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工場の排気臭対策(脱臭装置「デオキーパー」)


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種別

排気臭対策としての脱臭装置

担当(著者)
臭気判定士 第二種電気工事士 中丸晴樹
提出日付
2022年8月6日
対応先等
某工場(工場の排気臭対策)
概要
工場の排気臭対策(脱臭装置「デオキーパー」)
状況等
  • 某工場において、排気臭の脱臭装置を検討されておりました。
  • 脱臭装置の前に、脱臭方法の選定をご検討なさっていく中で、大きくは湿式と乾式というところから勘案をスタートされたとのことでした。
  • 湿式方式については、弊社ではスクラバー脱臭装置や、消臭剤のダクト内スプレー噴霧システムなどがありますが、排水処理設備への負担が増してしまうことや、消臭剤のランニングコスト(弊社の酸化機能水はかなり低コストで抑えられますが)の問題があり、湿式は見送りとなりました。
  • 次に、乾式脱臭装置としては、真っ先に燃焼方式がクローズアップされたとの事でした。
  • しかし、莫大なエネルギーコストを必要とすることがネックとなり、また、イニシャルコストも大きなものであり、本工場の脱臭という点では、過剰なスペックであることから、見送りとなったとのことでした。
  • そのようにして、諸々の脱臭方式や脱臭システムなどをトータルで勘案し、活性炭を用いた脱臭方式でいこうという決定がなされ、弊社にもお問い合わせを頂戴しました。
対応内容
  • 弊社では、臭気判定士および第2種電気工事士として、工場の臭気対策をはじめ、いろいろな現場経験も豊富な担当者が、早速、対応に当たりました。
  • 実際に、工場に訪問させていただき、臭気のチェックなどを確認させていただきました。
  • すると、臭気の質が、VOC系(揮発性有機化合物)であったことと、現場の状況や環境、対象の製造ラインの稼働状況などを勘案し、弊社としてのご提案もやはり、活性炭を脱臭素材として用いるのがベストであると判断致しました。
  • その後、排気風量や対象の臭気の臭気濃度臭気指数)や臭気の質などからトータルで勘案し、脱臭装置を「デオキーパー」にて実機のご提案をさせていただきました。
  • 簡単なデモテストを実施させていただき、想定通りの脱臭効果を発揮できることが確認できましたので、導入へ向けてのお打ち合わせとなりました。
  • 弊社では、技術チームが諸条件を鑑みて、SUS製デオキーパーを仕様として設計を進めまして、お客様のご発注をいただけたので、実機製作から出荷前チェックと工程を着実に進めて参りました。
  • そして期日通り、無事、納入させていただきました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
その他補足感想など
  • 古くから用いられていて、いまだにその効果がしっかりしている脱臭方式の1つとして、活性炭を用いた脱臭方式が挙げられます。
  • 活性炭の1グラムあたり、テニスコート1面分ともいわれる広大な孔が無数にあいており、そこに匂い分子を吸着していくという、とてもシンプルでありながらわかりやすい、脱臭の原理に基づいております。
  • さらに、脱臭をしたいニオイの種類に応じて、活性炭には得意・不得意があるのは否めないのですが、それでも添着剤等を用いることで、さまざまな臭気の質に対応することを可能としております。
  • もちろんいいことばかりではなく、例えば、吸着しきってしまえば、破過してしまうということ。そうなれば交換という作業が必要になります。
  • また、接触効率が悪いと、活性炭が臭気を吸着する前に抜けていってしまい、十分な脱臭効果を発揮できない可能性が出てきてしまいます。
  • それらをカバーするために、活性炭の量を増やしたり、厚みを増したりすると、今度は圧力損失が莫大なものになってしまったり、脱臭装置そのものが大きくなってしまい、設置スペースの問題やファンの問題なども出来てしまうのです。
  • 弊社はもうすぐ臭気対策の業務で20年目になりますが、20年の経験を活かした集大成の活性炭脱臭装置として、「デオキーパー」を開発し、製造から販売までトータルで対応しております。
  • タイの工場においても、いよいよデオキーパー脱臭装置の販売を可能としまして、デモテスト機もタイの拠点に有しております。
  • 活性炭を用いた脱臭装置でしたら、日本の工場、およびタイの工場にて対応可能です。まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
デオキーパー脱臭装置
デオキーパー脱臭装置
    

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工場の排気臭対策(新型デオキーパー脱臭装置/活性炭を用いた脱臭装置)


