- 某宿泊施設にて、エントランスからフロントあたりにおいて、ほんとうに時々ではあるが、「クサイ」であったり、「ちょっとニオイが気になる」というような表現にて、臭気苦情が寄せられたり、大手宿泊サイト等の口コミに書き込みのあるケースが見受けられていた。
- ホテルの従業員さんや、建築を行った設計や施工会社の担当者たち、そしてホテルの管理会社の社員さんたちが何度もチェックを行ったが、その気になるニオイについて、何となく臭気を感じられるのは、ごく一部の方だけであり、さらにそれも、臭気の発生源までは全くわからない状態であった。
- 臭気苦情として寄せられる頻度も大変少なく、ニオイも常時しているわけではなく、さらに場所も客室ではなくエントランスではあったが、ホテル側としては何とかニオイ問題を解決したいと考えておられた為、臭気調査の専門会社を調べて弊社共生エアテクノにお問い合わせをいただいた。
- 抜本的な対策が難しい状況であった為、応急処置的な方法や、臭気を侵入させない方法など、現場でも施工管理や管理会社側と幾つかの方法をお打ち合わせさせていただいた。その対策を実施後、サイトの口コミ等でも、本件と同じ臭気に関する苦情や書き込みはなくなったと聞いている。
- 臭気調査の対象箇所が、宿泊施設の客室であれば、そのお部屋を貸し出し中止としていただければ、調査としては終日、しっかり行う事が可能にもなるが、エントランスやロビーだと、常にお客様や清掃スタッフ等の出入りがある為、簡単ではない。
- かといって、臭気判定士2名が毎日、現場でチェックアウト~チェックインの時間帯に張り付いて、ニオイの出待ちをするわけにもいかない。
- そこで、ある程度、お客様の出入りが少ない時間帯(夜間や早朝等)でも、臭気の確認作業を行っていき、当たりを付けた状態にて、メインの時間帯で一気に悪臭発生源を追い込んでいく計画にて、泊まり込みの臭気調査を行った。
- 臭気としては、本当に薄い状態であり、多くの方は気にならない、あるいはそこまで不快に感じない質であった為、クレームとしても極少数の方のみ、お寄せになられたようだ。
- 臭気判定士も弊社の臭気調査では2名以上を原則としており、今回はその原則が生きた。
- 宿泊施設、ホテル、旅館に限らず、工場や家庭、マンション、病院、飲食店、オフィスビル等において、汚水や下水系臭気の発生源調査や、謎の異臭調査、原因不明の臭気発生源調査や異臭判定でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
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