投稿者「kanri-nishiyama」のアーカイブ

食品スーパーの臭気調査


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種別

室内の臭気アセスメント

担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2022年11月17日
対応先等
食品スーパー(スーパー店舗内の異臭調査
概要
食品スーパーの臭気調査
状況等
  • 某所にある食品スーパー様にて、店舗内にてときどき、悪臭や異臭といった臭気についての苦情やお叱りがお客様から寄せられておりました。
  • 頻繁に臭気苦情が発生しているわけではなく、しばしば、一時的にニオイが発生しては、しばらくすると立ち消えてしまうということでした。
  • 店舗側では、クレームシート等に寄せられた時間や場所、臭気の質などをもとに、都度、悪臭の確認を行ってはおられましたが、残念ながら全くわからないままとのことでした。
  • 特に、お客様が多くいらっしゃる時間帯(夕方などの繁忙期)に苦情が多いとのことでしたが、発生する日は朝や夜など、さまざまであり、異臭発生源が全くわからない状態とのことでした。
  • 店舗の設備設計や設備関係の施工を行った業者様も確認作業に入っておられましたが、やはりニオイの発生元はわからないままでした。
  • 臭気対策の専門業者に依頼してみようか、とインターネットで検索のうえ、弊社共生エアテクノにお問い合わせおよびご相談をいただきました。
対応内容
  • まずは、弊社の中でも異臭発生源調査に熟達している臭気判定士が、お電話等にてご相談およびヒアリング等のやりとりをさせていただきました。
  • その後、弊社の臭気漏洩調査や、臭気アセスメントについてのご説明と、本案件に対する臭気調査の方法などをお話しまして、お見積書をご提出しましたところ、すぐにでも調査をお願いしたいとご発注いただきました。
  • 本来は、お客様のいらっしゃらない時間帯かつ臭気が発生しやすい時間帯での調査が望ましいですが、食品スーパーという業態上、休みがほぼなく、また臭気の発生状況も夜間はほぼないとのことでしたので、平日でお客様の来店が一番少ない時間帯を狙って臭気調査の実施日時をお打合せしていきました。
  • 臭気調査の当日は、臭気判定士が2名にて、臭気アセスメントに必要な道具類1式とともに現地に訪問しまして、臭気調査を実施させていただきました。
  • 当日、悪臭や異臭の発生はなかったのですが、店舗内および店舗のバックヤードや事務室、周辺、トイレ等などを確認して参りまして、複数の異臭発生元となりうる箇所を発見しました。
  • それらを現地でご説明し、すべて報告書に纏めてご提出させていただき、先方にて不具合箇所の修正や、改修や修繕作業を実施していただきました。
装置などの名称/分類
  • 食品スーパーの異臭調査
  • 店舗内の悪臭発生における臭気侵入経路調査
  • 室内にて発生する悪臭の調査
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 弊社臭気判定士が指摘させていただいた箇所は、すべての漏洩可能性箇所から発生する臭気はやはり、下水や汚水、雑排水系のニオイが侵入してくると予測できました。それらを対策いただいたあとは、異臭クレーム等はおさまったと聞いております。
その他補足感想など
  • 本来、室内で不定期に発生する異臭や悪臭の発生源や侵入経路を調査する場合は、やはりニオイが発生しているタイミングでの臭気調査がベストとなります。
  • しかし、「もっともニオイが出やすいタイミング」でスケジュールを設定できて、臭気調査を実施したとしても、もちろん必ずしも対象となっている悪臭が発生してくれるわけではありません。
  • 弊社では、いくつかの方法やノウハウを用いて、問題となっている異臭をあぶりだすというか、おびきだすというか、室内に強制的に発生させる方法も持ち合わせてはおりますが、できることであれば、通常の悪臭発生状況にて、アセスメントを進めていければよりはやく、解決というゴールにたどり着いていくことができるということになります。
  • それでも今回の現場のように、調査中に全く、ニオイの発生がないようなケースはしばしばございます。どうしようもないケースでは出直しということも当然ありますが、特に汚水や下水、雑排水といった臭気の質がターゲットの場合は、必ずしも臭気の発生がない状況でも、侵入経路を特定していくことは可能です。
  • そのためには、現地の竣工図から、衛生設備や空調設備などの設備図面も大切になります。どこの排水管の系統がどこと繋がっていて、それらがどのルートを通って排水されていくのか。あるいは給気および排気の系統に加えて、汚水槽や雑排水槽、トイレなどの排水時の空気を調整するための通気管が、どこにどのようなルートを通っているのか、などを、図面で読み取り、さらに現地にて点検口などをあけながら目視で追いかけていきます。同時に、天井裏や床下、壁裏などのニオイもしっかり嗅いでいきながら、わずかでも怪しい臭いや部分があれば、しっかりとマッピングしていく中に加えていくのです。
  • そしてそうやってたてたたくさんの仮説と、臭気強度と質でマッピングしたエリアなどを参考に、臭気発生理由を突き止めていくのです。
  • 臭気調査のことでしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
臭気判定士による臭気調査
異臭発生源調査
    

