住宅系事例」カテゴリーアーカイブ

マンションや戸建て住宅などの住宅系臭気対策事例。転入居に際しての管理メンテナンスやカビ対策などもお任せください。

ホテルの浄化槽室内の臭気対策

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工事種別

ホテルの浄化槽室内の臭気対策

担当(著者)
臭気判定士 シックハウス診断士 松林宏治
提出日付
2017年9月4日
施工先
某ホテル様の排水処理室内(浄化槽室内)
施工概要
硫化水素アンモニア臭気の漏洩対策
施工前状況
  • 某ホテル様の排水処理室にて、排水臭気が強く充満していた。
  • S系臭気(硫化水素やメチルメルカプタン等)と、N系臭気(アンモニア等)を中心に、浄化槽室内にとどまらず、同ホテルの別エリアにも、その臭気が漏洩してしまっていた。
  • 大幅なリニューアルによる給排気設備の改善や、大掛かりな脱臭装置を設置するコスト的余裕はなかった。
  • 現状の設備を極力有効活用しつつ、第一優先としては漏洩臭気の対策を、第二として排水処理室内の臭気低減が出来れば・・と、いろいろと検索いただき、弊社にお問い合わせいただいた。
施策内容
  • ホテルの浄化槽や排水処理室の臭気対策に経験豊富な臭気判定士が、早速、現場を確認させていただいた。
  • 現調の結果、幾つかの脱臭対策をご提案させていただく事となった。
  • しっかり脱臭はできるもののイニシャルコストやランニングコストが高いものから、ある程度、ゴールに近づける可能性が高くて、イニシャルコストもランニングコストも安いものの中から、綿密にお打ち合わせを重ねた結果、酸素クラスター除菌脱臭装置方式をご採用いただく事となった。
  • 既存の給気ラインに、酸素クラスター除菌脱臭装置のダクトインタイプを設置した。
  • 設置工事完了後、風量測定&風量調整を実施した。その後、イオン数測定を実施し、仕様書に記載されている規定値以上のイオン数が出ている事を確認した。
  • 数週間の脱臭装置稼働ののち、脱臭効果の測定を実施し、ご報告を提出し検収となった。
装置などの名称・分類
装置の紹介(概要)
施工後状況
  • 臭気測定機:脱臭装置導入前 約700 → 脱臭装置導入後 約250
  • 臭気判定士の嗅覚による官能評価:排気口ではわずかに臭気を感じるものの、周辺では臭気をほぼ感じられず、周辺からの臭気苦情はないレベルと判断。
その他補足感想など
  • もともと、しっかりとした給排気設備はあったが、エアーバランスが悪い部分も否めなかった。
  • 既存の給気ダクトを加工する事で、酸素クラスター除菌脱臭装置のダクトインタイプを、ケーシングなしで直付け出来る為、ケーシング費用も不要であり、設置工事費用も自社施工で済んだ。
  • 付帯工事としては、100V電源の延長だけであり、省電力でもある酸素クラスター除菌脱臭装置は低イニシャルコストの実現も可能とした。
  • 設置工事のタイミングで、臭気判定士数名にて、排水処理室内の臭気強度マッピングを実施して、臭気発生箇所等を絞り込み、酸素クラスターイオンを重点的にぶつけるポイントを絞り込んだのも、臭気低減に大きく寄与しているだろう。
  • それまでは、排水処理室からの漏洩臭気や排気臭気が、施設内にて漂い、お客様や従業員から臭気苦情を言われていた。
  • しかし、ある程度、排水処理室内の臭気を低減した事で、室内の作業環境も少し楽になり、周辺への臭気漏洩もほぼ気にならないレベルまでになった。
  • お金を掛けられないケースでも、弊社はいろいろなご提案方法を持ち合わせており、可能な限り、臭気対策のお手伝いをしていければと思っている。
  • 排水処理室内の臭気対策や、工場の排気臭対策、その他、臭気対策に関する事であれば、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
脱臭装置設置
臭気判定士による測定
酸素クラスター除菌脱臭装置ダクトインタイプ
酸素クラスター除菌脱臭装置

