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臭気の単位(臭気の数値化)



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種別

臭いの単位

担当(著者)
臭気判定士 シックハウス診断士1級 松林宏治
提出日付
2021年8月17日
対応先等
概要
臭気の測定方法
状況等
  • 弊社が臭気対策の専門会社として一意専心している中で、数多くいただく質問の一つに、「ニオイには単位がありますか?」というものがあります。
  • 確かに、明るさでしたらルクスという単位があり、音にはデシベルという単位があります。視覚や聴覚、そして触覚としては温かい、冷たいという、わかりやすい温度があります。
  • しかし嗅覚ということについては、まずはニオイの感じ方が大きくわかれます。千差万別といっても過言ではありません。
  • 例えば、加齢臭の原因の一つである「ノネナール」を、何のニオイかをアナウンスせずに嗅いでいただくというテレビの企画を担当させていただいたことがあります。その時の結果は、「このニオイ好き」といったご意見もありましたし、「苦手」という方もいらっしゃいました。
  • そして、そこに視覚と聴覚を加え、「加齢臭のもとです」と説明すると、ほぼ全員の皆様が「ええー」となるわけです。
  • それくらい、同じニオイを嗅いでも好き嫌いがわかれたり、同じニオイ成分でも濃度の強弱でニオイが変化してしまうこともあり、ニオイの単位というのは難しく、公式の単位はまだないようです。
対応内容
  • そんな中で、どうやって弊社では臭気を数値化しているのか。について解説させていただきます。
  • まずは6段階臭気強度表示法があります。これは0~5の6段階で感じた感覚で評価していく方法です。0が無臭、1は検知閾値(何かニオうけど質までわからない)、2が認知閾値(臭いの質はわかるけど気にならない)で、3から5にいくに従って強烈な臭いという感覚法です。臭気調査の現場等で弊社臭気判定士が実際に用いる尺度です。
  • 次に、最も公式単位に近いと思われるのが、臭気指数です。もともと臭気濃度がありまして、それはその臭気を何倍の無臭空気で薄めたら、臭わなくなるかという単位でした。そしてそれを人間の嗅覚の感じ方に近づけるために、対数値としたものが、臭気指数です。悪臭防止法でも複合臭の測定方法として定められている重要な指標です。
  • 他にも、古くより用いられている、成分濃度での単位があります。これはニオイの成分ごとに、単一成分としてのppmとかppbを計測するものです。しかし単一で存在するケースは考えにくく、現実的に悪臭の現場ではなかなかニオイの感じ方とリンクしない部分はあるのかなと思います。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応等
その他補足感想など
  • 上述しました臭気指数(臭気濃度)を算出するには、三点比較式臭袋法という公定法を用いて、6名以上のパネルと2名以上の臭気判定士が必要となります。
  • 簡易法にて二点比較法等としても、公定法と同じ道具や臭気判定士を必要とするため、決して誰もが簡単に測定できるわけではありません。(ちなみに弊社はこの簡易法を主としています)
  • そのため、弊社でいえば、deomoniというニオイ測定器を有しており、デオモニが示すセンサー値にいろいろな意味合いをもたせられるようにしております。
  • 例えば工場の排気臭や敷地境界線での臭気監視であれば、臭気指数とセンサー値に検量線を敷くことで、相関関係をある程度、もたせられるようにすることで、24時間365日の連続モニタリングの意味を高められるようにしております。
  • また、ハンディ式臭気発生源調査等で利用するときは、センサー値の上昇や下降にて、臭気のマッピングや臭気のアセスメントにも幅広く活用しております。
  • ちなみに、ニオイセンサーの数値は、弊社を含め、どこのメーカーのにおい計であっても、その数値はあくまで各メーカー独自の指標となり、公式のものではありません。
  • その他、9段階で快・不快度を示す方法もあります。これは、極端に快である+4から、極端に不快である-4までの9段階で評価するものです。あまり弊社では用いるケースは多くありませんが、品質管理とか、香り系が含まれるときの臭気の評価時には取り入れております。
  • それ以外ですと、例えば弊社にも多いカビ対策。この時は、当然、カビの菌数を測定したり、菌種を同定することが、わかりやすい指標となります。
  • あるいは火事のあとの測定では、臭気強度やセンサーを用いますが、お客様のご要望によっては、ダイオキシン類の測定も承っております。
  • 臭気に関することでしたら、測定から対策までワンストップサービスで行っておりますので、弊社共生エアテクノまでご相談下さい。
におい刑事による臭気測定
におい刑事による臭気判定
におい刑事による臭気調査
におい刑事による臭気判定
  

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オフィスビルの異臭調査(デオモニを用いた臭気調査)