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堆肥化工場の臭気対策


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種別

工場における臭気対策

担当(著者)
臭気判定士 2級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2022年11月8日
対応先等
堆肥化工場の臭気対策
概要
ニオイアセスメントからデモテスト、そして脱臭システムの導入まで
状況等
  • 某工場様では、廃棄物等を収集し、それを発酵させて堆肥化するという事業を行っておられました。
  • SDGsの時代において、大変有意義な事業であり、堆肥化工場としても少し山あいの立地に、プラント工場を設立されておりました。
  • しかし、産廃を発酵させて堆肥化するという過程では、大変強い臭気が発生します。当然それらの悪臭を排気ファンで吸引して、工場の煙突等から外部へ排気することになります。
  • その排気臭気が、工場の敷地境界線をこえて、数kmも臭気が拡散していってしまい、近隣住民さんの住居をはじめ、各所でニオイを感じられ、不快感も高いことから、悪臭苦情が寄せられるようになってしまいました。
  • 堆肥工場様では、やみくもに何かをやってみたものの、臭気苦情の解決には至らず、インターネットで検索をして弊社共生エアテクノにご相談をいただきました。
対応内容
  • お問い合わせをいただき、まずは工場の現地を確認させていただきました。
  • 案内いただき、臭気の発生源(堆肥発酵)や攪拌エリアなど、工場内外を確認しました。
  • 大きな塔があり、どうやらその中に水を入れてシャワーした中を、臭気を通らせてから、排気しているけども、臭気苦情がなくならないとのことでした。
  • まずは臭気アセスメントの実施をご提案し、最短での実施となりました。いわゆる臭気対策の第一歩である現状把握のための臭気対策コンサルテーションでした。
  • その結果、臭気を排気している部分の延伸と、脱臭塔をデオミストに改造した脱臭装置の、ダブル効果にて、臭気苦情が発生しない程度まで、臭気の拡散を縮められるとわかりました。
  • 工場様と何度か打ち合わせを実施し、ご予算やご希望等をご相談の上、そのシミュレーションを見据えての脱臭テストを実施しました。
  • 消臭剤の選定からスタートし、既存の塔でいかに、消臭剤と臭気を接触させられるかの脱臭設計を想定しつつ、実機を見据えての条件別での消臭剤を用いた噴霧テストとなりました。
  • 数日実施の上、結果を得られたので、実機設計を弊社が実施し、その内容にて改良工事を実施していただきました。
  • そしてその新脱臭塔を用いた試運転および臭気測定を実施しました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 脱臭塔の改良工事後、きちんと消臭剤噴霧システムが稼働しているときは、臭気苦情が収まっており、時折、何かしらの原因でシステムが未稼働だと臭気苦情が再発するとのことでした。定期的なメンテナンス等により、臭気苦情をなくすることができております。
その他補足感想など
  • 本工場のように、まずはご自身にていろいろと脱臭や消臭の対策をやってみるということで、お手製の脱臭塔を作ってみたり、見よう見まねで何かしらの消臭対策を行ってみる、というケースは往々にして見受けられます。
  • しかし、それで脱臭がバッチリうまくいくケースは大変、レアケースであると考えます。なぜなら、現状の臭気の発生源の把握や、臭気の強さ(臭気濃度臭気指数)の臭気測定、さらには自工場の臭気がどこまで飛散していて、それをどこまで低減すれば拡散がどこまで小さくなるのか、といった部分がわかっていないので、何をやっても行き当たりばったりになってしまうからです。
  • また、脱臭装置消臭剤噴霧装置、水を用いたシャワーリングシステムやスクラバーシステムなども、いかに臭気と液体を接触させられるか、という部分ではやはり、脱臭専門会社には多くの実績とノウハウがあるため、適当に水をじゃんじゃんシャワーしておけば大丈夫だ!ということでは、なかなか目的に到達することはできないままです。
  • あるいは、もう1つ、悪臭防止法という法律の存在もあります。悪臭苦情の解決と同時に、悪臭防止法の規制値を遵守するという必要性も、企業としての大切な役割だと思うのです。
  • 現状の把握がしっかりできて、それをどこまでどうしていきたいか、というゴールが明確になれば、スタートとゴールへ向けたプロセスを立案することができ、その立案にも幾つかの方法から工場様とお打ち合わせしながら、最適な方法をセレクトしていくことが可能になります。
  • さらにそれに向けた、脱臭装置消臭剤噴霧活性炭脱臭方式などの、脱臭デモテストを実施することで、確実性を高めていきます。
  • そして本装置を設計し、製造し、納入し、設置し、施工が完了したら臭気測定や試運転をしていくことで、効果をしっかり検証していきます。
  • 日本の工場様、およびタイの工場様におかれましては、臭気測定から脱臭装置のことまで、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
工場の臭気対策
脱臭装置
    

