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工場内専用臭気調査

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工場内専用臭気調査
ポイント
  • 臭気対策を行う場合、臭気は目に見えないほど小さな物質のため、現状把握が大変重要になります。
  • 「どこ」から発生した臭気を、「どのように」処理することが適切かを判断する必要がございます。闇雲に脱臭装置を設置するだけでは、しっかりとした臭気対策を行うことが出来ません。
  • 対策しなければならない臭気発生源を把握し、発生した臭気をどのように処理することが適切かを具体的に提案し、改善策をご提示することが可能となります。
  • 工場内専用臭気調査では、臭気を数値化することが出来、調査することによって臭気を可視化することも可能となります。そのためにも、現状の臭気発生状況を確認するため、臭気調査が必須となります。
特徴
  • 工場内専用臭気調査を実施することで、工場内に飛散している臭気の発生源を特定
  • 臭気の発生原を徹底的に調査
  • 工場内の気流を調査し、臭気発生原から工場内へ飛散する臭気の流れを可視化
  • 臭気の発生状況を可視化することで具体的な対策方法の提案が可能
  • 臭気発生箇所が複数ある場合、各所で臭気測定を行い、臭気の強さを比較
  • 臭気の質を臭気判定士の鼻の感応によって識別
  • 工場全体を歩き回り、臭気の質、強さをプロットし、臭気マッピングを作成
  • 工場内漏洩臭気を対策することで、工場内の臭気を低減し、場内環境の改善が可能
調査内容

1 )ヒアリング及び現場事前確認

工場内の作業工程、工場全体像の確認、必要な調査方法を事前準備

2 )見積作成

ヒアリングに伴い必要な調査のお見積りの作成

3 )調査実施

  • 工場全体を歩き回り、臭気の質、強さをプロット
  • 特に臭気が強い箇所の臭気測定の実施(三点比較式臭袋法臭気指数・臭気濃度算出)
  • 工場内の気流を確認し、臭気の飛散状況の確認
  • 工場全体の臭気状況をプロットし、臭気マッピングの作成
  • 報告書作成、提出(改善方法の提案含む)

4 )脱臭装置事前検証テスト(別途オプション)※調査結果より、脱臭装置が必要な場合

  • 調査結果から得られた情報をもとに脱臭装置の選定
  • 小型テスト機を用いて実際の臭気をテスト機によってどの程度脱臭性能が保持できるか事前確認
  • 様々な条件でのテストを実施
  • 実機設計、実機見積書作成、提出
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工場の排水処理施設の脱臭対策

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工事種別

工場の臭気対策

担当(著者)
臭気判定士 山田大介
提出日付
2019年9月7日
施工先
某工場の排水処理施設
施工概要
工場の排水処理施設の脱臭対策
施工前状況
  • 某工場様にて、排水処理設備があり、そこからの臭気が近隣施設から臭気苦情となっていた。
  • その排水処理施設は、排水処理設備としては大きくはなく、しっかり蓋をして臭気の漏洩を防止する措置はとられていた。
  • しかし曝気する必要があること等から、一定量の排気をする必要があり、その排気は小風量でありながら、臭気レベルとしては高いようであった。
  • 一応、脱臭装置を排気ラインに設置はしてみたものの、効果がなく臭気苦情も収まらないため、出入りの設備業者様が、「ニオイで困ったらここ!」と、いつも頼っていただく弊社にお問い合わせいただいた。
施策内容
  • 弊社のエリア担当の臭気判定士が設備業者様と現地へ同行。現場の状況を確認させていただいた。
  • 臭気苦情の発生源は明確であったため、そこの排気臭気の脱臭方法を2つ提案させていただき、同時に臭気測定も行う、コンサルテーションとデモテストをご発注いただいた。
  • 臭気判定士3名と臭気対策コンサルタント1名が現場にて、脱臭デモテストと臭気測定を実施した。
  • 2パターンの脱臭テストにてどちらも効果があったため、報告書に纏めて実機のご提案をさせていただいた。
装置などの名称/分類
  • 工場の排水処理施設の排気臭対策
  • 排水処理の臭突管の脱臭対策
  • 排水処理臭気の脱臭と臭気測定
装置の紹介(概要)
施工後の状況
  • 過去、臭気濃度(臭気指数)の測定をしたことがなかったので、今回、臭気の現状把握ができたただけでも、依頼してよかったとお言葉を頂戴した。 脱臭テストも1つの提案を気に入っていただき、実機へ向けて進捗中である。
その他補足感想など
  • 脱臭装置を導入されている工場様なのに、しばしば、臭気測定(臭気濃度や臭気指数はもちろん、成分濃度等も)を全く行ったことのない現場に出会うことがある。
  • しかし、どれくらいの臭気レベルが排出されていて、それをどこまで脱臭すればよいのか、あるいは脱臭装置を導入しなくても、排気方法の変更等で、臭気苦情がなくなる可能性もあるのかどうか、まったく検証やシミュレーションすらされていないのは、不思議な現象ではある。
  • 本現場では、排気量と排気スピードから考えれば、ほぼ効果は出ないであろうスペックの脱臭装置が設置されており、なぜこのスペックで導入したのか、結局、だれもわからないままとのことであった。
  • 弊社では、お客様のご要望に応じて、本現場では湿式による脱臭装置と、乾式による脱臭装置の両方のデモテスト機を現場に持ち込み、実機を見据えたスケールダウンでの脱臭テストを実施させていただいた。
  • また、現場にて会議室をお借りし、臭気判定士による三点比較式臭袋法(簡易法)にて、臭気濃度(臭気指数)を算出していった。
  • やはり最低限、現状把握のための臭気測定と、実機を見据えての脱臭デモテストは行っていく方がよいと思われる。
  • まずは脱臭のデモテストや、臭気測定を実施してみたい!という工場様は、弊社共生エアテクノまでお問い合わせください。
問い合わせボタン
臭気判定士による臭気検査
湿式脱臭装置デモテスト
乾式脱臭装置デモテスト
臭気判定士による臭気検査

