- 臭気判定士
- 臭気調査
- 異臭調査
- 汚水・下水臭気の発生源調査
その下水臭の発生原因を特定するべく、汚水臭気の発生源調査を行った。
しかし不定期に、下水のような臭気が発生してしまっていた。
一度下水臭気が家の中に充満すると、とてもそこにいられないくらい、強い汚水臭であった。
弊社では、異臭調査のベテラン臭気判定士2名が出動し、発生源調査を行った。
しかし、ベテラン臭気判定士2名の嗅覚は、ドブ臭い臭気を、壁裏から感じとっていた。
その臭気発生源を嗅覚の官能評価でマッピングしていく。
ある程度、嗅覚でのあたりがついたところで、2名の臭気判定士が二手に分かれた。
1名は七つ道具の一つ、スモークテスターを手に取り、気流から異臭発生源を追いつめる。
もう1名は七つ道具の一つ、におい測定機を手に取り、臭気強度から発生源を追いつめる。
そして再び2名の臭気判定士は合流し、それぞれの仮説をもとに話し合う。
最終的に、絞った仮説を実証するべく、「トレースガス」を投入。
汚水・雑排水臭気の発生源を突き止めた。
- 臭気判定士の嗅覚による官能評価
- スモークテスター
- 活性炭マスク
- におい測定機
- トレースガスセット
- 脚立
- フォグマスター
- 風速計
- 他
- スモークテスター・・・スモークで気流を視覚化するための装置。通称:ケムカン
- におい測定機・・・大気臭の臭気を検知して測定するためのガスセンサー。
- トレースガスセット・・・独自に開発したトレースガスと高感度センサーです。 高感度センサーは、トレースガスに敏感に反応するように開発されております。
- フォグマスター・・・プロ仕様の電動噴霧器。
お客様はその報告書をもとに、修繕会社にて補修工事を実施。
その後、建物や天井裏、壁裏での汚水・下水のような異臭発生は改善された。
- 臭気判定士が調査に行くと、その日に限って汚水・下水臭気が無いケースも少なくない。
- 悪臭を実際に嗅げればベストだが、臭気の質によっては嗅げなくても、調査可能な場合もある。
- 今回は、室内空間に臭気はなかったが、壁裏や天井裏に僅かに異臭が残存していた。
- よって、その僅かに残っていた異臭を足あとに、異臭発生源を追い込んでいけた。
- 場合によっては、仮説を実証する為に、いろいろな道具を使う事もある。
- しかしこの現場では、仮説を絞り込み、トレースガス一発で実証する事ができた。
- 現場経験のない臭気判定士では、このような臭気調査を実施しても解決する事は難しいだろう。
- トレースガスセット等の道具だけを持っていても、同じく解決する事は難しいだろう。
今回は、新築住宅の発生源不明の下水臭についてお伝えしました。
このほか、住宅の異臭でお困りの場合は共生エアテクノまでお気軽にお問合せください。
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