今回は、排水処理室内(浄化槽室内)の臭気対策についてお伝えしました。

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

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新築工事中に発生した火災の脱臭作業

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担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2017年8月10日
施工先
新築中に火災が発生した建設物
施工概要
某ビルの新築工事中に発生した火災の脱臭作業
施策前状況
  • 某施設を新規建築中に、不幸にも火災が発生してしまった。
  • 建築業者様からは、このようなケースを含め、脱臭に関する事や、臭気調査に関する事等、過去何度も「におい110番」をご相談いただく関係でもあり、今回も弊社にお声掛けいただいた。
  • まずは臭気判定士が現場へ急行し、火事の復旧具合やススの除去状況、焼き焦げ臭の附着状況等を確認した。
  • スス除去は建築業者様手配にて対応いただけるとの事だったので、弊社はそのあとの脱臭作業をお引き受けする事となった。
施策内容
  • 脱臭作業に必要なオゾン脱臭装置をはじめ、脱臭機材一式を車に積み込み、現場へ入った。
  • スス除去等の状況をチェック後、脱臭作業のビフォアーとして、臭気判定士による官能評価と、臭気測定機による臭気強度測定を実施した。
  • 臭気測定後、脱臭作業に入るべく、脱臭機材を必要な場所へセッティングし、オゾンガス消臭剤による燻蒸脱臭作業をスタートした。
  • 脱臭作業そのものは約1週間にわたって実施計画となっており、臭気対策コンサルタントが1名、現場に常駐して、脱臭作業の常駐管理を実施した。
  • 途中、臭気の気になる場所の洗浄作業や、残存オゾン濃度のチェック等も行いながら、順調に消臭業務は進捗していった。
  • 施工計画通りに脱臭作業を終了し、脱臭作業のアフターとして、臭気判定士による官能評価と、臭気測定機による臭気強度測定を実施した。
装置などの名称・分類
装置の紹介(概要)
施工後状況
  • ビフォアーでは臭気判定士の嗅覚による官能評価及び臭気測定機による臭気強度のいずれも、高い数値であったが、アフターでは目標値を十分にクリアできる臭気強度測定結果となっており、問題なく検収となった。
その他補足感想など
  • 新築中の施設であり、工事の進行とともに、脱臭作業を実施する必要があった。
  • その為、事前調査にて、脱臭が必要な箇所と、不要な箇所等を区分けして、相番業者が作業できるところと、オゾンガスを発生させるリスクから完全立ち入り禁止エリアを慎重に打ち合わせ、施工計画を綿密にスケジューリングしていった。
  • それでも現場は生き物であり、お客様へお引渡しする工期もある為、一部、どうしても脱臭しきれない箇所も発生した。
  • その部分に関しては、後日、別作業として残し、しっかりと脱臭作業を別途、実施する事で、臭気問題が発生する事のないようにしっかりと脱臭作業を実施した。
  • 範囲が広く、脱臭エリアも区切ったエリアで複数になった為、オゾン脱臭装置だけでも複数台を必要とし、それに伴うハイブリッド脱臭工法の設備や道具も複数必要であった。
  • また、現場が東京から遠方であった為、機材が足りない等の手配ミスは許されず、脱臭道具を総動員して現場対応に当たった。
  • 何度もご依頼いただいている建築業者様であり、現場進捗に応じて臨機応変に弊社も対応した為、無事に脱臭作業も終了できて、大変感謝いただけた。
  • 脱臭専門会社がしっかり脱臭作業をして、臭気測定までした報告書を出してくれるので、施主へもしっかり脱臭できた事を言えるし、とても安心していただけるとのお言葉を頂戴できた事は、脱臭屋である弊社としても光栄な事である。
  • 建築中のビルでも、既存の建物でも、脱臭作業や異臭調査等に関する事であれば、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
臭気判定士による臭気調査
臭気判定士による臭気調査
脱臭作業装置
脱臭作業装置
脱臭作業
脱臭作業
アクティボJによる脱臭作業
アクティボJによる脱臭作業

今回は、火事発生後の脱臭作業についてお伝えしました。
様々な「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

