投稿者「kanri-nishiyama」のアーカイブ

工場の臭気モニタリングシステム(ニオイセンサーdeomoni)


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担当(著者)
臭気判定士 第2種電気工事士 中丸晴樹
提出日付
2022年5月14日
対応先等
某工場
概要
「定点設置型ニオイセンサー」deomoniによる、24時間365日の臭気モニタリング
状況等
  • 某工場様にて、製造過程から発生する臭気を排気しているなかで、近隣住民様から臭気苦情がときどき発生していました。
  • 臭気の製造工程については、製品はそこまで変化はないものの、製造時間帯や製造する量などは、必ずしても一定ではありませんでした。
  • また、風向きなどによってもどう、臭気の発生と拡散が変わるのかも把握できないまま、臭気苦情の解決をどこからどう手を付けてよいかもわからない状況でした。
  • 当初は、排気ダクトを延伸して、もっと高くしてみようか?とか、脱臭装置をとりあえず設置してみては?というような話もあったようですが、コスト面などを考えると、効果がわからないものに対して、二の足を踏み、なかなか対策方法が見当たらないとのことでした。
  • そこでインターネットで検索し、弊社共生エアテクノにお問い合わせをいただきました。
対応内容
  • 弊社臭気判定士で、工場の臭気対策に詳しい臭気対策コンサルタントが対応に入りました。
  • まずは臭気のコンサルテーションや臭気のアセスメントを実施することで、工場からの排気臭がどれくらいの強さなのか。そして、それがどのように周辺へ臭気拡散しているのか。という臭気測定を実施するところからご提案しました。
  • 工場様からは、「それがスタートですね!」と快諾いただき、数日間にわたって排気口からの臭気を採取し測定。拡散シミュレーションを実施しました。同時に臭気判定士が実際の拡散状況を把握するために、周辺調査も嗅覚にて実施しました。
  • その結果、風向きと風の強さ、そして排気臭の臭気指数などが合致したときのみ、臭気苦情を申し立てている住民様のエリアに臭気が飛散していることがわかりました。
  • そこから排気方法の変更を行うと同時に、住民様にご安心いただくために、「定点設置型ニオイセンサー」deomoniによる、24時間365日の臭気モニタリングも実施することとなりました。
  • 風向風速計と連動し、無線でホストPCまでデータが飛ぶため、大変高い評価を頂戴しました。
装置などの名称/分類
対応後の状況等
  • 実際の工場からの排気臭気と、deomoniの臭気センサー値に相関関係を持たせる「検量線作成」を行いまして、deomoniを敷地境界線等に複数台、定点設置しました。工場様、住民様双方から「ニオイが可視化できるのはありがたいし安心」と感謝の言葉を頂戴できました。
その他補足感想など
  • やはり、工場からの排気臭というのは一定ではありません。特に大きいのは、風の吹く方向や強さによって、どの方角にその臭気がどれくらい飛んでいくか、を把握できなければ、せっかくのニオイセンサーもその意味が半減してしまいます。
  • 弊社共生エアテクノニオイセンサー「deomoni」は、開発当初の段階から、そのあたりのご要望を多くいただいておりましたので、発売開始から250台以上を日本の工場様およびタイの工場様に納入させていただいておりますが、そのほとんどが、風向風速計も一緒に納品させていただき、deomoniのセンサー値と、風向風速計のデータを一緒に、ホストPCへデータを無線にて集計できるシステムを整えております。
  • その他、お客様から評価いただける部分としては、測定間隔もございます。絶え間なく飛散する排気臭を、どれくらいのタイミングでモニタリングしていくのかという部分は、deomoniについては10秒間隔よりセレクトいただけるように開発しました。短ければ短いほど、データが膨大になっていくということもありますので、このあたりは工場様の使用用途や目的に合わせて、現場ごとにお打合せをさせていただいております。
  • 現状、半導体の材料納期が長くなっております。現時点でも、発注待ちの工場様が数件、ございまして、お待ちいただいておる状況でございます。もし、工場の臭気測定ニオイ監視、ニオイセンサーをご検討案件がございましたら、まずは弊社共生エアテクノまでご相談いただけましたら幸いです。
 
臭気判定士による臭気調査
においセンサーによる測定
     

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臭気に関する講演会(ニオイのセミナー)


