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原因不明の異臭(異臭発生源調査)


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担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2022年4月5日
対応先等
某クリニック(建物内の異臭調査
状況等
  • 某クリニック内にて、原因不明の異臭が発生しているとのことでした。
  • 比較的、新しい建物でありましたが、冬場では特に、そのような異臭は感じられなかったようです。
  • しかし暖かい季節になって、従業員さんがその原因不明の異臭に気が付きました。
  • 最初は、暑くなってきたので、新建材などの揮発が原因かな?と気にしないようにしていたようです。
  • それでもなかなか異臭の発生がおさまらず、しかも終日ではなく、朝などの特定のタイミングだけとのことでした。
  • さらに、クリニックの来院者からも、ときどき「臭いが気になる」という指摘もではじめたため、いよいよ建築業者さんや設計いただいた方などに、ニオイ問題の相談をされたそうです。
  • 親身になって相談にのってはいただいたものの、全く原因がわからず、一部内装材を変えてみたり、配管接続部分の密閉性を強化したりと、やってみても変わらないままでした。
  • 臭気調査の専門会社をwebで検索、弊社共生エアテクノにご相談を頂戴しました。
対応内容
  • ご連絡をいただき、弊社異臭調査のプロフェッショナルである臭気判定士が対応に当たりました。
  • ヒアリングをさせていただき、弊社の臭気アセスメントの方法と費用をお伝えしたのち、すぐにご発注をいただきまして、最短日程にて異臭発生源調査を実施することになりました。
  • 当日は、臭気判定士2名にて、異臭調査に乗り出しました。
  • 何もない状況から、ニオイを嗅ぎ、気流を確認し、建築設備図面をチェックし、内外観なども確認。たくさんの異臭発生の仮説を立案しました。
  • そののち、あるタイミングで、異臭の発生を確認できました。2名の臭気判定士とも、その異臭を嗅ぎ取れまして、そのままニオイを追っていきました。
  • すると、エアコンからその異臭が発生していることがわかりました。
  • 念のため、トレースガスによる汚水や下水、雑排水の漏洩チェックも行いましたが、どこからも漏れは検知されず、原因はエアコン内部のフィン部分にあると断定できました。
  • 臭気の質もわかり、発生原因もわかったため、お客様も納得しきりでした。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
  • 臭気判定士による臭気調査
  • 臭気対策コンサルタントによる臭気アセスメント
  • トレースガスを用いた臭気漏洩箇所チェック
対応後の状況等
  • 対策としては、エアコン内部の金属部分、フィンあるいはエバポレーターに、雑菌が繁殖することです。それが、冷房運転時等で結露が発生し、加湿されることで、雑菌の活動が活発化して異臭を発生させるのです。内部の金属部分を除菌消臭することで解決します。
その他補足感想など
  • 建物内の異臭の発生源としては、例えばそれが地下なのか、地上階なのか、あるいは高層なのか、といった条件によっても、弊社が想定する仮説の立て方が変わってきます。
  • 同時に、例えば暑い時期に発生しやすいのか、あるいは寒い季節の方が発生しやすいのか、雨上がりとか晴天時とか、諸々の条件によって、やはり仮説の立て方が変わってきます。
  • またあるいは、常時臭っているのか、はたまた不定期だけど朝方とか夜とかなのか、もしくは全くの不定期で突如として異臭が発生するのか、等でも変わってきます。
  • そして臭気の質です。汚水や下水といった、下水道のようなニオイの質というのが最も多いご相談ではありますが、それ以外でも、カビのようなニオイであったり、雑巾が腐ったような匂いであったり、おしっこのような悪臭であったり、建材のような臭気であったり、消毒系とか柔軟剤、タバコといったようなニオイも最近では多いご相談の特徴として挙げられたりします。
  • 今回の現場では、臭気の質はよくわからないけど、不快度の高いニオイであり、発生するタイミングは不定期で瞬間的なもの。冬場は感じられず、梅雨時からニオイが感じられるようになった。というものでした。
  • 梅雨時から夏場にかけては、オフィスビルやクリニック等、夜間は無人となり完全に閉鎖されますので、その間は室温がぐんぐんあがります。そして朝、最初に出社された方がエアコンをオンにするわけです。
  • するとそのタイミングで、エアコンが稼働し、一気に温度を冷やしていくので、このタイミングがもっとも、内部に結露が生じて、それらがエアコン内部で多湿状態をつくりあげるのです。
  • そしてある程度安定すると、室温が冷えてきて結露もおさまります。それがまた、昼間など気温があがるタイミングで、エアコンも稼働率をあげますと、またその分、結露が生じます。
  • この結露して内部が加湿された状態のみ、この現場のような異臭が発生するというメカニズムなのです。
  • 臭気調査や異臭調査、臭気アセスメントや異臭発生源調査でしたら、弊社共生エアテクノまでご相談下さい。
 
