験と全く同じ内容となります。
  • また、嗅覚試験を実施するための、いわゆる「人の嗅覚」となる被験者(パネルと呼ばれます)になるためにも、この2次試験と同じ、嗅覚試験をパスする必要があります。
  • 誤解されやすいのですが、決して、嗅覚が鋭いであったり、鼻が効く、といった必要はありません。あくまで、正常な嗅覚を有しているかどうか、を確認するための試験です。
  • 日常生活において、あるニオイだけを感じない「部分嗅盲」というのは正直、なかなかわからないものであり、その確認のためにも有益なテストかなと感じます。
  • これもタイの臭気判定士になるためにも必要だと聞いております。しかし、いわゆる国民性や生活習慣、食生活などで嗅覚感度は変わってきます。年間100日、タイで臭気の仕事をさせていただくと、臭気の感じ方が日本人とタイ人で違うというのも、よく理解できるのです。
  • なので弊社では、タイと日本の臭気判定士で、タイの臭気対策を進めるようにしております。タイの工場の脱臭装置ニオイセンサーなど、臭気対策でしたらお問い合わせ下さい。
 
臭気判定士免状
アジアでの臭気対策
工場の臭気対策
    

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タイの工場の排気臭対策や場内臭気対策に、活性炭脱臭装置


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担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2022年9月17日
対応先等
タイの工場
概要
活性炭を用いた脱臭装置による工場の脱臭対策
状況等
  • 弊社では、毎月タイに出張しつつ、タイの代理店さんやビジネスパートナーさんとともに、タイの工場の臭気対策を実施させていただいております。
  • タイでは、日本の悪臭防止法に近い条例を整える動きがありまして、工場の業種ごとに、あるいは工業団地ごとに、その規制が進められていると聞いております。
  • 特に、塗装工場や印刷工場、ペイント工場などは、有機溶剤系の臭気が飛散することから、日本のタイ現地法人の工場さんは、臭気対策をしていく必要が出てきているようです。
  • また、ゴム関連の工場様、ゴム製造工場やゴム加工工場も、規制がされていく動きがあるようです。
  • タイの製造工場の臭気規制としては、1排気口における臭気濃度臭気指数)と、2敷地境界線における臭気濃度臭気指数)という規制値が主となっています。
  • 弊社では、過去、アルミニウム等金属の鋳造や鋳物の工場様をはじめ、自動車関連の製造や加工の工場様など、数多くのタイの工場様で、臭気対策のお手伝いをして参りました。
対応内容
  • まず、現状として必ず実施いただくのは、臭気測定です。条例に従って臭気測定をすることで、現状の臭気状況を把握し、どこまでどうすれば、規制値を遵守できるのかを確認します。
  • 次に、臭気アセスメントやコンサルテーションで、臭気の拡散状況などをチェックし、具体的な対策方法を絞り込んでいきます。
  • 臭気センサーによる臭気モニタリングが必要であれば、deomoniを設置していきますし、脱臭装置が必要とあれば、実際の脱臭装置のデモテストを現地で実施していきます。
  • 最も多く納品されている脱臭装置は、消臭剤のスプレー噴霧システムで、次がスクラバー脱臭装置となっております。
  • 最近では、湿式脱臭方式が難しい現場への対策として、日本の工場様で大変たくさんの納入実績のある、デオキーパー脱臭装置を、タイの工場でも導入することができるように体制を整えました。
  • デオキーパー脱臭装置は、脱臭素材は原則、活性炭です。フィルターや粒状、あるいは臭気の質によって活性炭の種類を変え、脱臭専門会社が脱臭のために設計した構造によって、ターゲットした脱臭目的をクリアしていきます。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • タイの工場様でもお引き合いが徐々にいただけるようになってきており、弊社のタイ代理店さんにはデオキーパー脱臭装置のデモテスト機も用意しました。実際に某工場様でデモテストを実施させていただき、予定以上の脱臭効率をしっかりタイでも発揮できております。
その他補足感想など
  • 弊社では、コロナ前までは毎月、タイに出張しておりまして、タイの工場の臭気対策で、弊社のもつ臭気センサーdeomoniによる排気臭気モニタリングや、各種脱臭装置の選定、臭気のアセスメントや臭気対策のコンサルテーションを実施して参りました。
  • さすがにコロナ禍でタイはもちろん、タイを中心とする東南アジアを含む海外への出張はすべて不可能となりまして、まる2年、海外出張はない状況でした。
  • そして本年、2022年2月から、お客様のご要望や、ビジネスパートナーさんの要請もありまして、いよいよタイ出張の再開に踏み切りました。
  • さらに、タイを中心としたASEAN諸国へも展開すべく、実際にはベトナムの工場の脱臭対策でもお役に立つべく、タイとベトナムへの出張も行っております。
  • 同時に、地産地消といいますか、従来は日本で製造してタイへ輸出するという方法を行ってきましたが、スクラバー脱臭装置しかり、今回新しく整えたデオキーパー脱臭装置しかり、消臭剤のスプレー噴霧システムしかり、タイ現地で製造をして、タイや陸続きのベトナムへ納品していくという体制も整えるべく、製造や設計側でも、タイでの連携を深めていっております。
  • そして何より、活性炭という脱臭素材としてシンプルでありながらしっかり脱臭効果を発揮できるものをろ材とした、デオキーパー脱臭装置を、タイでも販売できることになったので、これからますます、お役に立てる機会が増えていくものと考えております。
  • デモテストは有料となりますが、デモテストを実施するということは当然、タイの条例に沿った臭気測定を実施する(デオキーパー脱臭装置のビフォアー・アフターで臭気測定をするので)ことで、臭気濃度の現状把握にも繋がります。
  • 脱臭装置を設置しなくても、臭気問題が解決できるケースもありますので、タイの工場の臭気対策でしたら、まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
タイのゴム工場の臭気調査
タイのゴム工場の臭気調査
    

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