工業系事例」カテゴリーアーカイブ

工場などの工業系臭気対策事例。様々な工場様の臭気対策を取り組みさせていただいています。

シュールストレミングのニオイ

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担当(著者)
臭気判定士 シックハウス診断士 松林宏治
提出日付
2020年11月27日
対応先
概要
ロケに行っていろいろなニオイを判定する
対応前の状況
  • 世界一クサイ食べ物は何ですか?と問われたら、皆さんは何をイメージするだろうか?
  • フルーツではドリアンがあったり、魚介類ではくさやがあったり、あるいは臭豆腐などを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれない。
  • しかし当たり前の事だが、「嗅いだことのない匂い」は想像すら難しく、おそらくは何かしらを思い浮かべた方は、高い確率でその食品を食べた経験があるのではないだろうか。つまり、食べてその食品のニオイを嗅いだことで、ニオイが味や見た目とともに記憶にインプットされているということだ。
  • つまり、「ニオイは嗅がなきゃ覚えられない」わけで、普段の業務における嗅覚トレーニングも現場でたくさんいろいろなニオイを嗅いで、記憶に入れていくという方法になってくる。
  • そして今回、また新しい匂いの記憶のチャンスが来た。
対応内容
  • 弊社では、過去多数のテレビをはじめラジオ雑誌、新聞web等メディア対応を行ってきているが、今回のテレビ局からのご依頼は、「世界一クサイ食べ物の臭気判定」であった。
  • そう、それは「シュールストレミング」。ニシンの缶詰(正確にいうと缶入りの食べ物であり缶詰という表記はできないらしい・・殺菌等の処理の関係とか)の開缶イベントがある為、そこにテレビスタッフと臭気判定士がロケにいき、臭気の判定を行うというもの。
  • そのちょっと前には、「水曜日のダウンタウン」にて、「動物園にはスカンクの屁よりもクサイものまだある説」にて、たくさんクサイものを嗅がせていただいたこともあり、今回も貴重なロケであった。
  • 測定方法については、三点比較式臭袋法も勘案できたし、ガス成分をガスクロ等で分析する方法もあったが、諸条件を制作スタッフと打ち合わせして、①臭気判定士の嗅覚による官能評価、②ポータブルニオイセンサーPOLFAによる臭気強度評価・・の2つとした。
装置などの名称/分類
  • 食品から排出される臭気の判定
  • テレビ局のロケにて臭気判定士による臭気調査
  • シュールストレミングの臭気測定
装置等の紹介
施工後の状況
  • シュールストレミングのニオイ。臭気判定士の嗅覚による官能評価では、6段階臭気強度と臭気の質の判定を行った。酪酸、プロピオン酸、アンモニア、アミン、メチルメルカプタン、硫化水素・・。ニオイセンサーのPF値も、相当高い臭気強度であることを表示していた。
その他補足感想など
  • 弊社では、大きな工場や生産施設、タイやベトナムの水産加工工場等まで、日々、非日常にしかないような、強い臭気レベルを嗅ぎ、臭気判定や臭気コンサルテーション、そして脱臭対策や消臭対策を行っている。
  • その為、今回のロケにおいて、シュールストレミングが開缶された時、大勢の来場者が、風に乗って漂ったシュールストレミングの臭気を嗅いで、「おえっ」となっておられたが、弊社の臭気判定士としては、冷静にその臭気の強さや質を嗅いで判別していた。
  • とはいえ、あの小さな缶入りの食品から、ここまで強い臭いが発せられているのは正直、想像以上であり、素直に驚いた。
  • もちろん、日常業務での臭気調査や臭気測定と同じく、シュールストレミングの臭気も嗅げたことはまた一つ、新しい匂いをインプットできる貴重な機会となった。
  • その前には、「水曜日のダウンタウン」という番組にて、動物園にはスカンクの屁よりもクサイもの、まだある説」のオンエアーがあり、そのロケのために動物園へ行き、飼育員の方々自慢?の「これは臭い!」というものを嗅がせていただいたばかりだった。
  • 今回のシュールストレミングについても、「シュールストレミングよりもクサイもの、まだある説」として、ドリアンやくさや、臭豆腐などと嗅ぎ比べ測定をしてみるのも興味深いと感じた。
  • いずれにせよ、テレビのロケのご依頼があり、それが今まで嗅いだことのないニオイであったり、なかなか嗅げないようなニオイであった場合は、極力、ロケをお引き受けして、ニオイを嗅ぐことで、ニオイの記憶の引き出しを増やすようにしている。
  • 工場の排気臭対策脱臭対策はもちろん、臭気調査カビ対策、そしてテレビラジオといったメディアのニオイ関連の企画まで、ニオイに関する事でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
テレビ出演
シュールストレミングの臭気判定
 