異臭発生源調査
異臭発生源調査
     

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戸建て住宅における臭気アセスメント


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種別

一般家庭での異臭調査

担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2022年2月25日
対応先等
一般家庭/戸建て住宅
状況等
  • 某ご家庭にて、不定期に原因不明の異臭が発生し、住民様が困っておられました。
  • 集合住宅ではなく、近隣住戸とは距離がそれなりに離れており、他の近隣住民さんに聴いても、特にそのような異臭問題は発生していないとの事でした。
  • 念のため、家を建築してくれた工務店さんなどにも確認をしたようですが、築年数もそれなりに経過しており、結局はよくわからないままとなってしまったようです。
  • さらに、住居に住まわれてる中でも、全員がニオイを感じるわけではなく、特に異臭や悪臭を感じないご家族もいらっしゃるとの事で、全く原因がわからない状態でした。
  • 常時、異臭が発生しているわけではなく、ときどきであるため、当初は我慢して過ごしておられました。
  • それでも健康被害等の可能性も懸念され、臭気調査について検索されたとの事でした。
対応内容
  • お問い合わせをいただき、弊社臭気調査異臭発生源調査に詳しい臭気判定士が応答。ヒアリングを電話にて実施致しました。
  • 内容を確認させていただき、臭気調査の内容や方法のご説明、それにかかる費用、お見積書をご提出の上、正式にご依頼をいただき、異臭調査の日取りを決定しました。
  • 当日は、臭気判定士2名にて現場へ訪問。おおよその内容は聞いておりましたが、あえて先入観のない状態で、ご家庭の中でニオイが発生しているというエリアを慎重に嗅いていきました。
  • 特に気になる異臭はなかったものの、いくつかのニオイで質が気になる部分があった為、一つずつ、一緒にニオイを嗅いでいただき、可能性を潰していく作業を行いました。
  • 経年劣化による配管の漏れ等も懸念されたので、念のため、トレースガスによる汚水臭の漏洩チェックを実施しましたが、問題ありませんでした。
  • 唯一、外部(庭)で、畜産系の悪臭を感じられまして、住民様もその臭気が気になっているニオイに近いということがわかった為、報告書に対応策を纏めさせていただきました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 不定期に近隣の畜産施設から飛散する悪臭が、家に空気を導入する給気口から侵入していたので、その給気口を閉塞し、違う方角から給気を導入する方法をご提案しました。いったん、閉塞して様子を見ていただくこととなりました。
その他補足感想など
  • 今回の現場では、お客様の中でもニオイが気になっておられる方と、全く気にならない方がいらっしゃって、どちらかというと気にならない方が多数でした。
  • そのため、ニオイが気になる方は「気のせいかな」といったような気持ちにもなりつつ、それでもやはり、変な臭気がどうしても気になってしまい、かなり悩んでおられたようです。
  • 相談する相手となるご家族が「気のせいじゃない?」ということで、家を建ててくれた建築業者さんなどにも相談したようですが、やはり「特に変なニオイは感じられないし、住宅の構造に特段、問題はありません」と安心せざるを得ない感覚になっていったそうです。
  • しかし、そのようなマインドにもっていっても、どうしても不定期に異臭が気になり、インターネットで検索したところ、臭気調査を専門で行っている業務のある、弊社を見つけていただき、お問い合わせをしてみたとの事でした。
  • これで弊社からも「問題なし」と言われれば、諦めるしかない、と思っておられたようですが、弊社臭気判定士は、外部から侵入してくる わずかな畜産系臭気を嗅ぎ取ることができましたし、それがお客様の感じておられる臭気の質と合致しました。
  • 築年数が経過した住居でしたので、他にもいろいろと気になるニオイはありましたが、弊社臭気判定士2名は、気になる臭気の質を全てマッピングしまして、お客様の鼻の官能と照合していく作業を行い、一つずつ、可能性を消していきました。
  • その後、臭気の侵入してくる口を閉塞したため、ニオイは気にならなくなったと聞いております。
  • 臭気調査異臭発生源調査、匂いアセスメントでしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
臭気判定士による臭気調査
トレースガス
ニオイセンサーPOLFA
     

