臭気判定士」カテゴリーアーカイブ

消臭剤のマッチングテスト(ダクト内消臭剤スプレー噴霧システム)


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種別

産業工場の排気臭対策

担当(著者)
臭気判定士 2級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2021年10月19日
対応先等
某産業工場様
概要
消臭剤のマッチングテスト
状況等
  • 工場の排気臭の脱臭対策として、弊社デオミストタイプの消臭剤スプレー噴霧システム一式を納入させていただきました。
  • もう10年という年月を、メンテナンス等も実施させていただきながら、長く工場様にてご愛用いただきまして、一定の消臭効果も維持しながら運用していただいております。
  • このほど、製造する内容の変更が生じる可能性があり、それによって臭気の強度や質も変わってくるかもしれないというご連絡を頂戴しました。
  • 現状の消臭剤スプレー噴霧システム「デオミスト」はそのままに、臭気の質の変動によって消臭剤の種類を変えることもできますとご提案させていただきました。
  • 工場様より、ぜひ消臭剤の選定をしてもらいたいとご指示いただきましたので、消臭剤のマッチングテストからスタートすることと致しました。
対応内容
  • まずはある程度、臭気の質をヒアリングさせていただきました。工場によっては、ある程度の臭気の質や成分、強度については把握されているケースも多いのですが、念のため、想定される範囲を広げまして、いろいろな質を想定の上、準備に入らせていただきました。
  • そしてその結果、6種類ほどの消臭剤がテスト用としてラインナップされました。弊社には、デオドプロという消臭剤ブランドがあり、その中、高分子タイプの消臭剤が数種類ありますし、機能水タイプの消臭剤も数種類ご用意しておりまして、幅広い臭気の質に対応できる消臭剤のラインナップを取りそろえております。
  • 今回は、高分子タイプの消臭剤をメインとしてピックアップしまして、消臭剤マッチングテストの道具一式を取りそろえて、現場へ訪問しました。
  • 今回の現場では、臭気判定士2名にて対応。1名が現場にて実際に臭気を採取してくる間に、もう1名は嗅覚測定(三点比較式臭袋法)※簡易法にて実施します※の準備を進めました。
  • そして実際に、6種類の消臭剤を用いて、消臭剤テーブルテストを実施。最も効果のある消臭剤から順位をつけまして、報告書にまとめてご提出となりました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 今回は、消臭剤のテーブルテストだったので、これで最も効果の高い消臭剤を選定することができました。お客様にも実際に嗅いでいただき、おおむね、嗅覚測定の結果と合致しました。次は実際の運用として、現地でのフィールドテストへステップを進めて参ります。
その他補足感想など
  • 工場様では、長年、消臭剤噴霧システムであったり、スクラバー脱臭装置を設置いただいてから、しっかりとメンテナンス契約等もさせていただきながら、大切に運用していただくケースも少なくありません。
  • やはり湿式脱臭装置にせよ、乾式脱臭装置にせよ、機械部品ですので、経年劣化は避けられませんし、電気系統のトラブルや腐食等による不具合、その他いろいろな故障や不備は必ず発生してしまいます。
  • それでもメンテナンスをしながら、あるいは不具合があるたびにしっかりと修理や補修をいただきながら、消臭効果や脱臭効果を変わらず出していけるような運用をしていただけると、弊社としても大変嬉しく存じます。
  • さらに、生産する品種とか項目、内容が変わってしまうケースであったり、あるいは製造する場所(工場ごと移転)などのケースも当然ありますので、そういうケースでも弊社にご相談をいただけましたら、生産物の変更によって変わるニオイの質や強度のチェックであったり、それによって変えるべき装置や消臭剤のテストなど、対応させていただいております。また、工場ごと移転であったり、他工場へ移設というケースでも、移転や移設後の脱臭装置の試運転ですとか臭気測定、臭気拡散シミュレーションなどは当然、対応させていただいております。
  • 既に脱臭装置や消臭剤を利用されている中で、効果が今一つとか、内容が変わった等がございましたら、まずは弊社共生エアテクノまでご相談いただけましたら幸いです。テーブルテストや臭気コンサルテーションから、現地テスト等のステップにて対応させていただきます。
消臭剤のマッチングテスト
消臭剤のマッチングテスト
  

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第19期のスタートに向けて(共生エアテクノの取り組み)


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種別

共生エアテクノの取り組み

担当(著者)
臭気判定士 シックハウス診断士1級 松林宏治
提出日付
2021年10月8日
対応先等
概要
18年の振り返り
状況等
  • 弊社共生エアテクノは、2003年の10月に設立されました。
  • 設立以来、産業工場の臭気対策全般を中心に、臭いに関する業務のみに特化した、臭気対策の専門会社として歩んで参りました。
  • そして2021年9月30日で第18期が終了しまして、2021年10月1日より、第19期がスタートとなりました。
  • 日本でも珍しいニオイの専門会社である弊社共生エアテクノが、19年目を迎えられるというのは、ひとえに弊社にかかわるすべての皆様、関係各社各位のおかげさまです。
  • 第19期となっても、やることは変わりません。この世の中に、臭気対策を通じて、お役に立てる存在でありたい。そのために、日々、ニオイに関するニッチな部分を、深く深く、追求し続けております。以下、弊社の業務概要一覧を記載させていただきます。
対応内容
装置などの名称/分類
対応後の状況等
  • 弊社としては、この世の中やマーケットから、いかに必要とされる存在でいられるか、そして弊社が18年間培ってきた脱臭技術や消臭ノウハウ、臭気対策のスキルによって、いかにお役に立てるかを常に模索し続けております。これは19年目を迎えても、変わらぬ姿勢です。
その他補足感想など
脱臭装置
防カビ/除カビ作業
  

