臭気調査」カテゴリーアーカイブ

マンション・住居・商業施設・工場など、幅広い分野のニオイの調査・測定・対策を実施しています。

オフィスビルの汚水・下水臭気

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担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2020年4月17日
施工先
某オフィスビルに入居しているテナント様のフロア
施工概要
下水臭気の発生源調査(事務所内で不定期に発生する硫黄化合物臭気)
施工前状況
  • 某オフィスビルに入居しているテナント様のフロアにて、来店されるお客様から「クサイ」といったような悪臭苦情や臭気苦情が寄せられていた。
  • テナント側はビル管理会社やビルオーナーに改善を求めていたが、なかなか発生原因がわからず、困り果てていた。
  • インターネットにて、臭気調査の業者を検索し数社お問い合わせされたようで、その中から弊社共生エアテクノを選択いただき、臭気調査のご相談と下水系臭気の発生源調査を正式にご依頼を頂戴した。
施策内容
  • 臭気発生源調査に練達している臭気判定士2名にて、異臭調査を実施した。
  • 当初、発生しやすい時間帯と言われていたタイミングでも、全く汚水臭が出てこなかった為、テナント内から図面や経験をもとに、追えるだけの可能性を追っていった。
  • 次の調査にて、薄くであったが、下水系臭気をとらえた為、それを前回で残った仮説をもとに絞り込んでいったところ、テナント内ではなく、今は使っていないテナントスペースの隣接している小さな倉庫スペースにたどり着いた。
  • スモークテスター及びトレースガスにて仮説を実証し、改善策をご提案した。
装置などの名称/分類
装置の紹介(概要)
  • 臭気判定士による臭気測定や臭気判定、臭気調査
  • トレースガスと臭いセンサーを用いた臭気漏洩元調査
  • スモークテスターを用いた気流チェック
施工後の状況
  • 改善策としては、小さな倉庫内で発生している汚水・下水・雑排水系臭気を閉塞する事で抑える事となったが、気流もその倉庫からテナント内へ流れていたので、それも念のため対処する2段階にて万全を期した。その後、異臭発生は収まったと聞いている。
その他補足感想など
  • 来店されるお客様にとって、そのテナントが飲食店であろうが、宿泊やサービスを行う施設であろうが、そこで接客やサービスをする以上、汚水や下水のような臭気が発生していれば、高い確率で臭気苦情となるだろうし、言われなくてもお客様は不快な感じを受けている可能性が高いと思われる。
  • 飲食店や、高級さやラグジュアリー感を必要とするテナントであれば、なおさら、悪臭は邪魔となるであろうし、下手をすればお客様の購買意欲を低下させ、帰ってしまうというような恐れすらあると思われる。実際に飲食店やホテルでは、過去多くの事例として、「この下水みたいな臭いのせいで、お客様が帰ってしまった」とか「この部屋はトイレみたいなニオイがするから貸し出すのをストップせざるを得ない」という損失に直撃するケースもある。
  • 何より、「この店はクサイ」とか、「こんな部屋でゆっくり過ごせるか」といったような、悪影響方面になってしまう、「ニオイの記憶」がお客様の残ってしまうと、いったん発生した悪臭苦情はなかなか払底しにくいケースも多い。
  • 弊社では、汚水や下水のような臭気の発生源調査はもちろん、何のニオイかわからないようなケースでの異臭調査等、工場の排気や臭気についての測定や調査を行っている。
  • 臭気調査や臭気測定、異臭発生源調査でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
悪臭の発生源調査
スモークテスターを用いた気流チェック
悪臭の発生源調査
悪臭の発生源調査

