臭気判定士」カテゴリーアーカイブ

戸建て住宅における臭気アセスメント


人気ブログランキング

    
種別

一般家庭での異臭調査

担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2022年2月25日
対応先等
一般家庭/戸建て住宅
状況等
  • 某ご家庭にて、不定期に原因不明の異臭が発生し、住民様が困っておられました。
  • 集合住宅ではなく、近隣住戸とは距離がそれなりに離れており、他の近隣住民さんに聴いても、特にそのような異臭問題は発生していないとの事でした。
  • 念のため、家を建築してくれた工務店さんなどにも確認をしたようですが、築年数もそれなりに経過しており、結局はよくわからないままとなってしまったようです。
  • さらに、住居に住まわれてる中でも、全員がニオイを感じるわけではなく、特に異臭や悪臭を感じないご家族もいらっしゃるとの事で、全く原因がわからない状態でした。
  • 常時、異臭が発生しているわけではなく、ときどきであるため、当初は我慢して過ごしておられました。
  • それでも健康被害等の可能性も懸念され、臭気調査について検索されたとの事でした。
対応内容
  • お問い合わせをいただき、弊社臭気調査異臭発生源調査に詳しい臭気判定士が応答。ヒアリングを電話にて実施致しました。
  • 内容を確認させていただき、臭気調査の内容や方法のご説明、それにかかる費用、お見積書をご提出の上、正式にご依頼をいただき、異臭調査の日取りを決定しました。
  • 当日は、臭気判定士2名にて現場へ訪問。おおよその内容は聞いておりましたが、あえて先入観のない状態で、ご家庭の中でニオイが発生しているというエリアを慎重に嗅いていきました。
  • 特に気になる異臭はなかったものの、いくつかのニオイで質が気になる部分があった為、一つずつ、一緒にニオイを嗅いでいただき、可能性を潰していく作業を行いました。
  • 経年劣化による配管の漏れ等も懸念されたので、念のため、トレースガスによる汚水臭の漏洩チェックを実施しましたが、問題ありませんでした。
  • 唯一、外部(庭)で、畜産系の悪臭を感じられまして、住民様もその臭気が気になっているニオイに近いということがわかった為、報告書に対応策を纏めさせていただきました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 不定期に近隣の畜産施設から飛散する悪臭が、家に空気を導入する給気口から侵入していたので、その給気口を閉塞し、違う方角から給気を導入する方法をご提案しました。いったん、閉塞して様子を見ていただくこととなりました。
その他補足感想など
  • 今回の現場では、お客様の中でもニオイが気になっておられる方と、全く気にならない方がいらっしゃって、どちらかというと気にならない方が多数でした。
  • そのため、ニオイが気になる方は「気のせいかな」といったような気持ちにもなりつつ、それでもやはり、変な臭気がどうしても気になってしまい、かなり悩んでおられたようです。
  • 相談する相手となるご家族が「気のせいじゃない?」ということで、家を建ててくれた建築業者さんなどにも相談したようですが、やはり「特に変なニオイは感じられないし、住宅の構造に特段、問題はありません」と安心せざるを得ない感覚になっていったそうです。
  • しかし、そのようなマインドにもっていっても、どうしても不定期に異臭が気になり、インターネットで検索したところ、臭気調査を専門で行っている業務のある、弊社を見つけていただき、お問い合わせをしてみたとの事でした。
  • これで弊社からも「問題なし」と言われれば、諦めるしかない、と思っておられたようですが、弊社臭気判定士は、外部から侵入してくる わずかな畜産系臭気を嗅ぎ取ることができましたし、それがお客様の感じておられる臭気の質と合致しました。
  • 築年数が経過した住居でしたので、他にもいろいろと気になるニオイはありましたが、弊社臭気判定士2名は、気になる臭気の質を全てマッピングしまして、お客様の鼻の官能と照合していく作業を行い、一つずつ、可能性を消していきました。
  • その後、臭気の侵入してくる口を閉塞したため、ニオイは気にならなくなったと聞いております。
  • 臭気調査異臭発生源調査、匂いアセスメントでしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
 
臭気判定士による臭気調査
トレースガス
ニオイセンサーPOLFA
     

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

お問合せはこちらからどうぞ

下記のバナーをクリックお願いいたします!