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旅館やホテル等における臭気発生源調査

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担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2019年8月19日
施工概要
施工前状況
  • 某宿泊施設にて、エントランスからフロントあたりにおいて、ほんとうに時々ではあるが、「クサイ」であったり、「ちょっとニオイが気になる」というような表現にて、臭気苦情が寄せられたり、大手宿泊サイト等の口コミに書き込みのあるケースが見受けられていた。
  • ホテルの従業員さんや、建築を行った設計や施工会社の担当者たち、そしてホテルの管理会社の社員さんたちが何度もチェックを行ったが、その気になるニオイについて、何となく臭気を感じられるのは、ごく一部の方だけであり、さらにそれも、臭気の発生源までは全くわからない状態であった。
  • 臭気苦情として寄せられる頻度も大変少なく、ニオイも常時しているわけではなく、さらに場所も客室ではなくエントランスではあったが、ホテル側としては何とかニオイ問題を解決したいと考えておられた為、臭気調査の専門会社を調べて弊社共生エアテクノにお問い合わせをいただいた。
施策内容
  • 担当の臭気判定士が対応にあたり、内容の確認や臭気調査の方法の相談、費用等を打ち合わせたのち、正式にご発注いただいた為、臭気判定士2名にて現場へ訪問した。
  • 宿泊施設の為、メインでの調査はチェックアウトからチェックインの時間帯となるが、臭気の感じられる時間帯が不明な為、1泊2日の工程とし、宿泊も当該ホテルに部屋をご用意いただいた。
  • 定期的に臭気判定士2名の嗅覚を中心に、臭気を嗅いでいったところ、臭気判定士1名が対象となる臭気を感応した。もう1名の臭気判定士には、その臭気は感応できなかった。
  • その対象臭気を追い詰めていったところ、発生源が確認出来た為、対策方法をご提案し、調査を終了した。
装置などの名称/分類
装置の紹介(概要)
施工後の状況
  • 抜本的な対策が難しい状況であった為、応急処置的な方法や、臭気を侵入させない方法など、現場でも施工管理や管理会社側と幾つかの方法をお打ち合わせさせていただいた。その対策を実施後、サイトの口コミ等でも、本件と同じ臭気に関する苦情や書き込みはなくなったと聞いている。
その他補足感想など
  • 臭気調査の対象箇所が、宿泊施設の客室であれば、そのお部屋を貸し出し中止としていただければ、調査としては終日、しっかり行う事が可能にもなるが、エントランスやロビーだと、常にお客様や清掃スタッフ等の出入りがある為、簡単ではない。
  • かといって、臭気判定士2名が毎日、現場でチェックアウト~チェックインの時間帯に張り付いて、ニオイの出待ちをするわけにもいかない。
  • そこで、ある程度、お客様の出入りが少ない時間帯(夜間や早朝等)でも、臭気の確認作業を行っていき、当たりを付けた状態にて、メインの時間帯で一気に悪臭発生源を追い込んでいく計画にて、泊まり込みの臭気調査を行った。
  • 臭気としては、本当に薄い状態であり、多くの方は気にならない、あるいはそこまで不快に感じない質であった為、クレームとしても極少数の方のみ、お寄せになられたようだ。
  • 臭気判定士も弊社の臭気調査では2名以上を原則としており、今回はその原則が生きた。
  • 宿泊施設、ホテル、旅館に限らず、工場や家庭、マンション、病院、飲食店、オフィスビル等において、汚水や下水系臭気の発生源調査や、謎の異臭調査、原因不明の臭気発生源調査や異臭判定でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
臭気発生源調査
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臭気発生源調査
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