担当(著者)
臭気判定士 2級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2019年4月4日
施工先
某食品製造工場
施工概要
食品工場の食材製造過程における排気臭対策
施工前状況
施策内容
- 内容をすり合わせさせていただいた上で、正式に臭気測定と脱臭デモテストのご発注を頂戴した。
- 常時稼働しているわけではないので、慎重に製造工程と弊社のスケジュールをすり合わせて、複数日にわたっての現場作業を決定した。
- 脱臭デモテストは、事前打ち合わせにより、消臭剤スプレー噴霧方式となった為、インジェクションスクラバーのデモ機は持ち込まず、酸化機能水消臭剤を噴霧する脱臭デモテスト用のBOXと、それに付随する道具や工具関係一式を持ち込んだ。
- 現場にて噴霧条件を変えながら臭気採取する組と、その採取を三点比較式臭袋法(簡易法)にて臭気測定する組にわかれて、無事、予定していた工程をすべて完了する事が出来た。
装置の紹介(概要)
- 臭気対策のコンサルテーションによる、臭気指数算出と拡散シミュレーション
- 臭気判定士による現場での簡易法と、周辺調査
- 消臭剤やスプレー条件等の組み合わせによる最適な脱臭条件の模索
施工後の状況
- 酸化機能水も、添加剤としてのタイプであったり、濃度であったりのパターンがあり、消臭剤噴霧も接触時間や風量、風速等で何十パターンにも及ぶトライを行った結果、maxで90%程度の脱臭効率を得られた。報告会実施後、実機の設計や勘案に移っていく。
その他補足感想など
- 周辺調査と嗅覚測定(簡易法)を担当した臭気判定士2名の官能評価では、数km先でも風向きや風の強さによって、臭気の飛散を確認出来た。臭気苦情になるレベルではないと思われるが、臭気の飛散は時として、「こんなに飛ぶのか」と思わせてくれる。
- 製造工程が常に一定で24時間365日であるのか、あるいは製造工程が不定期で、多種多様になっているのか、いろいろな製造過程や製造条件も加味していかなくてはならない。弊社ではすべての製造工程や製造方法を把握できず、工場によっては守秘というケースもあるので、「この工程の時のこの臭気」とお客様からご指示を頂戴し、脱臭テストを実施させていただくようにしている。
- また、弊社としては、インジェクションスクラバー脱臭装置をご提案するべきところでも、ご予算の関係や設置スペースの問題等で、お客様から、「第一段階としてもう少し安くて脱臭効果が劣ってもいいから、スプレー噴霧方式で行きたい」等のご要望があれば、弊社としては極力、脱臭効果を最大限発揮できる条件を整えて、お客様に納品させていただくべく、今回のように、何十パターンにもおよぶトライをさせていただき、ご予算内で出来得る限り最大限の脱臭効果を出せるようにやらせていただいている。
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