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タイの工場の臭気対策、臭気測定から脱臭対策まで


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種別
担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2023年3月20日
対応先等
概要
タイの工業団地や工場の業種別での臭気対策(工場の臭気対策策、臭気測定から臭気対策まで)
状況等
  • タイに進出されておられる日系工場の現地法人の工場様にて、製造工程から発生する臭気を排気している中で、その排気臭が近隣住民様から、臭気苦情となっておりました。
  • タイにおいては、日本における悪臭防止法のような臭気対策に関する条例がじょじょに整備されつつあり、タイでは各地の工業団地ごとに臭気の規制を設けられていたり、あるいはタイ王国として環境省や工業省が管轄し、工場の業種別(例えばゴム製造業界であったり、塗装系を実施する工場系であったり)において、臭気規制を制定している動きがあるようです。
  • 従来、臭気の規制は、主に成分濃度で実施されていることが多く、例えばアンモニアが何ppm以下、硫化水素が何ppm以下、フェノールが何ppm以下、といったような単一成分での規制でした。
  • しかし工場の排気臭は何百種類ものニオイ分子が複合状態で存在しているので、なかなか単一成分での規制では、臭気苦情の発生を抑えられないのも現実としてあります。
  • そこでタイの工場の臭気規制でも、昨今では「臭気指数」(臭気濃度)を用いることが多くなっており、排気口と敷地境界線での数値をクリアする必要性が出てきております。
対応内容
  • 本工場様では、当初、「何か脱臭装置を入れておけば大丈夫だろう」と、あまり深く検討せずに脱臭設備を導入されたとのことです。
  • しかし、臭気苦情は収まらず、工業団地からの指導も厳しくなってきており、本格的な臭気対策を実施していく必要性を感じておられました。
  • ところがタイで、臭気濃度を公定法にて測定するというのが、そもそもどうやっていいのかわからず、どこに頼んでいいのかもわからなかったとのことです。
  • インターネットで検索いただき、弊社がタイでも三点比較式臭袋法による臭気測定の実施が可能であり、日本の臭気判定士およびタイの臭気判定士による、臭気拡散のシミュレーションによる可視化から脱臭設備の導入まで対応可能であることから、弊社にお問い合わせを頂戴しました。
  • 弊社では、数か月に1度、現場が動いていれば1か月に1度は、臭気判定士や技術者がタイに出張し、タイの弊社の現地代理店さんと、タイ各地の現場へ行き、ニオイを嗅ぎ、現地を見て、ゼロからの臭気対策をゴールへ向けてお手伝いさせていただいております。
  • 本工場様では、まずは臭気の把握からスタート。そしてその臭気レベルをどこまで低減させればよいか、さらにその方法として消臭剤のマッチングテストなども実施しつつ、消臭剤のスプレー噴霧システムを導入し、効果検証まで実施させていただきました。
装置などの名称/分類
  • タイの工場の臭気規制クリア
  • タイの工場の工業団地ごとの臭気規制に伴う臭気測定
  • タイの工業省や環境省の定める臭気規制値の現状把握
装置等の紹介
対応後の状況等
その他補足感想など
  • 今まで、なかなかタイの工場の臭気対策では、脱臭装置をとりあえず設置しておけばいい、というような考え方も少なくなかったと聞いております。
  • 例えば、見た目重視による、大きなドンガラである、除塵などをメインとするスクラバーをどーんと設置しておくことで、「おお~」という感じです。しかしこれは、臭気を除去することを主目的としていないため、脱臭効果もゼロではないですが、目的をクリアできるのかといえば、答えは「やってみなければわからない」のです。
  • もちろん弊社インジェクションスクラバー脱臭装置であっても、やってみなければわからないのです。なのでいきなり、スクラバーを設置してみましょう、というご提案は、日本であってもタイであっても、ベトナムでも中国でも、基本的には弊社側からオススメすることはありません。
  • まずは、臭気の現状把握をしましょうとご提案します。何度も足を運び、臭気測定を実施することになっても、基本的にはそこからスタートするのです。そこがわからなければ、対策ができないからです。
  • そして、日本では当たり前ですが、タイ全土においても、公定法による臭気測定道具が常備され、熟練した臭気判定士が常駐しておりますので、タイの工業団地のどこでも、臭気測定を安定したレベルで実施し、臭気濃度を算出することができます。ベトナムや中国では、日本から臭気判定士臭気測定道具をもっていき、嗅覚測定を実施させていただいたケースが複数あります。
  • 次に、湿式脱臭にせよ、乾式脱臭にせよ、テストを実施させていただくご提案です。特に湿式脱臭の場合は、弊社がもつデオドプロという消臭剤ブランドの複数のラインナップから、最もその工場の排気臭にマッチする消臭剤を選定するテストを実施したうえで、消臭剤のスプレー噴霧テスト装置や、インジェクションスクラバーのテスト装置にて、消臭効果のテストを実施しましょうと提案させていただきます。
  • タイの工場の臭気測定から脱臭対策まで、弊社共生エアテクノにまずはご相談下さい。
 
