工業系事例」カテゴリーアーカイブ

工場などの工業系臭気対策事例。様々な工場様の臭気対策を取り組みさせていただいています。

自動車部品製造工場の染色工程臭気対策

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工事種別

自動車部品製造工場の染色工程臭気対策

担当(著者)
臭気判定士 山田大介
提出日付
2016年7月12日
施工先
自動車部品製造工場
施工概要
自動車部品の製造工場。染色工程から有機溶剤系臭気が排気されている。
その溶剤臭気が発生している事から、近隣住民様より臭気苦情が発生してしまった。
弊社に臭気対策のご相談を頂戴した。
施工前状況
・まず、どの排気がどれくらいの臭気を排出していて、どれくらい近隣に影響しているのかを確認する為、臭気対策コンサルテーションを実施しました。
・臭気コンサルの結果、どの排気がどの程度の強さで臭気が飛散しているのかが判明しました。
・臭気苦情を無くす為に、どこまで脱臭すればよいかのゴールをお客様と設定しました。
・その脱臭効果を出せるかどうか、脱臭装置の実機を見据えた脱臭デモテストを実施しました。
・脱臭デモテスト結果より、悪臭苦情を無くすための対応が可能と判断しました。
・検証テスト結果より、最適な条件での脱臭装置設計を実施し、導入させていただきました。
施策内容
1.ハイブリッドスクラバー脱臭装置を納品しました。
2.脱臭装置の前後のダクト工事も弊社にて実施しました。
3.脱臭装置を据え付けて、ダクトワークを行いました。
4.ハイブリッドスクラバー脱臭装置に付随する設備一式を設置しました。
5.試運転を実施し、修正や加工等を行いました。
6.実際の排気臭を通過させ、脱臭効果を確認いただき、検収となりました。
装置などの名称・分類
  • ハイブリッドスクラバー
  • 脱臭装置
  • 消臭剤噴霧システム一式
  • ダクト施工、脱臭装置設置工事
装置の紹介(概要)
  • ハイブリッドスクラバーTypeH型・・・ハイブリッドスクラバー®は、フラッシング機構を設けたスクラバー(水等の液体に臭気・粉塵を捕捉させることで脱臭・除塵を行う装置)です。
  • 消臭剤(マイクロゲルC-TK)・・・消臭剤マイクロゲルは、人体に無害で無臭で個別にカスタマイズする 超高分子化合物消臭剤です。
  • 排気風量200CMM対応
  • 三点比較式臭袋法による臭気濃度(臭気指数)測定・・・嗅覚測定法における臭気濃度の測定法の一つである。
施工後状況
原臭臭気濃度 1,600 (臭気指数 32)
→脱臭装置通過後の臭気濃度 50 (臭気指数 17)
脱臭効率 96.875%
その他補足感想など
  • 排気に粉塵が多く含まれていた為、脱臭だけではなく、除塵効果も必要とした。
  • その為、特殊なスクラビング能力で除塵を行ったのち、消臭剤噴霧で脱臭を行えるという、ハイブリッドスクラバー脱臭装置のTypeHを選定した。
  • 悪臭防止法の遵守と同時に、悪臭苦情をなくす為の脱臭装置選定を行った。
  • 実際に、実機を導入し臭気測定を行った結果、敷地境界線で規制値以下を達成でき、同時に臭気苦情もなくなった為、お客様のお役に立てて感謝いただけて良かった。
  • 弊社のミッションは、「深呼吸空間の創造」である。
  • 悪臭で苦しんでいる周辺住民さん、そして臭気苦情で頭を悩ませている工場様、いずれの問題をも解決し、「深呼吸空間」をご提供できた事は、ミッションを遂行できた何よりの喜びである。
  • 工場の排気臭対策、悪臭防止法の遵守、周辺近隣住民の悪臭苦情対策等、工場に関する臭気対策をご検討であれば、一度弊社にお問い合わせいただけば幸いです。
消臭剤(マイクロゲルC-TK)
消臭剤(マイクロゲルC-TK)
消臭剤噴霧ユニット
消臭剤噴霧ユニット
ハイブリッドスクラバー脱臭装置のTypeH
ハイブリッドスクラバー脱臭装置のTypeH
消臭剤噴霧システム一式
消臭剤噴霧システム一式

