投稿者「kanri-nishiyama」のアーカイブ

プロパストップタイプE及びプロパストップNOKIFを用いた除カビ・防カビ作業

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担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2019年11月15日
施工先
某 ビル
施工前状況
  • 某ビルにおいて、特定部分数か所にてカビが発生していた。
  • 壁裏や床上にも多くカビが目視でも確認できたため、躯体部分を残し、ボードや壁紙等はすべて撤去し、プチリニューアルをすることとなった。
  • せっかくリニューアルするのであれば、現状のカビについては、カビ対策を施しておきたいとのことで、カビ対策業者をインターネット等で検索しておられた。
  • 弊社共生エアテクノにもお声掛けいただき、臭気判定士が現場確認後、お打合せの上、カビ対策のお見積りと作業内容をご提案させていただいた。
施策等の内容
  • 本来であれば、極力スケルトン状態での除カビと防カビの作業を施すのがベストではあるが、作業工程や他作業のスケジュール等もあり、とりあえずやれる範囲での作業にてご発注をいただいた。
  • 一部、作業性の悪いところや、密閉に近い空間もあったため、臭気判定士2名にて現場へ訪問し、除カビ作業や防カビ作業には安全にも細心の注意を払いながら作業を行った。
  • 除カビ剤としては、プロパストップタイプEにて、一回ではなく、二回の施工にて万全を期した。
  • 防カビ剤としては、プロパストップタイプNOKIFにて、防カビ作業を実施した。
  • プロパストップタイプEは、多少の刺激臭もあるため、ファン&ダクトも用いて、換気をしっかりとる事で、乾燥も早める等の処置を行い、滞りなくカビ対策作業は終了した。
装置等の名称/分類
装置等の紹介
  • 臭気判定士によるカビ臭や異臭の調査や測定
  • カビ菌の菌種同定や菌数測定
  • カビ対策のコンサルティング業務
施工後の状況
  • ここ数年、プロパストップタイプEを除カビ剤として活用しており、問題なく除カビ効果を発揮してくれていると感じる。防カビ剤は、プロパストップタイプCが主流だったが、現在はタイプNOKIFが新防カビ剤として出てきており、弊社も全面的にNOKIFを採用している。
その他補足感想など
  • 一昔前は、カビ対策業務というのは、高温多湿な季節(梅雨時等)に多くご依頼があった。
  • 昨今、それに加えて、突発的なカビの発生によるカビ菌の測定や除カビ作業のご依頼も多くなった。突発的なケースの多くは、施工不良やミスによる漏水や雨漏り等に由来するカビの発生及び繁殖である。
  • また都心部では、半地下室を設ける住宅が増えたり、高気密・高断熱住宅が主流となったため、季節を問わず、カビ対策のお問い合わせは多く頂戴するようになっている。
  • 冬でも、暖房と加湿による結露が顕著になり、24時間換気をとめる(寒いとか暖房費用と節約等)ことで、余計にカビの発生を増長してしまう可能性もある。
  • さらに、ここ最近の異常気象も追い打ちをかけるように、河川の氾濫からの床下浸水等では、当然、水が引いたあとや、排水を行ったあとの、カビの発生というのは避けられない可能性が高く、除カビ対策や防カビ対策を行っておく必要があるだろう。
  • カビ菌は、人体にも有害になる可能性があるため、カビ菌が発生したら当然、対策を行うべきであろうし、発生しそうな現象があれば、事前に予防のための対策を行うのも良いだろう。
  • カビ対策、カビ菌測定、除カビや防カビの作業であれば、弊社共生エアテクノまでお問い合わせください。
問い合わせボタン
除カビ・防カビ作業
除カビ・防カビ作業
除カビ・防カビ作業(機材)
除カビ・防カビ作業(機材)
 