臭気測定から脱臭対策まで
臭気測定道具
臭気測定道具
    

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タイの工場の臭気測定や脱臭装置のデモテスト

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工事種別

工場の排気臭対策及び臭気苦情解決

担当(著者)
提出日付
2019年11月6日
施工先
某 タイの工場
施工概要
施工前状況
  • タイの工場では、業種ごとに順次、臭気に関する規制がかけられていくという情報がある。
  • 臭気規制に関しては、日本の悪臭防止法と同じく、複合臭気での規制であり、排気口と敷地境界線での臭気濃度を、臭気判定士による三点比較式臭袋法にて測定する必要がある。
  • 次にゴム業界にて規制がかけられるという情報があり、タイのゴム工場関係では規制対策を勘案していかなくてはならないようだ。
  • 今回は、某工場にて、脱臭対策の必要性の勘案となり、TOBによる臭気測定と同時に、弊社の消臭システムを用いた脱臭デモテストも実施させていただいた。
施策等の内容
装置等の名称/分類
  • タイの工場における脱臭対策や臭気測定、苦情解決
  • タイのゴム業界における臭気規制と臭気対策
  • 工場の排気臭対策
装置等の紹介
施工後の状況
その他補足感想など
  • OSR消臭剤は、正式に開発が終了したばかりで、これから拡販されていく新しい機能水である。
  • 今までの消臭剤は、ニオイを付けるマスキング方式か、無臭に近づける吸着や分解方式でああった。ちなみに酸化機能水も分解方式に近い消臭剤の一つといえる。
  • そしていずれも欠点としては、ランニングコストが高くなるという部分は避けて通れないものであった。そのため、弊社ではなるべくランニングコストでお客様にご負担をおかけしないシステムとして、酸化機能水を開発し、使用している。
  • このOSR消臭剤も、ランニングコストとしては低く抑えられる位置づけとして、開発を進めた。また、マスキングではなく、ニオイを絡めとる方式ではあるが、分解するわけではなく、多少、OSRそのもののニオイは残留するケースがある。
  • それでも、悪臭苦情の解決を主とするのであれば、酸化機能水もそうであるが、多少、消臭剤そのもののニオイは残るものの、すぐに拡散してニオイがなくなってしまうので、有効な手段として使っていただけると思う。
  • 既存スクラバーへの投入等、幅広くお役に立てると考えていますので、OSR消臭剤へのお問い合わせは、日本及びタイの工場では、まずは弊社共生エアテクノまでご一報下さい!
問い合わせボタン
デオドプロシリーズ OSR

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食品製造工場の排気臭気対策

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工事種別

食品製造工場の排気臭気対策

担当(著者)
提出日付
2019年10月25日
施工先
施工前状況
  • 某食品製造や食品加工を行っている工場において、製造しているスパイスや香料の臭気が近隣住民様から臭気苦情となってしまっていた。
  • いくつかの製造ラインの排気があり、すでに臭気レベルの高いところから、順次、脱臭対策を実施しており、弊社もデオミスト型の消臭ユニットを中心として、排気ダクトのダクティングワークも含めて、脱臭対策のお手伝いをさせていただいてきた。
  • 今回も、新たに、臭気レベルの高い排気ラインについて、脱臭装置の設置をご検討いただき、弊社としては臭気レベルの把握を行うコンサルテーションを実施し、その結果から脱臭装置の選定、そしてデモテストも現地で実施させていただいた。
施策等の内容
  • 排気の風量はともかく、臭気の排気レベルが高いため、消臭剤のダクト内スプレー噴霧システムや、接触ボックスを設けて排気臭気と消臭剤によるデオミスト型では、臭気苦情の解決や悪臭防止法の臭気規制値を下回りには、十分ではないと判断された。
  • しかし大型の燃焼型脱臭装置は設置するスペースもなく、また燃焼させ続けるためのランニングコスト、そしてCO2の発生が懸念され、それも提案としては難しいところであった。
  • 排水はまだ余力があることもあり、弊社の最新鋭タイプのスクラバー、「インジェクションスクラバー」脱臭装置であれば、価格、設置スペース、メンテナンス、脱臭効果ともにベストマッチであり、入念なるお打合せや幾度にもわたる現場確認の上、インジェクションスクラバーを脱臭装置として導入させていただいた。
装置等の紹介
施工後の状況
その他補足感想など
  • 湿式の脱臭装置(スクラバー方式ダクト内スプレー噴霧システム等の場合)を選定したり設計するときの大きなポイントとしては、2つあると弊社は考えている。
  • 1つ目は、「気液接触率」である。スクラバーなり、接触ボックスなり、既存の排気ダクト内でもいいのだが、限られたその場所で、いかに、排気臭気と消臭剤なり水なりの消臭媒体を効率よく接触させられるかである。ここのパーセンテージが高いか低いかは、当然、脱臭効率に影響するが、たくさん接触させるためにはそれなりの仕掛けが必要となる。弊社のインジェクションスクラバー脱臭装置は、この気液接触率を高められるように開発されている。
  • 今1つは、「消臭剤(湿式剤)の能力」である。せっかく接触媒体が高い能力を有していても、肝心の消臭剤や湿式の消臭媒体に消臭能力が低い・・というのでは、なかなかしっかりとした脱臭効果や脱臭効率が期待できない可能性が高くなってしまう。弊社では、オリジナルで開発した高い消臭効果や特定の成分に除去効果を発揮する「デオドプロ」の各シリーズを選定する事で、インジェクションスクラバーとの相乗効果を発揮したり、ダクト内スプレー噴霧システムデオミストでも、できる限り、消臭効果を高められるように工夫している。
  • 工場の臭気対策脱臭装置をご検討されている場合は、ぜひ弊社共生エアテクノにお問い合わせいただけましたら幸いです。
問い合わせボタン
インジェクションスクラバー脱臭装置
インジェクションスクラバー脱臭装置

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