今回は、自動車部品製造工場の染色工程臭気対策についてお伝えしました。
様々な「におい」に対応いたします。
共生エアテクノまでお気軽にお問合せください。

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印刷・塗装・塗料等の製造工場の排気臭対策

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工事種別

印刷・塗装・塗料等の製造工場の排気臭対策

担当(著者)
臭気判定士 2級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2016年6月24日
施工先
塗装工程や印刷工程から出る、有機溶剤系臭気の脱臭デモテスト
施工概要
インクの臭気(有機溶剤系臭気)の脱臭対策。
現状の脱臭設備を更新するにあたり、イニシャルコストはともかく、ランニングコストを極力抑えられる脱臭設備を探しておられた。
施工前状況
・塗装系の排気臭が強く、現状の脱臭装置ではランニングコストが負担となっていた。
・ランニングコストを削減し、脱臭能力としても目標値をクリアできる脱臭装置を探していた。
・事前に臭気のコンサルテーションを実施させていただき、工場の排気臭がどれくらいの臭気指数(臭気濃度)で、悪臭防止法を遵守する為にはどこまで低減させなければならないかを報告した。
施策内容
1.事前の臭気コンサルテーションの結果から、脱臭方式を選定した。
2.消臭剤のスプレーシステムで目標脱臭効率をクリアできると判断した。
3.実機をスケールダウンした脱臭デモ装置を現場へ持ちこみ、フィールドテストを実施した。
4.噴霧量や消臭剤の種類の選定を即座に行っていく為、現地にて三点比較式臭袋法(簡易法)を、弊社の臭気判定士2名にて実施した。
5.脱臭テストは2日間にわたって行われ、入念に実機を見据えたトライアル&エラーが続けられた。
装置などの名称・分類
装置の紹介(概要)
  • デオミストtypeW・・・消臭剤噴霧方式でBOX内噴霧による接触効率が向上する
  • ハイブリッドスクラバー・・・水等の液体に臭気・粉塵を捕捉させる事で脱臭・除塵を行う装置
  • プロモート剤・・・酸化機能水専用に開発されたアルカリ系促進剤
  • 三点比較式臭袋法・・・嗅覚測定法における臭気濃度の測定法の一つ
施工後状況
最も効果の高かった消臭剤&噴霧条件、接触時間等の結果としては、
・原臭臭気濃度2,000(臭気指数33)→脱臭デモ機通過後臭気濃度200(臭気指数23)
・脱臭効率90%
を達成した。
他にも、60~80%の脱臭効率となり、実機に向けた選定作業は成功に終わった。
その他補足感想など
  • 臭気対策コンサルテーションの時の測定数値と、デモテスト時の原臭の測定数値に差が見られた。
  • 製造過程によっては臭気の強さや質が大きく変動する可能性がある。
  • 弊社では上記事項に関しては判りかねるため、お客様に「この工程のこの臭気を脱臭できる装置を選定してほしい」とご指示いただいて、コンサルテーションやデモテストを実施する。
  • デモテストでは実機をスケールダウンした方法で行うため、デモテストの結果はそのまま、実機と同じ脱臭性能を発揮できるように設計を行っている。
  • デモテストでは、必要に応じて、何パターンものテストを実施する。
  • そして、最もお客様のご希望に沿ったベストなご提案ができるように、何度もトライアル&エラーを繰り返していく。
脱臭デモテスト装置
実機をスケールダウンした脱臭デモ装置
デモテスト
必要に応じてデモテストを実施する。
デモテスト装置によるテスト
テスト装置によるデモテスト
臭気対策コンサルテーション時と、デモテスト時の原臭の測定数値に差が見られた。
臭気対策コンサルテーションとデモテストを繰り返す。

