海外の工業系事例」カテゴリーアーカイブ

東南アジアでは、新しく工場が出来て、新しく働く場が出来て、マーケットは大変活性化していると思いますが、それに伴う環境問題というのは、必ず同時に必要となるものだと弊社は考えております。

日本の工場のタイ現地法人の製造からの排気臭対策としてのスクラバー


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担当(著者)
技術開発責任者 吉田博満
提出日付
2022年6月25日
状況等
  • 日本の工場ではスクラバー脱臭装置を用いることは、従来より実施されてきております。
  • タイの工場でも、実はスクラバー方式による脱臭装置は、数多くの工場にて設置されてきているのを弊社ではタイ現地にて確認しております。
  • しかし残念ながら、その使用方法や利用用途などは、いわゆる「除塵スクラバー」という範疇を出ることはなく、また、メンテナンスであったり、その後の対応であったり、あるいは臭気測定を実施することはないようで、脱臭効果や消臭効率などの検証も、全くと言っていいほど、実施されていないのが現状です。
  • 悲しいことに、タイの工場の排気臭では、工業団地ごとや、工場の業種ごとに、臭気規制が設けられているにもかかわらず、その臭気測定すら満足に実施されていないのです。
  • 具体的に、弊社が対応させていただいた工場様でも、複数のタイの工場にて、せいぜい臭気成分(アンモニアやフェノールなど)での成分濃度を測定していればまだ良い方です。
  • しかし、臭気の規制はすでに、「臭気濃度」(日本では臭気指数)に変わっていっています。
  • 弊社では、スクラバー脱臭装置を消臭や脱臭に特化して設計および効果測定を行います。
対応内容
  • 脱臭や消臭に特化した、スクラバー脱臭装置を、弊社では、「インジェクションスクラバー」脱臭装置と命名し、商標登録も済ませまして、日本およびタイの工場の脱臭装置として幅広く、納入を行っております。
  • そんな中で、タイの工場の脱臭では、「輸送費がネックになるよね」というようなお声もいただきますし、あるいは「やはりタイで納める脱臭装置だから、タイで製造して欲しいよね」という、いわゆる地産地消を推奨して欲しいというご要望も少なからず頂戴します。
  • それでも、脱臭専用のスクラバーですので、かなり緻密な製作や精度を必要とするため、今までは日本の弊社協力工場にて製作の上、船便での輸出を余儀なくされておりました。
  • 今回、いよいよそこからステップアップするべく、タイ現地でのスクラバーの製作をできる体制を整えられるように、本格的な動きをスタート致しました。
  • 営業活動や現場対応は、弊社のタイ代理店にて、タイの臭気判定士が常駐しており、さらに弊社からも定期的なタイ出張にて、日本の臭気判定士および技術開発責任者が、責任をもって現場対応にあたっておりますので、ご安心下さい。
  • 今後、タイ国内で製造し出荷できる脱臭装置も、レパートリーを増やしていきます。
装置等の紹介
対応後の状況等
その他補足感想など
  • 工場の脱臭においては、当然、ビフォーアフターでの効果検証がマストとなります。
  • 驚くべきことに、いまだにタイの工場では、この脱臭効果の検証すらまともに行われていないケースが往々にしてあるのです・・。
  • それもそのはず、脱臭効果を検証するためには、臭気成分の単一濃度での比較か、あるいは複合臭を三点比較式臭袋法にて算出しての比較をするしかないのですが、後者についてはまともに測定できる臭気測定会社が、タイにはないのです。
  • さらに、安かろう悪かろうのスクラバー(脱臭ではなく、除塵目的や、いたずらにでかいだけの見掛け倒し)が横行しており、いかにも良さげな雰囲気を醸し出しつつ、見た目の良さと安さだけで設置されていくケースが多いようで、「何も効果がなかった」という残骸を、実際に現場にて何度、我々は目にしてきたことか・・。
  • 弊社では、タイのビジネスパートナー様にも臭気対策におけるノウハウや技術、スキルなどをしっかり教え込み、代理店契約を締結した上で、諸々の対応に当たって貰っております。タイの臭気判定士も複数名、常駐しておりますし、弊社からも定期的なタイ出張を行うことで、日本の臭気判定士のスキルおよび日本クオリティでの脱臭装置の設計や製造、納品から効果検証まで、しっかりと対応できる体制を整えております。
  • そのため、決して安くはありません。しかしそれに甘んじることなく、少しでもコストを削減できるように、タイ国内での脱臭装置の製造を可能とし、輸送コスト等を削減することで、よりタイの脱臭市場でお役に立てる体制を着々と整えております。
  • タイの工場の臭気対策でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
脱臭装置製造工場
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排気臭対策 日本の工場のタイ現地法人


