記事の種別
担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2020年1月17日
施工先
タイ ローカルの魚粉工場
施工概要
タイ ローカルの魚粉工場の臭気調査
施工前状況
- タイの工場にて、魚粉を使った製造工場が長年、稼働している。
- 昔は周囲に住居等がなかったが、近年は徐々に住居が出来たり、他の製造工場が出来たりしてきて、環境面での問題がクローズアップされてきた。
- 当然、その中で、「ニオイ」という臭気問題も発生し、近隣からの臭気苦情も多く発生している状況との事であった。
- しかし、タイの臭気に対する規制や、ニオイに対する考え方も全くわからない為、タイの工場の臭気対策の実績が多数ある弊社にご相談を頂戴した。
- タイの代理店の臭気判定士と、弊社の臭気判定士にて現地へ伺わせていただいた。
施策等の内容
- まずは先方の環境担当者や工場の製造スタッフさん、管理部門や上長クラスとのミーティングを行った。具体的には魚粉工場の製造工程や規模、稼働時間等の把握である。
- 次に、弊社のタイ代理店の臭気判定士より、タイの工場の臭気規制に対する概要の説明と、弊社がタイの工場で臭気対策として実施するステップのプレゼンテーションを実施させていただいた。
- 質疑応答ののち、実際に魚粉工場の製造現場や周辺を、実際に歩いて回らせていただき、弊社の臭気判定士や臭気対策コンサルタントが、実際にニオイを嗅いで確認していった。
- その後、まずは臭気対策のコンサルテーションを実施し、現状の臭気強度や臭気濃度を把握し、どこまで臭気が飛散しているかを確認していくことをご説明した。
装置等の名称/分類
- 日本の臭気判定士とタイの臭気判定士によるタイローカル工場の臭気測定
- タイの臭気判定士による、タイの工場にかかる臭気規制のプレゼンテーションとご説明
- タイローカルの工場の臭気対策の検討
装置等の紹介
- 臭気対策コンサルテーション
- 排気臭気や臭気の発生源からの周辺への影響度を拡散シミュレーションから把握
- 三点比較式臭袋法による、臭気濃度の算出
施工後状況
- タイの魚粉工場をはじめ、食品製造工場等では、工場がとても大きな敷地であることも多く、排気口や臭気発生源だけでもたくさんある。臭気コンサルテーションで臭気発生源それぞれの箇所の周辺影響度を把握し、そこから対策方法と順位を決めてゴールへ向かっていく。
その他補足感想など
- タイでは現在、臭気規制については、日本の悪臭防止法をそのままもってきているような規制内容となっている。
- しかし、厳密にいえば、日本のように「国の法律」としては定まっていないようで、各工業団地ごとの規制と、工場の製造種類別の規制といったようになっていると聞いている。
- それでも、環境対策への意識は高まっており、特に日系企業のタイ現地法人の工場におかれては、臭気規制を自主的に実施されたり、成分濃度の排出規制を自社で定めて運営されており、日本と同様の環境対策意識にて臭気対策も実施されている。
- それに対して、弊社がお手伝いさせていただくのも、タイにおける日本の現地法人の工場がほとんどであり、まだまだ、タイローカルの工場の排気臭対策や脱臭対策については、お役に立てるケースは多くはない。
- もちろん、だからといって、近隣住民さんからの悪臭苦情があったりすれば、タイローカルの工場といえども、今後は規制対象になっていくであろうし、日本のタイ現地法人の工場であればなおさら、臭気対策や脱臭対策は必要不可欠となっていくだろう。
- 弊社はここ数年、タイでの脱臭対策や臭気コンサルテーションでも本当に数多くのお手伝いをさせていただいており、これからますますお役に立てるようにタイでも活動していく。
- タイの工場の臭気対策や脱臭対策等でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
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