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消臭剤シリーズ「デオドプロ」の活用方法

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担当(著者)
臭気判定士 二級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2020年11月18日
対応先
タイの工場/日本の工場
概要
消臭剤の簡易噴霧ユニット(消臭剤シリーズ「デオドプロ」の活用)
対応前の状況
  • 日本の工場でも、タイの工場でも、製造現場や製造ラインから臭気が発生し、その臭気は局所吸引や工場内の全体排気から、排気ダクトを通して排気されていく。
  • 多くの場合は、臭気の拡散効果を高めるために、屋上や高いところに排気口を設けている。規模の小さな工場等や、タイの工業団地で周囲に広い敷地がある場合などは、工場建屋の壁面に排気口が設けられることもある。
  • いずれにせよ、そこから排気される工場臭気は、諸条件によって周辺へ拡散され、場合によっては近隣住民や近隣工場、近隣の施設から悪臭苦情となる。
  • 弊社では、臭気対策コンサルテーションを実施し、臭気をどこまで低減すれば悪臭問題を解決できるかご提案させていただいている。
  • それ以外では、工場様から「とりあえず」をご要望いただくケースも多々ある。
対応内容
  • このようなケースでは、弊社としては最低限、簡易的な臭気コンサルテーションを実施させていただくが、場合によってはそれすら省略するケースもある。
  • そのうえで、乾式か湿式かをお客様とご相談しながら、ご要望をふまえ、また現場状況や条件等もかんがみたうえで、簡易的な脱臭装置や消臭方法を決めていく。
  • 乾式の場合は、圧倒的にデオキーパー脱臭装置がセレクトされる。デオキーパーの場合はお客様から、「この風量なのでこの型番」といったようなご指定をいただくケースも少なくない。
  • 湿式の場合は、スクラバー脱臭装置は(簡易的ではないため)難しく、デオミスト消臭剤噴霧システムのようなチャンバー式消臭剤噴霧による消臭方法であれば、簡易的とはいえ、それなりの消臭効果がみこめる。
  • しかしそれすら予算的な問題や、設置スペースの問題、その他の諸条件で難しい場合があり、タイの工場において、消臭剤を噴霧するための簡易噴霧ユニットを要望された。
装置等の紹介
施工後の状況
  • 弊社の技術開発チームが、たくさん実施させていただいているタイの工場での臭気対策の経験をいかし、極力シンプルで、かつしっかりとした噴霧量と消臭剤の噴霧ができる、小型噴霧ユニットを設計開発し、販売させていただいた。日本でも正式発売予定である。
その他補足感想など
  • 一口に「工場の排気臭対策」とか、「工場の臭気対策」といっても、本当に多種多様で、それぞれの工場様において、十人十色の狙いがある。
  • 完全に悪臭苦情を解決したい場合や、悪臭防止法の遵守をしたい場合などは、日本でもタイでも、それなりにしっかりとした一連の臭気対策をステップごとに実施していくケースが圧倒的に多い。
  • 今回のように、「とりあえず、臭気が少しでも低減すればいい」という目的をクリアするためのケースだと、工場様もご予算に限りがあり、またユーティリティの制限も多くなったりする。
  • さらには、ランニングコストを抑えたいとか、メンテナンスにお金をあまりかけられない、といったような、導入後をみすえた部分も重要になってくる。
  • 本件では、既に設置されている排気ダクトをそのまま活用し、弊社が導入させていただいた小型消臭剤噴霧ユニットから配管工事を実施し、ノズルを排気ダクト内に設置するという、湿式脱臭方式としては最も簡易的な方法の一つと思われる対策を実施いただいた。
  • もちろん弊社も、臭気判定士と技術責任者がタイの現地工場へ行き、臭気の確認や試運転、操作方法のご説明等まで実施し、より消臭効果の発揮できるノズル選定や設置個所の選定、噴霧径から消臭剤の選定までお手伝いさせていただいた。
  • 消臭剤も、弊社デオドプロシリーズは種類があるため、少しでも工場の臭気にマッチする消臭剤を選定することが必要である。
  • 今後、日本の工場でも、簡易噴霧ユニットを商品化し、販売していく予定である。
  • 日本の工場はもちろん、タイの工場でも、臭気対策をご検討でしたら、弊社共生エアテクノまでまずはお問い合わせ下さい。
消臭剤小型噴霧ユニット
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脱臭装置設置のための、工場における現地フィールドテスト

