汚泥堆肥化施設の臭気対策

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種別

工場の臭気対策

提出日付
2019年5月2日
施工先
汚泥堆肥化施設
施工概要
施工前状況
  • 汚泥を堆肥化する施設において、近隣住民様から悪臭苦情がしばしば発生していた。
  • 堆肥化工場としては、あらゆる施設において臭気が発生する状況であり、また、臭気の測定等も行った事がなく、悪臭苦情に対して、何をどこから対策していいのかすら、わからない状況であった。
  • しかし、地方自治体からの行政指導も入るような状態となってきたので、何かしら臭気対策を考えていかなくてはならなくなり、まずは臭気の測定や現状把握からスタートしようと、そのような臭気対策の専門業者をインターネット等で検索しておられた。
  • 弊社共生エアテクノの工場における臭気の現状把握としての、臭気のコンサルテーションをご覧いただき、お問い合わせを頂戴した為、弊社の臭気判定士が担当させていただいた。
施策内容
  • 一度、現地へお伺いし、実際の工場を確認させていただいた上で、臭気コンサルテーションのお見積書をご提出し、弊社にご依頼いただける事になった。
  • 作業としては2日間とし、臭気判定士4名にてチームを組んだ。
  • 工場内での臭気が高い為、工場内のあちこちで臭気を採取したり作業をするチームを2名。
  • 採取した臭気を測定したり、周辺への臭気の飛散度を実際に嗅覚の官能評価で確認するチームを2名という班分けとした。
  • 同時に、弊社では脱臭対策まで行う事が出来る為、消臭剤のマッチングテスト等も行った上で一連の臭気対策コンサルテーションを終了した。
装置などの名称/分類
装置の紹介(概要)
  • 臭気判定士による臭気測定とコンサルテーション
  • 臭気濃度(臭気指数)の算出と周辺調査から、臭気拡散シミュレーションと周辺への影響度把握
  • 消臭剤マッチングテスト等による次のステップへの準備
施工後の状況
  • 2日間にわたり、約30カ所での臭気を採取し臭気濃度(臭気指数)を算出した事と、臭気拡散のシミュレーションと実際の嗅覚の官能評価での飛散度合が確認した事で、臭気対策の必要箇所や方法論のご提案等までを報告書に纏めて、報告会まで実施させていただき、検収となった。
その他補足感想など
  • 大きな施設において、あらゆるところから臭気が発生する場合、どこのラインや設備から、どれくらいの強さの臭気が発生していて、それがどこまで拡散しているのか、正確に把握するのは難しい。
  • 弊社では、工場や設備の大小にかかわらず、簡易的なコンサルテーションから脱臭テスト等まで付随した大規模な臭気対策コンサルテーションまで、お客様のご要望や実施したい内容に応じて、様々なお打ち合わせをさせていただいた上で、ベストなご提案をさせていただいている。
  • 本現場では、脱臭対策としての脱臭装置の導入というよりは、まずはしっかりとした現状把握を行いたいというのが最大のご要望であった為、臭気判定士4名でチームを形成し、臭気の現状把握を徹底的に行うコンサルテーションにて、作業を実施させていただいた。
  • 結果として、2日間にわたって臭気を採取し、すぐに測定していく、というフローをメインに、周辺への臭気の拡散調査や、簡易的な消臭剤のマッチングテストまで、しっかりとした臭気コンサルテーションを実施させていただく事が出来た。
  • 報告会でも内容には大変ご納得いただけて、次の対策やステップへのご相談も頂戴出来た。
  • 臭気の変動がある場合や、少し中期・長期で見ていきたい場合などは、弊社の臭気監視システムDeomoniなどもお役に立てると思う。
  • 工場の排気臭気や臭気対策のご相談でしたら、日本でもタイでも、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
臭気採取
臭気採取
臭気採取
臭気測定
臭気測定
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臭気対策の勉強会

