工場の臭気モニタリング


人気ブログランキング

  
担当(著者)
臭気判定士 中丸晴樹
提出日付
2022年7月16日
対応先等
日本国内およびタイの工場
概要
工場の臭気モニタリング
状況等
  • 日本およびタイの工場では、日本においては悪臭防止法という法律があり、タイにおいてもそれに似たような条例が定められつつあります。
  • そしてそれらは、工場での生産時等に発生する臭気が、自工場の敷地境界線をこえて、近隣住民の土地や家屋などに飛散してしまうことで、臭気苦情が発生するケースなどを防止するためにあるといっても過言ではありません。
  • さらに、工場では当然、何かしらの製造活動をしたり、それに伴って発生する排水や廃棄物など、自工場内でもいろいろな臭気や悪臭が発生するため、工場内の労働環境の改善のためにも、悪臭防止法が適用外だとしても臭気対策などを実施されているケースも多くあります。
  • また、何かしらの品質を求めていく必要のある製造ラインや、あるいは火災などの災害へ備えるために、温度や匂いなどでまずはその前兆をとらえてみたい、というようなご要望も一定数、頂戴するようになっております。
  • 臭気に関しては、ハンディタイプでも可能ですし、定点設置でも可能です。そこから、騒音などのオプションも可能となりつつあるのが、弊社deomoniの特徴です。
対応内容
  • とある工場様では、環境対策プロジェクトが社内で立ち上がりました。環境問題の1つに当然、「臭気」というのが掲げられたため、弊社にご相談いただきました。
  • 日本で数工場、タイでも複数の工場を稼働されており、それらの工場での「ニオイの見える化」に取り組みたいとの事でした。
  • 弊社では、定点設置タイプで、24時間365日、臭気を可視化できるニオイセンサー「デオモニ」をご提案させていただき、ご採用いただきました。
  • 環境プロジェクトの1つとして、正式に組み入れていただき、日本とタイの全工場において、臭気のモニタリングを実施しております。
  • また、とある工場様では、特に近隣住民様からの臭気苦情はないのですが、今のうちから臭気をしっかり評価しておきたいというご要望があり、敷地境界の4方向および排気口付近の2箇所に、臭気センサーdeomoniを定点設置。何かしら臭気問題が発生した場合でも、すぐに対応できる備えを万全に整えておられます。
  • 他にも、せっかく定点設置したので、そのネットワーク(無線でデータを飛ばせる)を活用し、騒音の見える化もやろうということで、振動や騒音などのセンサーを組み込むオプションについてのご要望も新たに頂戴しており、対応中でございます。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • deomoniは発売以来、ニオイセンサー本体や中継機等を合わせ、300以上の納入実績を、日本およびタイの多くの工場様の臭気監視でお役に立てております。次は品質管理のところでどこまでお役に立てるか、新たなるセンサーオプションを鋭意、開発中ですので楽しみにしていて下さい。
その他補足感想など
  • 多くの工場様に納入させていただいております、ニオイセンサー「deomoni」につきましては、その実績数の多さや、反応のよさ、回復の速さや持久力、無線方式の利便さ等により、引き続き、たくさんのご相談やお問い合わせを頂戴しております。
  • 弊社では、創業以来19年間、一貫して臭気対策に関する業務のみを行ってまいりましたが、その中でも臭気センサーという部分で、これほどまでにお手伝いさせていただけることになるとは、正直申し上げて、想定の範囲を大きく上回っております。
  • さらに、そのネットワークシステムや、臭気の測定値を無線で飛ばせる方法などを活用して、もっといろいろなオプションやサービスができないのか?ということを、常にお客様のお声や現場での多くの経験から学び、生かし、考え、開発を常に進めておる次第です。
  • 特に、これからは「品質管理」および「何かしらの異常察知」そして「簡易臭気成分濃度測定器」というあたりに、お客様の御相談が多いことから、これらを実現するべく開発技術が進められております。
  • 例えば成分濃度では、ガスクロをかけるまでもなく、ある程度の分類と濃度がわかればいい、というケースも少なくないので、そういう場合での、簡易型の臭気濃度の成分分類ができるセンサーをオプションで設けていければ、より多くのお客様のお役に立てるのではないかなと考えておる次第です。
  • それに加えて、上述したような、臭気以外のセンサー「騒音や振動など」も同時に設置、あるいは他の場所に設置して、同じく無線で飛ばせるような応用方法も実現可能ですので、正式にオプションとして加えるべく、開発が進められております。
  • もちろん他にも、いろいろな展開を勘案しておりますので、臭気センサーのことでしたら、弊社共生エアテクノまでまずはお問い合わせやご相談下さい。
 
においセンサーデオモニ
 
においセンサーデオモニ
    

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

お問合せはこちらからどうぞ
  

下記のバナーをクリックお願いいたします!

