タイにおける工場の臭気コンサルテーション

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種別
担当(著者)
提出日付
2019年1月4日
施工先
タイの工業団地
施工概要
タイの工場での排気臭と臭気規制との確認他(タイの工業団地の臭気規制)
施工前状況
  • タイの某工業団地にある日系の工場にて、製造過程から排気される排気臭が、近隣住民さんから臭気苦情となってしまっていた。
  • 工場側としては、真摯に対応をしていくスタンスであり、いろいろ導入してみたりトライされていたようだが、なかなか臭気苦情の解決には至っていない。
  • よって、まずはしっかりとした現状把握をした上で、臭気問題の解決をやっていかなくてはならないと判断され、以前もお問い合わせをいただいた弊社に、また、お声掛けを頂戴した。
  • 臭気コンサルテーションのお見積書をタイの代理店さん経由で提出させていただいたところ、無事、ご発注いただいた。
施策内容
装置の紹介(概要)
施工後の状況
  • 臭気拡散シミュレーションにより、ターゲットとする排気ラインや製造過程を絞り込み、それらをどこまで脱臭すればよいか等、そして臭気監視システムDeomoniを設置していく事で、臭気をリアルタイムでさらに確認していく等の提案をご報告書に纏め、本件は終了となり、次のステップへ続く。
その他補足感想など
  • 日本でもタイでも、本当によく見かける光景ではあるが、工場の臭気対策を勘案していく上で、現状の把握が出来ていないまま、脱臭装置を導入しておられるケースがある。
  • 特にタイでは、まだまだ、「臭気を測定する」という部分については普及していないように感じていて、あっても成分濃度測定結果である・・というケースも少なくない。
  • なので、「臭気測定」を実施するという事に、それなりの費用を支払うというのも、最初は多少、ハードルが高いと感じられるケースもあるようだ。
  • しかし実際には、現状把握をまず、実施する事が、いかにその後の展開をスムーズに成功へ導けるかの大切なスタート地点となる。
  • 実際に臭気コンサルテーションを行う事で、脱臭装置が必ずしも必要ではないケースもあるし、臭気監視システムに検量線を引いて、24時間365日の臭気変動や臭気把握をDeomoniで実施するというセカンドステップへ繋がっていくケースもある。
  • 日本では、日本の国家資格である臭気判定士。タイでは、タイの資格である臭気判定士が、それぞれ臭気測定を実施する資格となるが、臭気測定の方法は同じなので、弊社では経験豊富な臭気判定士臭気対策コンサルタントが、タイの代理店さんと一緒になって、タイの工場の臭気対策に当たっている。
  • 日本及びタイの工場にて、臭気対策をご検討の場合は、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
タイの工場の臭気コンサルテーション
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タイにおける工場の臭気対策のカンファレンス

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種別

タイの環境ビジネス

担当(著者)
臭気判定士 松林宏治
提出日付
2018年12月24日
施工先
タイ王国
施工概要
施工前状況
  • 近年、タイにおける工業団地では、工場から排出される臭気が、近隣住民からの臭気苦情の原因となるケースが増えてきている。
  • タイではそれにより、日本でいう悪臭防止法条例や、日本では国家資格である臭気判定士のような資格制度の確立が順次、されていっている。
  • 弊社のタイ代理店でも、タイの臭気判定士が在籍しており、タイにおける工場の臭気対策ビジネスを、弊社と一緒になって推進していただいている。
  • その中で、タイ王国の環境ビジネスミッション団が日本(中部経済産業局及びアイセット)より派遣される事になり、環境ビジネスの技術をPRできる参加企業を募っておられた。
  • 弊社は名古屋にもオフィスがあり、名古屋オフィスには臭気判定士も常駐している。以前、ベトナムの環境視察でも臭気コンサルテーションを実施させていただいたこともあり、本ビジネスミッションにも参加させていただくこととなった。
施策内容
  • 弊社からは臭気判定士でもある代表の松林。また、タイビジネスパートナーである代理店さんからは、タイの臭気判定士さん。この2名にて当日のミッション団に参加させていただいた。
  • 午前中、まずはタイの工業省。
  • 午前中の2件目はタイの環境省。
  • 午後はまず、弊社の環境ビジネスとして、タイの工場の臭気対策をプレゼン。
  • その後、実際に弊社を必要としていただけるタイの工場様との商談会や相談会を個別に実施。
  • 最後に懇親会を実施して。
装置などの名称/分類
装置の紹介(概要)
施工後の状況
  • 弊社以外の参加企業様が水処理や排水処理であり、まだまだその部分はタイで求められていると感じたが、臭気対策はこれから、もっと規制も厳しくなっていく事が予想される。しかし臭気対策専門企業は少ない為、弊社はタイでもっともっとお役に立っていかなくてはならない。
その他補足感想など
  • 午前中に表敬訪問させていただいた、タイの工業省及びタイの環境省では、弊社の臭気監視装置「deomoni」を中心とした環境対策技術のPR及び、弊社の手掛ける臭気対策ビジネスに関して、たくさんの質疑応答を頂戴した。
  • タイでは今後、日本でいう悪臭防止法のような、臭気に関する規制を、タイの工業団地やタイの工場を中心に、整備していくとこの環境ビジネスミッション団に参加して、その必要性をさらに感じた。
  • 午後の環境技術(弊社の場合はタイの工場に関する臭気対策の技術)のプレゼンテーションでも、数多くの企業様が参加されており、臭気対策を含めた環境ビジネスへの興味の高まりや、技術の必要性、そしてニーズの増加等を肌で感じる事が出来た。
  • その後のビジネス商談会では、ご希望いただいた5社のタイ企業様(日系現地法人のタイの工場様とタイローカルの工場様)との面談を実施し、それぞれ設定された時間内では足りないくらいの具体的な臭気問題と、臭気対策の質疑、お話をさせていただいた。
  • 弊社では日本はもちろんであるが、タイでは特に工場の臭気対策がこれからもっともっと必要とされていくと考えており、そこで求められる、必要とされる以上、しっかりとタイの工場の臭気対策でお役に立てる体制を日々、整えていけるように尽力している。
  • タイの工場の臭気対策であれば、まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
タイの工場の臭気対策をプレゼン
タイの工場の臭気対策をプレゼン
タイでの懇親会
臭気判定士