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不定期に発生するドブ系臭気の異臭調査

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工事種別

原因不明のドブのような臭気

担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2017年6月22日
施工先
建物・既設・(築年数新しい)
施工概要
某施設内において不定期に発生するドブ系臭気の異臭調査
施策前状況
  • 某施設において、あるエリアを中心に、不定期に異臭が発生して困っていた。
  • 異臭は天井付近から床面に落ちてくるような感じがするとの事であった。
  • 雨の日の翌日にその悪臭が発生しやすいが、本当に不定期であるとの事。
  • 空調機の洗浄やフィルターの交換等を実施したが改善の見込みがない。
  • テレビで弊社の臭気調査が放映されていたのを見て、「こんな会社あったんだ!」と、すぐにお問い合わせをいただいた。
施策内容
  • 異臭調査に熟練した、臭気判定士2名にて、現場へお伺いした。
  • 異臭が発生するという現場にはりこみ、悪臭の発生を待った。
  • お客様からは「ドブのようなニオイ」と聞いていたが、それを感じ取る事は出来なかった。
  • 天井付近から落ちてくる感じがするとの聞き込みを基に、図面を慎重にチェックし、現場の目視での確認と照合していった。
  • 幾つか仮説を立てていく中で、その悪臭が不定期に発生している場所とは違う場所(機械室)にて、非常に弱くではあったが、ドブ系臭気を臭気判定士が嗅ぎ取った。
  • その場所を入念に、嗅覚及びスモークテスターでチェックしていくと、あきらかにドブ系臭気が侵入してきている発生源が見つかった。
  • 違う場所に侵入したドブ系臭気が、なぜ当該箇所に入ってくるのかを、トレースガスを使って調査したところ、反応をはっきりと確認出来た。
装置などの名称・分類
装置の紹介(概要)
  • Zero Odor Serviceより「クサイに挑むプロフェッショナル」による異臭発生源調査
  • 不定期に室内にて発生する、悪臭(ドブ系臭気)の調査
  • 臭気調査
施工後状況
  • まずは、悪臭が発生している場所を仮閉塞した。
  • そのうえで様子を見ていただき、問題がなければ本閉塞作業を業者さんにお願いした。
  • 同時に、ドブ臭が侵入してくるルートを説明し、出来得る限りの対策も施した。
  • 仮閉塞の段階で、ドブ臭の侵入は完全に納まった為、本閉塞作業を実施後、ドブ臭問題は収束したと聞いている。
その他補足感想など
  • 本現場では、対象エリアでは一度も、ターゲットとしている悪臭を嗅ぐ事は出来なかった。
  • しかし、経験豊富な臭気判定士には、図面を入念にチェックし、現場を嗅ぎまわっていく事によって、明らかに発生場所は違うところだと仮説を立てた。
  • お客様からの証言「天井付近から漂ってくるような気がする」とか「雨の日の翌日が強いていえばニオイが発生しやすいような気がする」という内容も、臭気問題解決のヒントとなった。
  • そして、わずかに発生していたドブ系臭気を、しっかりと嗅ぎ逃さずキャッチできたことで、臭気調査は一気に展開していく事が出来た。
  • 本来、問題とはならない場所であり、設備構造的にも誰もが「ここは大丈夫、あり得ない」と口をそろえてスルーする部分であった。
  • しかし弊社の臭気調査では徹底的に「常識を疑え」を合言葉に、仮説を潰していく為、今回も仮説の一つしてあげていた部分で、ニオイを嗅ぎ逃さなかったのだと思う。
  • 異臭問題は、解決のパターンがあるようでない。現場の数だけ仮説があり答えがある。
  • 建物内で不定期に発生しているドブのような悪臭や、常時漂っている悪臭の、臭気発生源調査であれば、弊社まで一度、お問い合わせをいただきたい。
臭気判定士の嗅覚による臭気調査
臭気判定士の嗅覚による臭気調査
スモークテスターによる気流チェック
スモークテスターによる気流チェック
トレースガスによる悪臭侵入経路調査
トレースガスによる悪臭侵入経路調査
臭気侵入/発生源の確認
臭気侵入/発生源の確認

今回は、不定期に発生するドブ系臭気の異臭調査についてお伝えしました。
様々な「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

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