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種別

工場の排気臭対策

担当(著者)
技術開発チーム 平山レオ
提出日付
2022年4月25日
対応先等
産業工場
概要
工場の排気臭対策(新型デオキーパー脱臭装置/活性炭を用いた脱臭装置
状況等
  • 弊社共生エアテクノでは、産業工場様が製造時に排出される排気臭の脱臭装置として、乾式および湿式の脱臭方式をはじめ、いろいろなご提案ができる体制を整えております。
  • 大型の脱臭装置になりますと、プラント設備に近くなって参ります。大きな排気風量にたいして、臭気と脱臭素材(活性炭であったり、消臭剤であったり)をしっかりと接触させられるように、さまざまな創意工夫を経験値と研究から選定していきます。
  • それらのケースでは、常設となります。つまり、脱臭装置を設置してしまえば、動かすことはないので、長くそこの場所でご使用いただけるように、脱臭システムの設計を進めさせております。
  • また、多くの場合では、脱臭装置を設置するだけでは充分ではないため、圧力損失がかかる分の新たなファンを一緒に設置させていただいたり、排気ダクトの延伸や追加、さらには水道や電気といった部分まで、工場様と一緒になって、対応を進めさせていただいております。
  • どのような脱臭装置であっても、ランニングコストは1つのネックとなって参りますので、弊社では例えば消臭剤などは、酸化機能水をはじめ、なるべくランニングコストをおさえられるように開発努力をして、常に新たなる開発を日々、取り組んでいっております。
対応内容
  • 大風量で臭気が弱いときなどは、酸化機能水を用いた消臭剤スプレー噴霧システムがベストマッチですし、臭気が強いときなどは、インジェクションスクラバーをご提案となります。
  • ところが、排気の場所が変動するケースなどでは、まず、湿式の脱臭装置は難しくなります。なぜなら、給水と排水という問題が出てくるからです。
  • 工場様で、排気する場所やターゲットをしばしば変更しながら脱臭装置を使いたい・・というご要望があることも多くございますので、弊社ではこのたび、可動式の脱臭装置を発売させていただくことなりました。
  • これまでも実は商品としては有しておりました。その基本形は、大変多くの納入実績でおなじみの、デオキーパー脱臭装置です。
  • 脱臭素材は基本、活性炭であり、そこにファンを内臓することで、「これ1台あれば排気の出る製造場所」にもっていき、ダクトを繋いで脱臭することが可能でした。
  • 今回、新たに脱臭装置としては、新型デオキーパーとしてキャスター付きです。ゴロゴロ転がしてもっていくことが可能となりました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • さらに、大きな特徴としては、「工場内に排気することが可能」という設計仕様も設けたところにあります。SDGsでは当然、省エネも入ってくるので、大量の排気は工場内の空調不可を増やします。それを場内に排気することで、少しでもエネルギー負荷を低減できるように配慮した結果です。
その他補足感想など
  • 例えば、月に1回とか2回程度だけ、強い臭気が発生する工程があり、それが数ラインあるような場合では、それぞれの製造ラインごとに、局所排気装置を設けて、排気ダクトを設置していくと、その全てに脱臭装置が必要となってしまうようなケースがございます。
  • 脱臭屋である弊社が申し上げるのも気が引けますが、決して脱臭装置は安いものではないのに、生産性のない設備であり、利益を出してはくれません。それなのに、毎日稼働するわけではなく、常時臭気が発生するわけでもない排気ラインに、全て脱臭装置を設置しておくのは、正直もったいないケースとなる可能性も否定できません。
  • 今日はここの製造ライン。2週間後はそこの製造ライン。1か月後はあそこの製造ライン。そんな感じで、製造工程が時々である上に、場所も変わるようなケースは多くあると思います。実験設備などではまさに、そういう事例も弊社では多く対応して参りました。
  • また、局所排気や、全体排気としても、当然ですがリターンエアーとしては使えないですから、すべての場内空気は排気されれば外部放出となります。排気した分は、OA(外気)から給気しなくてはなりませんので、夏場の冷房と冬場の暖房については、エネルギーコストも負担となりますし、SDGsの観点からもできることなら避けたいところかと推察します。
  • かといって、排気臭をRAとして戻して、OA(外気)とミックスしてSA(サプライエアー)として場内に入れると、今度はどんどん場内の空気環境が悪化していってしまいます・・。
  • そこで弊社では、従来より大変多くのお引き合いと納入実績のある、活性炭を脱臭素材として内臓しているデオキーパー脱臭装置を、可動式かつ場内排気の対応も可とした、新しい活性炭脱臭装置の開発に成功致しました。
  • 工場の排気臭対策や、場内の空気環境改善でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
可動式の脱臭装置
可動式の脱臭装置
可動式の脱臭装置
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タイの工場の臭気対策(タイでのデオキーパー脱臭装置のデモテスト)

