投稿者「kanri-nishiyama」のアーカイブ

デオドプロシリーズ OSR機能水について


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担当(著者)
臭気判定士 2級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2024年1月22日
対応先等
塗装工場(塗装ブース)、油性粉塵・軽粉塵が発生する工場
概要
OSR機能水の効果について
状況・条件等
  • 工場など規模の大きい塗装ブースでは一般的に水による集塵と換気・脱臭が行われています。
  • しかし、有機溶剤は水に溶けない、あるいは溶けにくいいった性質を有しているため、水だけでの対策は不十分であるケースも多くあります。
  • そのような場合の対策としては、水に加える脱臭剤の選択が重要となります。
  • たとえば、塗装ブースでは大量の水を循環させるため、消臭剤の希釈度や寿命などがランニングコストに大きく影響するということも挙げられるのです。
  • 塗装ブースと同様に、油性粉塵などを対象とする湿式脱臭装置にも同様のことがあてはまり、やはり消臭剤や添加物の選択が重要となります。
  • 湿式脱臭装置においても塗装ブースの脱臭と同様に、消臭剤のロングライフ性が課題となります。
施策・対応内容
  • 弊社のオリジナル消臭剤ブランドである「デオドプロ消臭剤シリーズ」のうち、OSR機能水のOSRは「organic solvent =有機溶剤」を「redection=削除する」機能を持った消臭剤です。
  • その特性ゆえ、塗装ブースの貯水槽の消臭対策としても投入することが出来ます。
  • また、デオドプロtypeOSR機能水は、塗装ミストや油性粉塵、軽粉塵などを捕捉することにも効果を発揮するため、スクラバー溜水としてもご使用いただけます。
  • OSR機能水は3種類の添加剤を100~4000倍に希釈して使用するため、ランニングコスト面で非常に優れているというメリットも合わせもっております。
  • またOSR機能水スクラバー溜水としても 3~12か月のロングライフ使用が可能であり、ランニングコスト面はもちろん、省メンテナンス性という部分でも優位性を発揮します。
装置などの名称/分類
  • 工場用の消臭剤シリーズ「DeodorPro(デオドプロ)」typeOSR
  • OSR1S20
  • OSR2S180
  • OSR3S770
  • OSR機能水生成ユニット
装置等の紹介
対応後の状況等
その他補足感想など
  • 3種のOSR添加剤には投入順があります。順番を誤ると貯水槽に固形物が発生する可能性がありますので、必ず順番に投入願います。
  • 3種のOSR添加剤には基準となる希釈目安がありますが、事前の検証テストによって希釈倍数値を選定することも可能です。
  • 現地に、OSR機能水生成ユニットを設置して生成する方式、もしくは運用状況に応じて添加加水してもご利用いただけます。
  • また、消臭剤であるOSR機能水を、排気ダクト内でスプレー噴霧して使用する方法であったり、排気ダクトの途中に、排気臭気と消臭剤を接触させるための専用のBOXを設計および施工して消臭効率を向上させる「デオミスト」型として使用する、あるいはスクラバー(弊社であればインジェクションスクラバーハイブリッドスクラバー脱臭装置の水に加えて使用する方法など、塗装ブースの循環水に投入する方法以外でも、たくさんの活用方法がございます。
  • 工場の排気臭対策、塗装臭対策、VOC臭気低減、揮発性有機化合物の消臭、塗装ブース臭気対策などのお問い合わせでしたら、まずは弊社にご連絡下さい。
     
3種のOSR添加剤
塗装ブース
OSR添加剤 添加加水
スクラバー
スプレー噴霧システム
    

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デオキーパー活性炭脱臭装置による廃プラ処理工程排気臭気対策


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種別
工場の排気臭気対策
担当(著者)
臭気判定士 山田大介
提出日付
2023年12月20日
対応先等
某工場様(リサイクル工場)
概要
デオキーパー活性炭脱臭装置による廃プラ処理工程排気臭気対策
状況等
  • 某リサイクル工場で、近隣からの臭気苦情により 市役所から改善をするように指示が出ていました。
  • 対策を行うにあたっては、どの程度の臭気が発生し、どのように影響が出ているのかを検証する必要がありました。
  • また 工場稼働時の臭気の発生しない運転時の排気方法について、脱臭のランニングコストを考慮し脱臭装置の選定や設計をする必要がありました。
  • 脱臭装置/脱臭設備の導入についてこれらの事を踏まえ施工業者選定を検討されておられました。
  • インターネット等で検討され、弊社共生エアテクノ脱臭対策を高くご評価いただき、ご相談をいただきました。
対応内容
  • どの程度の臭気が発生しているのか、どこまで臭気を低減する必要があるかを確認するため、臭気対策コンサルテーションを実施しました。
  • 続いて効率的な脱臭効果の実現を検証するための方法として候補にあがった消臭剤による脱臭、活性炭による脱臭について、検証デモテストを行い、活性炭による吸着方式がもっとも適すると見られたため、デオキーパー活性炭脱臭装置の導入が決定しました。
  • 工場の稼働時に臭気の発生しない行程があるため、開閉ダンパーを設置し、脱臭装置の排気通過を調整する仕様を採用しました。
  • 加えて風向風速計も設置し、住居等が無い方向への風の際は、開閉ダンパーによって活性炭を通過させずに排気する事で、ランニングコストを抑える工夫を行えるようにしました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
対応後の状況等
その他補足感想など
  • 近隣からの臭気苦情という事でしたが、どの程度の臭気が発生し、住民にどのような影響が出ているのかという事を調査する必要がありました。
  • このような悪臭苦情の発生している工場の排気臭対策では、例えば価格だけで脱臭装置を選定したり、現場で臭気測定や臭気確認もしないまま、型にはまった脱臭システムなどを導入しても、ゴールをクリアできないケースは往々にしてございます。
  • また、ランニングコスト面からも脱臭機の効率的な運転を考慮する必要がありました。
  • 弊社では、ランニングコストをなるべく抑えられるようなシステムの設計やご提案も常に心がけております。
  • 脱臭装置の選定や設置前に、熟練の臭気判定士による臭気対策コンサルテーションと効果検証テストのデモテストにより十分に検証と検討を行うことにより、より効率的な脱臭対策に繋げることができました。
  • 今回の施策においては 脱臭効果に加え、風向きや風速、作業工程の違いを ダンパーの開閉により調整できるため、活性炭の寿命を伸ばし、ランニングコストを抑える事が可能となっています。
  • 弊社は、状況の把握から実機の設置導入、運用時の効果の維持やランニングコストに関する事まで、お客様と十分検討のうえ対応させて頂いております。日本の全国の工場はもちろん、東南アジアではタイ王国の工場についても、対応可能な体制を整えております。臭気対策につきましては、お気軽に弊社共生エアテクノまでお問い合わせください。
     
