タイの工場の排気臭対策や場内臭気対策に、活性炭脱臭装置


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担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2022年9月17日
対応先等
タイの工場
概要
活性炭を用いた脱臭装置による工場の脱臭対策
状況等
  • 弊社では、毎月タイに出張しつつ、タイの代理店さんやビジネスパートナーさんとともに、タイの工場の臭気対策を実施させていただいております。
  • タイでは、日本の悪臭防止法に近い条例を整える動きがありまして、工場の業種ごとに、あるいは工業団地ごとに、その規制が進められていると聞いております。
  • 特に、塗装工場や印刷工場、ペイント工場などは、有機溶剤系の臭気が飛散することから、日本のタイ現地法人の工場さんは、臭気対策をしていく必要が出てきているようです。
  • また、ゴム関連の工場様、ゴム製造工場やゴム加工工場も、規制がされていく動きがあるようです。
  • タイの製造工場の臭気規制としては、1排気口における臭気濃度臭気指数)と、2敷地境界線における臭気濃度臭気指数)という規制値が主となっています。
  • 弊社では、過去、アルミニウム等金属の鋳造や鋳物の工場様をはじめ、自動車関連の製造や加工の工場様など、数多くのタイの工場様で、臭気対策のお手伝いをして参りました。
対応内容
  • まず、現状として必ず実施いただくのは、臭気測定です。条例に従って臭気測定をすることで、現状の臭気状況を把握し、どこまでどうすれば、規制値を遵守できるのかを確認します。
  • 次に、臭気アセスメントやコンサルテーションで、臭気の拡散状況などをチェックし、具体的な対策方法を絞り込んでいきます。
  • 臭気センサーによる臭気モニタリングが必要であれば、deomoniを設置していきますし、脱臭装置が必要とあれば、実際の脱臭装置のデモテストを現地で実施していきます。
  • 最も多く納品されている脱臭装置は、消臭剤のスプレー噴霧システムで、次がスクラバー脱臭装置となっております。
  • 最近では、湿式脱臭方式が難しい現場への対策として、日本の工場様で大変たくさんの納入実績のある、デオキーパー脱臭装置を、タイの工場でも導入することができるように体制を整えました。
  • デオキーパー脱臭装置は、脱臭素材は原則、活性炭です。フィルターや粒状、あるいは臭気の質によって活性炭の種類を変え、脱臭専門会社が脱臭のために設計した構造によって、ターゲットした脱臭目的をクリアしていきます。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • タイの工場様でもお引き合いが徐々にいただけるようになってきており、弊社のタイ代理店さんにはデオキーパー脱臭装置のデモテスト機も用意しました。実際に某工場様でデモテストを実施させていただき、予定以上の脱臭効率をしっかりタイでも発揮できております。
その他補足感想など
  • 弊社では、コロナ前までは毎月、タイに出張しておりまして、タイの工場の臭気対策で、弊社のもつ臭気センサーdeomoniによる排気臭気モニタリングや、各種脱臭装置の選定、臭気のアセスメントや臭気対策のコンサルテーションを実施して参りました。
  • さすがにコロナ禍でタイはもちろん、タイを中心とする東南アジアを含む海外への出張はすべて不可能となりまして、まる2年、海外出張はない状況でした。
  • そして本年、2022年2月から、お客様のご要望や、ビジネスパートナーさんの要請もありまして、いよいよタイ出張の再開に踏み切りました。
  • さらに、タイを中心としたASEAN諸国へも展開すべく、実際にはベトナムの工場の脱臭対策でもお役に立つべく、タイとベトナムへの出張も行っております。
  • 同時に、地産地消といいますか、従来は日本で製造してタイへ輸出するという方法を行ってきましたが、スクラバー脱臭装置しかり、今回新しく整えたデオキーパー脱臭装置しかり、消臭剤のスプレー噴霧システムしかり、タイ現地で製造をして、タイや陸続きのベトナムへ納品していくという体制も整えるべく、製造や設計側でも、タイでの連携を深めていっております。
  • そして何より、活性炭という脱臭素材としてシンプルでありながらしっかり脱臭効果を発揮できるものをろ材とした、デオキーパー脱臭装置を、タイでも販売できることになったので、これからますます、お役に立てる機会が増えていくものと考えております。
  • デモテストは有料となりますが、デモテストを実施するということは当然、タイの条例に沿った臭気測定を実施する(デオキーパー脱臭装置のビフォアー・アフターで臭気測定をするので)ことで、臭気濃度の現状把握にも繋がります。
  • 脱臭装置を設置しなくても、臭気問題が解決できるケースもありますので、タイの工場の臭気対策でしたら、まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
タイのゴム工場の臭気調査
タイのゴム工場の臭気調査
    

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建物の臭気アセスメント(オフィスビルにおける汚水・下水臭)