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担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2022年6月15日
概要
日本の工場のタイ現地法人の製造からの排気臭対策
状況等
  • タイの工場では、その工場が所属する工業団地であったり、あるいはその所属する業種ごとに、臭気に対する規制が定められつつあります。
  • その臭気規制方法は、日本の悪臭防止法を参考にしていると言われており、臭気測定に必要な道具なども、日本の品質にて実施するのが、弊社のタイにおける臭気測定方法となります。
  • 資格者としても当然、日本の臭気判定士が出張ベースでタイの代理店さんとCO-WORKして、タイの臭気判定士さんとともに、タイの工場の臭気測定脱臭装置の効果確認等、もろもろの臭気対策業務に携わっております。
  • そんな中で、現時点での問題事項としては、臭気測定を実施できる専門家および企業が少ないということが挙げられます。
  • また、日本企業のタイ現地法人の工場以外では、なかなか臭気対策全般について、その費用を必要経費としてやっていくのは意識としても難しいという状況もあるようです。
  • その一方で、日本のタイ現地企業として存在する工場様では、定期的な臭気測定、そしてそれに伴い、そのコストを削減するためのセンサー設置を行っていただいております。
対応内容
  • 今までは、ポータブル型のハンディタイプのニオイセンサーを持ち歩きまして、1日1回、あるいは1日2回、工場の排気口周辺や、工場の敷地境界線を、ひたすら歩いて、ニオイセンサーの値を手書きのメモに設置していく作業を行っておりました。
  • 日本人のタイ駐在のご担当者様が実施されていたり、タイ人のスタッフさんが実施されていたり、あるいは日によって担当者さんが変わったりしていて、センサーの数値記録そのものに、意味がなさなくなっておりました。
  • しかし、それらの手間を省きたいのと、臭気苦情が発生したタイミングとの相関などをとりたいので、いよいよ定点に設置して、24時間365日、ニオイをモニタリングできる「ニオイセンサー」の導入を検討。工場の排気臭との相性や、無線の距離確認、臭気濃度との相関などを確認していきました。
  • また、風向風速計も設置。屋上の排気口周辺に数台。敷地境界線の東西南北に数台。そしてホストコンピューターへの無線をつなぐ中継機を数台と、詳細を決定していきました。
  • 実際に設置後、臭気との相関関係を作る検量線の設定、および受信確認を行い、無事にタイの工場でも「ニオイの見える化」が完成しました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
その他補足感想など
  • 日本の工場では、本当に数多くの工場様にて、臭気対策を含めて環境問題への取り組みの意識は日々、高まっております。
  • そのため、臭気苦情等がない状況であっても、ニオイセンサーによる臭気のチェックを実施していたり、あるいは臭気苦情があった場合では、その苦情主様への対応のためにも、ニオイセンサーによる定点設置を行っておられたりします。
  • そして弊社としては、意外だったことの1つに、タイの工場でも、多くのケースで弊社ニオイセンサー「deomoni」を必要としていただけたことです。
  • なぜなら、ニオイセンサーを定点設置しただけでは、当たり前ですが脱臭をすることはできず、あくまで臭気の変動状況や臭気の拡散、飛散の把握をできるにすぎないからです。
  • ところが、上述したように、毎日人間がハンディ型センサーを持ち歩いて、数値を記録していても、何も意味をなさないことがわかっておられてきた工場様が多いようです。
  • 臭気苦情が寄せられた時間、そのときに、臭気センサーのセンサー値がどうだったのか。そして風向きや強さがどうだったのか。それらが24時間365日、データ収集されていれば、工場の製造ラインの稼働状況や、何の製造時の排気臭だったのか、あるいはたくさんある排気口のどこからの可能性が高いのか、など、臭気問題の発生源を突き詰めていくことが可能となるのです。
  • タイでは、工業団地ごとの規制や、業種ごとの規制が定められつつあるのですが、それが全くない工場様でも、「これを設置しておくことで抑止力になるね」と導入していただいた工場様も少なくありません。
  • タイの工場の臭気対策でしたら、まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
    