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担当(著者)
臭気判定士 松林宏治
提出日付
2022年5月2日
対応先等
臭気に関する講演会
概要
悪臭や異臭の授業
状況等
対応内容
  • ここ4月において、2件の講師役をつとめさせていただきました。
  • 1件は、「ニオイの授業」的なところでした。
  • 具体的には、ニオイの基礎というところから、我々の生活や日常にどのような影響を与えるのか、それが悪臭だからなのか、といった内容でお話をさせていただきました。
  • もう1件は、「経営者としてのお話」でした。
  • 生い立ちから創業、そして現在至るまでのお話の中で、やはり、臭気対策ビジネス一筋にて、今年の10月で20周年となる、弊社共生エアテクノのニオイへの取り組み、タイの脱臭も含めてのカテゴリでのお話が、本当にいろいろあるなぁ・・という振り返りにもなりました。
  • 上記の1件目の「ニオイの授業」については、3本立てとしました。1つ目が「ニオイを感じるメカニズム」として、人が何を悪臭と感じるのかというお話。2つ目が「ニオイが与える影響力」として、我々の日常に当たり前に必ずあるニオイというものが、どのような影響を与えているのかをご説明。そして3つ目として「ニオイのトレンド」として、悪臭防止法の苦情件数やら、ニオイのマーケットボリュームやらから、スメハラとか香害といった部分までお話させていただきました。
装置等の紹介
対応後の状況等
  • ニオイのセミナーにご参加いただいた皆様、そしてご都合で参加できなかった皆様から、数多くのご質問をいただき、予定時間をオーバーするくらい、オンラインでの開催でも感じられる熱量のある講演となりました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
その他補足感想など
  • ここ数年、コロナ禍になってからは、リアルでの講演やセミナーがほぼなくなりまして、その分、ミーティングや会議をはじめ、セミナーや展示会までも、オンラインでの開催が当たり前となって参りました。
  • これは、当然、メリットとデメリットがあるとはいえ、弊社としては今後、コロナが終息していったとしても、オンラインによる方式での開催も必ず残っていくと思いますし、むしろ、その方が参加する皆様が参加しやすいというような手軽さもあるのではないかと考えております。
  • 実際、今回のオンラインセミナーでの講師役を担当させていただき、会場への移動がない、というだけでも、講師の負担は大きく軽減されることがわかりました。
  • それは、移動方法であったり、移動手段であったり、時間もコストも、遠方であれば前入りや後泊などの部分も含めて、セミナー開催側にとってもメリットが多いかと思います。
  • 参加するのも、顔出しNGでも大丈夫ですし、移動中でもネット環境さえあれば拝聴できる。質問はチャットでもできるので声出しできない環境でもOKということで、参加するハードルが大きく下がり、参加できる条件が揃いやすいということはあるかなと思います。
  • その一方で、やはり今まで、会場の参加者の表情や雰囲気、匂いを見ながら話を進めていた部分や、その場その場で話す内容を変化させていた部分については、かなり難しいなと感じざるを得ませんでした。画面に向かって一方的に一人で話しているので、妙に不安になったりもします。これは慣れる必要もあるので、あまり気にしてはおりませんが、やはりオンラインという無機質さは難しい部分の一つかもしれません。
  • リアルでお会いしてなくて、名刺交換もしていないという中で、仲良くなっていきセミナー講師のご依頼などもいただける時代。これが新しい時代と受け入れ、変化していきますので、ニオイに関するご相談でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ・ご相談下さい。
 
臭気に関する講演会・ニオイのセミナー資料
臭気に関するオンライン講演会・セミナー
     

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工場の排気臭対策(新型デオキーパー脱臭装置/活性炭を用いた脱臭装置)