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三点比較式臭袋法をタイの工場でも実施


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担当(著者)
臭気対策コンサルタント 技術開発責任者 吉田博満
提出日付
2021年11月26日
対応先等
タイの工場
概要
三点比較式臭袋法をタイの工場でも実施
状況等
  • 新型コロナウィルスの感染者が減少傾向となってきまして、日本では留学生等の一部の受け入れにおいて、待機期間を短縮するなどの措置が講じられはじめています。
  • 弊社共生エアテクノでは、従来よりタイの工場の臭気対策にて、毎月のようにタイ出張を行いながら、タイの代理店さんと力を合わせてタイの工場における臭気の測定やニオイセンサーの設置、そしてスクラバー等の脱臭装置の導入まで対応させていただいております。
  • なぜならば、タイにおける環境対策の一つとして、臭気に関する規制を取り入れていく動きがあるからです。
  • その方法としては、日本でいう悪臭防止法という法律を元にしているようですので、弊社臭気対策に熟練している臭気判定士を中心に、いろいろとタイの悪臭対策のお手伝いをさせていただいておる次第です。
対応内容
  • いよいよタイも、ワクチンパスポートを有していることで、隔離期間なしでの入国が可能となりました。
  • とはいえ、日本帰国時がまだ、自主隔離期間を設けているので、簡単にタイへ渡航は出来ません。
  • しかし、タイの工場からは、臭気対策のご依頼をいただくケースもあり、現状では弊社のタイ代理店さんが、日本人マネージャーさんとタイ人の臭気判定士が動いております。
  • そして弊社もアドバイスさせていただきながら、まずは臭気の現状把握を行いましょうということで、嗅覚を用いたニオイの測定を実施させていただいております。
  • 具体的には、三点比較式臭袋法と申しまして、工場の排気臭を複合臭として測定していく方法です。そのための道具一式は、日本から輸入させていただき、日本品質のものを使用することで、日本と同じ精度を保てるようにしております。
  • そうして得られた、臭気指数臭気濃度)を中心に、臭気の拡散状況などもシミュレーションしながら、次の対策を講じていっております。
装置などの名称/分類
  • タイの悪臭防止規制
  • タイの工場の臭気規制
  • タイの各工業団地ごとの臭気に関する法規制
対応後の状況等
その他補足感想など
  • ニオイというのは、とにかく嗅がなくてはわかりません。なので、コロナ禍でリモートやオンラインが続々と導入されましたが、そのよいところは弊社としても活用しつつ、実際の臭気対策業務という点では、やはり現場へ行って、そのニオイを嗅いで、そして状況も確認しつつ、臭気対策を進めていく必要があります。
  • 日本各地の工場で対策を実施する場合は、弊社メンバーの誰かが対応しますので、特に問題はないのですが、難しいのは海外での臭気対策を実施するときです。出張ベースでタイなりベトナムなり中国なりへ行くのはもちろん当たり前なのですが、問題は臭気測定等をしていく道具類の確保となります。
  • 弊社の経験の中で、中国や韓国、ベトナムといった国の工場の臭気測定時は、全て日本から道具類をもっていきました。大きなスーツケースに道具を詰め込み、破損や臭気の付着も気を付けながら、それでもそれをすることで、しっかりした臭気の現状把握ができます。
  • タイにおいても、以前は全て、道具類を持参し、現場での測定が終われば持ち帰っていたのですが、現在では、信頼できる代理店さんに全ての道具を取りそろえていただき、いつでも臭気測定なり、脱臭テストなりを、日本と同じレベル、精度で実施できる体制を整えております。
  • 特に脱臭テストなどは、それなりの道具類が必要となりますので、タイの代理店さんは専用の倉庫を借りていただき、臭気測定道具などはしっかりとした管理も行ってもらっております。
  • 年明けからは、弊社もタイはじめ、開国したところへは出張ベースを再開していく予定ですので、タイの工場の臭気対策でしたら、いつでも対応可能です。弊社共生エアテクノまでまずはお問い合わせ下さい。
     
タイでの臭気調査
           

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