その他の産業/野外の事例」カテゴリーアーカイブ

農業・漁業など、また野外での臭気対策事例

総合病院の病理検査室FA管理濃度対策

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担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2016年10月17日
施工先
某県 総合病院の病理検査室
施工概要
某病院様にて、病理検査室の改修工事を検討されていた。
その時に、法制化されたHCHOの管理濃度0.1ppm以下も達成できる事と、作業効率をアップさせるレイアウト設計もあわせて検討されていた。
施工前状況
・新築ではなく、改築リニューアルであり、排気風量や排水等の設備面では、ある程度の制限があった。
・FA濃度をA点及びB点ともに、0.1ppm以下とする事は絶対条件であった。
・現状の機器レイアウトでは作業効率がよくない為、技師さんの作業効率を重視するレイアウト設計を組み入れる必要もあった。
施策内容
1.リニューアル前の病理検査室にて、弊社の作業環境測定士による、FA濃度測定を行った。
2.ホルムアルデヒド濃度のマッピング状況から、まずはFA濃度を作業直近でも、病理検査室内空間でも、0.1ppm以下を保証できるように、レイアウトと機器を選定し、ご提案させていただいた。
3.その後、細かなご要望やリクエストにそって、ホルマリン溶液用キュービテナーの専用排気装置等を組み込み、技師さんが働きやすいレイアウトと環境となるように、徹底的な打ち合わせを実施した。
4.プロット図をご承認いただき、設備設計を実施。機器製造~納品、設置作業を行った。
5.設置後、試運転調整を行い、風量調整やスモークテスターによる気流チェックを行った。
6.設計仕様通りであり、FA濃度測定でも問題がなかった為、無事、検収を頂戴した。
装置などの名称・分類
装置の紹介(概要)
  • ホルマリン溶液用キュービテナーの専用排気装置
  • λ型流し台&濾過装置
  • 局所排気装置付き切出しテーブル×2
施工後状況
  • FA濃度測定では、A点及びB点すべてにおいて、FA濃度0.1ppm以下となった。
  • その後も病院様からは、手術室であったり、解剖室であったりのHCHO濃度対策をご相談いただいたり、病理検査室の一部分の更なる改良のご相談をいただきながら、弊社の作業環境測定士が親身になってアドバイスをさせていただいている。
その他補足感想など
  • λ型プッシュプル装置であったり、局所排気装置付き切出しテーブルであったり、いずれにせよ、病理検査室のFA管理濃度対策においては、排気量がとても大きなポイントとなってくる。
  • 弊社のシステムでは、他社に比べて少ない排気量でも対応する事が可能となっていると思うが、それでも既存の病理検査室では、循環型を一部、設計仕様に入れなければならないケースも出てくる。
  • 今回の現場では、幸い、既存の排気風量や排気場所、排水設備で、0.1ppm以下を保証できる設計が可能であったため、全て外部排気とする事が出来た。
  • 病理検査室が奥まったところにあり、機器の搬入や設備工事には細心の注意を払って、なおかつ納期を遵守する必要があり、病院様にご迷惑を掛けらえない思いで慎重にスケジュールを調整した。
  • 結果的には、何もトラブルなく納品~設置工事、試運転まで完了でき、無事に保証していたFA管理濃度0.1ppm以下を達成する事が出来た。
  • 病院様からも大変感謝され、引き続き、ホルムアルデヒドだけではなく、臭気対策やキシレン対策、また病理検査室だけではなく、手術室や解剖室等のご相談も頂戴しており、お手伝いできるように鋭意対応中である。
設置工事
設置工事
酸素クラスター除菌脱臭装置
機器の搬入/設備工事
λ型流し台&濾過装置
λ型流し台&濾過装置設置工事
FA管理濃度対策排気設備工事
排気設備工事
局所排気装置付き切出しテーブル
局所排気装置付き切出しテーブル
排気設備設置工事
排気設備設置工事

今回は、病理検査室のホルムアルデヒド濃度対策についてお伝えしました。
においでお困りの場合は共生エアテクノまでお気軽にお問合せください。

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某総合病院のホルムアルデヒド管理濃度0.1ppm以下対策機器