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担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2021年4月16日
対応先
状況等
  • 弊社共生エアテクノでは、日本におけるあらゆるニオイ対策や臭気問題、脱臭装置や臭気測定、カビ対策等を行っていますが、主力業務である工場の臭気対策においては、長年、タイ王国を中心とした東南アジアや、中国を中心とした東アジアでも、その業務を展開しています。
  • 特にタイでは、日本における悪臭防止法という法律に近い内容の規制が取り入れられる動きがあり、日本のような臭気判定士という国家資格についても、それに近い資格制度が導入されてきています。
  • 日本と違って、タイの悪臭防止法は、まだ法律というわけではないようであり、また、一部業種とかエリアとか、部分的な導入からスタートしているようでありますが、間違いなく、その条例は浸透していくと思われます。
  • 弊社もコロナ前までは、毎月、タイ出張を行っていました。
対応内容
  • コロナ禍となってしまい、タイへの出張は停止せざるを得ない状況ではありますが、弊社にはタイに代理店さんがいるため、そのビジネスパートナーの協力のもと、コロナ禍であっても、タイの工場の臭気対策のお手伝いを、ストップする事なく継続させていただいています。
  • 弊社の消臭ノウハウや脱臭装置の技術、臭気測定や臭気センサーといった部分は、タイの臭気対策のマーケットにおいても大変重宝していただけるようで、コロナ禍とはいえ、先日も弊社のビジネスパートナー経由、タイの工場の「ニオイの見える化」プロジェクトとして、弊社ニオイセンサー「deomoni」をインストールさせていただきました。
  • 他にも、日本の工場で臭気対策をお手伝いさせていただいた工場様から、「うちのタイの工場も面倒みて欲しいんだけど・・」とありがたいお言葉も頂戴するケースも増えてきました。先日はそんなお問い合わせから、臭気対策を闇雲にする前に、まずは現状把握をしましょう・・とご提案させていただき、臭気測定から実施させていただく事となりました。
  • その場合でも、原則、弊社が出張できる環境であれば、その日程に合わせて実施するようにしていますが、現状ではそれが難しい為、タイの代理店にて、臭気測定を実施させていただきます。
  • タイの代理店には、タイ人スタッフの臭気判定士が複数名常駐しており、タイの会社としては数少ない、臭気測定の実施可能会社です。
  • そしてこの度、さらにデモ機として、デオキーパー脱臭装置も常備いただく事となりました。
装置等の紹介
対応後の状況
  • 弊社が日本において、大変多くの納入実績を頂戴しているデオキーパー脱臭装置のデモテスト機が、いよいよタイでも用意できる運びとなりました。これにより、今まであった湿式脱臭装置のデモテストに加えて、活性炭等を用いる乾式脱臭装置のデモテストもタイにて可能となりました。
その他補足感想など
  • 今まで、タイにおいては、弊社とタイの代理店さんにて、インジェクションスクラバー及びハイブリッドスクラバー、そしてデオミストタイプ、いわゆる湿式脱臭装置としての小型デモテスト機を準備させていただいてきました。
  • それにより、簡易的な消臭剤のスプレー噴霧の効果確認から、しっかりとした規模の脱臭テストまで、幅広く、タイ現地の工場にて、脱臭テストを実施させていただく事が可能でした。
  • そして、タイでも臭気に関する条例が徐々に整ってきている中で、臭気の測定方法が日本と同じ方向で制定されている為、弊社からは日本の臭気判定士がタイへ出張し、タイにおけるタイ人の臭気判定士とともに、工場の臭気コンサルテーションを実施していく中で、臭気測定(三点比較式臭袋法)を一緒に実施し、臭気指数(臭気濃度)の算出方法はもちろん、それらを算出したことでどうやって実際の対策まで想定していくのか等まで、実施させていただいてきました。
  • さらには、臭気測定が実施できるようになった為、タイの工場臭気モニタリングシステムも爆発的にインストールをさせていただく件数を多く頂戴しました。弊社としても、タイでここまでニオイセンサーによるニオイの見える化「デオモニ」の需要があるとは正直、思っていなかった為、驚きとともに、タイのそのような環境や臭気に関する取り組みに対して、弊社及び弊社のタイ代理店ともに、積極的に対策のお手伝いをさせていただいています。
  • そんな中で、日本においては大変多くの納入実績があり、脱臭装置としてもシンプルな脱臭方法でわかりやすいと好評の「デオキーパー脱臭装置」については、ここ1年ほど、やはりタイにおいても必要ではないか?お客様のニーズにお答えする為には、脱臭アイテムのレパートリーとして揃えておかなくてはならないのでは?という協議を、ビジネスパートナーと弊社にて重ね続けてきました。いかにお客様に必要としていただける存在となれるか、が最重要であるからです。
  • その結果、弊社の技術開発の創意工夫と、ビジネスパートナーの英断により、いよいよ、デオキーパー脱臭装置のデモテスト機が海をわたることとなりました。これにより、デオキーパー脱臭装置のデモテストが、タイの工場でも実施可能となりました。
  • タイの工場の脱臭対策脱臭装置臭気対策や臭気測定、ニオイセンサーやデモテスト等でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。コロナ禍でも対応可能です。
デオキーパー脱臭装置のデモテスト機
 

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