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種別

建物の臭気アセスメント

担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2022年9月7日
対応先等
某オフィスビル
概要
異臭の発生源調査(オフィスビルにおける汚水・下水臭)
状況等
  • 某オフィスビルにて、入居しているテナント様より、異臭についての問題がオーナー様に指摘されておりました。
  • オーナー様として確認したところによると、ニオイの質としては汚水や下水、雑排水のような悪臭であり、強さとしては、max時には不快感がかなり高いとのことでした。
  • 問題は、異臭の発生頻度です。常時、臭気が発生しているわけではなく、不定期に1日数回、突発的に強く発生したり、あるいは1日中、なかったりするとのことでした。
  • 「今、ニオイが発生しているからきて下さい」という一報をテナント様から受けて、オーナー様や建築業者さん、設備業者さんが駆けつけても、そのタイムラグから臭気は薄まってしまったり、弱まってしまったりで、肝心の異臭が確認できないままでした。
  • テナント様としては、来店されるお客様の接客に影響が出るのも困るし、従業員様の作業環境としてはよろしくないということで、この異臭問題の早期解決を望んでおられました。
  • そこでオーナー様が弊社をネット検索でみつけて、お問い合わせいただきました。
対応内容
  • まずは弊社の中でも、建物の臭気調査異臭発生源調査に詳しい臭気判定士が、お電話とメールベースでやりとりさせていただきました。
  • おおよその内容を把握し、作業にかかるお見積書をご提出すると「明日にでも調査に入って欲しい」とのことで、最短日程にて、臭気判定士2名を確保して、臭気アセスメントを実施しました。
  • 本来、このような臭気調査の場合は、テナント様がお休みの日を選ぶのですが、超急ぎということで、テナント様の全面協力のもと、平日の実施となりました。
  • ニオイの質はわかっているので、まずは嗅覚でニオイを追いかけます。今はニオイがなくとも、残存している臭気や、わずかに発生している箇所があるはずだからです。
  • その後、設備衛生配管図をもとに、視覚で確認できるすべての床下や壁裏、天井裏の配管を追っていきます。おかしなところがあれば都度、チェックしていきます。
  • スモークテスターを用いた気流確認と、ニオイセンサーによる臭気強度マッピング。このあたりでほぼ、異臭発生源の仮説は出そろいました。
  • トレースガスを流し込み、漏洩調査を実施。そこからセンサーやファイバースコープなども用いてできるだけ、追い込んでいきました。
  • そして追い詰めた先に、謎の配管に繋がる口があることが判明しました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • その場では対応ができない構造だったため、報告書に本件をまとめて、そこの閉塞処理対応は建築業者さんと設備業者さんにお任せしました。オーナー様からは「確かに穴があって、そこを埋めたら臭気苦情もおさまったよ」と嬉しいご報告を頂戴し、臭気調査は完了しました。
その他補足感想など
  • オフィスビルや宿泊施設、飲食店など、多数の人が来店したり、働いたり、宿泊したり、飲食したりする空間においては、やはり快適な空気環境でありたいものです。
  • そこでもし、何かしらの異臭であったり、明らかに不快感の高い悪臭であったりと、そこには必要のない臭気が存在している場合は、マイナス面が大きくなるケースがあります。
  • 飲食店では、「こんな下水道みたいなクサイ中で、ご飯を食べられない」とお客様が怒ってお帰りになってしまうケースもしばしばお聞きします。
  • 宿泊施設では、「この部屋で原因不明の悪臭がしばしば発生して、お客様からニオイの苦情となり、口コミサイトや評判などでも悪く書かれてしまうので、部屋の貸出しを止めています。お休みの日や、連休などでは、1泊あたりのコスト分が機会ロスとなってしまうので早急に改善したいです」という悲痛の思いで、臭気環境改善に頑張っておられます。
  • そのような中でも、特に多い臭気のお問い合わせが、「汚水や下水、雑排水といった、硫黄化合物系臭気」の発生による臭気調査のご相談やご依頼です。
  • 一般のご家庭における、排水口のクサい悪臭をイメージしていただき、あれをせき込むくらい強くしたものが、商業施設やビルなどでは発生します。
  • そしてそれが、何かしらの原因によって、フロア内や建物内に侵入してしまうと、臭気苦情に繋がる可能性が高くなってしまうのです。
  • 悪臭発生の原因は本当にさまざまですが、多くのケースでは、不定期に発生しており、そして発生すると強いニオイであり、それがある程度でなくなってしまう・・というポルターガイスト現象のような特徴をもっております。
  • しかし、悪臭には必ず発生源があります。弊社では約20年にわたる臭気調査の経験値とノウハウから、臭気調査を実施し、悪臭発生源を突き止めて参りました。
  • 原因不明の悪臭調査や、臭気調査等でしたら、弊社共生エアテクノまでどうぞ。
 