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タイの工場の臭気測定や脱臭装置のデモテスト

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工事種別

工場の排気臭対策及び臭気苦情解決

担当(著者)
提出日付
2019年11月6日
施工先
某 タイの工場
施工概要
施工前状況
  • タイの工場では、業種ごとに順次、臭気に関する規制がかけられていくという情報がある。
  • 臭気規制に関しては、日本の悪臭防止法と同じく、複合臭気での規制であり、排気口と敷地境界線での臭気濃度を、臭気判定士による三点比較式臭袋法にて測定する必要がある。
  • 次にゴム業界にて規制がかけられるという情報があり、タイのゴム工場関係では規制対策を勘案していかなくてはならないようだ。
  • 今回は、某工場にて、脱臭対策の必要性の勘案となり、TOBによる臭気測定と同時に、弊社の消臭システムを用いた脱臭デモテストも実施させていただいた。
施策等の内容
装置等の名称/分類
  • タイの工場における脱臭対策や臭気測定、苦情解決
  • タイのゴム業界における臭気規制と臭気対策
  • 工場の排気臭対策
装置等の紹介
施工後の状況
その他補足感想など
  • OSR消臭剤は、正式に開発が終了したばかりで、これから拡販されていく新しい機能水である。
  • 今までの消臭剤は、ニオイを付けるマスキング方式か、無臭に近づける吸着や分解方式でああった。ちなみに酸化機能水も分解方式に近い消臭剤の一つといえる。
  • そしていずれも欠点としては、ランニングコストが高くなるという部分は避けて通れないものであった。そのため、弊社ではなるべくランニングコストでお客様にご負担をおかけしないシステムとして、酸化機能水を開発し、使用している。
  • このOSR消臭剤も、ランニングコストとしては低く抑えられる位置づけとして、開発を進めた。また、マスキングではなく、ニオイを絡めとる方式ではあるが、分解するわけではなく、多少、OSRそのもののニオイは残留するケースがある。
  • それでも、悪臭苦情の解決を主とするのであれば、酸化機能水もそうであるが、多少、消臭剤そのもののニオイは残るものの、すぐに拡散してニオイがなくなってしまうので、有効な手段として使っていただけると思う。
  • 既存スクラバーへの投入等、幅広くお役に立てると考えていますので、OSR消臭剤へのお問い合わせは、日本及びタイの工場では、まずは弊社共生エアテクノまでご一報下さい!
問い合わせボタン
デオドプロシリーズ OSR

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食品製造工場の排気臭気対策

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工事種別

食品製造工場の排気臭気対策

担当(著者)
提出日付
2019年10月25日
施工先
施工前状況
  • 某食品製造や食品加工を行っている工場において、製造しているスパイスや香料の臭気が近隣住民様から臭気苦情となってしまっていた。
  • いくつかの製造ラインの排気があり、すでに臭気レベルの高いところから、順次、脱臭対策を実施しており、弊社もデオミスト型の消臭ユニットを中心として、排気ダクトのダクティングワークも含めて、脱臭対策のお手伝いをさせていただいてきた。
  • 今回も、新たに、臭気レベルの高い排気ラインについて、脱臭装置の設置をご検討いただき、弊社としては臭気レベルの把握を行うコンサルテーションを実施し、その結果から脱臭装置の選定、そしてデモテストも現地で実施させていただいた。
施策等の内容
  • 排気の風量はともかく、臭気の排気レベルが高いため、消臭剤のダクト内スプレー噴霧システムや、接触ボックスを設けて排気臭気と消臭剤によるデオミスト型では、臭気苦情の解決や悪臭防止法の臭気規制値を下回りには、十分ではないと判断された。
  • しかし大型の燃焼型脱臭装置は設置するスペースもなく、また燃焼させ続けるためのランニングコスト、そしてCO2の発生が懸念され、それも提案としては難しいところであった。
  • 排水はまだ余力があることもあり、弊社の最新鋭タイプのスクラバー、「インジェクションスクラバー」脱臭装置であれば、価格、設置スペース、メンテナンス、脱臭効果ともにベストマッチであり、入念なるお打合せや幾度にもわたる現場確認の上、インジェクションスクラバーを脱臭装置として導入させていただいた。
装置等の紹介
施工後の状況
その他補足感想など
  • 湿式の脱臭装置(スクラバー方式ダクト内スプレー噴霧システム等の場合)を選定したり設計するときの大きなポイントとしては、2つあると弊社は考えている。
  • 1つ目は、「気液接触率」である。スクラバーなり、接触ボックスなり、既存の排気ダクト内でもいいのだが、限られたその場所で、いかに、排気臭気と消臭剤なり水なりの消臭媒体を効率よく接触させられるかである。ここのパーセンテージが高いか低いかは、当然、脱臭効率に影響するが、たくさん接触させるためにはそれなりの仕掛けが必要となる。弊社のインジェクションスクラバー脱臭装置は、この気液接触率を高められるように開発されている。
  • 今1つは、「消臭剤(湿式剤)の能力」である。せっかく接触媒体が高い能力を有していても、肝心の消臭剤や湿式の消臭媒体に消臭能力が低い・・というのでは、なかなかしっかりとした脱臭効果や脱臭効率が期待できない可能性が高くなってしまう。弊社では、オリジナルで開発した高い消臭効果や特定の成分に除去効果を発揮する「デオドプロ」の各シリーズを選定する事で、インジェクションスクラバーとの相乗効果を発揮したり、ダクト内スプレー噴霧システムデオミストでも、できる限り、消臭効果を高められるように工夫している。
  • 工場の臭気対策脱臭装置をご検討されている場合は、ぜひ弊社共生エアテクノにお問い合わせいただけましたら幸いです。
問い合わせボタン
インジェクションスクラバー脱臭装置
インジェクションスクラバー脱臭装置

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