新築工事中に発生した火災の脱臭作業

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担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2017年8月10日
施工先
新築中に火災が発生した建設物
施工概要
某ビルの新築工事中に発生した火災の脱臭作業
施策前状況
  • 某施設を新規建築中に、不幸にも火災が発生してしまった。
  • 建築業者様からは、このようなケースを含め、脱臭に関する事や、臭気調査に関する事等、過去何度も「におい110番」をご相談いただく関係でもあり、今回も弊社にお声掛けいただいた。
  • まずは臭気判定士が現場へ急行し、火事の復旧具合やススの除去状況、焼き焦げ臭の附着状況等を確認した。
  • スス除去は建築業者様手配にて対応いただけるとの事だったので、弊社はそのあとの脱臭作業をお引き受けする事となった。
施策内容
  • 脱臭作業に必要なオゾン脱臭装置をはじめ、脱臭機材一式を車に積み込み、現場へ入った。
  • スス除去等の状況をチェック後、脱臭作業のビフォアーとして、臭気判定士による官能評価と、臭気測定機による臭気強度測定を実施した。
  • 臭気測定後、脱臭作業に入るべく、脱臭機材を必要な場所へセッティングし、オゾンガス消臭剤による燻蒸脱臭作業をスタートした。
  • 脱臭作業そのものは約1週間にわたって実施計画となっており、臭気対策コンサルタントが1名、現場に常駐して、脱臭作業の常駐管理を実施した。
  • 途中、臭気の気になる場所の洗浄作業や、残存オゾン濃度のチェック等も行いながら、順調に消臭業務は進捗していった。
  • 施工計画通りに脱臭作業を終了し、脱臭作業のアフターとして、臭気判定士による官能評価と、臭気測定機による臭気強度測定を実施した。
装置などの名称・分類
装置の紹介(概要)
施工後状況
  • ビフォアーでは臭気判定士の嗅覚による官能評価及び臭気測定機による臭気強度のいずれも、高い数値であったが、アフターでは目標値を十分にクリアできる臭気強度測定結果となっており、問題なく検収となった。
その他補足感想など
  • 新築中の施設であり、工事の進行とともに、脱臭作業を実施する必要があった。
  • その為、事前調査にて、脱臭が必要な箇所と、不要な箇所等を区分けして、相番業者が作業できるところと、オゾンガスを発生させるリスクから完全立ち入り禁止エリアを慎重に打ち合わせ、施工計画を綿密にスケジューリングしていった。
  • それでも現場は生き物であり、お客様へお引渡しする工期もある為、一部、どうしても脱臭しきれない箇所も発生した。
  • その部分に関しては、後日、別作業として残し、しっかりと脱臭作業を別途、実施する事で、臭気問題が発生する事のないようにしっかりと脱臭作業を実施した。
  • 範囲が広く、脱臭エリアも区切ったエリアで複数になった為、オゾン脱臭装置だけでも複数台を必要とし、それに伴うハイブリッド脱臭工法の設備や道具も複数必要であった。
  • また、現場が東京から遠方であった為、機材が足りない等の手配ミスは許されず、脱臭道具を総動員して現場対応に当たった。
  • 何度もご依頼いただいている建築業者様であり、現場進捗に応じて臨機応変に弊社も対応した為、無事に脱臭作業も終了できて、大変感謝いただけた。
  • 脱臭専門会社がしっかり脱臭作業をして、臭気測定までした報告書を出してくれるので、施主へもしっかり脱臭できた事を言えるし、とても安心していただけるとのお言葉を頂戴できた事は、脱臭屋である弊社としても光栄な事である。
  • 建築中のビルでも、既存の建物でも、脱臭作業や異臭調査等に関する事であれば、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
臭気判定士による臭気調査
臭気判定士による臭気調査
脱臭作業装置
脱臭作業装置
脱臭作業
脱臭作業
アクティボJによる脱臭作業
アクティボJによる脱臭作業

今回は、火事発生後の脱臭作業についてお伝えしました。
様々な「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

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