投稿者「kanri-nishiyama」のアーカイブ

多地点の同時に臭気測定(臭気発生の複数個所を臭気変動チェック)


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担当(著者)
臭気対策コンサルタント 平山レオ
提出日付
2021年9月17日
対応先等
ビルなどで発生している悪臭の調査
概要
臭気発生の複数個所を臭気変動チェック(複数ポイントを一気に臭気モニタリング)
状況等
対応内容
  • まずは現場の状況をしっかりヒアリングしまして、ニオイの質や強さ、発生しているタイミングや発生個所と思われるポイントなどをシミュレーションしていきます。
  • 次に、それらのヒアリングから、必要な場合は現地の確認を実施します。しかしほとんどのケースでは、臭気調査における現場確認は実施しておらず、お電話やメール、資料でのやりとりの中で実施方法を勘案して参ります。
  • そして、それらの中から要領書や法案書を(弊社内で)作成し、それに応じて必要な人員、弊社では多くのケースでは臭気判定士を実施メンバーに入れますが、経験豊富な臭気判定士等のメンバー選定、および定点監視の為に設置するdeomoniや中継器の台数、それらに供給する電源の確保、さらには臭気調査を実施する日程の決定等を行って参ります。
  • 段取りが出来上がり、ご発注をいただけましたのち、スケジュールにそって現場へ訪問。いよいよデオモニを各所へ設置し、多地点の同時タイミングによる、臭気の変動モニタリングがスタートします。
  • 1日で終わるケースもあれば、1週間等の連続臭気測定を実施するケースもあり、必要に応じてのデータ採取後、それらを持ち帰って報告書に纏めます。
装置などの名称/分類
  • ビルなどで発生している悪臭の調査
  • 多地点で臭気が発生している際の、複数地点の同時による臭気変動調査
  • ニオイセンサーを複数台、複数地点に設置し、PCやタブレットでチェックする臭気測定
装置等の紹介
施工後状況
  • ニオイセンサーデオモニは数値の変動を確認できますが、臭気の質までは判別できない為、そこは弊社臭気判定士が官能評価も実施していきます。複数のポイントを同時にチェックできるこの臭気アセスメントについては、現在、多数のお引き合いを頂戴しております。
その他補足感想など
  • もともと、弊社ニオイセンサー「deomoni」は、日本の工場およびタイの工場にて、敷地境界線や排気口付近での、「工場の排気臭の見える化」や、連続臭気のモニタリングによる悪臭苦情対策、さらには、風向風速計を合わせて使用することによる、工場の排気臭気の飛散状況のチェックに数多く、納入されており、現時点でも複数案件が受注されているなど、最新鋭のニオイセンサーとして多くのお問い合わせを頂戴しております。
  • それが最近では、例えば「品質管理」で使ってみたいというご要望やご相談も多くなっておりますし、あるいは今回のブログでご説明させていただいたように、臭気調査や臭気アセスメントの一つの方法として、デオモニの特徴を生かした臭気調査方法も多数、ご依頼を頂戴しておる次第です。
  • deomoniは、無線でデータを飛ばします。しかも複数台のデータを1つのPCあるいはタブレット、場合によってはスマートフォン(アンドロイドのみ)で常時、チェックできます。もちろん見ていなくても、あとですべてのデータを確認できますので、例えば複数日数分をまとめてチェックする事ができます。複数地点に設置したdeomoniの、どのニオイセンサーが反応しているのか、あるいは反応していないのか、で、臭気の発生状況や発生個所が絞り込んでいけるのです。
  • 電源については、100Vを供給できればベストです。延長コード等で配線できれば問題ありません。短い期間であれば、モバイルバッテリーを用いた電源供給等も、弊社では実績がございますので、屋外とか地下とか、100V電源の供給が難しい場合でも、まずはご相談いただけましたら幸いです。
  • また、deomoniを設置して終了というわけではなく、ほとんどのケースでは、臭気調査の経験豊富な臭気判定士が現場へ参りまして、機械(ニオイセンサー)だけに頼ることなく、嗅覚による官能評価や、目視による経験値からのニオイチェックも実施していきます。
  • 建物での異臭発生や異臭発生源調査臭気調査や悪臭測定等でしたら、弊社共生エアテクノまでお問い合わせ下さい。
複数台のニオイセンサー「deomoni」
複数台のdeomoniデータを確認
  

