担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2022年10月19日
対応先等
日本の工場、タイの工場、ベトナムの工場
概要
臭気アセスメント:日本の工場、タイの工場、ベトナムの工場における「臭気の見える化」からやりませんか?
状況等
- 弊社には、毎日、臭気対策のご相談やお問い合わせを頂戴します。
- 工場の排気臭対策などは、最も多く頂戴する分野の1つであり、弊社では、工場の排気臭対策であれば、日本の工場は全国各地もちろんのこと、タイの工場でも各地の工業団地、そしてベトナムの工場でも、臭気対策のお手伝いをさせていただいております。
- また、中国や韓国といった東アジアでも、工場の脱臭対策については実績がございまして、東南アジアはタイを中心にベトナム。東アジアでは中国と韓国といったところまで、お役に立てるように弊社の臭気対策の経験とノウハウを日々、スキルアップしていっております。
- その中で、これは日本もそうですが、東アジアや東南アジアではなおさらのこと、「とりあえず脱臭装置を設置してみたけど、あまり効いてない気がする」といったご相談やお悩みも寄せられます。
- 弊社が工場の臭気対策を実施するときには、まずは「現状把握」をすることで、臭気を可視化するとことからスタートしております。
対応内容
- まずは工場へ現地訪問させていただきます。そのうえで、事前にヒアリングしていた内容の確認であったり、実際の現場での臭気発生源を見せていただいたり、製造状況や頻度、スケジュール、近隣住民さんとの位置関係など、臭気アセスメントの実施に必要な条件を整えて参ります。
- 実際に実施させていただく場合、簡易的な臭気コンサルテーションと、詳細に実施していく臭気コンサルテーションがございます。簡易的なところとの違いは、具体的な1つとしては「周辺調査」を実施するか否かがあります。周辺調査とは、臭気判定士たちが実際に、現場の周辺、敷地境界、住民様の住宅地域などへ行き、嗅覚による官能評価や、ニオイセンサーdeomoniによる臭気強度のチェックなどを行うというものです。これは臭気拡散シミュレーションの整合性を高めるために実施しますので、簡易バージョンと詳細バージョンは、お客様とのお打ち合わせで決定して参ります。
- その他、共通して実施する事項としては、排気口や敷地境界における臭気採取と臭気測定がメインとなります。これらは、日本の悪臭防止法条例にある、三点比較式臭袋法あるいはそれの簡易法を用います。タイの条例でも同じ測定方法ですので、日本とタイの臭気判定士にてそれらを実施して参ります。
- それらの結果をもとに、臭気拡散シミュレーションを実施し、どの排気口の臭気がどこまで飛散しているのか、どこまで低減すれば目的を達成できるのか、などを報告書に纏めます。
装置などの名称/分類
- 日本の工場の臭気対策
- タイの工場の臭気対策
- ベトナムの工場の臭気対策
装置等の紹介
- 工場のニオイの見える化
- 工場の排気臭の拡散状況の可視化
- 工場の臭気アセスメント
対応後の状況等
- オプションとしては、例えば臭気コンサルテーションと同時に、脱臭のデモテストも実施することも可能です。悪臭防止法条例のクリアなのか、あるいは臭気苦情の解決なのか、はたまた工場独自の基準なのか、お客様のゴールによって、次のステップをご提案させていただきます。
その他補足感想など
- 今まで、弊社では約20年間の臭気対策業務の中で、数多くの「脱臭装置の残骸」を目の当たりにしてきました。
- その多くは、「とりあえず脱臭装置を導入してみたけど、あまり期待した効果が出てない」という理由により放置されていたり、「当時、導入してくれた脱臭装置の業者さんがいなくなっちゃって」という理由であったりをお聞きします。
- そういうケースでは、弊社の臭気判定士たちは、「臭気濃度(臭気指数)の測定は実施されたことありますか?」といったような最低限のことをご質問致しますが、やはり「いや、したことない」とか「わからないなぁ」というお答えが圧倒的に多くございます。
- 弊社としては、まずは貴工場の臭気についての現状把握をしないと、何をどうやって対策していけばいいのか、適切なプロセスをふくことはできないと考えます。
- どの排気口が一番問題となっているのか。その臭気が近隣のどこまで飛散して、それがどのくらいの臭気の強さで着地しているのか。そしてそれは悪臭防止法の基準値以下なのか、オーバーしているのか。その臭気の質は、何が一番、悪臭支配率で高いのか。などなど、しっかりと臭気対策のためのコンサルテーションで、ニオイを見える化して、丸裸にしていかなくてはならないのです。
- それらが可視化できたらようやく、次のステップを勘案することができるということになります。脱臭装置を導入するなら、湿式なのか、乾式なのか。どこまでの脱臭効率の脱臭装置を選定すればよいのか。それがはたして本当に効果を出せるのか。あるいは、実際に幾つもあった実例としては、例えば排気口の場所を変えるだけで悪臭苦情が解決したとか、弊社の24時間365日の臭気監視システムdeomoniを常設したら、臭気の発生源が意外なところにあったことがわかったなど、原因がわかればいろいろと打つ対策を効果的に講じることができるのです。
- 日本の工場、タイの工場、ベトナムの工場、中国の工場、など、工場の臭気対策のことでしたら、まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
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