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種別

オフィスビルの異臭調査(デオモニを用いた臭気調査

担当(著者)
臭気判定士 電気工事士 中丸晴樹
提出日付
2021年8月7日
対応先等
あるオフィスビル
概要
デオモニを用いた臭気調査
状況等
  • あるオフィスビルにて、不定期にそこまで強くない臭気が発生していました。
  • ニオイの質は下水のような悪臭との事で、日中の人がいる時間帯に発生すると、それなりに不快感を催されたり、苦情になったりしているようでした。
  • また、夜間に発生しているケースもあるようで、朝いちばんの空間が下水臭というケースもあったようです。
  • その臭気発生個所周辺には、一切の水回り等がなく、下水とか汚水のような悪臭や異臭が発生する可能性となっている箇所は、ちょっと考えられないとの事でした。
  • テナントさんとオフィスビルの管理会社様は困り果てて、インターネットにて臭気発生源調査の専門会社を検索し、弊社共生エアテクノにご相談いただきました。
  • 弊社としては、臭気調査の方法を立案しまして、正式にご発注をいただきました。
対応内容
  • まず、全く不定期に発生するという事と、確かに現地を確認したり、建築設備図面を拝見しても、ニオイの発生源となりそうな箇所がないことを確認しました。
  • その為、弊社臭気判定士臭気の調査を行っている間に対象臭気が発生しない可能性が高い為、1週間ほどの連続モニタリング臭気測定を実施しました。
  • 具体的には、もっとも臭気が強いとおっしゃられている空間に1点、そしてそこから、四方に各1点、弊社ニオイセンサー「deomoni」を設置しまして、24時間365日の5台同時の連続臭気モニタリング調査を実施しました。
  • 1週間後、蓄積されたデータを確認すると、確かに不定期に、ニオイが強いと言われている箇所に設置したdeomoniのセンサー値が上昇している時間帯があり、同時にある特定の方向のみのデオモニのセンサー値も連動して上昇していることがわかりました。
  • その方向を重点的に調査していくと、なんとその壁の裏側に、旧物置のような使っていない部屋があることが判明。その物置をさらに入念に調べていくと、使っていないシンクがあり、その排水管のトラップが蒸発しなくなっており、そこから下水臭が発生していると判明しました。
  • 念のため、トレースガスにて侵入経路調査も実施しましたが、壁裏を通じてテナント側に臭気が侵入していることを確認できました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況
  • 物置にあるシンクの排水管を閉塞していただき、しばらく臭気の発生を見ていただきましたが、その後、全く下水臭が漂ってくることはなくなりました。お客様から「思わぬところに臭気発生源があったのに見つけて下さって本当にありがとうございます」とお言葉を頂戴できました。
その他補足感想など
  • 本現場では、最初、いわゆる「ニオイ待ち」状態でした。建築設備図面を確認し、現地を実際に目で見て確認した上で、臭気の発生源として怪しい個所が見当たらなかったからです。
  • しかも、オフィスビルなので、各テナント様の区分があり、簡単に他テナントさんのエリアへは立入もできず、まずは実際の臭気を嗅げれば、ある程度は追いかけることができると考えていたのです。
  • しかし待てど暮らせど臭気は出てこず、弊社臭気判定士たちで確認できる部分も全てし尽くした為、次の段階として、24時間連続臭気モニタリング調査に入りました。
  • テナント様の邪魔にならないように、天井部分であったり、天井裏であったりと、弊社ニオイ測定器であるデオモニの設置個所をご相談させていただきながら、複数台の設置を行いました。
  • 風向風速計も設置できるとより、わかりやすいかと思ったのですが、さすがにオフィスビルのテナント様エリアなので目立ちすぎるため、デオモニの複数台設置による臭気変動を確認する方法を選択しました。
  • 期間をまずは1週間としてトライしましたところ、見事に1週間でしっかり臭気の変動をとらえ、しかもそれが、特定の方向からのみ、臭気が侵入してきていると判明しました。これにより、一気に臭気調査の方法や次の展開が見えてきたのです。
  • ちなみに、デオモニについては、100V電源の供給を基本としますので、本現場ではそれぞれ近い100Vコンセントから、延長コードにて電源を供給しました。しかし場合によっては、大容量モバイルバッテリーにて動かすことも可能かと思いますので、電源供給が難しい場合でも対応策は勘案致します。
  • 不定期な異臭発生で、かつ、どこの方面からその異臭が来ているのかも見当がつかないようなケースでも、弊社ではこのような対応方法にて異臭問題を解決して参ります。どうぞ臭気問題でお困りでしたら、弊社共生エアテクノまでまずはお問い合わせ下さい。
デオモニによる24時間連続臭気モニタリング調査
臭気判定士による臭気調査
壁の裏の異臭発生源
異臭発生源
  

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「ニオイセンサー」deomoni(デオモニ)の設置について