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オフィスビルで発生している原因不明の異臭の発生源調査


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種別
担当(著者)
臭気判定士 作業環境測定士 佐藤元
提出日付
2021年9月8日
対応先等
某オフィスビル
状況等
  • 某ビルにて、全く原因不明の悪臭発生が続いていました。
  • 原因不明のニオイではありますが、悪臭の種類としては下水や汚水のようなニオイとの事でした。また、そのニオイが発生してくるタイミングは不定期でしたが、発生する場所はある程度、決まったところということでした。
  • 当初、下水のような異臭だったので、水道工事業者さんや、衛生設備業者さんにチェックして貰ったとの事でしたが、全く原因がわからないまま、諦めモードとなっておられました。
  • しかし、執務フロアであり、そのエリア周辺のデスクをもつ職員さんは、いつその悪臭が発生してくるか不安で、仕事にも集中できないような状況でした。
  • そこで、いよいよインターネットで検索されたところ、弊社共生エアテクノを見つけていただき、幾度かのお電話でのお打合せにて、正式に臭気発生源調査をご依頼いただきました。
対応内容
  • まずは、弊社から、異臭調査の経験豊富な臭気判定士が2名、臭気対策コンサルタントが1名、臭気調査道具を携えて、現場へお伺いしました。
  • 現場では、細かく臭気発生状況をご説明いただいたのち、早速、現場調査に入りました。
  • 業務時間中での悪臭調査となった為、多少、いろいろな制限があり、初日はある程度、あたりをつけて、次回以降へ持越しとなりました。
  • 次のご訪問時には、いくつも立てた仮説の中から、建築設備図面と現場での目視による実際の状況、そして嗅覚によるニオイチェックをしつつ、発生源を追い込んでいきました。
  • 当初、壁面設置のエアコンからの異臭発生を最も疑っていたのですが、その仮説をトレースガスによって検証したところ、シロだと判明しました。
  • その為、次の仮説である、空調機関係を当たりましたが、そちらも問題なしと判明。これでだいぶ、仮説を潰していく事ができました。
  • さらにまた次の調査時には、仮説を検証。するといよいよ、トレースガスの反応も確認できました。最後は、上階の床面をはいつくばって全部チェックしていったところ、謎の未使用の配管が切りっぱなしのまま残されておりまして、そこから臭気が漏洩していると断定できました。
装置などの名称/分類
装置等の紹介
施工後状況
  • かなり苦戦しましたが、焦らずじっくりと、経験値の中からたくさんの仮説を立てて、それらをトレースガスやニオイセンサー、図面と現場の相違、嗅覚の感覚から潰していくことで、真実にたどり着くことが出来ました。改善後、悪臭発生はおさまったと聞いております。
その他補足感想など
  • オフィスビルでの悪臭発生や、不定期な異臭侵入などでは、臭気調査を実施させていただくことが簡単ではないケースも多々あります。
  • 本来であれば、その対象のテナント様がお休みのタイミングで異臭調査を実施させていただければいいのですが、意外とそのフロアとかその場所だけで、臭気発生源調査の場合は完結しないケースが圧倒的に多くあります。また、夜間などでは安全面の問題等もあり、土日祝や夜間のニオイアセスメントはお客様のご判断にて実施しております。
  • もちろん、執務中や稼働時間内に、極力、お客様の業務を妨げないように配慮しつつ、臭気調査に入らせていただくこともあります。その場合は、あらかじめニオイ調査の専門家が入るので、いろいろと作業があることを必ずお伝えいただいております。
  • さらに本件もそうですが、異臭の質が、汚水とか下水、雑排水のような、いわゆる硫黄化合物系臭気の場合は、水回りから配管関係を必ず調査しますので、トイレや空調機械室、屋上や地下、さらには汚水槽や雑排水槽まで、全くニオイの発生個所ではないのに、入らせていただく可能性が高くございます。
  • 本件でも、天井裏の確認時は、脚立をたてさせていただき、天井の点検口をあけての作業となりましたし、床下を確認する際には、タイルカーペットを一つずつはがしていき、さらにはOAフロアも一部、外させていただきました。
  • トレースガスという、疑似臭気を発生させてニオイの漏洩箇所を追跡する作業では、トイレやキッチンといった水回りを使わせていただくことになりますので、時間帯などもお客様との調整が必要となります。
  • それでも、悪臭が漂うオフィスビルを少しでもはやく改善したいという思いは、お客様も弊社も同じですから、弊社では極力、日程を調整して臭気調査を実施させていただいております。
  • オフィスビルや建物、マンションや家庭、飲食店やホテル等、臭気対策に関することでしたら、弊社共生エアテクノまでご相談下さい。
臭気の漏洩元
トレースガスによる臭気調査
  

