工事種別
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2019年2月1日
施工先
某飲食店(居酒屋)
施工概要
原因不明の異臭発生源調査(居酒屋にて不定期に発生する悪臭対策)
施工前状況
- 某居酒屋にて、普段は問題ないのに、突如として不定期に、悪臭が発生していた。
- ひどい場合には、我慢しがたいほどの悪臭レベルとなり、お客様が帰ってしまうといったようなケースも発生してしまっていた。
- 地下にある店舗であり、上の店舗からの異臭侵入や、階段を隔てた場所に設置してある汚水槽や雑排水槽からの汚水臭気や雑排水臭気の侵入、さらには動物の死骸からの悪臭発生等、いろいろなケースを想定して、設備業者さんや衛生関係の業者さんが調査を行ったとの事だった。
- しかし、全く原因がわからず、汚水槽や雑排水槽の清掃等も行ったが、異臭の発生状況が改善されなかった。
- どうしようなく、インターネットで検索したところ、臭気調査の専門会社である弊社共生エアテクノを発見し、問い合わせをしたとの事だった。
施策内容
施工後の状況
- 大きく、2か所の原因が異臭発生源として特定された。
- 同時に、エアーバランスの悪さも改善する必要があると判明した。
- それらを順次、先方にて改善工事をしていただき、無事、悪臭の発生は収まった。
その他補足感想など
- いざ現場へ行ってみると、かなり古い雑居ビルであり、まずは現状把握と図面との照合作業だけでも時間をとられた。
- というのは、リニューアルに次ぐリニューアルをしているのだが、最新の図面がなく、また、天井裏や壁裏、床下等で目視できない配管関係も多くあった為、旧図面から想定していったり、ファイバースコープを使って見える限り、現認していく必要があったからだ。
- それでも臭気の質とマッピング、そして設備構造と衛生配管関係、そして気流といった部分から、2名の臭気調査に熟練した臭気判定士が、それぞれ発生源と思われるところを順次、仮説として立案していった。
- 汚水槽や雑排水槽もマンホールをあけ、顔と鼻をつっこんで、臭気の確認や構造の確認を行っていく作業は、臭気調査の中でも最も厳しい作業ではあるが、それをやる事で見えてくる答えもある。
- 仮説の中からトレースガスによる調査に移行し、複数個所から反応が出てしまい、それらを絞り込んでいく作業に時間がかかった。
- 結果的には、槽内の旧配管の破損部分を通じての臭気の侵入と、汚水・雑排水の処理室内からのまわりこみが原因と判定出来た為、対策方法を報告書に纏めて、弊社の所掌範囲は完了となった。
- 建物内で発生している汚水や下水のような悪臭、あるいは原因不明の異臭でお困りでしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
下記のバナーをクリックお願いいたします!
人気ブログランキングへ
消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!
㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/