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工事種別

某総合病院のホルムアルデヒド管理濃度0.1ppm以下対策機器

担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2016年9月2日
施工先
総合病院の病理検査室
施工概要
特定作業場(本件では病理検査室)におけるFA濃度0.1ppm以下を達成する。
作業直近及び作業空間ともにホルムアルデヒド濃度を0.1ppm以下とする。
病院病理の技師さんが使いやすいレイアウトとする。
施工前状況
・当時はFA管理濃度の規制がなかった為、キシレン臭対策等の局所吸引装置等は設置されていた。
・しかしホルマリン溶液が揮発して発生するホルムアルデヒドについては規制がかかった。
・既存の局所排気装置では、規制基準であるHCHO濃度0.1ppm以下には出来ない。
・よってFA濃度0.1ppm以下にできる脱臭装置やシステムが必要であった。
施策内容
1.弊社では、13年にわたる脱臭専門業者としての知見から、ホルムアルデヒドの脱臭や吸引、プッシュプル等をシステムでご提案する事が出来る。
2.全国の病理検査室を顧客としている弊社のパートナー会社より、本件のご相談を頂戴し、早速、作業環境測定士&臭気判定士であるFA対策のチームリーダーが現地へご訪問した。
3.現状のFA濃度の測定や、システム機器、給気・排気条件等をくまなくチェックさせていただいた。
4.改善案を、「プロット図」とともに作成し、総合病院様へ提出。
5.その後、何度も病理検査室の技師さんと作業効率や作業導線、ご要望等を頂戴しながらプロット図をブラッシュアップし、完成させた。
6.承認いただいたプロット図及び仕様内容に従いFA対策システムの製造及び納入をさせていただいた。
装置などの名称・分類
  • 病院の病理検査室向けFA濃度0.1ppm以下とするエアフローユニット一式
  • FA対策コンサルタントによる作業状況の改善提案
  • 酸素クラスター除菌脱臭装置によるキシレン臭の低減
  • 作業環境測定士によるFA濃度測定
装置の紹介(概要)
施工後状況
・ホルムアルデヒド濃度は、作業直近及び作業空間ともに、0.1ppm以下を達成した。
・撮影台の対策等までご提案及び実施させていただき、単なる規制値を下回る機器提案だけではなく、経験豊富なFA対策コンサルタントが、さらなる向上のための様々なご提案をさせていただいた。
その他補足感想など
  • 既設の病院の病理検査室では、既にいろいろな条件が決められている(特に給気及び排気の風量と場所)中での対策が必要とされる。
  • 技師さんは、現状の設備のいいところは残し、改善するべきところはもっとよくしたいと思っておられるので、弊社では極力、少しでも使いやすくなり、働きやすくなるように、徹底的に技師さんと協議してエアフローユニットをご提案するようにしている。
  • 従来の局所排気装置や、プッシュプルユニットは、どちらかというと塵や埃の対策用がメインであったケースもあり、ホルムアルデヒド濃度の低減は「脱臭」のノウハウや技術も必要になってくる。
  • FA管理濃度0.1ppm以下の規制以外でも、病院には「管理区分」というものもあり、弊社のFA対策コンサルタントは、第一管理区分になるまでいろいろな知見からアドバイスをするというお付き合いをさせていただいている。
  • 病院の新築計画段階からのFA濃度対策設計のお手伝い、既存の病院の病理検査室を稼働させながらのFA濃度対策工事の実施等、ホルムアルデヒド濃度対策であれば、弊社では何とか対応できるように心がけている。
エアフローユニット工事
エアフローユニット工事
エアフローユニット用電気盤
エアフローユニット用電気盤
撮影台用排気装置
撮影台用排気装置
酸素クラスター除菌脱臭装置
酸素クラスター除菌脱臭装置
切出しテーブル
切出しテーブル
流し台プッシュプル
流し台プッシュプル

今回は、総合病院の病理検査室の脱臭対策(ホルムアルデヒド管理濃度0.1ppm以下対策機器)についてお伝えしました。
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病理検査室のホルムアルデヒド濃度対策