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担当(著者)
臭気判定士 電気工事士 中丸晴樹
提出日付
2021年7月28日
対応先等
各対応先 工場様
概要
臭気測定器の設置について
状況等
  • 弊社共生エアテクノがメーカーとして開発し販売まで製販一体で行っているアイテムの一つに、「ニオイセンサー」deomoni(デオモニ)があります。
  • もともと、ハンディタイプのポータブル臭気センサーとしてではなく、工場の敷地境界線や排気臭等の定点臭気監視や、長期間の連続臭気モニタリングシステムを想定して、開発して参りました。
  • その中で、警報音発砲システムですとか、リンク方法の追加ですとか、多くのご要望を頂戴し、それらを順次、新たなるオプションとして開発を進めて参りました。
  • そしてそういったご要望の中で、あまり想定していなかった、不定期に発生するニオイのモニタリングや、臭気変動をチェックしたいといったようなご要望も増えて参りました。
  • さらには、品質管理にも使ってみたいですとか、異常の事前チェックをニオイセンサーで24時間監視してみたいといったリクエストやご相談も増えておりまして、それぞれ、お客様と一体になってテスト等を進めている案件も多くございます。
  • そんな中で、自然環境下におけるニオイの変動ですとか、臭気発生タイミングを把握したいといったような案件も増えておりまして、弊社としても、鋭意 対応させていただいております。
対応内容
  • 工場では数百台レベルでの納入実績がありまして、日本の工場及びタイの工場において、ニオイの見える化や、敷地境界での臭気モニタリングにお役に立てております。
  • デオモニの特徴である、無線での臭気データの送信においては、工場ですとなかなか、カタログ値通りとはなりません。送電線等で、電波干渉してしまうからです。
  • それに対して、自然環境下での無線データは、干渉物等が少ないためか、しっかりと長い距離でも中継器が稼働してくれるようです。
  • 先日も、某所にて納入させていただくための電波確認を行いましたところ、ニオイ測定器本体であるdeomoniが中継器も兼ねるため、当初の予定通りにて、広範囲をカバーする事ができると判明しました。これは多くの現場経験を積んできた弊社臭気判定士にとっても、少々驚いた電波到達距離でした。
  • また、自然環境ですので、電源(deomoniや中継器を稼働させるための電源)がありません。太陽光発電システムのオプションもご検討いただき、deomoni設置に向けて動いております。
装置等の紹介
  • 自然環境での臭気変動のモニタリングセンサー
  • 建物内や家屋内にて不定期に発生する異臭の発生状況の把握を実施する臭気測定器
  • 臭気採取データを無線にて中央制御室のPCまで飛ばすシステム
対応後の状況
  • 太陽光発電システムというオプションは、弊社としては確立しましたが、必要に応じてお客様でもご用意いただけるものです。ご予算や発注形態、使用条件等にて、弊社の担当者が諸々お打ち合わせの上、ご提案させていただいております。お気軽にお問い合わせ下さい。
その他補足感想など
  • 日本の工場でも、タイの工場でも、deomoniを設置する前には、必ずといっていいほど、電波確認を行わせていただいております。
  • この作業だけは、これだけシステマチックなニオイ測定器であっても、大変地道な作業となります。
  • 実際に、deomoniのデモ機を現場へ持参し、複数名の臭気判定士や臭気対策コンサルタント、タイの工場では弊社代理店のタイ人スタッフさんも総動員し、敷地境界から電波が届く範囲を、実際に歩きながら確認しつつ、中継機をどこに設置していくか、等を確認していくのです。
  • 大きな工場で、敷地境界線の四方に設置する場合などは、この作業だけでもかなりのお時間を頂戴します。そこからさらに、検量線を敷いていく作業もご依頼いただく場合は、1日では終わらないケースもありますが、しっかりとスケジュールをお打ち合わせさせていただき、経験豊富な弊社メンバーが対応させていただいております。
  • 最近では、工場の敷地境界における24時間365日の定点臭気モニタリングシステムはもちろんですが、それ以外でも、例えば排気口直近での臭気変動をリアルタイムで常時監視する臭気センサーとして使用できないか?という工場様のご相談を頂戴し、弊社の技術開発チームが、その対応に創意工夫を繰り返しておりました。
  • 排気口直近ですと、当然、排気臭気の濃度が高いため、高濃度ガスに晒されてしまうと、ニオイセンサーがダメージを多く吸収し、なかなかニオイの数値が戻らなくなってしまう等が懸念されるためです。そのため弊社では専用BOXや吸引装置を開発し、また新たなるオプションとさせていただきました。
  • 工場や自然環境、建物内の臭気センサーでしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
deomoniの設置前の確認
deomoniの設置前の確認
deomoniの設置前の確認
deomoniの設置前の確認
  

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