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担当(著者)
臭気判定士 2級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2020年10月17日
対応先
某工場
対応前の状況
  • 工場においては、生産や製造、稼働や運営に関する過程等から、当然のごとく、臭気が発生する。
  • その臭気は、香料工場飲食工場のような、よい匂いであっても、近隣住民様等からは悪臭と苦情が寄せられるケースもありますし、塗装鋳造といったような異臭ととられるケース、さらには畜産堆肥といったように、悪臭と呼ばれるケースもあるが、いずれの臭気も、臭気苦情が寄せられれば、悪臭防止法にも抵触するし、工場としてのコンプライアンス対策も問われることになる。
  • 弊社では、臭気のコンサルテーションによって臭気苦情や臭気問題の解決を探り、その中の一つの脱臭装置として、デオキーパーは数多くの工場様に導入いただいている。
  • そして多くのケースではデモテストを実施させていただき、効果検証を実施している。
対応内容
  • 今回のケースでは、工場様の製造ラインから漏洩する臭気が、工場全体に広まり、ルーフファンや窓等から漏洩し、近隣住民様や周辺環境を留意される方から、臭気苦情が寄せられるケースがしばしばあった。
  • 弊社としては、局所吸引方式を行い、その臭気を脱臭して問題のない臭気レベルにしてから排気する方法を勘案したが、お客様ではその臭気を排気するよりも、工場内に戻して利用したいとのことであった。
  • また、排水設備がないこともあり、お客様と協議を重ね、活性炭を用いた脱臭装置弊社デオキーパーでの脱臭対策を実施していくこととなった。
  • まずはどれくらい、脱臭効果があるのか、そしてある程度の試験による活性炭の寿命予測と交換頻度の算出、また、吸引するための適切な風量等を確認すべく、デオキーパーのデモテスト機による、現地フィールドテストを実施させていただいた。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
施工後の状況
  • デオキーパーのデモテスト機は、現地で実際の排気や漏洩臭気から、実機を見据えてスケールダウンしたサイズでのテストを実施となる。本現場でも、初期性能は高く、臭気濃度10(臭気指数10)以下であった。これから実機設計を行っていく作業となる。
その他補足感想など
  • 弊社では、最も需要の高いデオキーパーの風量を、大きく区分けし、3つのスタンダード商品を風量別(10CMM用、20CMM用、30CMM用)にてご用意、お客様にもわかりやすいように、図面等もあわせて、弊社のホームページにも掲載している。
  • これにより、工場様からは、「うちの脱臭装置で、デオキーパーの20CMMが欲しいんだけど」と、あらかじめ風量や設置スペース等もご確認いただいたうえでのご依頼等も多く頂戴するようになり、詳細打ち合わせから導入までがスピーディになってきている。
  • その一方で、当然、工場様によっては、極小風量もあれば、大きな風量もあるため、弊社ではそこから、工場様の需要に見合ったデオキーパーを都度、設計させていただいている。
  • また、活性炭についても、入れ替え方法や形状等、お客様の現場状況や臭気変動、作業性を考慮し、様々な活性炭方式を取り入れている。
  • その結果、大風量向けのメガキーパーや、小風量向けのミニキーパー、活性炭の設置方法に工夫をこらしたカゴキーパー、といったような派生商品が続々と創造されている。
  • 最近では、本当に排気という排気量でもないところでの使用も検討されていて、「マイクロキーパー」という新しい型の設計にも取り組んでいる。実用化されたらまた、本ブログでもご紹介していく。
  • 活性炭はもちろん、スクラバーや消臭剤スプレー噴霧システム等、工場の脱臭装置や、工場の排気臭対策をご検討の場合は、事前の臭気測定から実施致しますので、ぜひ弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。日本の工場だけではなく、タイの工場も対応致します。
デオキーパー
デオキーパー
デオキーパーのデモテスト機
デオキーパーのデモテスト機
 

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