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種別

臭気対策の勉強会

担当(著者)
臭気判定士 松林宏治
提出日付
2019年4月23日
施工先
某社団法人
施工概要
ニオイに関する知識習得等
施工前状況
  • 某社団法人様より、会員様向けの定期勉強会や定例のスキル習得セミナーに、「臭気」というテーマでやってもらいたいというリクエストがあった。
  • 臭気というのはそのグループの会員様は、本業ではないが、臭気対策やニオイ対策のリクエストはそれなりにある為、一定のニオイに関する基礎知識は身に着けておきたいし、簡易的に対応できる部分と、専門業者に外注や委託、紹介できる部分等、知っておきべき内容が多いと協会の上層部では判断された。
  • 定例勉強会のメインテーマとして「臭気対策」を掲げる事となり、当時の理事の方との関係性にて、弊社共生エアテクノに講演依頼を頂戴し、内容を確認の上、お引き受けする事となった。
施策内容
  • セミナーは3つのカテゴリに分けさせていただいた。
  • 最初のカテゴリでは、ニオイに関する基礎的な知識のご説明からスタートし、悪臭防止法という法律の概要も知っていただいた上で、臭気判定士という国家資格のあり方や、弊社が行っている、あるいは対応できる臭気調査や脱臭作業のご説明と、会員各社様とのコラボをどのようにしていくか、を最初の演題として、弊社臭気判定士であり代表の松林より講演させていただいた。
  • 次のカテゴリでは、弊社の臭気判定士より、実際の現場での消臭や脱臭の実際事例を、絵や写真もふまえてご説明させていただいた。
  • 最後のカテゴリはニオイを嗅いだり、臭気の道具の実物をご覧いただくワークとさせていただいた。
装置などの名称/分類
  • 臭気対策のセミナー
  • ニオイに関する基礎知識の勉強会
  • 会員様や企業内での定例勉強会のテーマとしての「ニオイ」
装置の紹介(概要)
  • 臭気判定士によるニオイの説明会
  • 弊社共生エアテクノの実際の脱臭や消臭、カビ対策といったケーススタディの説明
  • 悪臭防止法に定められている臭気測定の実例紹介等
施工後の状況
  • 東日本と西日本にて、2回にわたってセミナー講師役を引き受けたが、いずれも会員各社の参加者様の評判も良く、未知だったニオイ分野についての知識習得や対応の方法、そして何より、困った時や何かあったときに頼れる専門業者とコラボできる事の安心感を得たといった感想を頂戴出来た。
その他補足感想など
  • まず、当たり前ではあるが、ニオイは目に見えない。音や光と違って公式の単位もない為、簡単そうに見えて簡単ではないのが、臭気の測定や評価、脱臭や消臭の作業である。
  • そのため、いろいろな業者様が消臭や脱臭の対応を安易に行っていくものの、ニオイがとれた、とれていないといったトラブル等が頻発してしまい、中途半端なままでにっちもさっちもいかなくなっているケースをしばしばお見受けする。
  • そのような事になる前に、しっかりとしたニオイに対する知識を習得しておき、その上で自社でやれることと、弊社のような消臭・脱臭専門業者に依頼、委託する部分を明確にしておくと、余計なトラブルを抱えなくて済む。
  • これは工場でも建築設備設計でも、一般のご家庭や消費者へのサービスを提供する場合でも、同じような事が言えるだろう。
  • 弊社でも過去、設計会社様やデベロッパー様はもちろん、ゼネコン様やサブコン様、管理会社様、各団体様、機材商社様はじめ、数多くの臭気対策の勉強会をご依頼いただき、対応してきている。
  • ニオイや臭気、脱臭のセミナーや勉強会を開催してほしいというご依頼がありましたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
臭気対策の勉強会
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インストール前のデオモニ電波確認

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担当(著者)
臭気対策コンサルタント タイ担当 平山レオ
提出日付
2019年4月12日
施工先
日本及びタイの製造工場
施工概要
インストール前のデオモニ電波確認
施工前状況
  • 日本及びタイ、その他、世界規模にて世界各地に製造工場を持っておられる日本の製造工場はたくさんある。
  • その中の一つの工場様にて、環境問題の一つに「臭気」という分野も盛り込まれていた。
  • 臭気対策を実施していく中で、例えば臭気苦情が発生していても、臭気苦情が発生していなくても、常に、臭気レベルを把握していく事は、環境対策の一つとして必要であると判断された。
  • そこで早速、日本の各地の工場にて、臭気対策の一環として、弊社の24時間臭気モニタニングシステムDeomoniを導入していく事を決定していただいた。
  • 続いて、タイの各地の工場でも同様に、デオモニを設置していく方向性にてお話を頂戴した。
施策内容
  • タイの各工業団地にある工場様にも、弊社の臭気判定士と技術担当役員、そして担当の臭気対策コンサルタントや、タイ現地代理店のマネージャー、タイの臭気判定士や現場担当者らのうちから、スケジュールを調整して、それぞれの工場へ順次お伺いしていった。
  • 例えば工場の見取り図をご用意いただき、まずはどこの場所にデオモニを設置するのがベターかを検討した上で、実際に現地や現場を視認していく作業が必ず必要となる。
  • さらに、コントロールする中央制御場所と、デオモニ設置場所をつなぐ電波の中継機の設置位置も必要となる為、実際にデモ機を持参し、人海戦術で電波状況も確認する作業が必要となる。
  • そして設置できそうな場所や高さ、状況をプロットした上で、最終お見積書提出となる。
装置などの名称/分類
装置の紹介(概要)
施工後の状況
  • 本現場では、当初の想定からの現場での動きで、中継機の台数の算出や、臭気センサーDeomoniの設置位置の把握、風向風速計の必要性等、いろいろより良いご提案をする事が可能となった。 ほかのタイの工場でも、お打ち合わせや現場での電波確認等はほぼ必ず実施させていただく。
その他補足感想など
  • 何もない状況であれば、想定している範囲まで電波が届くのだが、やはり工場では、遮蔽物や障害物も少なくない為、想定している距離ほど電波が届かないケースも多くある。
  • そのため、まずはざっくり概算でのお見積りを出させていただき、ある程度、ご予算と合致する場合は、必ずといっていいほど、電波確認も含めて再度、現場にお伺いさせていただいている。
  • そして、コントロール室として使用する場所から、Deomoniを設置する場所を実際に歩いて、ニオイセンサーの設置する位置の選定提案からはじまり、中継機の設置場所も確認しながら対応している。
  • そして、実際に現場の臭気にて臭気判定士による臭気測定を実施し、臭気濃度(臭気指数)を算出。それと臭気測定器Deomoniとをリンクさせる事で、はじめて、ニオイのモニタリングに意味が出てくるという事になる。
  • 最近では、Deomoniを1台、手持ちで持っておいて、定点観測以外の気になるポイントや、製造物の臭気値による管理もみてみたいというご要望も多く、新たなるバージョン開発も鋭意進めている。
  • 工場の臭気に関する事でしたら、日本でもタイでも、まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
デオモニ電波確認
デオモニ電波確認

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