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マンション新築竣工後、謎の悪臭発生。

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種別
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2018年12月13日
施工先
某マンション
施工概要
臭気調査(新築竣工後の謎の悪臭発生)
施工前状況
  • 某マンションが新築にて竣工し、住民さんが順次、入居された。
  • 特定の住居のみ、悪臭が室内に発生し、特にとても強い悪臭になったり、弱い臭気であったりしていた。
  • 住民様は、管理会社や組合を通じて、施工会社に対策や悪臭の調査を依頼したが、なかなか解決に至る事が出来なかった。
  • また、常時強い悪臭が発生しているわけではなかった為、施工会社側も、やれる対策を実施したという事で、これ以上の対策を講じられないという姿勢となってしまった。
  • 住民側と施工会社側にてあまり良い関係性ではなくなってしまった為、管理組合として独自に悪臭の原因調査を実施する方針に決定した。
  • そしてインターネット等で検索の上、弊社共生エアテクノにお問合せを頂戴した。
  • 弊社担当者よりお見積書のご提出後、すぐに異臭発生源調査の実施をご指示いただいた。
施策内容
  • 臭気判定士2名にて、臭気調査可能な最短日程にて、現地へ訪問した。
  • まずは実際のお部屋を見せていただき、住民様から直接、お話をお聞かせいただいた。
  • その結果、思っていたよりも状況が広範囲にわたる事が予想された。
  • 初回の臭気調査では、見られる範囲、入られる範囲で、出来る限り、見て、嗅いで、を徹底的に繰り返し、幾つかの仮説を立てた。
  • 次回の臭気調査では、その仮説をつぶしていくために必要な立ち入り許可を得てから、一つずつ仮説を潰していった。
  • しかし、ほぼすべての仮説が潰れてしまい、さらにその次の調査では、新たな仮説を立てるべく、さらに新しい場所への立ち入り許可を頂戴した。
  • そして最後に、悪臭の発生原因となっている個所を発見出来た。
装置などの名称/分類
装置の紹介(概要)
施工後の状況
  • 悪臭の発生個所は特定出来たが、弊社では全く対処できないところであった為、発生原因と対策を報告書にてご依頼主へ提出させていただいた。その内容をもとに、施工会社及び設備会社さんにて対策を実施し、その後は当然、悪臭の発生は完全に収まっている。
その他補足感想など
  • 子の現場では、最初はすぐに解決出来る予測にて、現場へ乗り込んでいった。
  • しかし実際に臭気調査を実施してみると、当初の内容よりはずいぶんと複雑怪奇な現場状況である事がわかった。
  • 臭気調査の経験豊富な臭気判定士2名にて「こりゃ、長期戦を覚悟して、根気よくやっていくしかないな」と判断し、仮説と検証を徹底的に繰り返していった。
  • 大きなマンションなので、共用部への立ち入りや、他住戸への立ち入り、屋上や地下への立ち入り等、許可を得るだけでも、別日を待たなくてはいけないケースもあった。
  • それでも一旦お引き受けした以上は、何とか臭気発生源を突き止めて、ご依頼主のお役に立ちたいし、何より悪臭問題でお困りの会社様や個人様に、「深呼吸空間」を創造する事が弊社のミッションである事から、何度にもわたる大掛かりな臭気調査を実施していった。
  • 途中、何度か「これが仮説として怪しい」という部分を報告し、対処して貰った。そしてそれをやっても臭気問題が解決しないというケースもあったが、これは臭気調査を進めていく為であり、お客様にもご理解いただきながらご協力をいただいた。
  • それを繰り返していく事で、仮説が一つ、また一つと消え、最後に真実が残った。今までの臭気調査でも、怪奇現象に近い内容であった為、見事解決したときには、さすがに臭気判定士2名とも、安堵の気持ちを隠し得なかった。
  • 悪臭や異臭、臭気問題でお困りでしたら、ぜひ弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
臭気発生源
臭気判定士による調査

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