人気ブログランキング

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/

 

デオモニの切実なユーザー様の声


人気ブログランキング

  
担当(著者)
臭気判定士 山田大介
提出日付
2022年7月6日
対応先等
工場の臭気対策(工場の臭気監視システム)
概要
デオモニの切実なユーザー様の声
状況等
  • 日本の工場、およびタイの工場において、排気口周辺や、工場の敷地境界線において、工場から排気される臭気の拡散状況を確認したいというご要望やリクエストは多く頂戴します。
  • そのため、弊社では、「deomoni」というニオイセンサーを開発しまして、日本の工場、およびタイの工場の「ニオイの見える化」を実現しております。
  • このデオモニについては、例えば広大な工場の敷地境界線、東西南北などに定点設置するとして、そこからその臭気測定のデータを集積するのは、コントロール室や中央制御室に設置されるパソコンなどになります。
  • そのデータを転送するための有線は不要としておりまして、無線データ通信を通じてニオイを24時間365日、常時(一定期間を選択して)集積することが可能です。
  • もちろん、無限に無線が飛ぶわけではございませんので、必要に応じて中継機を設置し、無線が途切れないように飛ばしていくようにしております。
  • さらに、風向風速計との連動ももちろん可能になるように開発されておりますので、工場周辺や上空の風光や風速によって、臭気の数値やデータをより解析しやすく仕上げております。
対応内容
  • そんな中で、某工場様では、「これを敷地境界線の、臭気苦情を申し立てておられる住民様側に設置することで、抑止力というか、工場と近隣住民さんが、一緒になって臭気を確認できるようにしたい」というお声を頂戴して、設置をさせていただいたケースもございます。
  • このケースでは、deomoniという臭気モニタリングシステムをあえて目立たせることで、住民様にも工場側にも、「臭気を常に把握していて、どのタイミングでどんな臭気がどれくらい出ているのかを把握していきましょう」という、改善へ向けた取り組みの前提であったり、あるいは臭気への取り組みをPRできるアイテムとして、大いにご活用いただいております。
  • 近隣住民様も、このような取り組みについては積極的にご協力いただけるケースがほとんどであり、deomoni用の電源供給や、敷地の隅っこに設置を許可いただくなど、それだけでも工場側と住民側の関係性が良好になる実例も少なくありません。
  • また、逆に「住民様にはあまり知られないように、まずは自社の臭気の状況を定点観測したい」というようなお声もありまして、そのようなケースでも、弊社ニオイセンサーデオモニはひっそりとお役に立てます。
  • なぜなら、専用BOXにdeomoniを完全に入れてしまうため、臭気センサーが入っていると言わなければ、外部からはわからないからです。
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 臭気監視システムのdeomoniについては、専用のBOXに入れて設置します。これは雨などを除けるためでもありますし、臭気を一定量、deomoniに設計通り吸引させるノウハウでもありますが、この現場のように、切実な工場様のご要望にお応えできるケースもあるのです。
その他補足感想など
  • 弊社では、本来、「工場の臭気をしっかりとチェックしていますよ」というような抑止力であったり、臭気対策や環境対策のPRという点でも、このdeomoniというニオイセンサーは設置されているだけでも効果を発揮するのではないかと考えておりました。
  • そして実際、日本の工場やタイの工場において、多くの現場にてdeomoniが納入されていきました。中継機や風向風速計を合わせれば、数百台の納入実績をいただいております。
  • しかしそのように、大変多くのお問い合わせやご注文をいただく中で、切実な商品にひそむ「日切実な」願いがあるケースにしばしば遭遇するようになりました。
  • それは、たとえて言えば、補聴器です。補聴器は、聞こえをよくしてコミュニケーションを円滑にする、本来であれば切実な商品ですよね。しかし、なかなか補聴器のユーザーが増えないと言われています。それはなぜか。実は補聴器を使っていることを悟られたくないという心理的なところが大きいというのです。補聴器を使っている=聴覚の衰えであり、老人扱いされたくない・・ということで、使っていることがわからない補聴器が切実に求められていたそうです。
  • これは実は、臭気対策においても大いに該当するのではないかと弊社では考えております。
  • 例えば、臭気センサーを設置したり、毎日臭気センサーをもって敷地境界を歩いて臭気チェックをすることで、本来であれば問題のないレベルであっても、かえって近隣住民様を不安にさせてしまう・・というような可能背もあるわけで、工場のご要望としては「静かに、わからないように、臭気の監視やモニタリングをしたい」というのは、切実にひそむ非切実な願いであり、弊社deomoniはそれを実現することも可能なのです。
  • ニオイセンサーのこと、臭気対策脱臭装置のことでしたら、弊社共生エアテクノまでまずはお問い合わせ、ご相談下さい。
 
ニオイセンサーデオモニ
    

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

お問合せはこちらからどうぞ
  

下記のバナーをクリックお願いいたします!

