タイの工場の臭気に関する現状把握のための臭気測定

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工事種別

タイの工場における臭気コンサルテーション

担当(著者)
提出日付
2019年10月17日
施工先
タイの工場
施工概要
既設あるいは新規導入検討に関する脱臭設備や脱臭装置の脱臭効果測定
施工前状況
  • 日本では弊社創業当初から多くあったお問い合わせの一つに、「自社工場から発生している排気臭がどれくらいの強さで、どこまで飛散していて、どうすれば臭気苦情がなくなるのか?」という内容のものが多くあった。
  • また、同時に、「昔、導入してみた脱臭設備なんだけど、どれくらい脱臭効果があるのだろう?」という内容のものも多くあった。
  • それらについては、弊社では、臭気の現状把握と拡散状況を確認するべく、臭気コンサルテーションを行い、多くの部分を可視化してきた。
  • 最近ではタイの工場にて、このようなお問い合わせを多く頂戴するようになった。
施策等の内容
  • 弊社からは、日本の国家資格である臭気判定士と、脱臭装置や臭気対策システムの設計技術責任者が、毎月、タイへ出張し、タイの代理店さんとともに、タイの各工業団地にある工場の臭気対策を行っている。
  • 脱臭装置のご相談や、脱臭システムのデモテスト、大好評を頂戴している臭気監視システムdeomoniのインストールや検量線の業務も多くありますが、その中の一つに、「臭気の現状把握」のためのご依頼や実務も毎回、必ずといっていいほど対応している。
  • また最近では、いつ導入したかもわからない脱臭設備の効果検証や、これから導入を検討している脱臭装置の効果検証のための臭気測定といったご依頼も頂戴するようになった。
  • 確かに第三者としての臭気測定をTOBで実施できる測定業者は弊社のチームくらいしかいないかもしれないので、極力、対応するようにはしているが・・。
装置等の名称/分類
装置等の紹介
施工後の状況
  • 日本の臭気判定士と、最新鋭の脱臭や臭気対策の技術責任者がSVとして監修。
    タイの代理店さんでは、TOBメソッドによる臭気測定の機材一式を取りそろえ、タイの臭気判定士を数名、資格取得の上、いわゆる三点比較式臭袋法を中心とするコンサルを行っている。
その他補足感想など
  • 日本では、臭気測定を実施する測定機関というのは、第1種事業所や第2種事業所を中心に、それ以外でも臭気判定士が複数名在籍する等の条件を満たせば、弊社を含めて多くの事業所が、公定法における臭気測定を実施する事が出来る。
  • そのため、工場において、自社から排気される臭気の強度(臭気濃度あるいはそれを対数で表す臭気指数)と、それらがどこまで拡散しているのかの影響度把握等は、ある程度、どこの工場でも一度くらいはコンサルテーション、あるいは臭気測定を実施し、一通りの把握をされているケースを多く見受けられるようになった。
  • しかしタイの工場では、日本のタイ現地法人の工場であっても、臭気測定すら実施したことがなく、どれくらいの臭気が自工場から出ていて、それらがどこまで拡散し、近隣に影響を与えているのかを把握していないケースも多く見受けられる。
  • また、臭気苦情があったため、脱臭装置や脱臭設備を勘案してみたものの、本当に効果があるのか、導入したらどれくらい周囲への拡散度を減らせるのかといった臭気拡散のシミュレーション等もしていないケースすら多く見受けられる。
  • 弊社のタイ臭気対策チームにお声掛けいただくケースも増えてきたのはありがたいことだが・・。
  • とにかくタイの工場で臭気測定を実施してみたい等のご相談がありましたら、弊社共生エアテクノまでまずは一度、お問い合わせください。
問い合わせボタン
タイの工場での臭気測定
タイの工場での臭気測定

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