人気ブログランキング

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/

 

工場の臭気アセスメント


人気ブログランキング

    
種別
担当(著者)
臭気判定士 電気工事士 中丸晴樹
提出日付
2021年12月27日
対応先等
工場の排気臭対策
概要
工場の臭気アセスメント
状況等
  • 工場をはじめとして、営利を目的とする施設には、「悪臭防止法」という法律が適用されます。
  • おおもとの管轄は環境省となっておりまして、そこから地方自治体がそれぞれの地域にあった内容で規制内容を定めています。
  • 例えば工場から排出される臭気については、2つの規制方法があります。
  • 1つは成分濃度での規制です。例えば排水処理工場であれば、硫化水素をはじめとする臭気成分がターゲットですし、塗装工場であればトルエンなどが対象となります。これらは特定悪臭22物質として定められておりまして、それぞれに成分濃度の規制値が設けられております。
  • もう1つは複合臭気としての規制です。多くの場合、ニオイ分子が単体で存在することはなく、いろいろなニオイが複合状態で存在します。よって、近年では多くの自治体が、複合臭気での規制を設けております。
  • 複合臭気の規制としては、「臭気指数」が設定されております。臭気指数を算出するための臭気測定方法は、三点比較式臭袋法という公定法を用います。
  • 工場においては、定期的に臭気測定を実施されておられます。
対応内容
  • 弊社では、臭気の測定のみを請け負うケースは少なく、多くのケースでは、脱臭のテストはもちろん、臭気の拡散シミュレーション等のコンサルテーションを含めまして、脱臭対策のご提案、そして脱臭装置の設計や施工まで実施させていただいております。
  • それでも、定期的に臭気の測定をご依頼いただくこともありますので、いわゆる三点比較式臭袋法の簡易法バージョンを用いて、臭気判定士による嗅覚測定を実施させていただいております。
  • 悪臭防止法では、2つの規制がありまして、1つは敷地境界線での臭気指数。もう1つは排気口での臭気指数となります。
  • 多くの工場では、定期的な環境アセスメントの1つとして、臭気に関することも取り入れており、実際に臭気測定を実施させていただくケースでは、敷地境界線の東西南北で4箇所。そして排気口(必要に応じて)での臭気採取となります。
  • 臭気採取したものは、工場の会議室等をおかりして、簡易法を用いた臭気指数(臭気濃度)の測定まで実施させていただくか、持ち帰ってオフィスで測定を実施しております。
装置などの名称/分類
  • 敷地境界線での臭気採取
  • 排気口での臭気採取
  • 臭気判定士による臭気採取
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 年に2回、定期的に臭気測定を実施することで、現時点では悪臭苦情はなくても、何かあったときにはすぐに環境測定の報告を出せるようにしておくこと。あるいは工場としての自主的な臭気の測定により、臭気の現状把握をしておくことは、大切なことです。
その他補足感想など
  • もともと、複合臭気を表す方法としては、「臭気濃度」がありました。
  • それは「その臭気を何倍の無臭空気で薄めたら、ニオわなくなるか」という指標です。
  • そして例えば、臭気濃度1000が、臭気濃度100まで脱臭できたら、脱臭効率は90%となります。
  • ところが、90%脱臭できたとしても、人間の嗅覚にはそこまで大きく減っているようには感じられないというニオイの特徴があります。
  • よって、臭気濃度を対数で換算したものが、臭気指数という指標になります。
  • 臭気濃度1000=臭気指数30。臭気濃度100=臭気指数20です。つまり、臭気を90%脱臭したとしても、人間の嗅覚には、30が20に減った、程度でしか感じられないということになります。
  • そこでいきますと、臭気濃度10=臭気指数10となります。つまり、一般的に敷地境界線での臭気は臭気濃度10=臭気指数10、未満ですと、無臭レベルという判定になります。
  • もちろん、10未満であっても、ニオイとしては感じられますので人のニオイの感じ方は人それぞれ、千差万別ですから興味深いところです。
  • また、悪臭防止法は基本的には有事法となっております。つまり、悪臭苦情が近隣住民等から寄せられない限り、発動しないというものでもあります。
  • 弊社共生エアテクノでは、臭気判定士 6名がおりまして、日本全国はもちろん、タイ王国までも、工場の排気臭対策や脱臭対策、臭気対策を承っております。
  • 工場の臭気対策に関することでしたら、ぜひ、弊社共生エアテクノまでまずはご相談、ご一報いただけましたら幸いです。
     
臭気判定士による臭気測定
臭気判定士による臭気測定
臭気判定士による臭気判定
     

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

お問合せはこちらからどうぞ

下記のバナーをクリックお願いいたします!

