工業系事例」カテゴリーアーカイブ

工場などの工業系臭気対策事例。様々な工場様の臭気対策を取り組みさせていただいています。

業務用消臭剤のテスト(産業工場向けの消臭剤)


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種別

工場の排気臭対策(産業工場向けの消臭剤)

担当(著者)
臭気判定士 2級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2022年2月4日
対応先等
産業工場(工場の臭気対策)
概要
業務用消臭剤のテスト
状況等
  • 弊社の業務用、産業用の消臭剤として、デオドプロシリーズがあります。
  • 主な用途は、工場の臭気対策に使用しております。
  • 最も多い利用方法は、各製造工程における排気臭対策です。
  • 消臭剤は弊社脱臭装置に組み込まれて、いろいろな方法で噴霧されます。
  • 例えば、インジェクションスクラバー脱臭装置の消臭剤として入ります。
  • 他にも、ハイブリッドスクラバー脱臭装置でもたくさんの納入実績があります。
  • 最も多いのは、排気ダクトの途中に消臭剤噴霧BOXを設置して、その中で消臭剤をスプレー噴霧する、ダクト内スプレー噴霧システムです。
  • 弊社でいう、デオミスト型の脱臭システムとなります。
  • 他にも、有機溶剤の臭気を低減するための、塗装ブース向けの消臭剤であったり、臭気の質をかえるような薬剤、あるいは油汚れを除去するような薬剤もラインナップしております。
  • そんな中で、弊社としては、VOC臭気の消臭剤として、さらに高い消臭効果を出せるような消臭剤の開発にも日々、取り組んでおります。
対応内容
  • 有機溶剤系の排気臭に対する消臭というのは、従来、難しいものです。
  • 特に、湿式による脱臭装置では、しっかりとした脱臭効果が得られにくいところでした。
  • 湿式脱臭方式における脱臭効率を求める方程式としては、
    脱臭装置の接触効率 × 消臭剤の消臭効果」 で表されると弊社では考えております。
  • 例えば、スクラバー脱臭装置で、弊社のようなインジェクションフィルターを用いますと、90%以上の気液接触効率を得られることも可能になります。
  • しかし、肝心の消臭剤が、VOC系臭気に70%ほどしか消臭効果を発揮しないとなりますと、
    「90% × 70% = 63%」の脱臭装置というか、消臭装置ということになるわけです。
  • 弊社では、この両方の効果をいかに高めていけるか、を日々研究し、開発しております。
  • インジェクションスクラバーも、内部構造の改良や、インジェクションフィルターの進化を日々、続けております。
  • そして消臭剤についても、OSR機能水という消臭剤を日々、テストして進化させております。
装置などの名称/分類
  • 工場の排気臭対策
  • 排気臭気の消臭剤
  • 産業用業務用消臭剤
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 先日も、弊社の大阪ラボに、チームケミストリーが結集しまして、DeodoPro(デオドプロ)の消臭剤改良テストを実施しました。添加剤の調整や、接触率ごとの消臭効果など、諸々の条件で各パターンの効果検証を実施。少しでも多くのご要望にお応えするべくイノベーションを続けております。
その他補足感想など
  • コロナ禍が長引いておりますが、日本国内の工場の臭気対策はもちろん、タイの工場の臭気対策でも、それなりにお問い合わせやお引き合いを頂戴しており、大変ありがたい状況です。
  • やはり弊社共生エアテクノが、消臭や脱臭、臭気対策脱臭装置ニオイセンサーのプロフェッショナルとして、お客様から必要としていただけること。必要としていただけるお客様のお役に立てること。これが最大の社会的存在意義です。
  • そのためには、弊社がイノベーションしていかなければならない方向性は、そういうお客様のお声やご要望、そして求められるスキルなどにヒントが隠されていると思っております。
  • よって、弊社では現場主義をモットーとし、コロナ禍でも極力、工場様へ訪問し、実際に現場を確認させていただいております。
  • それは、ニオイという、オンラインミーティングでは実際に嗅げない、伝わらないというものが相手であるということにも関係してきます。
  • 消臭剤は現状、消臭剤そのものは無臭のもの。そして消臭効果の高いものが当然、好まれますが、ニオイの種類がたくさんある中で、弊社では1種類の消臭剤で全てが対応できるとは当然、考えておりません。
  • そのためにDeoproシリーズでは、基幹となる酸化機能水という消臭剤だけでも、添加剤を各種用意しており、ニオイの強さや質に応じて濃度やタイプを調合しながら対応しております。
  • そして高分子系消臭剤は、弊社はメーカーではなく、代理店として仕入れと販売しておりますが、こちらも単なる販売ではなく、マッチングテストも実施しますし、フィールドテストでもスプレー噴霧なりスクラバーなりのデモテストを弊社脱臭装置と組み合わせて、最適解を導けるようにしております。
  • そこに今回のOSR機能水を数種類、ラインナップに加え、反応マスキング剤をはじめ、いろいろなラインナップを日々、加えるべく対応しております。
  • 工場の臭気対策でしたら、日本およびタイに関しては、弊社共生エアテクノまでお問い合わせやご相談をいただけましたら幸いです。
 