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研修会や勉強会における臭気対策のセミナー


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種別

臭気対策のセミナー/研修会/勉強会

担当(著者)
臭気判定士 山田大介
提出日付
2021年8月28日
対応先等
状況等
  • 各種業界の団体や、いろいろな協会より、定期開催している勉強会のテーマとして、臭気対策を検討しているというご相談をしばしば頂戴します。
  • また 会社ごとでも、定例勉強会を開催されている中で、ニオイに関する知識を身に着けることで、少しでもお客様やユーザー様へのカスタマー満足度を向上していきたいというようなお声も頂戴します。
  • 今回もまた、某展示会における発表プレゼンの場にて、弊社臭気対策を一通り実施したいというオファーを頂戴しまして、内容のご相談やお打合せをさせていただきました。
  • その中で、先方様が着目されたのが、弊社ニオイセンサー「デオモニ」でした。deomoniという臭気監視システムを用いたニオイの見える化や、24時間365日のモニタリングが実用的であり、導入したいユーザーも多そうだという事でした。
対応内容
  • よって、展示会での発表プレゼンとしてのメインテーマを「臭気監視システムdeomoniを用いた工場の臭気モニタリング管理」とさせていただき、発表資料の作成に入りました。
  • とはいえ、いきなりニオイセンサーだけをご紹介するという内容では、せっかくご来場いただいたり、オンラインでご覧いただく工場の環境管理のご担当者様等にはわからない部分もあると思われました。
  • さらには、コロナ禍ゆえのバーチャル展示会も含める為、オンラインでの海外からの閲覧や参加をされる方も増えると想定し、弊社で多くの実績があるタイ王国の工場の臭気対策や、中国での臭気対策の実績事例も盛り込んでいくこととしました。
  • まずは、悪臭防止法という法律からスタートしまして、そこに嗅覚であったり、ニオイというものがなにか、という解説を入れさせていただきました。タイの工場でも臭気規制はありますので、そのあたりのご説明が可能であることも、弊社の強みと評価していただきました。
  • そして、実際に行う臭気のコンサルテーションからデモテスト、さらには実機導入へ向けてのスクラバー各種等のご説明をさせていただきました。
  • その後、メインテーマである、ニオイ測定器「deomoni」の特徴や有効性、たくさんの実績事例等をご紹介し、スライドによるご説明を終了致しました。
装置などの名称/分類
  • 臭気対策の勉強会
  • 工場の排気臭対策のセミナー
  • 展示会におけるニオイ関連の発表
装置等の紹介
対応等
  • コロナ禍ゆえ、展示会や勉強会も、バーチャルであったり、オンデマンド方式になっており、それがリアルとは違った形になっているようです。タイの工場の臭気対策につきましては、ワクチンパスポートが可能となり次第、現地へ伺います。(現状も代理店にて対応は継続しております)
その他補足感想など
  • なかなかコロナ禍が終息していかず、感染者数が日本でもタイでも、多くなってしまっている状況の中で、何とかアフターコロナを見据えながら、withコロナに適応していかなくてはなりません。
  • 本来、セミナーの講師をお引き受けしたり、勉強会でのテーマをお任せいただける時は、やはり会場でお話させていただきたいのが本音です。なぜならば、会場に参加いただいている皆様の反応を確認しながら、わかっているから飛ばして軽く説明を行うですとか、ここは興味があるからもっとしっかり説明して欲しいといったことが、臨機応変に行えるからです。
  • 展示会も バーチャルというのは、もちろん良い部分もたくさんある一方、リアリティには欠けてしまうというデメリットもあるため、いろいろなシーンに幅広く対応できるよう、発表する側も創意工夫をこらし、少しでもご理解を深めていただけるようにしていかなくてはなりません。
  • ニオイは目に見えませんし、オンラインでお伝えすることは現時点では不可能です。現場、現地へ行って、ニオイを嗅ぐしかないのです。
  • そういった意味でも、日本国内は何とか対応出来ております(もちろん万全なる感染対策を行った上で出張等を実施しております)が、海外、タイや中国となると残念ながら今は出張が出来ません。
  • ワクチンパスポートによる、国境を開いていく動きがあると聞いておりますので、タイが日本との締結を完了しましたら、弊社臭気判定士と技術責任者が、再びタイに出張しながら、タイの工場の臭気対策も実施して参ります。
  • このようなコロナ禍によるパンデミック状況であっても、日々 多くの臭気対策お問い合わせやご相談を頂戴しております。
  • 弊社では、工場の臭気対策はもちろん、臭気のセミナーや勉強会、講師役等も鋭意、お引き受けしておりますので、各種業界団体様や協会様、もちろん個別企業様も、まずは弊社共生エアテクノまでご相談下さい。
におい監視システムイメージ
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