工事種別
工場の臭気監視
担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2019年3月15日
施工先
某工場
施工概要
工場の臭気の常時モニタリングシステム(deomoniによる臭気測定)
施工前状況
- 某工場にて、周辺住民様への環境問題への取り組みを全社的に取り組んでおられた。
- 環境問題としては、水(排水)や土壌、廃棄物等、いろいろなカテゴリがあるが、やはり「臭気」や「悪臭」というのも、避けて通れない問題として必ずクローズアップされる。
- いわゆる「感覚公害」の一つとしても挙げられ、その中でも上位に入ってくるうちの一つが、「臭気問題」や「悪臭問題」ともいえる。
- 本工場様でも、日本国内はもちろん、タイをはじめとする各世界拠点に製造工場をもっておられるので、全社として環境対策を推進していく姿勢を打ち出されていた。
- まずは日本国内の工場にて、臭気対策の一つとして、臭気を常時測定していく事で、次のステップが必要なのか、あるいは問題ないレベルなのかを判断したいと考えておられた。
施策内容
- いろいろと、臭気測定機や臭気センサーについて検索されたようで、弊社共生エアテクノのdeomoniにも興味を持っていただけ、お声掛けいただいた。
- 早速、弊社の西日本担当の臭気判定士と、臭気対策コンサルタントにて訪問、24時間臭気監視システムであるデオモニのご説明等を実施した。
- 工場側として、実施したい臭気対策に合致した為、デモ機を使用してのデモテストにて、どれくらいのセンサー反応がどこで出るのか等を事前に確認していった。
- 結果的に、嗅覚の官能評価ともしっかりセンサーの反応や挙動が連動した。
- 次のステップとしては、工場の敷地境界や排気口近く、あるいは近隣住民さんとの境等、臭気センサーをどこに設置し、中継機がどれだけ必要かをシミュレーションしていった。
- 風向風速計とも連動させることで、どの方向や風速の時に、どこのdeomoniが反応するか、計画として盛り込んだうえで、臭気モニタリングシステムのお見積りを提出。
- まずは国内の全工場に設置する事となり、その後、タイの工場をはじめ、東南アジアや東アジアの工場へも臭気監視の必要があれば順次、設置していく事となった。
装置などの名称/分類
施工後の状況
その他補足感想など
- 全世界的に、特に日本では、コンプライアンス遵守の一環として、あるいは環境問題への取り組みを全社として対応していく取り組みが、産業工場の現場として強く求められていたり、自主的、自発的に実施している工場様が多くなってきているように感じる。
- 今までは、臭気問題は発生するまでは特に気にせず、近隣さんからの臭気苦情が発生してから、臭気問題への取り組みを勘案していくケースも少なくなかったと思う。
- 今、臭気苦情が発生していない、あるいは悪臭防止法の規制値以下であっても、常に変動する臭気を常時、モニタリングして測定データをとっておくことで、環境問題の中の一つである臭気について、いろいろな対応が可能になっていく。
- 工場様によっては、例えば中央制御室に大きなパネルを設け、そこに臭気だけではなく、いろいろな環境対策の数値を表示させることで、今、どこで問題があるのか、環境対策が問題ないのか等を誰もが一目でわかるように可視化しているところもあるという。
- そして、日本の工場で導入された事例は、系列の国内外の工場へも同様のシステムとして水平展開され、インストールされていく事になる。
- 弊社ではそのような工場様が実施する環境対策への取り組みをお手伝いできるように、さらに臭気対策の技術を磨き、新サービスや新商品を打ち出していく。
- 日本、そしてタイの工場において、臭気対策や臭気センサー、脱臭装置や消臭剤等、スクラバーや脱臭設備をご検討でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせください。
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