消臭剤の開発
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脱臭装置の設置工事(ダクト工事)


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種別

脱臭装置の設置工事

担当(著者)
臭気判定士 山田大介
提出日付
2022年1月6日
対応先等
某工場(工場の排気臭対策用脱臭装置
概要
脱臭装置の設置工事(ダクト工事)
状況等
  • 大変大きな規模と、広範囲のスペースにて、工場の排気の臭気が拡散されていました。
  • 悪臭防止法では、臭気測定の結果として、排気口及び敷地境界線での基準などもあり、そこから臭気拡散シミュレーションを実施していくことで、ある程度の拡散範囲も確定できました。
  • その後も、幾度かにおいて、臭気のコンサルテーションや、近隣への臭気アセスメントを実施しつつ、しっかりとした現状把握をしていきました。
  • ある程度、臭気の見える化が可能になった段階で、引き続きの臭気測定にプラスして、脱臭のデモテストも実施していきました。
  • 工場でのユーティリティや設置場所、環境条件などもあるので、ご提案できる脱臭方法はたくさんあれど、ある程度、現実的には絞られていく中で、可能な限り、いろいろなパターンにて脱臭装置の現地フィールドテストを実施していきました。
  • また、排気の方法の変更や、排気ダクトの改良等も視野に入れつつ、いかに脱臭をコンパクトで効率を最大化できるか、そのあたりも含めながら、幾度も脱臭テストの実施、そして設計技術の立案や、ダクト工事、ファンの選定なども行っていきました。
対応内容
  • まずは1つのラインにおいて、実際に脱臭装置の実機を導入してみよう、という流れになりました。
  • 弊社としては、インジェクションスクラバー脱臭装置を主流として、そこからその工場様向けの特別タイプを設計仕様として準備を進めました。
  • それに伴い、排気ダクトの改良と追加等のダクト工事。脱臭装置を稼働させるための電気工事と電気配線工事。脱臭装置に付帯する各種足場や踏み台等の工事。架台据え付け工事。それらを輸送したり楊重するための運送や荷揚げ工事。そして脱臭装置本体の設置工事と、それらの1次と2次を繋ぐ配線やダクト工事などをオペレーションしていくことになります。
  • もちろん、脱臭装置を中心に、それらを設計図面通りに製作してもらうという協力工場さんや、部材や部品の拾い出しに伴う機材商社さんの協力、という部分でも多大なるオペレーションが必要となりました。
  • 準備期間から含めれば、約5か月ほどかけて、実際に工事に入ってからは約2か月ほどかけて、脱臭対策のプロジェクトが進められて行っております。
装置などの名称/分類
  • 工場の排気臭対策として脱臭装置の設置
  • 脱臭装置に関連する管工事
  • それらに付帯するダクト工事
対応後の状況等
  • 工場の排気臭対策工事が、季節的に冬であったことから、工場の敷地内に現場事務所を仮設置させていただき、弊社スタッフ用と職人さん用の2つを用意。電源供給、コロナ対策グッズ、冷温の飲み物の準備などなど、さまざまな細かいところまで環境を整えております。
その他補足感想など
  • 弊社では、現在創業19年目を迎えており、創業以来ずっと、臭気対策に関する業務のみを行ってきております。
  • 当初は、卸売業として、脱臭装置を仕入れて販売するという形態を主流としておりましたが、時代のニーズが変化していくとともに、弊社がこの世の中から求められる内容も変わっていきました。
  • そこで弊社では、お客様のご要望にお応えするべく、卸売業は代理店業務として主としつつ、開発から設計、製造から設置、そしてアフターフォローまで、一気通貫で臭気対策を請負できるスタイルへ変貌させていきました。
  • 工事業の必要性も出てきたことから、弊社では、機械器具設置業を取得し、さらには管工事業も取得することで、様々なお客様のニーズに幅広く、対応できるように進化していきました。
  • その中で、毎年数多くのご注文を頂戴できるようになった、活性炭脱臭装置デオキーパーですとか、ニオイセンサーとして定点設置をするdeomoniなどが創造されていきました。
  • そして今回の、大型脱臭プロジェクトである工場の臭気対策では、同じく弊社オリジナル商品であるインジェクションスクラバー脱臭装置を原型とするスペシャルモデルが開発され導入されるに至りました。
  • 湿式脱臭方式では、もともとからあった、ダクトスプレーシステムを皮切りに、デオミスト、そしてハイブリッドスクラバー、さらにインジェクションスクラバー脱臭装置と続々と脱臭のプロとして、進化をし続けております。
  • 消臭剤シリーズも、いよいよ弊社のブランド「デオドプロ消臭剤」に統一されました。
  • 工場の臭気対策でしたら、一気通貫で対応します。弊社までご相談いただければ幸いです。
     
工場の敷地内 現場事務所
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産業工場の排気臭対策向け脱臭装置のご紹介(活性炭脱臭装置/デオキーパー脱臭装置)