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タイの工場の排気臭対策 [ インジェクションスクラバー ]


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担当(著者)
臭気判定士 松林宏治
提出日付
2022年3月25日
対応先等
タイの工場(工場の脱臭装置
状況等
  • コロナ禍前では、毎月、タイに出張しまして、タイの工場の臭気対策を行っておりました。
  • コロナ禍になり、さすがにタイ出張も行けなくなってしまい、まる2年、タイに渡航できないままでした。
  • それでも弊社のタイ代理店さんが頑張って活動してくれましたので、タイの工場の排気臭対策脱臭対策、消臭剤やニオイセンサーなど、滞りなく対策することが出来ておりました。
  • しかし、臭気は嗅がなければわかりません。臭いをオンラインで伝える方法はないのです。
  • そんな中で、いよいよタイの工場でも、既存の脱臭装置の交換の本格検討であったり、工場の排気臭の測定、臭気対策のコンサルテーションなどのご依頼が待ったなしとなってきました。
  • そして、コロナの規制も徐々に緩和され、隔離期間の縮小やらワクチンパスポートやらで渡航できるタイミングとなって参りましたので、この度、2年ぶりにタイへ出張して参りました。
  • そして、いくつかのタイの工場にて、脱臭や臭気センサー臭気測定などを実施し、臭気コンサルテーションを含めた脱臭装置のデモテストも実施して参りました。
対応内容
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
その他補足感想など
  • タイでは、日本の悪臭防止法と同じような内容で、臭気規制の導入を進めていると聞いております。
  • 実際に、弊社でも臭気判定士および臭気対策専門会社として、タイの工業省やタイの環境省のイベントなどに参加要請をいただき、弊社のタイ代理店のタイ人臭気判定士とともに、プレゼンテーションなどを行ったケースもあります。
  • しかしまだ、しっかりした法律にはなっていないようで、現状では各工業団地ごとに、規制が設けられているようです。とはいえ、一律としての目安が、排気口と敷地境界線では、臭気指数として設けられているとも聞いております。
  • そんな中で、やはりASEANの中でも工業立国の中心であるタイは、環境問題にもこれからさらに、力を入れていくことになると思います。
  • 燃焼脱臭装置よりは、もっとエネルギーコストをおさえるために、脱臭装置としてのスクラバーシステム。(除塵用ではない)。
  • そして、法規制を遵守するための、しっかりとした脱臭装置の選定なども、今後はより必要とされていくものと思われます。
  • そこで弊社では、日本国内の工場の脱臭装置として、たくさんの実績をもつ、デオキーパー脱臭装置も、いよいよタイでも展開することとなりました。
  • 実際に、今回のタイ出張でも、デオキーパー脱臭装置の導入をご検討いただいているタイの工場様にて、デモテストを実施して、高い脱臭効果を得られました。
  • さらに、敷地境界線の臭気を管理するために、タイ国内でも数多くの納入実績を誇る、deomoni(デオモニ)お問い合わせも数件、いただいておりますので、そちらの対応もさせていただいております。
  • 相変わらず、タイの工場の臭気対策でも、弊社の技術や装置を必要としていただけることに感謝しつつ、日本およびタイの臭気対策でしたら、まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
タイの工場の排気臭対策
タイの工場の排気臭対策(臭気測定)
タイの工場の排気臭対策(嗅覚測定)
     

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