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オフィスビルで発生している原因不明の異臭の発生源調査


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種別
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2021年9月8日
対応先等
某オフィスビル
状況等
  • 某ビルにて、全く原因不明の悪臭発生が続いていました。
  • 原因不明のニオイではありますが、悪臭の種類としては下水や汚水のようなニオイとの事でした。また、そのニオイが発生してくるタイミングは不定期でしたが、発生する場所はある程度、決まったところということでした。
  • 当初、下水のような異臭だったので、水道工事業者さんや、衛生設備業者さんにチェックして貰ったとの事でしたが、全く原因がわからないまま、諦めモードとなっておられました。
  • しかし、執務フロアであり、そのエリア周辺のデスクをもつ職員さんは、いつその悪臭が発生してくるか不安で、仕事にも集中できないような状況でした。
  • そこで、いよいよインターネットで検索されたところ、弊社共生エアテクノを見つけていただき、幾度かのお電話でのお打合せにて、正式に臭気発生源調査をご依頼いただきました。
対応内容
  • まずは、弊社から、異臭調査の経験豊富な臭気判定士が2名、臭気対策コンサルタントが1名、臭気調査道具を携えて、現場へお伺いしました。
  • 現場では、細かく臭気発生状況をご説明いただいたのち、早速、現場調査に入りました。
  • 業務時間中での悪臭調査となった為、多少、いろいろな制限があり、初日はある程度、あたりをつけて、次回以降へ持越しとなりました。
  • 次のご訪問時には、いくつも立てた仮説の中から、建築設備図面と現場での目視による実際の状況、そして嗅覚によるニオイチェックをしつつ、発生源を追い込んでいきました。
  • 当初、壁面設置のエアコンからの異臭発生を最も疑っていたのですが、その仮説をトレースガスによって検証したところ、シロだと判明しました。
  • その為、次の仮説である、空調機関係を当たりましたが、そちらも問題なしと判明。これでだいぶ、仮説を潰していく事ができました。
  • さらにまた次の調査時には、仮説を検証。するといよいよ、トレースガスの反応も確認できました。最後は、上階の床面をはいつくばって全部チェックしていったところ、謎の未使用の配管が切りっぱなしのまま残されておりまして、そこから臭気が漏洩していると断定できました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
施工後状況
  • かなり苦戦しましたが、焦らずじっくりと、経験値の中からたくさんの仮説を立てて、それらをトレースガスやニオイセンサー、図面と現場の相違、嗅覚の感覚から潰していくことで、真実にたどり着くことが出来ました。改善後、悪臭発生はおさまったと聞いております。
その他補足感想など
  • オフィスビルでの悪臭発生や、不定期な異臭侵入などでは、臭気調査を実施させていただくことが簡単ではないケースも多々あります。
  • 本来であれば、その対象のテナント様がお休みのタイミングで異臭調査を実施させていただければいいのですが、意外とそのフロアとかその場所だけで、臭気発生源調査の場合は完結しないケースが圧倒的に多くあります。また、夜間などでは安全面の問題等もあり、土日祝や夜間のニオイアセスメントはお客様のご判断にて実施しております。
  • もちろん、執務中や稼働時間内に、極力、お客様の業務を妨げないように配慮しつつ、臭気調査に入らせていただくこともあります。その場合は、あらかじめニオイ調査の専門家が入るので、いろいろと作業があることを必ずお伝えいただいております。
  • さらに本件もそうですが、異臭の質が、汚水とか下水、雑排水のような、いわゆる硫黄化合物系臭気の場合は、水回りから配管関係を必ず調査しますので、トイレや空調機械室、屋上や地下、さらには汚水槽や雑排水槽まで、全くニオイの発生個所ではないのに、入らせていただく可能性が高くございます。
  • 本件でも、天井裏の確認時は、脚立をたてさせていただき、天井の点検口をあけての作業となりましたし、床下を確認する際には、タイルカーペットを一つずつはがしていき、さらにはOAフロアも一部、外させていただきました。
  • トレースガスという、疑似臭気を発生させてニオイの漏洩箇所を追跡する作業では、トイレやキッチンといった水回りを使わせていただくことになりますので、時間帯などもお客様との調整が必要となります。
  • それでも、悪臭が漂うオフィスビルを少しでもはやく改善したいという思いは、お客様も弊社も同じですから、弊社では極力、日程を調整して臭気調査を実施させていただいております。
  • オフィスビルや建物、マンションや家庭、飲食店やホテル等、臭気対策に関することでしたら、弊社共生エアテクノまでご相談下さい。
臭気の漏洩元
トレースガスによる臭気調査
  

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