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歯科医院などの待合室や診察室の空気環境対策


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種別

除菌脱臭

担当(著者)
臭気判定士 第二種電気工事士 中丸晴樹
提出日付
2022年10月29日
対応先等
歯科医院などの待合室や診察室
概要
室内空間の除菌脱臭(酸素クラスター除菌脱臭装置
状況等
  • 昨今のコロナウィルスによるパンデミックであったり、これから乾燥する季節になりインフルエンザが流行することなどへの予防から、クライアント様より、室内空間の空気環境についての対応をご相談いただきました。
  • 特に、クライアント様のお客様では、歯科医院や歯科クリニックが多いとのことで、いろいろな商品を比較検討しながら、おススメできる商品を探しているとのことでした。
  • 真っ先にオゾンガスを用いた方式が挙げられますが、有人空間での許容濃度である0.1ppmを勘案したり、オゾンガスのニオイ、腐食性などを考えますと、ご提案は限定的となります。
  • また、市販の空気清浄機なども多く用いられておりますが、UV-C方式では照射部のみの効果であったり、空間全体の除菌という点では難しい部分があったり、また、肝心の脱臭、消臭という能力では、パワーに劣る点も懸念されました。
  • そこで弊社では、安全性が高く、メンテナンス性にも優れており、空間全体の除菌や脱臭も可能である商品をご提案させていただきました。
対応内容
  • そのご提案させていただく商品は「酸素クラスターイオン除菌脱臭機」となりまして、さらに抗菌強化型タイプをメインとさせていただきました。
  • 本商品は、東京都先進的防災技術実用化支援事業採択製品となっておりまして、感染症対策分野で大きな役割を果たす能力を有しておると考えております。
  • 室内空間のあらゆる場所に付着したウィルスや菌を、酸素クラスターイオンが包み込むことで、空間全体の表面除菌を可能にしております。フィルターに付着させる方式ではないので、機器から離れた場所までも、しっかりと除菌していきます。
  • 酸素クラスターイオンの除菌効果につきましては、もちろん第三者機関での実証済。しかも極小チャンバーでの計測データではなく、25m3チャンバーを用いたテストデータとなっております。付着菌はもちろん、浮遊菌、さらにはカビ菌にまで効果を発揮します。
  • そして有人空間ですので、安全性というのは大切な要素となりますが、本製品ではオゾンレス設計等による高い安全性を有しております。
  • メンテナンスはプレフィルターの清掃とブレードの交換のみ。半年~1年に1回程度で十分、対応できるものと考えております。(現場環境によって異なります)
  • 必要に応じて、従来型ではありますが、デモテスト機も常備しつつ対応して参ります。
装置等の紹介
  • 室内空間における除菌脱臭
  • 室内空間全体の表面除菌
  • 感染症対策
対応後の状況等
  • 酸素クラスター除菌脱臭装置は、発売以来約25年間にわたり、官公庁や工場、病院、マンションなどで、延べ16,000台の納入実績を達成しています。これから歯科医院やクリニックでの除菌・脱臭装置として、ご提案をさせていただきますのでよろしくお願いします。
その他補足感想など
  • 弊社は2022年10月より、第20期をスタートしておりますが、創業期以来、ずっと安定してお客様からお買い求めいただいている脱臭装置の1つに「酸素クラスターイオン除菌脱臭機」がございます。
  • 最も多く納品させていただいている目的は、マンションのゴミ置き場のゴミ臭対策です。今は、酸素クラスター除菌脱臭装置の中でも、LEVIONシリーズをメインとして、引き続き、毎月の営業対応を継続しております。
  • また、病院でも数多くの納入実績がございまして、さらに病院の中でも、ホルムアルデヒドが発生する現場と、キシレンが発生する現場にて、多数納入させていただいております。具体的には、病理検査室が最も多く、次に解剖室や剖検室となっております。
  • さらには、工場の室内臭気対策としても用いられておりまして、有機溶剤を使用する現場の塗装臭を緩和したり、排水処理臭気の脱臭であったり、食品加工時の刺激臭を消臭したり、ごみ処理工場の室内作業環境対策で用いられていたりします。
  • 実は酸素クラスターイオン除菌脱臭機は、脱臭や消臭だけではなく、もう1つの大きな機能としては、除菌という効果があります。正イオンと負イオン。これらを同時に発生させれば、イオン同士が相殺してしまい、イオンが減少してしまうということが懸念されます。本製品では、イオンバランスコントロール技術を確立し採用しているため、正負のイオンを交互放出することで、遠方まで酸素クラスターイオンを届けることを可能としました。
  • このため、従来モデルよりも、ウイルス不活性化性能が約2.57倍も向上し、室内空間の全体を幅広く、表面除菌することができるようになりました。
  • 他にも、従来の無機質だった業務用脱臭機ではなく、デザインとパフォーマンスにもこだわっております。
  • 酸素クラスターイオン除菌脱臭機でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
イオン発生イメージ
イオンの除菌効果
他社製品との違い
    

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