ニオイセンサーによる臭気調査
ニオイセンサーによる臭気調査
    

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タイおよびベトナムでの臭気対策業務の推進


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種別

ASEAN地域での拡販

担当(著者)
臭気判定士 シックハウス診断士1級 においかおり環境アドバイザー 松林宏治
提出日付
2022年8月27日
対応先等
概要
タイおよびベトナムでの臭気対策業務の推進(ビジネスパートナー様とのCO-WORK)
状況等
  • 弊社ではしばしば、インターネットより臭気対策のCO-WORKについてご相談やお問い合わせを頂戴致します。
  • 多くのケースでは、いわゆる「商社」という業態の会社様が多く、状況としては、お客様やお取引様から、臭気対策に関するご相談を頂戴し、その対応のために口こみやお知り合いのつて、あるいはインターネットやSNSで検索いただき、弊社共生エアテクノを見つけていただくルートが最も多くございます。
  • また、「メーカー」という業態の会社様からもしばしば、ご相談やお問い合わせをいただきます。それらについては、自社で開発された製品や技術などがあるけれども、販売方法がわからないであったり、なかなか売れていかないので、既存の脱臭業者と組んで拡販してみたり、OEMで供給できないか、といったような内容が多くございます。
  • あるいは、いわゆる板金屋さんや製罐屋さんといった工場様からも、弊社の脱臭装置の製作が可能ですよ、といったようなお問い合わせもしばしば頂戴しております。
対応内容
  • 弊社としては、このようないろいろな問い合わせを頂戴する中で、基本的にはよほど、大きな相違やズレがない限りは、ご面談させていただいたり、実際にお話をさせていただく中で何かしらのCO-WORKが可能かどうかを勘案させていただいております。
  • 特に今、弊社が注力している、「タイ」および「ベトナム」という、ASEANの中でも中心である2つの東南アジアの国については、臭気対策のニーズが高まってきていることもあり、製造・販売・技術が三位一体となって、弊社の消臭技術や脱臭装置臭気対策の知識やスキルなどで、お役に立てるように営業活動を推進しております。
  • タイについては、日本で契約をさせていただいている代理店さんのタイ現地法人にて業務窓口をお願いしておりますが、弊社としては認知活動やPR推進を一緒に行っていただけるタイ現地法人企業様を募集しております。
  • もちろん、弊社の脱臭装置デオキーパーは小規模ですが、スクラバーのような中型・大型の脱臭装置の製作であったり、何かしらの脱臭・消臭における技術や製品の提供(OEMも可)いただける企業様についても、随時募集しております。
  • その他、東アジアや日本国内でも、常に新しい技術やスキルなどがあればご相談下さい。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • タイとベトナムの販売協力やPR協力、全世界の技術的なご提供やOEMなどのタイアップであれば、弊社の役員として、代表である松林と技術開発担当役員の吉田が対応します。国内のタイアップは弊社各メンバーが事業内容に応じて対応致しますので、ぜひ問い合わせ下さい。
その他補足感想など
  • タイにおいては、経済発展が進んでいくに従い、昔の日本のような、いろいろな環境問題が発生するようになっております。
  • そのため、タイの工場については、日本における悪臭防止法という法律を参考にして、タイが定める条例としての悪臭防止法を制定する動きが進んでおります。
  • 現状では、タイの工場の業種ごとに規制を進めていく予定と聞いておりまして、例えば塗装工場であったり、ゴム関連の工場では、すでに規制値の目安も出てきているようです。
  • 具体的には、工場の排気口での臭気濃度臭気指数)および工場の敷地境界線における臭気濃度臭気指数)を目安に進められています。
  • これは日本の工場でも同じであり、例えば悪臭防止法の東京都であれば、排気口で臭気濃度300(正確には320です、なぜなら臭気指数が25なので)、敷地境界線で10(こちらは臭気指数も10),といったような条例となっておりまして、タイでも同じように、この2つの規制値を遵守していくことになりそうです。
  • ただ、日本の悪臭防止法では飲食店等も全て範囲内ですが、タイでは現状、工場のみでスタートするようですので、排気口では臭気濃度で1000とか2000といったように、遵守するにはやってやれないことのない数値が盛り込まれそうです。
  • 問題は、例えばその臭気濃度を測定できる業者さんがタイにいるのか?というところからでして、弊社ではもちろん、日本の臭気判定士と同じレベルでの臭気測定ができるように、タイの代理店さんと協働しております。
  • さらに、まだまだ臭気測定臭気対策については知られていない点も多く、弊社ではPR活動や認知活動に注力しております。そのための協力企業様も常に募集しておりますので、もしタイやベトナムに拠点がありこのような活動にご興味がございましたら、ぜひ弊社までお問い合わせ下さい。
 
共生エアテクノイメージ
タイ・ベトナムの現地法人
タイとベトナムの販売協力やPR協力
    

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