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工事種別

病理検査室のホルムアルデヒド濃度対策

担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2016年8月11日
施工先
某総合病院の病理検査室
施工概要
既設の某総合病院様の病理検査室。
法制化された「FA管理濃度0.1ppm以下」を遵守する為に、共生エアフローユニットを提案。
施工前状況
・法制化される前から、ホルムアルデヒド臭とキシレン臭対策を実施しておられた。
・その対策の一つとして、既に脱臭装置「酸素クラスター」を導入いただいていた。
・しかしその後、ホルムアルデヒドの管理濃度が特定事業所では0.1ppm以下に定められた。
・本病院では、病理検査室がそれに該当する為、作業環境測定を実施したところ、ホルムアルデヒド濃度をA測定地点及びB測定地点ともに0.1ppmを上回っていた。
施策内容
1.まずはプロット図を作成し、局所排気装置や吸引装置付きのラック、プッシュプルの流し台等のレイアウトをご提案、お客様の作業効率等も合わせて数回にわたる打ち合わせを実施した。
2.各機器の設計&製作にかかるとともに、既設の病理検査室であった為、工事打ち合わせも綿密に実施した。また、監督署への設置届も弊社の作業環境測定士にて作成&提出した。
3.循環式局所排気装置付切出しテーブル、局所排気装置付切出しテーブルL1000型、既設流し台用プッシュプルユニットL1800型、Q型プッシュプルラックL1500型、酸素クラスター除菌脱臭装置の各機種を設置させていただいた。
4.設置後、試運転を実施し、風量バランスや使い勝手等の確認を行った。
5.ホルムアルデヒドの濃度測定を行った。
6.病理検査室の技師様各位へ取扱説明会を実施し、検収となった。
装置などの名称・分類
装置の紹介(概要)
  • 循環式局所排気装置付切出しテーブル(特殊型)
  • 局所排気装置付切出しテーブルL1000型
  • 既設流し台用プッシュプルユニットL1800型
  • Q型プッシュプルラックL1500型
施工後状況
このホルムアルデヒドの管理濃度を0.1ppm以下にしなくてはならない法律は、作業場の中において、作業をしている直近はもちろんですが、作業をする空間も規制対象となります。
弊社共生エアテクノの「共生エアフローユニット」では、このいずれでも、0.1ppm以下となるよう、設計提案を行っております。
もちろん、本病院様の病理検査室においても、無事、0.1ppm以下となっております。
その他補足感想など
  • 病院様では、実習等も実施される為、特に切出しテーブルは周囲に配管等のない設計を好まれるケースが多い。
  • 加えて、既設の病院様の病理検査室では、排気風量に限界があったり、地下等で給排気設計に無理が出てくるケースも少なくない。
  • 本病理検査室の現場でも、排気設計が大変難しく、技師様の作業効率等も勘案し、循環式の切出しテーブルを導入させていただいた。
  • これにより、切出しテーブルの周囲に何も配管等がない空間となり、作業効率が良くなったと大変喜ばれた。
  • また、Q型プッシュプルラックについても、保管物の出し入れがしやすいように、スライド方式を採用した。
  • 規格品で収めていくよりも、弊社では病理検査室の技師様等と何度も話し合い、より良い方向性や、より現場のご要望にあった装置をお納めできるよう、FA対策コンサルタントが何度も打ち合わせを実施して、機器をご提案させていただいている。
Q型プッシュプルラックL1500型
Q型プッシュプルラックL1500型
既設流し台用プッシュプルユニットL1800型
既設流し台用プッシュプルユニットL1800型
保管物の出し入れがしやすいようにスライド方式を採用
保管物の出し入れがしやすいようにスライド方式を採用
排気設計では循環式の切出しテーブルを導入
排気設計では循環式の切出しテーブルを導入
局所排気装置付切出しテーブルL1000型
局所排気装置付切出しテーブルL1000型
酸素クラスター除菌脱臭装置
酸素クラスター除菌脱臭装置

今回は、病理検査室のホルムアルデヒド濃度対策についてお伝えしました。
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