デオキーパー脱臭装置
デオキーパー脱臭装置(設置工程)
    

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デオキーパー脱臭装置の設置と設置後の効果確認にいて


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担当(著者)
臭気判定士 2級管工事施工管理技士 原田隆寛
提出日付
2023年11月27日
対応先等
某工場様(工場設備増設に伴うリピート購入/設置)
概要
デオキーパー脱臭装置の設置と設置後の効果確認にいて
状況等
  • 数年前、アクリル樹脂加工を行っている某企業様より 周辺の住民様からの臭気苦情に対する臭気対策ご相談頂きました。
  • 排ガスの臭質、臭気の強さ、排気風量より活性炭脱臭装置であるデオキーパー脱臭装置がベストと判断し、事前にデモテスト機による検証テストを重ねた結果、実機導入に至りました。
  • 実機導入後、脱臭装置の性能評価のため臭気測定を行いました。その結果、敷地境界線で規制値以下となり、臭いに関する苦情もなくなったとの報告を受け、それ以降も問題なく運用されています。
  • 2年が経過し、同工場では現在の製造量を実に3倍に増やす計画が立ち上がり、新工場の建設が決定しました。
  • 増産に伴う新工場の設立は、周辺に与える臭いの影響が大きくなるため、脱臭装置の設置が必要です。そのため、今回も弊社に相談いただき、これまで実績のあるデオキーパー脱臭装置を過去最大の10台購入していただくことになりました。
対応内容
  • 弊社では通常、脱臭設備を設置する際に、以下のプロセスを実行しています。
    • 1)現状把握を行うための調査、測定を実施し、対策目標を設置
    • 2)対策目標に見合う機器を選定し、脱臭テストを実施
    • 3)脱臭テスト結果より、対策目標をクリアできる脱臭設備の設計
    • 4)脱臭装置実機の納品、脱臭効果の確認
    • 5)定期的な脱臭効果測定の実施及びメンテナンスの実施
  • 今回は、新工場の建設会社および設備業者と協議し、設計段階で脱臭装置の仕様について説明し、打ち合わせを行いました。その結果、デオキーパー脱臭装置を10台追加設置することになりました。
  • 製造工場で一度に10台の製作は困難でしたので、春から夏にかけて5台ずつに分けて製造し、新工場建設に合わせて設置を行いました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
デオキーパー脱臭装置
  • 薬剤や金属の添着の他、サイズ・形状、素材の変更によって、あらゆる臭気への対応が可能
  • フィルター式にすることにより、中身の吸着材を簡単に入れ替えることが可能
脱臭効果測定
  • 脱臭テスト同様の効果が発揮されているかを確認
対応後の状況等
  • 新築の工場はまだ稼働しておらず、現時点では脱臭装置の設置と試運転調整を行いました。工場が稼働を開始した際に改めて訪問し、脱臭装置が臭いを効果的に低減しているか確認させていただく予定です。
その他補足感想など
  • 今回設置するデオキーパー脱臭装置は、1台当たりの処理風量60m3/minとなります。これらが過去最大の10台となるため、装置を設置後の光景は圧巻でした。
  • 今回設置するデオキーパー脱臭装置1台あたりの活性炭の重量は約315㎏です。10台合計で3,150㎏の活性炭を使用することで、工場から排出される臭気を除去します。
  • 弊社では産業工場向けの脱臭装置を設置後、原則として臭気測定を行っています。事前の脱臭テストで効果が確認されていても、実際の運用で効果が出なければ意味がありません。そのため、脱臭テストと同様の効果が実際に出ているかを確認することが重要です。新工場はまだ稼働していませんが、稼働後に改めて訪問し、脱臭効果を測定して装置の性能を確認します。
  • 弊社は、現状把握から実機の設置導入、運用時の効果の維持に至るまで、一貫したサービスを提供しています。臭気対策にはさまざまな方式があり、それに応じて工場ごとの対策方法が異なります。臭気に関するお悩みがありましたら、お気軽に弊社 共生エアテクノまでお問い合わせください。
      デオキーパー脱臭装置     

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