人気ブログランキング

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/

 

日本の工場のタイ現地法人の製造からの排気臭対策としてのスクラバー


人気ブログランキング

  
担当(著者)
技術開発責任者 吉田博満
提出日付
2022年6月25日
状況等
  • 日本の工場ではスクラバー脱臭装置を用いることは、従来より実施されてきております。
  • タイの工場でも、実はスクラバー方式による脱臭装置は、数多くの工場にて設置されてきているのを弊社ではタイ現地にて確認しております。
  • しかし残念ながら、その使用方法や利用用途などは、いわゆる「除塵スクラバー」という範疇を出ることはなく、また、メンテナンスであったり、その後の対応であったり、あるいは臭気測定を実施することはないようで、脱臭効果や消臭効率などの検証も、全くと言っていいほど、実施されていないのが現状です。
  • 悲しいことに、タイの工場の排気臭では、工業団地ごとや、工場の業種ごとに、臭気規制が設けられているにもかかわらず、その臭気測定すら満足に実施されていないのです。
  • 具体的に、弊社が対応させていただいた工場様でも、複数のタイの工場にて、せいぜい臭気成分(アンモニアやフェノールなど)での成分濃度を測定していればまだ良い方です。
  • しかし、臭気の規制はすでに、「臭気濃度」(日本では臭気指数)に変わっていっています。
  • 弊社では、スクラバー脱臭装置を消臭や脱臭に特化して設計および効果測定を行います。
対応内容
  • 脱臭や消臭に特化した、スクラバー脱臭装置を、弊社では、「インジェクションスクラバー」脱臭装置と命名し、商標登録も済ませまして、日本およびタイの工場の脱臭装置として幅広く、納入を行っております。
  • そんな中で、タイの工場の脱臭では、「輸送費がネックになるよね」というようなお声もいただきますし、あるいは「やはりタイで納める脱臭装置だから、タイで製造して欲しいよね」という、いわゆる地産地消を推奨して欲しいというご要望も少なからず頂戴します。
  • それでも、脱臭専用のスクラバーですので、かなり緻密な製作や精度を必要とするため、今までは日本の弊社協力工場にて製作の上、船便での輸出を余儀なくされておりました。
  • 今回、いよいよそこからステップアップするべく、タイ現地でのスクラバーの製作をできる体制を整えられるように、本格的な動きをスタート致しました。
  • 営業活動や現場対応は、弊社のタイ代理店にて、タイの臭気判定士が常駐しており、さらに弊社からも定期的なタイ出張にて、日本の臭気判定士および技術開発責任者が、責任をもって現場対応にあたっておりますので、ご安心下さい。
  • 今後、タイ国内で製造し出荷できる脱臭装置も、レパートリーを増やしていきます。
装置等の紹介
対応後の状況等
その他補足感想など
  • 工場の脱臭においては、当然、ビフォーアフターでの効果検証がマストとなります。
  • 驚くべきことに、いまだにタイの工場では、この脱臭効果の検証すらまともに行われていないケースが往々にしてあるのです・・。
  • それもそのはず、脱臭効果を検証するためには、臭気成分の単一濃度での比較か、あるいは複合臭を三点比較式臭袋法にて算出しての比較をするしかないのですが、後者についてはまともに測定できる臭気測定会社が、タイにはないのです。
  • さらに、安かろう悪かろうのスクラバー(脱臭ではなく、除塵目的や、いたずらにでかいだけの見掛け倒し)が横行しており、いかにも良さげな雰囲気を醸し出しつつ、見た目の良さと安さだけで設置されていくケースが多いようで、「何も効果がなかった」という残骸を、実際に現場にて何度、我々は目にしてきたことか・・。
  • 弊社では、タイのビジネスパートナー様にも臭気対策におけるノウハウや技術、スキルなどをしっかり教え込み、代理店契約を締結した上で、諸々の対応に当たって貰っております。タイの臭気判定士も複数名、常駐しておりますし、弊社からも定期的なタイ出張を行うことで、日本の臭気判定士のスキルおよび日本クオリティでの脱臭装置の設計や製造、納品から効果検証まで、しっかりと対応できる体制を整えております。
  • そのため、決して安くはありません。しかしそれに甘んじることなく、少しでもコストを削減できるように、タイ国内での脱臭装置の製造を可能とし、輸送コスト等を削減することで、よりタイの脱臭市場でお役に立てる体制を着々と整えております。
  • タイの工場の臭気対策でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
脱臭装置製造工場
脱臭装置製造工場
    

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

お問合せはこちらからどうぞ
  

下記のバナーをクリックお願いいたします!

人気ブログランキング

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/