今回は、有機溶剤系臭気の脱臭デモテストについてお伝えしました。
さまざまなにおいに対応いたします。共生エアテクノまでお気軽にお問合せください。

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アスファルト製造工場の排気臭対策

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担当(著者)
臭気判定士 2級管工事施工管理技士 原田隆寛 
提出日付
2016年5月06日
施工先
アスファルト製造工場様
施工概要
アスファルトを製造する過程にて、硫黄化合物系臭気が発生する。
道路工事現場などで感じる臭気だが、周辺住民から時々、「臭気を感じる」と言われていた。
施工前状況
悪臭苦情までは至っていないが、硫黄化合物系臭気は不快に感じられるケースも多く、本格的な悪臭苦情になってしまう前に、脱臭対策を検討したいという状況だった。
施策内容
1.臭気対策のコンサルテーションにて、現状の把握を行った。
2.その結果、敷地境界線から400m先でも、当工場から発生する硫黄化合物系臭気を官能した。
3.これにより、脱臭目標値を明確化し、脱臭デモテストを実施した。
4.その結果、ハイブリッドスクラバー脱臭装置のtypeWで、目標値をクリアできると検証できた。
5.弊社の技術開発チームにて脱臭装置の設計を行い、納品前チェックを行った。
6.施工協力会社さんとCO-WORKして、脱臭装置の現地設置と試運転を実施した。
7.施工後、実際の排気にて脱臭効果を測定した。
装置などの名称・分類
装置の紹介(概要)
  • ハイブリッドスクラバー脱臭装置のtypeW・・・小風量から大風量までしっかりと効果を発揮できます。 疎水系臭気に対しても、カスタマイズした消臭剤の使用で、 高い脱臭効果を期待できます。
  • 消臭剤噴霧設備・・・噴霧ボックス内消臭剤噴霧ノズルと消臭剤との接触効率を高めるため、 フィルターを設置しております。
  • 脱臭装置の現地フィールドデモテスト装置・・・現場でのヒアリングによりお客様が抱える臭気問題を把握し、臭気判定士による周辺での臭気拡散状況を調査、 実際の排気臭気でテスト機を用いた脱臭効果検証を行うことにより、最適な脱臭装置を選定・ご提案します。
施工後状況
原臭臭気濃度40,000(臭気指数46)→脱臭装置出口臭気濃度5,000(37)
脱臭効率 87.5% 排気風量40CMM
その他補足感想など
  • 事前に臭気対策コンサルテーションを実施させていただいた事により、脱臭設備の選定が明確になった。
  • 事前に脱臭デモテストを実施させていただいた事により、脱臭装置の設計条件がより明確になった。
  • 脱臭装置を導入してから、20mも離れれば臭気を感じないレベルまで低減できた。
  • 周辺の住民様からも「臭気を感じる」と言われることもなくなったとお聞きしている。
  • 2010年1月に脱臭装置を導入させていただき、現在でも定期的にメンテナンスを行っていただき、適切に運用いただいている。
ハイブリッドスクラバー脱臭装置のtypeWで、目標値をクリア
ハイブリッドスクラバー脱臭装置のtypeWで、目標値をクリア
臭気対策のコンサルテーションにて、現状の把握
臭気対策のコンサルテーションにて、現状の把握
消臭剤噴霧設備
消臭剤噴霧設備
対象臭気や排気風量、設置スペース等を考慮して設計・設置
対象臭気や排気風量、設置スペース等を考慮して設計・設置
施工後、実際の排気にて脱臭効果を測定
ハイブリッドスクラバー typeW を設置
広範囲に一定の水量・水圧で噴霧できる特殊ノズルで霧化散水
広範囲に一定の水量・水圧で噴霧できる特殊ノズルで霧化散水

今回は、アスファルト製造工場の排気臭対策についてお伝えしました。
においでお困りの場合は共生エアテクノまでお気軽にお問合せください。

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