人気ブログランキング

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/

 

脱臭装置の導入とメンテナンス(ハイブリッドスクラバー脱臭装置)


人気ブログランキング

 
種別

産業工場の脱臭装置

担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2021年10月29日
対応先等
某産業工場様(排気臭の脱臭装置
概要
脱臭装置の導入とメンテナンス
状況等
  • 某生産物の製造工程において、臭気レベルの高い排気臭気が排出され、近隣住民さんから臭気苦情もしばしば発生しておりました。
  • 弊社臭気判定士や臭気対策コンサルタントたちによって、まずは臭気のコンサルテーションを実施させていただき、排気されている場所の変更と、脱臭装置の選定を、臭気拡散シミュレーション等からご提案させていただきました。
  • 念のため、現地に実機を小型化した脱臭装置のデモテスト装置を持ち込みまして、脱臭テストを実施の上、スクラバーによる脱臭装置と、排気ダクトのダクティングによる脱臭対策にて進めていくこととなりました。
  • スクラバーについては、従来の充填剤を用いた洗浄塔ではなく、脱臭屋である弊社が開発したインジェクションスクラバーもしくはハイブリッドスクラバーを主体として進めていきました。
対応内容
  • 粉塵量もそれなりにあったため、本工場の脱臭装置としては、ハイブリッドスクラバーを選定しました。なお、ちなみに現在では、インジェクションスクラバーでも対応可能となっております。インジェクションスクラバーの方が、脱臭効率もよく、コンパクトに収まるためです。
  • また、弊社では、管工事業も登録しておりますので、脱臭装置の設置に伴う排気ダクトの設置工事も対応可能です。実績多数のダクト屋さんを協力業者さんとして提携しておりますので、本現場でも、屋上まで立ち上げる排気ダクトの設置工事を、脱臭装置とともにお引き受けさせていただきました。
  • スクラバー脱臭システム一式には、水による洗浄塔ではなく、消臭剤を用いた特殊な接触構造体としておりますので、なかなか一般的なスクラバーによる洗浄脱臭では発揮できない、脱臭効率を発揮できております。
  • 本システムと排気ダクトの変更により、臭気苦情はしっかりとおさまります。よって、これの脱臭性能を低下させないように、大切になるのはメンテナンスとなります。本工場様では、毎年定期的にメンテナンスのご依頼もいただいております。
装置等の紹介
対応後の状況等
  • 通常のスクラバーは水を用いた洗浄塔であり、脱臭効率よりも除塵効率を得意としているようです。弊社は創業以来18年、脱臭や消臭にかんすることのみを生業として参りましたので、生粋の脱臭屋が開発した、インジェクションスクラバーを脱臭専用のスクラバーとしております。
その他補足感想など
  • 工場様では、生産や製造をしていく過程で、どうしても避けられないことの一つに、臭気の発生があるかと思います。
  • 臭気に関しては、工場はもちろん、飲食店やホテル、病院など、営利を目的とする施設には全て、「悪臭防止法」という法律の適用範囲内となります。
  • 近隣住民様から悪臭苦情が発生してしまいますと、必要に応じて地方自治体から当該の工場に立入検査等が入る可能性もありますし、最低限、臭気測定を実施し、その工場から排気されている臭気が、悪臭防止法の範囲内かどうかの判定はされるものと思われます。
  • 弊社でも、臭気判定士が複数名、在籍しており、簡易法とはなりますが、三点比較式臭袋法を用いた、臭気指数(臭気濃度)の測定を自社にて実施しております。検体数だけでいえば、相当数をこなしております。
  • もちろん臭気測定だけではなく、そこから導かれた臭気苦情の解決や、悪臭防止法の遵守のための道筋を整えさせていただきます。具体的には、シミュレーションから見える脱臭方法を立案し、そこからデモテストを経て実機のご提案。OKとなれば詳細設計から製造製作、脱臭装置本体の設置。もちろんそれで終わりではなく、効果検証からアフターフォロー(メンテナンス)まで実施しております。
  • 現状、日本全国の工場はもちろんですが、タイの工場でも一連の対応が可能ですので、日本及びタイの工場にて、脱臭をご検討の工場様は、ぜひ一度、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
     
ハイブリッドスクラバ―脱臭装置
           

脱臭・消臭等「におい」でお困りの方は、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。

お問合せはこちらからどうぞ

下記のバナーをクリックお願いいたします!

人気ブログランキング

会社バナー ← クリックいただくと弊社のオフィシャルサイトへ行きます。

消臭脱臭専門会社<業務用産業用>株式会社共生エアテクノの公式サイトは こちら→ http://www.201110.gr.jp/です!

㈱共生エアテクノの代表であります、通称「におい刑事(デカ)」のブログは こちら→http://ameblo.jp/nioideka/