工事種別
工場のカビ対策
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2019年1月21日
施工先
某工場
施工概要
除カビ・防カビ作業の請負
施工前状況
- 某食品製造工場にて、工場内にカビが発生し、慢性的なカビの発生に困っていた。
- 食品工場では、高温多湿な工場内の条件はもちろん、食品の材料や原料はカビ菌の栄養源にもなるうえに、室内循環(害虫や粉塵を入れにくくする為)量も多い為、どうしてもカビの発生は避けられない状況となりやすい。
- その為、定期的な除カビ作業と防カビ作業を行っていく必要がある。
- 本件では、過去、特にカビ対策を実施したことはないとの事で、本格的に一度、カビ対策を実施していく必要があると考えていた。
- 食品へのカビの混在等は、コンプライアンス上にも大きな問題となるし、消費者への健康問題も懸念されるからとの事であった。
- インターネット等で検索いただき、弊社共生エアテクノにご相談いただいた。
施策内容
- まずは、カビ対策業務の経験豊富な臭気判定士兼作業環境測定士が、お問い合わせを受けて最短の日程にて、工場へお伺いさせていただいた。
- カビ対策業務のお話やお打ち合わせ、ヒアリングの上で、現場も確認させていただいた。
- 除カビ作業と防カビ作業のお見積書を作成しご提出。正式にカビ対策業務をご依頼いただいた為、請負作業の準備を実施した。
- 工場であり、作業範囲も広く、天井高さも数mに及ぶ為、カビ作業を請け負う作業員の選定や日数等の工程、そして作業範囲と所掌範囲の設定、さらには足場の準備や機材の用意、除カビ剤や防カビ剤の準備等、文字通り「段取り八分」という事で、担当者は事前準備に多くの時間を費やした。
- 入念に準備を実施したことと、熟練したカビ作業の技術員でチームを結成出来た為、カビ対策業務は当初の予定通り、順調に進んでいった。
- 除カビ剤は、現:プロパストップタイプEを使用し、防カビ剤は、現:プロパストップタイプNOKIFを利用した。
- 2日間にわたる除カビ、防カビ作業の請負は、スケジュール通りに完了した。
装置の紹介(概要)
- 除カビ剤:プロパストップタイプE
- 防カビ剤:プロパストップタイプNOKIF
- ゼロオドサービスより「No More Mold」
施工後の状況
- 最後に、施工完了報告書を提出し、お客様からも検収を頂戴出来た。
- カビの色素を落とす部分は、所掌範囲外としていただいたが、やれる範囲で実施した。
- 前述の通り、工場のカビは再発しやすく、定期的なカビ対策を推奨させていただいた。
その他補足感想など
- 上述した通り、本件に限らず、工場の臭気対策では、臭気コンサルテーションにしても、臭気調査にしても、また本件のようなカビ対策業務にしても、それなりに規模が大きくなる。
- さらに、工場の稼働が基本的には24時間であったり、夜間のみ停止であったり、あるいはお盆や正月等の定期修繕期間しか作業に入れないといったような条件も多くのケースでは発生する。
- カビ対策の場合は、停止中にしか実施できないし、臭気コンサルテーションや脱臭のデモテストなどは、生産がピークの時に実施するべきだし、弊社も少ない人数で多くの臭気対策現場を対応しているので、毎度毎度、日程調整が最も苦労する業務の一つになってくる。
- さらに、日本全国の工場だけではなく、昨今ではタイを中心とする東南アジアや、中国を中心とする東アジアからも、工場の臭気対策やカビ対策といったお問い合わせが増えており、弊社としてはやれる限り、必要としていただいる以上は、お役に立ちたいと頑張っている。
- その為、日本各地では施工協力業者さんにビジネスパートナーとなっていただき、アライアンスを形成しながら、特にゼロ・オド・サービスの作業分野は少しでも日程的に早く、迅速かつ質を落とさず、対応出来るように体制を構築しつつある。
- まだまだこれから、たくさんやっていきたいこともあるが、それらは全て、この全世界の臭気やカビのマーケットから、もっともっと必要とされる為である。
- 日本、そしてタイの工場において、臭気対策や脱臭、消臭、カビといった問題がありましたら、まずは弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
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