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種別

工場の排気臭対策

担当(著者)
技術開発チーム 平山レオ
提出日付
2022年4月25日
対応先等
産業工場
概要
工場の排気臭対策(新型デオキーパー脱臭装置/活性炭を用いた脱臭装置
状況等
  • 弊社共生エアテクノでは、産業工場様が製造時に排出される排気臭の脱臭装置として、乾式および湿式の脱臭方式をはじめ、いろいろなご提案ができる体制を整えております。
  • 大型の脱臭装置になりますと、プラント設備に近くなって参ります。大きな排気風量にたいして、臭気と脱臭素材(活性炭であったり、消臭剤であったり)をしっかりと接触させられるように、さまざまな創意工夫を経験値と研究から選定していきます。
  • それらのケースでは、常設となります。つまり、脱臭装置を設置してしまえば、動かすことはないので、長くそこの場所でご使用いただけるように、脱臭システムの設計を進めさせております。
  • また、多くの場合では、脱臭装置を設置するだけでは充分ではないため、圧力損失がかかる分の新たなファンを一緒に設置させていただいたり、排気ダクトの延伸や追加、さらには水道や電気といった部分まで、工場様と一緒になって、対応を進めさせていただいております。
  • どのような脱臭装置であっても、ランニングコストは1つのネックとなって参りますので、弊社では例えば消臭剤などは、酸化機能水をはじめ、なるべくランニングコストをおさえられるように開発努力をして、常に新たなる開発を日々、取り組んでいっております。
対応内容
  • 大風量で臭気が弱いときなどは、酸化機能水を用いた消臭剤スプレー噴霧システムがベストマッチですし、臭気が強いときなどは、インジェクションスクラバーをご提案となります。
  • ところが、排気の場所が変動するケースなどでは、まず、湿式の脱臭装置は難しくなります。なぜなら、給水と排水という問題が出てくるからです。
  • 工場様で、排気する場所やターゲットをしばしば変更しながら脱臭装置を使いたい・・というご要望があることも多くございますので、弊社ではこのたび、可動式の脱臭装置を発売させていただくことなりました。
  • これまでも実は商品としては有しておりました。その基本形は、大変多くの納入実績でおなじみの、デオキーパー脱臭装置です。
  • 脱臭素材は基本、活性炭であり、そこにファンを内臓することで、「これ1台あれば排気の出る製造場所」にもっていき、ダクトを繋いで脱臭することが可能でした。
  • 今回、新たに脱臭装置としては、新型デオキーパーとしてキャスター付きです。ゴロゴロ転がしてもっていくことが可能となりました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • さらに、大きな特徴としては、「工場内に排気することが可能」という設計仕様も設けたところにあります。SDGsでは当然、省エネも入ってくるので、大量の排気は工場内の空調不可を増やします。それを場内に排気することで、少しでもエネルギー負荷を低減できるように配慮した結果です。
その他補足感想など
  • 例えば、月に1回とか2回程度だけ、強い臭気が発生する工程があり、それが数ラインあるような場合では、それぞれの製造ラインごとに、局所排気装置を設けて、排気ダクトを設置していくと、その全てに脱臭装置が必要となってしまうようなケースがございます。
  • 脱臭屋である弊社が申し上げるのも気が引けますが、決して脱臭装置は安いものではないのに、生産性のない設備であり、利益を出してはくれません。それなのに、毎日稼働するわけではなく、常時臭気が発生するわけでもない排気ラインに、全て脱臭装置を設置しておくのは、正直もったいないケースとなる可能性も否定できません。
  • 今日はここの製造ライン。2週間後はそこの製造ライン。1か月後はあそこの製造ライン。そんな感じで、製造工程が時々である上に、場所も変わるようなケースは多くあると思います。実験設備などではまさに、そういう事例も弊社では多く対応して参りました。
  • また、局所排気や、全体排気としても、当然ですがリターンエアーとしては使えないですから、すべての場内空気は排気されれば外部放出となります。排気した分は、OA(外気)から給気しなくてはなりませんので、夏場の冷房と冬場の暖房については、エネルギーコストも負担となりますし、SDGsの観点からもできることなら避けたいところかと推察します。
  • かといって、排気臭をRAとして戻して、OA(外気)とミックスしてSA(サプライエアー)として場内に入れると、今度はどんどん場内の空気環境が悪化していってしまいます・・。
  • そこで弊社では、従来より大変多くのお引き合いと納入実績のある、活性炭を脱臭素材として内臓しているデオキーパー脱臭装置を、可動式かつ場内排気の対応も可とした、新しい活性炭脱臭装置の開発に成功致しました。
  • 工場の排気臭対策や、場内の空気環境改善でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
可動式の脱臭装置
可動式の脱臭装置
可動式の脱臭装置
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