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担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2021年11月5日
対応先等
産業工場
概要
産業工場の排気臭対策向け脱臭装置のご紹介(デオキーパー脱臭装置
状況等
  • 弊社共生エアテクノでは、創業以来、18年間にわたって、さまざまな産業工場の排気臭対策に、お手伝いをさせていただいております。
  • 弊社臭気判定士による、工場の臭気のコンサルテーションによる臭気の現状把握からはじまり、脱臭装置のデモテストから脱臭装置の実機導入、そしてアフタサービスやメンテナンスまでを一貫して、あるいはそのパーツごとでも取り扱いをさせていただいております。
  • 脱臭装置の中で、最も産業工場の排気臭対策として導入台数が多くなっているのが、デオキーパー脱臭装置でございます。
  • デオキーパー脱臭装置は、乾式の脱臭装置となっておりまして、その脱臭素材は活性炭を用いておりますため、多くの工場様にとっても脱臭原理がわかりやすく、取り扱いもしやすいと大変ご好評いただいており、このほど、新カタログが完成いたしました。
対応内容
  • デオキーパー脱臭装置の特徴として、まずは最小化と効率化の追求が挙げられます。従来型の活性炭フィルタ方式は垂直に活性炭フィルタが設置されているところ、弊社では諸々の諸条件をテスト等を行い、ほぼ平行になるように開発を致しました。それにより、従来よりも脱臭装置本体の大きさをコンパクト化することを実現。コンパクトになったのにもかかわらず、臭気との接触面積は広くなり、小さな省スペース化で高い脱臭効率となっております。
  • さらに、省スペースを追求するために、送風機を本体のベース部分に収納しました。よってこれを設置して、工場の排気を繋ぎこめば、そのまますぐにご使用いただけるようになっております。
  • 変動する臭気や、高濃度臭気、あるいは希釈したいときなどのために、レジスタも設置しておりますので、いろいろな条件変更にもある程度、応じられるようになっております。
  • 架台はキャスター式にも変更が可能なので、移動して使う場合も安心です。
  • バスケット充填型と直接充填積層型、さらにはmini型もご用意しました。基本の対応風量の3種類(10CMM用、20CMM用、30CMM用)との組み合わせで、大変多くの風量や条件に対応することができるようになっております。
装置などの名称/分類
  • 破砕状活性炭(吸着速度が速く、低濃度領域の排気ガスに向いている)
  • 円柱状活性炭(通気圧損失が少なく、小さな面積で排気ガス処理が可能)
  • 球状活性炭(通気圧損失が少なく、細孔径ゆえ、多くのニオイ物質を吸着可能)
装置等の紹介
  • 塩基性ガス吸着用(酸処理を行うことで、アンモニアやアミン類の吸着する)
  • 酸性ガス吸着用(硫化水素や二硫化硫黄などを吸着する)
  • 中性ガスやアルデヒド吸着用や、その他の添着炭もご相談下さい。
対応後の状況等
  • もともと、活性炭を用いた脱臭装置は世の中に数多くありました。しかし弊社は、臭気対策の専門会社であり、過去18年の経験の中から、「活性炭の脱臭効果を超えながら活性炭より安価に」をテーマとして、デオキーパー脱臭装置は開発されました。
その他補足感想など
  • もともと、デオキーパー脱臭装置弊社の製造脱臭装置としてラインナップした際に、もっともお客様から「これはわかりやすい!」とおほめいただけたのが、標準仕様をホームページやカタログに掲載したことでした。
  • 具体的には、10CMM用、20CMM用、30CMM用の3つの風量に応じて、それぞれの型番、本体サイズ、本体重量、カートリッジサイズ、活性炭の充填量、圧力損失、材質や仕上げ、電源等を全て標準的なものを明記させていただいたのです。
  • さらに、弊社では、それらに必要なファン(送風機)も内臓している(もちろんファンなしも可能)ため、このデオキーパーをそのまま工場に設置して、排気ダクトをINとOUTに繋いでしまえば、すぐにでも脱臭装置として運転することができる・・という点で、大変ご好評をいただきました。
  • 従来の活性炭脱臭装置では、お客様から、「結局、あれがないとか、これがついていないとか、それはオプションで、ですぐに運転できないし、値段も高くなってしまったり、思わぬ大きさになってしまったりが面倒だった」というお声も多く頂戴しており、シンプルでありながらニオイのプロである弊社が開発した、無駄のない脱臭装置は大変高評価を頂戴しております。
  • 過去の納入事例としても、自動車製造工場、食品製造工場、食品加工工場、自動車部品製造工場、自動車塗装工場、製薬工場、たばこ工場、香料工場、食品工場、鋳造工場、プリンタ工場、インク工場など、大変多くの分野にて、脱臭装置として脱臭のお手伝いをさせていただいております。
  • デオキーパー脱臭装置の新カタログも完成して参りました。脱臭装置をご検討の工場様におかれましては、まずは一度、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
     
デオキーパー脱臭装置
活性炭脱臭イメージ
デオキーパー脱臭装置設置例
           

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