工場の排気臭対策における臭気測定
- 弊社では、悪臭防止法に定められている臭気判定士が6名在籍し、日々、悪臭対策や臭気対策業務にあたっている。
- 特に、工場の排気臭の臭気対策についてと、建物の臭気調査やカビ、脱臭作業といった業務が多くあるが、悪臭防止法に則った業務となると、工場や飲食店といった、臭気を外部へ排出する営利を目的とした施設が対象となってくる。
- 日々多くのお問い合わせを頂戴する中で、多くのケースでは、どれくらいの臭気を出していて、それがどれくらい飛散していて、現状のままでも良いのか、はたまたどれくらい臭気を低減してあげれば良いのか等、まずは臭気の現状把握の為の、臭気対策のコンサルテーションや臭気アセスメントを実施させていただく。
- そして脱臭のデモテストや脱臭装置のご提案を必要に応じて行っていく。
- 基本的に、弊社が実施する臭気対策コンサルテーションでは、「現地での臭気測定」を実施するケースが多い。
- なぜなら、なるべくはやく、臭気採取した検体を、嗅覚測定法によって臭気濃度(臭気指数)を算出しておきたいからである。(確か24時間以内の嗅覚測定が推奨されていたと思う)
- しかし、三点比較式臭袋法を実施するとなると、6名以上のパネルと呼ばれる嗅覚検査に合格しているパネラーに協力して貰わなければならない。現場において、このパネラーの確保というのは、大変困難である。
- その為、(かどうかは定かではないが)、この三点比較式臭袋法の代替案として、簡易法というものがある。
- 通常、弊社が臭気コンサルテーションを実施する場合は、最低でも2名以上にて作業を行う。しかもそのうちの1名以上は必ず臭気判定士であり、多くのケースでは2名以上の臭気判定士が現場にて実施する。
- よって弊社では、コンサルテーションやデモテスト時の現地パネルは、弊社の臭気判定士及び嗅覚検査に合格している臭気対策コンサルタントにて、実施している。
- 三点比較式臭袋法
- 二点比較式簡易法
- 嗅覚測定法
- 臭気対策コンサルタント
- 臭気判定士
- 臭気コンサルテーション
-
簡易法としては、
- 二点比較にて実施していく。
- 2名が2回ずつパネルとして嗅いで判定していく。
- オペレーターはパネルを兼務する事ができる。
- はっきりわかる場合は1回で省略可 等、かなりフレキシブルで現場経験豊富な臭気判定士にとって、より精度が高くなるだろう。
- 現地パネルを実施するためには、多くのハードルを抱えていたが、この、嗅覚測定法の簡易法が公益社団法人におい
- かおり環境協会から発表されて以来、最も大きなハードル=6名のパネルを集めること・・がクリアされたため、現在、弊社の現地での臭気測定は全て、簡易法にて実施している。
- 同時に、社内に持ち帰って実施するケースや、検体をお送りいただくケースでも、多くのケースでは簡易法を用いている。
- 弊社では、臭気判定士及び臭気対策コンサルタントが、日々現場でニオイを嗅ぎ、臭気調査や異臭調査、脱臭作業や臭気測定といった、ニオイに関する業務を実施しているため、現場経験が豊富であり、ニオイに対するインプットも現場経験の数だけ蓄積されている。
- その為、臭気測定業務を、例えば弊社の熟練した臭気判定士が2名で実施すると、簡易法といってもその精度が非常に高くなり、さらに時間的なスピードも格段にはやくなる。毎年何百検体をオペレーターやパネラーとしてこなしている為、ヘルプに入る1名の作業も段取り良く効率よく、こなしていける。
- もし、現地での臭気測定にて、現場の臭気が大変強い場合は、弊社の方法としては、現場での作業組と、嗅覚測定組を分ける方法も取り入れている。どうしても現場で強い臭気を嗅いで、持続的にあびると、一時的な嗅覚疲労や嗅覚減衰も懸念されるからである。
- そういったケースでは、4名とか5名といった人数で現場へ入らせていただき、作業班と測定班という2チーム制にてそれぞれが業務を行う。
- また、その場でとりあえずの測定結果、速報値のみではあるが、お客様へご報告できるというメリットもある。脱臭装置のデモテストであれば、とりあえず効果があるのかどうかだけでもジャッジしていただけるし、悪臭防止法の規制値云々の話であれば、大きくNGなのか、全然セーフなのか等の大枠の部分も把握いただける。
- もちろん、臭気拡散のシミュレーションや脱臭対策のご提案には2週間等のお時間を頂戴し、報告書に纏めさせていただいた上で報告会を実施させていただく。
- 工場の臭気についてのご相談でしたら、日本でもタイでも、まずは弊社共生エアテクノにご相談下さい。
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