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オフィスビル内の悪臭調査

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記事の種別
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2020年3月7日
施工先
某オフィスビル
施工前状況
  • 某オフィスビルに入居しているテナント店舗にて、来客からしばしば、「クサイ」という悪臭苦情が寄せられていた。
  • 不特定多数の来客が頻繁に出入りしたり、休みの日も原則ない為、店舗側では気になっていながらも、なかなか臭気クレームの原因を把握しきれないままであった。
  • しかし従業員の多くもその異臭を感じるようになり、いよいよ本格的な原因調査に乗り出す事になり、以前、他の店舗の臭気調査を実施させていただいた弊社に再度、お声掛けいただいた。
施策等の内容
  • ほかの店舗でも数か所、異臭発生源調査を行っていた為、すぐにご発注となり、熟練の臭気判定士2名が臭気調査の対応に当たった。
  • 夜間の時間帯のみ、しかも限られた条件下での臭気調査。さらにはリニューアルが何度もされており、設備図面と現実が違う配管等も数多くあり、異臭調査は難航を極めた。
  • 初回は多くの仮説を立て、次回からはそれらを一つずつ潰していく調査方法とし、可能性の範囲を着実に狭めていった。
  • そして最後には、あり得ない場所にあった謎の配管を発見し、臭気発生源を突き止めた。
装置等の名称/分類
装置等の紹介
施工後状況
  • 弊社が異臭の発生源であると突き止めた、図面にも載っていない、おそらく一番最初のテナント用の謎の配管を補修・修繕していただいたところ、それ以来、来客や従業員からの悪臭クレームはピタリと収まったと聞いている。
その他補足感想など
  • この現場では、いろいろな制約条件が多く、当初の予定よりもずいぶんと解決までの日数を要することになった。
  • もちろんこの間も、他の臭気調査や臭気対策の現場は、工場の臭気対策から一般家庭の臭気調査まで、幅広く現場が進んでいる為、日中はほかの現場に臭気判定士として対応に当たり、夜間はこの現場にて臭気調査を進めるという、ダブルヘッダーを行うときもあった。
  • 本現場の対応にあたった臭気判定士2名は、そういった意味では体力的には疲労困憊状態の時もあったが、嗅覚と頭脳はプロフェッショナリティを忘れる事なく、決してあきらめる事なく、異臭問題の解決を努めるべく、着実に仮説を立てては潰す作業を繰り返していった。
  • 臭気の質が、汚水臭や下水臭、雑排水系の臭気だった事も幸いした。これらの臭気の場合は、必ず発生源がどこかにあるので、臭気調査に熟練した臭気判定士の嗅覚と経験、図面と現実の目視、さらにはスモークテスターやトレースガスセットにより、最後には誰もが驚いた、雑排水臭気の漏洩元を突き止める事が出来た。
  • 臭気問題、下水臭の発生源調査等でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
スモークテスターによる調査
臭気発生源調査
臭気センサーによる調査
臭気発生源特定
 

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タイ ローカルの魚粉工場の臭気調査

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担当(著者)
提出日付
2020年1月17日
施工先
タイ ローカルの魚粉工場
施工概要
タイ ローカルの魚粉工場の臭気調査
施工前状況
  • タイの工場にて、魚粉を使った製造工場が長年、稼働している。
  • 昔は周囲に住居等がなかったが、近年は徐々に住居が出来たり、他の製造工場が出来たりしてきて、環境面での問題がクローズアップされてきた。
  • 当然、その中で、「ニオイ」という臭気問題も発生し、近隣からの臭気苦情も多く発生している状況との事であった。
  • しかし、タイの臭気に対する規制や、ニオイに対する考え方も全くわからない為、タイの工場の臭気対策の実績が多数ある弊社にご相談を頂戴した。
  • タイの代理店の臭気判定士と、弊社の臭気判定士にて現地へ伺わせていただいた。
施策等の内容
  • まずは先方の環境担当者や工場の製造スタッフさん、管理部門や上長クラスとのミーティングを行った。具体的には魚粉工場の製造工程や規模、稼働時間等の把握である。
  • 次に、弊社のタイ代理店の臭気判定士より、タイの工場の臭気規制に対する概要の説明と、弊社がタイの工場で臭気対策として実施するステップのプレゼンテーションを実施させていただいた。
  • 質疑応答ののち、実際に魚粉工場の製造現場や周辺を、実際に歩いて回らせていただき、弊社の臭気判定士臭気対策コンサルタントが、実際にニオイを嗅いで確認していった。
  • その後、まずは臭気対策のコンサルテーションを実施し、現状の臭気強度や臭気濃度を把握し、どこまで臭気が飛散しているかを確認していくことをご説明した。
装置等の名称/分類
装置等の紹介
施工後状況
  • タイの魚粉工場をはじめ、食品製造工場等では、工場がとても大きな敷地であることも多く、排気口や臭気発生源だけでもたくさんある。臭気コンサルテーションで臭気発生源それぞれの箇所の周辺影響度を把握し、そこから対策方法と順位を決めてゴールへ向かっていく。
その他補足感想など
  • タイでは現在、臭気規制については、日本の悪臭防止法をそのままもってきているような規制内容となっている。
  • しかし、厳密にいえば、日本のように「国の法律」としては定まっていないようで、各工業団地ごとの規制と、工場の製造種類別の規制といったようになっていると聞いている。
  • それでも、環境対策への意識は高まっており、特に日系企業のタイ現地法人の工場におかれては、臭気規制を自主的に実施されたり、成分濃度の排出規制を自社で定めて運営されており、日本と同様の環境対策意識にて臭気対策も実施されている。
  • それに対して、弊社がお手伝いさせていただくのも、タイにおける日本の現地法人の工場がほとんどであり、まだまだ、タイローカルの工場の排気臭対策や脱臭対策については、お役に立てるケースは多くはない。
  • もちろん、だからといって、近隣住民さんからの悪臭苦情があったりすれば、タイローカルの工場といえども、今後は規制対象になっていくであろうし、日本のタイ現地法人の工場であればなおさら、臭気対策や脱臭対策は必要不可欠となっていくだろう。
  • 弊社はここ数年、タイでの脱臭対策臭気コンサルテーションでも本当に数多くのお手伝いをさせていただいており、これからますますお役に立てるようにタイでも活動していく。
  • タイの工場の臭気対策や脱臭対策等でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
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臭気対策プレゼン
臭気調査
臭気発生源調査

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